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2014年6月28日 (土)

熱戦続くW杯の陰で早くも次回大会へ向けた準備が始まる日本

今日は少しばかりサッカーの話を取り上げてみようかと思いますが、しかし注目のグループ最終戦で空気を読まずに勝ってしまうところがドイツ人らしさなのかも知れませんが、ともかく好チームのアメリカも揃って勝ち上がりになって結果はよかったですかね。
さて、ブラジルで開催中のW杯もいよいよ今週末から一発勝負の決勝トーナメントが始まるわけですが、今回大会の特徴としてW杯常連で優勝経験もあるような強豪国が相次いで一次リーグで敗退してしまったと言う点も挙げられるかと思います。
特に前回大会優勝のスペインがあっさりと敗退したのは直前の主力メンバーの負傷などもあってあっさり敗退した2002年大会のフランスを思い出させますけれども、毎回上位に進出するのは優勝経験のある一部の強豪国ばかりと言うのではマンネリ化しますから、今回は意外な国が勝ち進むところも見てみたいですね。
さて、そんな中で一部では「期待はずれ」と言う失望の声も上がるほど良いところなく敗退してしまった日本代表については新監督との交渉も始まっていると言うことでもちろん今後の成り行きも要注目なのですが、過去の監督選定の経緯もあってかまずはこの四年間の総括こそが必要なんじゃないかと言う意見は根強いものがあります。
アジア限定ではなくW杯本番で通用するサッカーとはどんなものなのか、結局のところ日本はどのようなサッカーを目指すべきなのかと言う点が明確にならない限りは次期監督も選びようがないと言うのは監督を選ぶ判断材料として当然と言えば当然なのですが、本日まずはこちらの記事を紹介してみましょう。

ザッケローニと岡ちゃんの違い 監督マネジメントから見るW杯(2014年6月27日日経ビジネス)
より抜粋

(略)
「指定席」を作らない

 前回、岡田監督は大会直前に戦術の変更を決断した。W杯直前の国際大会を経て「ある程度、守らなければ勝てない」と判断したためだ。その結果、攻撃にひらめきはあるものの、守備が弱い選手が先発から外された
 その好例が、中村俊輔と内田篤人だった。
 中村は攻撃の要であり、内田は当時22歳で勢いに乗っていた。にもかかわらず、岡田監督はあくまで戦略を優先し、勝てるサッカーを実現できる選手を先発に選んだ
 岡田監督の先発に“指定席”はなかったのだ。
(略)
 反対に、ザッケローニ監督は自分が信じた選手を最後まで信じていた節がある。基本的に先発メンバーは12、13人のなかで決まっていた
 選手が積み上げてきた実績、ヨーロッパのトップクラブでプレーする選手たちをリスペクトしていた。本田圭佑、香川真司のふたりに関しては、所属クラブで出番がなく、ゲーム・フィットネスが万全でなくとも、先発で起用するのがザッケローニ監督の方針だった。

最後は選手と“心中”したザッケローニ

 予選グループ突破がかかった最後のコロンビア戦に関していえば、監督就任から信用してきた選手と心中しようとしているようにさえ見えた。“指定席”の選手たちと、最後まで戦うと覚悟を決めたのだろう。
 その観点からみると、第2戦のギリシャ戦で、香川を先発から外したのは、かなり思い切った采配だったと思う。
 選手たちのコンディションがよければ、この考えでも成功を収めたかもしれない。しかし、監督の選手起用が硬直化してしまうと、チーム全体の活気が失われてしまうケースが出てくる。
 「登録メンバー全員が戦う気持ちでないと勝てない」
 というのは岡田監督の持論だが、日本人がチームを作る場合、個人ではなく、チーム全体の雰囲気作りが重要になってくるのだ。
(略)

岡田監督時代のサッカーに対する好き嫌いはともかくとして、日本代表指揮官として歴代最大の実績(初出場を含め2大会に出場決定、中立地でベスト16進出)を挙げた監督であることは言うまでもありませんけれども、その特徴として二度の登板機会共に前任者の退任に伴う途中交代で登場したと言うことで、近年の4年を1サイクルとして仕事をしている他の代表監督と比べてチーム作りの時間は短かったと言えるでしょう。
そうした状況的制約もあってかチーム作りはやはり現実路線重視に舵を取らざるを得なかったこともあるのでしょうが、岡田監督の場合本人がDF出身と言うこともあって守りの構築には相当の自信を持っているようで、実際にW杯本番でも1998年のアルゼンチンやクロアチア、2010年のオランダと言った強豪国を相手にも敗れたとは言え1点差の接戦に持ち込んでいることは注目されますよね。
一方で選手起用に関しては1998年の三浦選手や2010年の中村選手のように非常に大胆な決断を下すことでも知られていますが、この点で「自分達の理想的なサッカーのイメージをもつことは大切だが、チームづくりにおける理想のサッカーとは、今いるメンバーの力をうまく組合せ最大限のパフォーマンスを引き出すこと(2002年)」と言う発言が注目されます。
これは単純に選手個々よりも組織優先と言った捉え方よりも、コンディションや戦術理解、相互の相性も含め一番結果の出せる確率の高い11人の組み合わせを選ぶと言うことだと思いますが、その一環として2010年大会に向けて平素からメンタル面の専門家に協力を仰ぎ心理面の強化を図ったほか、試合場ごとの季候差、高低差の大きい本大会に向け直前のコンディション調整にも細心の注意を払い成功したと言いますね。

一方で今回のザッケローニ監督、そして2006年ドイツ大会のジーコ監督に共通してしばしば言われる点として組織よりも選手優先で固定的な組み合わせを偏重する、そしてコンディション面にあまり注意を払わないと言うことが言われていますけれども、ザックジャパンにしても先年のコンフェデ杯を見ても短期間の連戦にも関わらず同じメンバーを起用し続けたことがパフォーマンス低下につながったことが明確に見て取れたものです。
この点で両者に共通するのが日本選手の能力に対する信頼であったとも言えるのは興味深いのですが、同様に外国出身でユースや五輪、アジアカップでの成績に自信を持っていたはずのトルシエ監督がサンドニでの大敗以降は守備にも重点を入れた現実的な方向に舵を切ったように見えることと併せて考えると興味深いものがあります。
結局のところ日本はアジア内では強豪国であり個々の選手能力も勝っていて攻撃に重きを置いたポゼッション重視のパスサッカーで勝っていられるのですが、W杯のような世界の強豪とのガチンコ勝負になると選手の能力でも上回れないだけに、きちんと人数をかけた堅守に手数と時間をかけすぎない速攻、そして走り負けない体力、コンディションの向上を目指した方が勝率は高くなりそうです。

そう考えると世界レベルで通用する強固な守備力を持ち、豊富な運動量で強豪相手にもしぶとく喰らいついて勝ち点をもぎ取る何とも嫌らしいチームと言うイメージが浮かんでくるのですが、世界でも通用するチームがすなわち日本人が思い描く「日本サッカーのイメージリーダーとしての日本代表」なのかどうかはまた別の話です。
「日本のサッカーとはパスサッカー」と看破したのは「日本サッカー史」を著した後藤健生氏であったと思いますが、その後藤氏が下部リーグを見ればその国のサッカーが分かると言う観点から日本のJFLを評して「3部リーグでこれほどパスサッカーを追及している国はない」と言い、そして「パスをつないできれいに、戦術的にチャンスを作り出すわりに、最後のフィニッシュの精度を欠いて決めきれない」と指摘している点は何とも示唆的ですよね。
選手層の割に今回成績が振るわず狙い目だと思われているのか、幸いにも代表監督に手を挙げる名のある指揮官は少なくないと言う報道もありますが、遠くない将来に新監督の人事も明らかになるものとして、そこにはサッカー協会の思い描くあるべき代表の将来像が否応なしに現れることにもなるのでしょうね。
無論そんなものは何一つ考えておらず、またしてもどこかの偉い人の鶴の一声で長期戦略も将来展望も何も無しに決まってしまうと言う可能性も少なからずあることは否定出来ないのですが…

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2009年1月 1日 (木)

新年明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

本日は新春進行?と言うことで、最近のちょっとそれはどうなのよ?と思える記事を幾つか紹介してみましょう。

ジンバブエ大統領、「米国と西欧は能なしのバカ」と発言(2008年12月24日CNN)

ハラレ(CNN) コレラ被害や経済疲弊で国際的な注目を浴びているアフリカ南部ジンバブエのムガベ大統領が23日、「米国と西欧諸国は能なしのバカ」などと発言した。死去した軍高官の葬儀で語ったもので、英国から独立した28年前から生じている経済問題も人道問題も、欧米による制裁が原因だと非難している。

ジンバブエは人権侵害でも国際的な非難を受けているムガベ大統領の独占政権下にある。年間インフレ率は2億3000万%と経済が崩壊状態であるだけではなく、国連によれば今年8月からのコレラ死者が1000人を超えている。

今年9月15日には、大統領選挙結果で対立していた与野党が連立政権樹立で合意し、ムガベ大統領の続投と野党・民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長が首相に就任した。

しかし、米国のフレイザー米国務次官補(アフリカ地域担当)が21日、ムガベ大統領が権力を持った状態においては、連立政権の樹立は不可能だと発言した。また、ツァンギライ議長は19日、新年までに人質となっている党員42人を解放もしくは、公平な裁判の場に連れ出さなければ、連立政権には参加しないと表明している。

フレイザー国務次官補の発言を受けたムガベ大統領は、「我が国の政府には、ブッシュ米大統領や彼の政権は含まれていない。何の関係もないし、彼のことなんか知りもしない」と反論。「言いたいことは言わせておけばいい。彼らはまったくの無関係。能なしでバカだ」と述べた。

また、ブッシュ大統領がムガベ大統領に対して退陣を迫っていることについても、ブッシュ氏が来年1月20日に大統領の職を退くことに触れ、「死にかけたウマの最後の悪あがきだ。日が沈む政権に注意を払うつもりはない。ジンバブエの運命はジンバブエ人が決める」と続けた。

ジンバブエと言えば最近なにかと話題になることが多い国ですが、もともとアフリカでは珍しく「うまくいっていた」国がこうまで崩壊していく過程を誰が想像できたでしょうか?
驚異的なインフレ率(それでも史上最高ではないというところが恐ろしいですが)の実態というものがどうであるか、こちらの写真を見ていただくだけでよく判るかと思います。
コレラの死者はすでに1500人を越えたというニュースもあり国難には同情に値するところもありますが、政府筋からコレラなど存在しないだの他国の陰謀だのと言っているようでは話になりませんね。
とりあえず大統領閣下には「お前が言うな」の言葉を進呈しておきます。

やってない飲食店が珍しい!韓国の「使い回し」(2008年12月26日日刊ゲンダイ)

 年末年始はウォン安の韓国でグルメ三昧という人たちには、イヤ?な話だ。韓国保健福祉家族省などは、一向になくならない飲食店の食べ残しの使い回しを根絶するため、罰則強化や撲滅運動に取り組むことを決めた。
 実際、韓国の“使い回し事情”はすさまじい。KBSテレビが独自に調査したところ、実に80%の飲食店が使い回しをしていたというから、やっていない店のほうが珍しいのだ。
 客はどんな食べ残しを食わされているのか。一番多いのが「パンチャン」。韓国の飲食店では客が注文したメニューとは別に、キムチや塩辛、和え物、ナムル、韓国ノリなど数種類のおかずがタダでサービスされる。これがパンチャンで、店側は「ケチな店」と思われたくないので山盛りで出す。当然、大量の食べ残しが出るが、いちいち捨てていたら商売にならない。盛り直して次の客に出す店がほとんどというわけだ。そのまま出さなくても、キムチチゲの具や炒め物に使われたりする。日刊ゲンダイ本紙の好評連載「チューボーの裏」(12月13日付で終了)の筆者・吾妻博勝氏(ジャーナリスト)はこう言う。
「ソウルはいま“回転寿司ブーム”なのですが、この秋に韓国のテレビ局が取材に来ました。回転寿司でも使い回しやネタ偽装がひどいので、その手口や見分け方を教えてほしいというのです。生ものの寿司ですらこうなのですから、他は推して知るべしですよ。また、韓国の友人は焼き肉は高級店ほど使い回しが多いと言ってました。高級店に来る客は気前良くバンバン注文するので、食べ残しがたくさん出るだけでなく、大衆店のように肉をたれに漬けて出しませんから、残ったら盛り直してそのまま使えるんだそうです」
 年末年始旅行で食べ残しを食わされない知恵はないのか。最近はパンチャンを注文制にして、食べたいものを必要な量だけ出したり、客が食べ残しを備え付けのポリバケツに捨てるシステムの店が登場している。店頭に「再利用しない」というステッカーを張ることも検討されているという。こうした店なら、使い回しは少ないはずだ。
 ただ、いまのところ、一流ホテルの店でもない限り、ある程度の使い回しは覚悟したほうがいい。まぁ、病気になるわけではないしナ……。

いや「病気になるわけではないし」って、そうとも言い切れないんですけど…
最近やたらとマスコミが「ウォン安でお得な韓国グルメツアー」なんて何か宣伝まがいの番組ばっかり流しているなと思っていましたら、案の定と言いますかこういう裏がありましたか。
普通に日本でよくあるようにテーブル毎に備えておいて取り分け用の小皿を付ければいいんじゃないかと思うんですが、こういうのも文化的差違というものなんですかね?

「教育のため」?女性教諭、1万円盗む 宮城(2008年12月17日産経ニュース)

 温泉旅館の脱衣場で1万円を盗んだとして、宮城県教育委員会は17日、同県塩釜市立中学校の女性教諭(32)を懲戒免職処分にした。「苦い思いをすれば不用心なことをやめるだろう」と、被害者への勝手な“教育的指導”から盗んだと話しているという。

 県教委によると、教諭は10月下旬、鳴子温泉まで日帰り入浴に行った。脱衣場のロッカーを開けると、岩手県一関市の女性の財布などが入っていた。教諭には施錠せずロッカーに入れていた持ち物を盗まれた経験があるといい、「全部取るとかわいそう」などと考えた末、ある程度の額を残し1万円札だけ抜き取った。

 教諭は翌日、中に1万円札を忍ばせた封書を匿名で温泉に送付、おわびも添えた。結局、1週間後に警察に逮捕され、罰金20万円の略式命令を受けることになった。

あ~、これはですね、何ともコメントのしようがないんですが、発想が斜め上だとか突っ込む以前に「やり方がスマートでない」に尽きると思うんですよ。
教育目的にしてもハンパだし、ネタにしても笑えない、おまけに何をどうやってか足が付いて逮捕の上に懲戒免職と、どこまで行っても間抜けとしか言いようがない話ですからね。
最近の教育業界もいろいろと大変と言いますからストレスがたまっていたのかも知れませんが、馬鹿がお馬鹿をやったところで芸にはならんのです。

堂々コピー祭り 中国の遊園地(2008年12月29日中日新聞)

【長沙(中国湖南省)=小坂井文彦】中国湖南省長沙市の遊園地「世界の窓」で、ドラえもんなどを無断でコピーしたマスコットが出演する年末特別イベント「コピー祭り」が行われている。中国は近年、海賊版対策に取り組む姿勢を見せているが、成果が上がっていないのが実情だ。

 同遊園地は「コピーを理解せず、関心を示さない人は落後者」などと挑戦的な宣伝文句で市民にアピール。昨年、北京の石景山遊楽園で模倣マスコットが問題になったが、「コピーは文化。独特の雰囲気で魅了します」と開き直っている。

 世界貿易機関(WTO)は今年5月、中国に対し「知的財産権保護のための刑事罰が不十分で、問題が残る」と指摘。経済協力開発機構(OECD)によると、国際貿易における模倣品や海賊版の被害総額は2000億ドル(約18兆円)に上る。

中国と言えば今や世界的に有名なパクリ大国でもありますが、国営でありながら版権キャラパクリ放題という石景山遊楽園を初めとして遊園地もパクリには事欠きません。
パクリ自体はどこの世界でも多かれ少なかれある話ですが、「コピーを理解せず、関心を示さない人は落後者」というこの開き直り具合はどうなのよ?とさすがに突っ込みたくなりますね。
石景山遊楽園もディズニーが提訴してずいぶんと大騒ぎになりましたが、そろそろ国際的にもこういう行為に対しては厳しく対処し始めるんじゃないかという気がします。

図書館「ボーイズラブ」に揺れる 堺市、市民の不信感募る(2008年12月23日京都新聞)

 「ボーイズラブ(BL)」と呼ばれる男性同士の恋愛をテーマにした小説に、堺市の図書館が揺れている。市民の声を受けて貸し出しを制限したところ、反対に「特定の本を排除するのは問題」と非難が集中し、制限を撤回。「また突然、対応を変えるかも」と市民の不信感は募っている。

 一般的にBL小説は、1冊に数ページのイラストがある。堺市立の7つの図書館が所蔵する計約5500冊のうち、100冊程度には男性同士が裸で絡み合うような過激な描写があった。盗難も多いため、申請があれば貸し出す閉架書庫に置いていた。

 しかし、ひっきりなしに貸し出されるため、4つの図書館では誰でも閲覧できる棚に配置。7月、「子どもが見るのにふさわしくない」との声が利用者から出た。

 図書館側は、閉架書庫に戻した上で、18歳未満への貸し出し禁止を決定。これに、住民グループが「特定の本を排除したり廃棄したりするのは、図書館ではあってはならない。政治的圧力もある」と反発。有識者も賛同し、11月に廃棄差し止めの住民監査請求が申し立てられると、図書館側は一転、18歳未満への貸し出しも認めた。
 堺市は「拙速で、判断を誤った」としている。

いや「判断を誤った」って、男向けだろうが女向けだろうが公立図書館でエロ閲覧し放題はいかんでしょJK。
それはともかく、こういうことを言い出す「市民グループ」と言えば大体がいわゆるプ○市民系な人たちかと思うわけですが、ネタがネタだけにまさか腐○子な人たちが大挙して押し寄せてきていたりするならばそれはそれで怖いものがありますね。
どなたか地元情報をお持ちの方、是非とも実態をお聞かせ願えればと思います。

<浄水器設置詐欺>容疑の業者逮捕 5府県100件被害か 浄水器設置装う 実際は万力取り付け(12月16日毎日新聞)

 浄水器設置を装い、高齢者から現金を詐取したとして、大阪府警松原署は15日、東大阪市の訪問販売会社「ソーシャル コネクト」代表取締役、佐藤琢磨被告(36)=住所不定、別の詐欺罪などで起訴=を詐欺容疑で再逮捕した。今年3月から9月にかけて、大阪、兵庫、和歌山、奈良、三重の5府県で約100件の余罪(被害総額計約1900万円)があるとみて追及する。

 調べでは、佐藤容疑者は3月9日、大阪市阿倍野区の70代女性宅を訪れ、「大阪の水は汚れているので検査する」「水がきれいになる」などと浄水器の設置を装い、現金39万9000円を詐取した疑い。実際は、万力を取り付けただけだった。

詐欺としては今どき何一つ珍しくないような良くあるネタなのですが、幾ら何でも浄水器と偽って万力って、詐欺にしてももう少しくらいは誠意と言うものを見せろよと(苦笑)。
こういうネタのような話が実際にあったことも驚きですが、1900万もの被害が出ているというあたりに何ともやり切れないものを感じますね。
不景気もあって色々と大変な時期ですが、それだけにあからさまなうまい話には引っかからないようご用心を。

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2008年12月20日 (土)

色々な意味で痛いニュース

というわけで、最近目についた「それはちょっとどうなのよ?」と言うニュースを集めてみました。
事実は小説よりも奇なりとは言いますが、狙ってやってるわけではないんですよね…?

動物園でライオンが虎を噛み殺す(2008年12月18日Innolife)

動物園で虎がライオンに噛まれて、死ぬ事故が起きた。

昨日午後3時半頃、全羅北道全州市全州動物園で飼育係が投げたえさで、七歳のライオンと六歳の虎の間でけんかになった。

この過程で虎がライオンに首を噛まれて、その場で死んだ。

全州動物園関係者は死んだ虎はシベリア産で、急所を噛まれて、呼吸困難で死んだと述べた。

これは文字通りに痛い話なんですが、動物園で最強決定戦っていきなりそう来ますか(笑)。
古来百獣の王は虎かライオンかとはよく議論されてきたところですが、ざっとネットで過去の記録を調べて見たところでは勝ち負けは時の運(個体差?)といったところのようですね。
しかしこれ、お互いよほど腹が減って気が立っていたのか知りませんが、管理者責任を問われる事態ってやつじゃありますまいか。

落書きはアート「理解していると思った」(2008年12月18日日刊スポーツ)

 大阪市営地下鉄の敷地内に侵入して車両に落書きしたとして、器物損壊罪などに問われたスロバキア国籍の美術家ダリボラ・スピシアク(26)、ハンガリー国籍の大学生タカチ・ビクター(26)両被告は18日、大阪地裁(橋本健裁判官)で開かれた初公判で起訴事実を認めた。

 被告人質問でスピシアク被告は「自分が作るものはアートで、人々が理解していると思っていた」などと述べた。

 検察側冒頭陳述によると、2人はことし9月に観光と落書き目的で来日し、東京、大阪、京都、福岡で電車などに落書きを繰り返したという。

 起訴状によると、2人はスプレーを使う手口で9月4日未明に地下鉄新大阪駅に、同日夜に地下鉄谷町線の八尾車庫内に侵入し、停車中の車両に落書きするなどした、とされる。

ええとですね、色々と言いたいことはあるんですが、とりあえずそういうことは自分の国でやって下さいと。
て言うか観光と落書き目的で来日って何だよと、せめて「来たときよりも美しく」という日本の言葉を学んで帰れよと。
許可を得るどころか車庫に不法侵入してまで落書きしてんですから、これはどうにも同情の余地無しのイタさってところではないですかね。

蚊帳で漁を行いマラリア蔓延、漁業資源も枯渇(2008年12月13日livedoorニュース)

新華社ナイロビ(ケニア):多くの魚が住むアフリカ最大の淡水湖・ビクトリア湖。湖周辺諸国の多くの民が、この湖での漁業で生計を立てている。ところが今、このビクトリア湖で困ったことが起きている。ケニアの湖周辺に住む人たちが、漁網ではなく蚊帳で漁を行っているのだ。

ケニアメディア11日付の報道によると、この蚊帳は政府がマラリア防止のために支給したもの。その蚊帳が正常に使われていないことで現地ではマラリアが蔓延し、さらに湖の漁業資源も激減することとなった。蚊帳は普通の漁網より目が細かいため、通常では網にかからない小さな稚魚でさえも、文字通り「一網打尽」にしてしまうからだ。

蚊を媒介にして伝染するマラリアは、アフリカ地域の主要死亡原因の1つ。毎年100万人を超える人がマラリアにかかり死亡している。ケニア衛生省の専門家によると、政府はマラリア対策のため、マラリアの感染が深刻な地域の住民、特に妊婦と5歳以下の子供に蚊帳を配布しているという。ビクトリア湖周辺の漁村地域には今年、2万張の蚊帳が支給された。

ところが、目先の利益に目がくらんだ一部の漁師が、複数の蚊帳をつなぎ合わせて魚を採ることを思いついたという。その企みに気づいた政府は蚊帳の色を緑色にし、白い漁網と区別しようとしたが、その効果たるやほぼゼロに等しいものだ。ビクトリア湖では、奇怪な緑の網が常に見られるようになっているという。政府はマラリア被害地域に蚊帳を低価格で提供する補助政策を行っているが、それが裏目に出てしまった形だ。蚊帳1張の価格は、漁網の正規価格を大幅に下回っているという。

貧すれば何とやらで同情の余地無しとはしませんが、こういうのはやはり「みんな貧乏が悪いんや!」ってことなんでしょうかね?
日本のような国でこういうことをやってみせれば、下手すると「あり合わせのものでよく工夫した!」なんて褒められてたんじゃないかなって気もするような話なんですが、いずれにしても一網打尽はいけません。
世界中の第三世界で広がっている環境破壊ってものはこういうパターンも多いんじゃないかという気がしますが、強度を落とすなり漁網に使えない色彩にするなり何かしらうまい具合に対策が立てられるといいんですけどね。

愛犬、今度はホッキョクギツネ!飼育1年で判明―湖北省武漢市(2008年12月12日レコードチャイナ)

2008年12月12日、湖北省武漢市で、ある市民の愛犬がイヌに似ていないため地元動物園に鑑定を依頼したところ、ホッキョクギツネであることが判明したと伝えられた。武漢晩報の報道。

同市内在住の張(ジャン)さんはおよそ1年前、出張先で見初めたポメラニアンを600元(約8400円)で購入した。しかし、成長するにつれしっぽが長くなり、鳴き声も「ワンワン」ではなく「ウーウー」とうなるようになり、飼い主にも一向になつかないばかりか、噛みつくこともしばしば。今年の夏からは、なんともいえない体臭を発するようになり、毎日シャンプーしても改善の兆しが見えず、張さん一家は辟易した。

「これは、イヌではないのでは?」疑念を抱いた張さんは、武漢動物園の獣医に鑑定を依頼。なんとポメラニアンは人工繁殖されたホッキョクギツネであることが判明した。ホッキョクギツネは北極域に棲息する小型のキツネで、むくむくとした多毛や丸っこい体型が特徴。中国では国家保護動物にも指定されている希少種で、もちろん飼育には適さない。張さんは「愛犬」を動物園に寄付することにしたという。

中国と言えば先日も猫と思って飼っていたら実はユキヒョウだったというびっくりニュースがありましたが、何か国として方向性が間違ってないですか。
と言いますか、見た目は確かに似ているかも知れませんが、どう見てもポメラニアンよりこっちの方が希少じゃないですか。
羊頭狗肉と言う言葉が生まれた彼の国ですが、狗と偽って羊を売るかのような真似をしちゃいけませんぜ旦那。

19歳の「鬼太郎」が冬の鳥取をPR(2008年12月18日産経ニュース)

 20日公開の映画「劇場版ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!」に合わせ、原作者、水木しげるさんの出身地、鳥取県の観光キャンペーンとして、鬼太郎そっくりさんが18日、東京・大手町の産経新聞社を訪れ、「鬼太郎ファンには鳥取は一番のお薦め」とアピールした。

 鬼太郎に扮(ふん)するのは、鳥取県境港市の「妖怪そっくりコンテスト」で優勝した東京都江戸川区の専門学校生、馬場裕加さん(19)。頭に目玉おやじを乗せ、ゲタや衣装も自前でそろえる徹底した鬼太郎マニアで、「普段からこの格好。子供のころから鬼太郎になるのが夢でした」と話している。

 境港市は水木しげる記念館や130体の妖怪ブロンズ像が並ぶ水木しげるロードがあり、妖怪をテーマに地域おこしに取り組んでいる。鳥取県では「市に近い皆生温泉など県内は温泉も多く、松葉ガニもいまが旬。冬場の観光客誘致を図りたい」と、鬼太郎効果を期待している。

いやまあ、コスプレとか趣味の問題にクチを挟むつもりは毛頭ないんですが、「普段からこの格好」って女子学生がそれはヤバいだろJK。
と言いますか、原作の鬼太郎ってもっとずっと小汚いイメージがあるもんですから、こんな小綺麗な格好されてると何か違うって感じなんですが。
「校内は下駄禁止と決まってるだろう!」なんて、年代的にドンピシャな人間も多かろう専門学校の先生から突っ込まれていないことを祈ります。

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2008年11月 8日 (土)

世の中にある不思議なもの

先日こういう怪しげな?記事が出ていましたが、皆さんご存知でしょうか。

土星の台風は六角形 探査機カッシーニが撮影(2008年10月16日 朝日新聞)

【ワシントン=勝田敏彦】米航空宇宙局(NASA)は13日、土星の両極にある台風の赤外線映像を公開した。土星を周回する探査機カッシーニが撮影した。台風の雲が鮮明にとらえられ、北極にある台風には、地球二つ分ほどの大きさの六角形の構造があることがよくわかる。

 両極の映像は6月中旬、雲の上空約60万~65万キロから撮影された。北極にある六角形は半径が約1万2千キロ。時速500キロにも達する速さで動く雲は、水硫化アンモニウムと呼ばれる物質だと考えられている。

 六角形構造は1980~81年に土星に接近したNASAのボイジャー1号、2号の観測で見つかった。

 研究チームのケビン・ベインズ博士によると、六角形構造は地球の台風でも見られるが、せいぜい数日間しか続かない。28年間もこの構造が安定して存在するのは土星の北極以外では知られておらず、理由はわかっていない。土星の北極にあるのに南極にない理由もわかっていない。

ちなみに動画で見るとこんな感じですが、ほんとに六角形がぐるぐる回ってんですね。
いや~なんじゃこりゃな感じですが、ちなみにこれを見て某アニメの絶対障壁を思い出した人、素直に手を挙げて(笑)。
どうも自然現象らしからぬほど立派なこの六角形なんですが、実はわりあい身近なところでも当たり前に起こる現象らしいですね。

味噌汁と気象

(あまり具のない)熱い味噌汁をお椀に入れてしばらく置いておくと、下からモクモクと味噌が上がってきて不思議な模様を作り出す。さらにうまくいけば表面に六角形が並んだ模様になることもある。
これはベナール型対流、ベナール・レイリー型対流と呼ばれるもの。熱い味噌汁に対して上表面は冷やされるので、ある温度差になると対流が始まる。この対流では上昇と下降がきれいに並び細胞状になるのが特徴で、最も安定するのが六角形という形。(ベナールセル)
この対流は気象において重要なもので、上昇気流と下降気流が交互に並び気象分布を決める、また狭い範囲で見ても雲の成形にも関係してくるもの。そういえば味噌汁に表れる模様は雲に見えなくもない?

こういう独特の渦をベナール渦(ベナールセル)と言うそうですが、静かな液体(気体も)表面が均一に加熱されると対流によってこういう六角形が並ぶと言うことです。
いろいろとシミュレーションしている人もいて、六角形のみならず色々な模様が出来るようですが、そう言えばスープの表面に見たことがあるような模様もちらほらと。
う~む、何気ない身近な世界にも意外と楽しいものが隠れているものです。

自然界には「いったい何がどうなったらこんなものが?」と思えるようなものが沢山あるんですが、中にはあまりに規模が壮大すぎて宇宙から見なければ判らなかったというトンデモないものまであるのですね。
1965年6月に打ち上げられたジェミニ4号に乗り込んだ宇宙飛行士ジェームズ・マクディビット(James McDivitt)とエドワード・ホワイト(Edward White)が地上を眺めていると、アフリカはモーリタニアのど真ん中に妙なものが見えてきたそうです。

「ん?おいジェームズ、あいつはいったい何だい?」
「どうしたエドワード?何か見えるのかい?」
「ちょwww見てみろよ!でかい目玉が俺たちのこと睨んでるぜ!」
「オーッ!マイガッ!!」

…なんて会話があったかどうかはともかくとして、「サハラの目」なんて呼ばれたりもする「リシャット構造(Guelb er Richate)」の全容が初めて捉えられたのはこの時のことだったそうです。
しかしどう見てもこれは確かに「目」としか言いようがない形ですよねえ。

Fig1_3 Fig2_2 Fig3 

 

 

いったいこりゃ何なんだ?と誰でも思うところですが、とりあえず判っているのは噴火や隕石の衝突で出来たもの「ではない」らしいということくらいのようですね。
目の部分全体が周囲から200mほど低い窪地になっていて、丸い瞳の部分の直径がおよそ50kmほど。
同心円になっている部分は標高差100mほどの高低差があって、硬い岩石でできた「山」の部分と柔らかい岩石で出来た「谷」の部分とが交互に配列しているとか。
どうも浸食で柔らかい部分が削られて出来た地形らしいのですが、なぜこんなに丸くなったのかは未だに判らずじまいなんですね(あるいはこれも、対流なんてものが絡んでるんでしょうか?)。

この地形だけでも十分「世界不思議発見」なんですが、世の中には面白い人もいて、リシャット構造はオーパーツの資格十分と論証しちゃってたりしている。
う~む、ネタから離れてもこういうアプローチもなかなか面白いかもですよ。

汝、未知なる知恵を欲する者よ、神秘の果実を受け取るがよい

これだけ大きなものなら、さぞかし有名なのだろう、と「サハラの目」「リシャット構造体」「オーパーツ」あたりで検索してみたのだけれど… 面白いほど出てこない!リシャット構造体を英語で入れて検索してもほとんど情報が出てこない。なんということだ、オーパーツを求める人々よ、これは確かに「工芸品」じゃないけど、キミたちは神秘を求めていたんじゃないのか?
神々の指紋のあの人もスルーとは、なんたる手落ち。

世の中にはロマンを求めたい人が多くいるという。超古代な、誰が作ったかわからない、神や宇宙人の存在を考えたくなるような、しかもまだ証明されていないものが欲しいらしい。
ならばコイツをいじくるのだ。自分で資料を探してネタをつくればいい。
(略)
アフリカは、古くから住む土着民と、移住してきたアラブ人とが交じり合っている。アフリカの神話はすべて口伝だが、混血や民族の分散によって、古くからの神話は多くの場所で消えかかっている。「超古代で神秘的な」ものを求める人的には、ここはやはり土着民の古い伝承なんかが欲しいところだろう。

古くからの伝承を今も持っている人たちは、モーリタニアの北、アルジェリアとモロッコの山奥にいるという。
モーリタニアからそう遠くはない。好都合だ。

さらに、アフリカの神話というのは、部族が異なっても、ある程度のアウトラインが似ているものが多い。
彼らの信じる「全知全能の神」という概念についての解説を抜き出してみよう。

    ガーナのアカン人はこの神をブレキイリフヌアデ「すべてを知り、見る者」と言っている。他方、南部アフリカのズールー人はこの神を単純に「賢い者」ウキリと呼んでいる。ウガンダのガンダ人によれば、神の「偉大な目」はあらゆる場所、あらゆる時に絶え間ない眼差しを注いでいる。その目はけっして瞬かない。ナイジェリアのヨルバ人は、何ものも神の目から隠れることはできないと主張している。
    ~「世界神話辞典」 アーサー・コッテル 柏書房

ビンゴ。もう、これでいいじゃん。(笑)

うむ、これだけの不思議なものが単なる自然現象であるはずがないって気がしてきましたよ(笑)。

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2008年11月 3日 (月)

これもカルチャーギャップというもの?

「職場で嫌われたい人のための101の方法」なるものがあるそうです。
元々はこちらのサイトの方が言っていることなのですが、なるほど地味に効きそうだと思えるものあり、ちょっとずれてない?と思えるものあり、やはり少しばかり日本人とは違うかなと。
ためしに「これは?」と思ったのを幾つか抜粋してみますが、どうも匂いネタが多いような…?

職場で嫌われたい人のための101の方法

5.風邪を引いている人とはマスク着用で話をする (それは基本でしょ?)
8.ツナサンドを冷蔵庫に放置したまま忘れる (匂いが臭いってこと?)
9.コピー機の警告音のボリュームをあげておく (コピー機の警告音ってそんな鳴るものか?)
15.会議中にコーヒーを音を立ててすする (日本人にはちょっと判りにくいか?)
17.金曜日に残業する人のまわりで掃除をする (???)
21.開いたツナ缶を机に置きっぱなしにする (やつらはツナ缶に何か恨みでもあるのか?w)
27.偽の解雇通知を人のデスクにおいておく (しゃれになりません)
29.車に近づいてきたタイミングを見計らってエンジンをかける (???)
30.よい朝を過ごしてくれるよう呼びかける (?????)
41.人が話しをしているときに相手の目をじっと見つめる (見ないか普通?)
48.ひまわりの種を食べる (連中好きだよね、ひまわりの種)
51.匿名でいろんな人に花を贈りまくる (誰がやったか判らないんじゃ嫌われようがないような…)
52.おやつにチートスを持ってくる (注:Cheetosってチーズ風味のお菓子ですよね。臭いってことか?)
53.廊下をあるくとき片足を引きずって歩く (なぜこれで嫌われる?普通大丈夫かって心配されないか?)
55.匂いのきついものをランチで食べる (ま、ニンニクぷんぷんなんてのは接客業ではちょっと…)
63.病気で会社に来る (日本人ならよほどのことでもなければ来るよねえ普通…)
65.会議中に携帯電話に出る (普通にいそうだ…)
74.メモをすべて目立つ色の紙に書く (目立って悪いのかな?)
81.炭酸飲料を振って冷蔵庫に入れておく (基本!それ基本!)
85.タイピングがやたらうるさい (メカニカルキーボードってやたらうるさいですよねえ…)
87.みんなに芸能人から取ったニックネームをつけてあげる (けっこう普通、では…?)
91.普通のコーヒーとカフェイン抜きを入れ替えておく (カフェイン抜きのコーヒー自体あんまり見ません)
95.人の天井に鉛筆を刺しておく (ダモクレスの剣??)
100.会議の予定を終業時間に組む (どこぞの業界ではそれがデフォなんですが…)
101.イヤホンをしたまま、大声で話しかける (額に眼鏡のせて”眼鏡眼鏡”ってやつ?)

近ごろは宇宙人?の出てくる缶コーヒーのCMシリーズが結構面白いなと思って見ているんですが、あれも一種のカルチャーギャップネタですよね。
実際よその文化圏の人間と話していると時々「???」なことがあって、向こうも表情から見る限り似たようなこと感じてんだろうななんて思うものです。
それでも東アジア圏の中では日本人ってのは西洋のマナーに通じている方であちゃらでもそこそこ評判は悪くないとは言いますけどね。

向こうの人間がこっちに来たときも同じようなカルチャーギャップはあるんでしょうが、日本人からすると「なぜそこに?」というところに引っかかってたりして面白いものです。
ためしに幾らか拾い上げてみましょう。

外国人が日本に来て驚いたこと

・ウォシュレットの噴水をみて外人さん大爆笑! (最近は結構あちゃらでも流行りつつあるようですね)
・夕方以降、リーマンがパチンコに没頭する姿。マジで、残業だと思ったそうだ。
 「コレハ、ナンノ工場ナノデスカ?」って外人さんはマジで聞くらしいぞ。 (昔どっかの中国人歌手も同じこと言ってたな)
 みんな真面目な表情して機械に集中している。
 外国のギャンブルな感覚からすると、ハイテク使った単純作業で工場の部品を生産
 しているように見えるらしい。ちなみに日本のパチンコ屋ではアルコール禁止だが、外国
 ではギャンブルはビール飲みながらサンドイッチかじって行なうのが普通な。
 日本が異常なだけだろ。
・病院があまりに安いと驚いていた。病気になったら飛行機使ってでも (ちなみに外国の手術代はこんな感じ
 日本に来ると行っていた。あちらでは入院が1泊30万円で保険も効か
 ないとのこと。
・日本のテレビは何で料理番組ばかりなのかと聞かれた。 (お手軽に出来てそこそこ視聴率も稼げるらしいですね)
 ホテルでテレビを見ていたら、全局料理番組だったって。
 そんなこと、おいらに聞かれても困る。
・十数年前の話だけど、イギリスから来た人(黒人)が言ってたこと。
 ・テロがない。安全で平和な国だ。
 ・若い奴はみんな学校か会社に行ってる(ぶらぶらしてる若者を見かけない。)。
   みんな真面目だ。
 ・ラリってる若い奴を見かけない。いい国だ。
 ・挑戦人が日本の悪口を言っても冷静だ。イギリスだったらボコボコにされる。 (それも怖いぞw)
   みんな優しく大人しい。
・細長いビルの立体駐車場。あれを中南米系の家族が、 (いわゆるタワーパーキングのことかな?)
 かなり珍しそうに写真撮ってた。
・ホームスティで来てるフランス人と一緒に白川郷の民宿に泊まった時、
 トイレが綺麗な洋式でウォシュレットまで備わっていたのに驚いてた
 「こんなに立派な古民家なのに、こんなトイレを付けていいのか?」と騒いでた (あ~たしかに言われてみれば)
 よく考えてみればあれ世界遺産なんだよな、リフォームはOKなのかと・・・
・ドイツ人は、肉じゃがで飯を食ったり、じゃが芋入りカレーライスが信じられないそうな。
 米は主食。ドイツ人にとって、じゃが芋は主食。主食をおかずにして飯を食う・・・ (お好み焼きを主食に飯を食う…)

しかし田舎の人気のない場所にある自販機ってのはたしかに結構不思議がられるんですよねえ。
日本=治安がいい国であるってことはご先祖様にも感謝しないといけませんよホント。
こっちみたいなのになると笑える一方で、本人にとっては本気で大問題だったんだろうなあとちょっと同情しますけどね。

お前らの国どうなってんの。

今日午前一時くらいに岩手にいるダチ(黒人)から電話があった。
ちなみに俺は東京人。お互い23。
「マイガッ!○○ヘルプミーsdfghrvbんm、。・¥jkl;」
落ち着け、聴き取れん。
「アパートが!アパートが揺れた!!」
ん?地震?(ネットで確認する)・・・あー俺寝てたから気付かなかった。結構デカかったぽいね。
「結構!?結構なんてレベルじゃghjkl」
OK落ちつこう。なんかケガとかした?物壊れた?
「本棚から大量のゴーストスイーパー美神が落ちてきた。あとパトレイバーも。」
サンデー厨乙wwwwまぁ一応ガス漏れとか気を付けろよ。
「ちょ、え、そんだけ!?すっごい揺れたんだよ!?チャイニーズレベルだよきっと!」
四川省の?確かにそうかもね。
「あれで何万人も死んだんだ!きっと大学の同級生も・・・(´;ω;`)ウッ…」
大丈夫だと思うよ。
「俺もきっと明日から生活できないよ・・・水も食べ物も無くなるだろうし電気だっていつ止まるか・・・
 このアパートは大丈夫かな?倒れたりしないかな?」
俺には分からないから明日大家さんに聞きな。水と食べ物は不安なら今から買いに行ったら?
「やだよ!今外出たくないよ!危ないよ!(米ではこういう時暴動が起きたりする)」
まあ、流石に今はコンビニも商品が散乱してるかもな。まあ、とにかく大丈夫だから。
落ちついて寝ちゃいな。
「うぅ・・・パパァーママァー地震マジこえーよー(´;ω;`)」
23歳児かおまえは。
「〇〇、助けにきてくれよマジで…ほんと地面が揺れたんだよ…
 なんでまだ建ってるんだよこのアパート・・・」
おやすみー。なんか困ったらまた電話して。(ガチャ

んで、今朝9時ごろ。
「〇〇、近所の小学生共が登校してる。お前らの国どうなってんの。」

その後黒人は死者どころか「6歳の女の子が転んで怪我をしました」
と報道してるTVを見た後大学をサボって寝たみたいです。

いやあ、ご同情いたします。
で、あんまり染まってしまうとこういうところまで墜ちてしまうそうです(苦笑)。
あ~たしかにそんな「ガイジン」けっこういるいる…

外国人が「日本に長く居すぎてしまった」と実感するのはこんなとき

1.山手線のホームで人波を左右に押し分けながらかいくぐり、電車に飛び乗り、ドアが閉まらないように手で押さえ、その間にかばんを電車に引っ張りこむ。その理由が、少なくともあと2分は電車が来ないためだとわかっているとき
3.自動販売機で、何のためらいもなく紙幣を入れるとき
 (海外の自動販売機はお釣りがきっちり出てくる可能性は10分の1以下で、壊れている可能性は何十倍もあることから勇気がいる)
5.初めてのスキーで、新品のロシニョールの高性能なスキー板を持ち、エアロダイナミックスなスキーウェアとそれに色のマッチしたゴーグルを装着して登場し、雪かきをしながら転げ落ちていくとき
6.選挙車のスピーカーから騒音・爆音をたれ流されても、「ショーガナイ」と思うとき
 (欧米ではあれほどの騒音は違法なところが大半)
9.信号の色のことで青か緑か揉めはじめ、あれは青だと思い始めるとき
 (日本人は青と緑の区別がつかないと思っている人もいる)
11.ガソリンスタンドで車から降りもせず、集団で押し寄せてくる店員がフロントガラスを拭いているのを、当然のことのようにただ待っているとき
12.自分の国に帰ってから、みんなと飲みに行って、全員のビールを注ぎ始めるとき(ビールを注いであげるなんてことはない)
16.電話中にお辞儀している自分に気付くとき
18.母国の両親と電話中に父親に「どうしてぶつぶつと文句でこちらの話しをさえぎるのかね」と言われるとき
 (日本人は相手の話しが終る前に話し始めることで有名)
20.トラックがバックするときに、童謡を流していてもおかしいと思わないとき
23.英文学専攻がバカ女を形容するときのオブラートに包んだ言い方だと思うとき
 (英文学というと欧米ではシェークスピアなどの古典にも強く才女のイメージであるが、こちらで英文学科というとシェークスピアの一節も言える女が居ないらしい)
26.車の最初のオプションがTVセットでも不思議に思わないとき
27.夏に半そでを着始める日付が決まってると思うとき
28.赤の反対は白なんだと思うとき
32.握手とお辞儀を同時にする芸術をマスターしたとき
36.どうでもよい商品に4重の包装紙が当たり前だと思うようになったとき
38.外国人の友人に必ず「日本滞在年数」を尋ねて種類分けし始めるとき
39.田んぼに囲まれた全く何もないとてつもないへんぴな場所で、飲み物の自販機を見つけても驚かず、電源がどこからきているのかも不思議に思わず、そのぽつんとした自販機がコーラを買ったあとにお礼を言ってくれることにも何も思わなくなったとき
(海外で人気のない場所の自販機は盗難にあって当然)
41.JRやタクシー会社に27本ほど寄付したあとでも、まだ玄関には透明傘が溢れかえってるとき
44.10月に半そでを着ている外人に向かって「寒くないの?」と聞き始めるとき
45.「ノー」を伝えるとき、鼻の上で手を左右に振るとき
49.12月の日曜日は全て忘年会の二日酔いの回復のために用意されていると思うとき
55.一つの会話につき3回ずつ謝罪している自分に気付くとき
57.片手チョップスタイルと連続お辞儀が混雑を通り抜ける手段だと思い始めるとき
59.外人の知り合いにまで血液型を聞き出すとき
61.自国に帰ったときにタクシーのドアが開くまで待ってしまうとき
63.外人だけが集まるパーティで、誰かが乾杯を言うのを待ってしまうとき
68.単語にアンダーラインを引くのに定規を出すとき
69.日本の何もかもがノーマルに思えるとき

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2008年10月26日 (日)

今日のぐり「うどん宥紀屋」

人間とんでもなく駄目な日ってありますよね。

朝飯にパスタ食おうかとフライパンでソース作りながら鍋で湯を沸かしていたんですよ。
そろそろ湯が沸いてきたんでパスタ茹でるべと思ってたっぷり塩入れちゃったんですね…フライパンの中に。
さすがにこれは…と思ってとりあえずソース半分ほど皿に回収していましたらば皿ごと床にダイビング。

こういう日は何をやっても駄目な日と思って大人しくしておいた方がよさそうです。

今日のぐり「うどん宥紀屋」

大元駅前から青江の方に抜ける幹線道路沿い、古本屋の隣にあるうどん屋です。
ここはわりあい遅くまでやっているので昔からちょくちょく利用するんですよね。
昼の時間帯は普通日替わり定食(二種類)なんかが中心になるんですが、ここは例によってぶっかけうどん(冷)を注文。
とことんワンパな奴やな~とは自分でも判ってはいるんですよ、ええ…

運ばれてきたぶっかけはちょい大きめのエビ天が目立つくらいで見た目どうと言うことはないんですが、ここのうどんは面白いんですね。
舌触りがなめらかなうどんは噛むと一見して柔らかい、これってちょっと柔らかすぎるんじゃない?と思うくらいに柔らかい歯触りがどこまでも続いていく。
しかしひとたび噛む力をゆるめるとあら不思議、さんざん痛めつけて噛み切ったと思っていたうどんがまた元の姿を取り戻すんですね。
最近ダイエット絡みやら缶詰麺やらでこんにゃく麺ってのがありますが、ちょっとああいう感じにも通じる「噛み切れそうで噛み切れない」食感ですかね。
しこしこでももちもちでもない、この独特の食感を楽しんでいるうちにいつの間にかうどんは喉を通りすぎていく。
なるほどこれがのど越しを楽しむうどんと言うやつかと、一人で勝手に納得。

べつだん目立って特徴があるわけでもない出汁ですが、味の塩梅もこのうどんとのバランスもなかなかよろしい。
揚げたてのホカホカという天ぷらはさくさくとした衣の食感とぷりぷりしたエビの食感とが楽しめて合格。
個人的にぶっかけうどんのキモは薬味にあると思っているのですが、添えられたワサビを好みで溶かしてみればまた違った味わいも楽しめるというもの。

うどん屋としてのこの店は近ごろの讃岐うどんブームに乗っかるような一口食べてなんじゃこりゃ?!なつかみがあるわけでもなく、またセルフ系のような安さがあるわけでもなく、深夜営業とリーズナブルで腹の膨れる定食が売りの至って地味な町のうどん屋にしか過ぎません。
一方でぶっかけうどんとしては今のところここがベストチョイスかなとも思うくらいにバランスがいいんですね。
うまいうどん屋が必ずしもうまいぶっかけうどんを食わせる訳ではないというのが持論なんですが、逆にこういう場合もあるからあなどれません。
食い物屋というものはほんとに自分で食べてみないと判らない、まあそれがあるから食べて回るのが楽しいとも言えるわけなんですけど。

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2008年10月18日 (土)

マンションセールスうぜー!とお思いの貴方に

年金支給日の15日に全国ATMで警察官が立ちんぼをして振り込め詐欺に目を光らせたそうですが、世の中金をむしられる誘惑には事欠きません。
多忙な時にほどよくかかってくる気がするのがマンションセールスその他の電話勧誘です。
ひと頃沈静化していた気配もあったのですが、最近またぞろ増加しているような気も…と思っていましたら、どうやら実際に増えているらいいんだとか。

悪質な販売勧誘増加 マンション 昨年度2800件 断ると嫌がらせ

 国民生活センター(東京)は九日、マンションの悪質な電話勧誘に関する相談件数が二〇〇七年度は
五年前の二倍近い二千八百三十八件に増えていると発表した。勧誘を断ると脅迫まがいの対応をとる業者が目立ち、
同センターは国土交通省と不動産適正取引推進機構などの業界団体に勧誘の適正化を求める要望書を送った。
 同センターによると、相談は〇三年度の千五百三十八件から〇六年度の
二千八百六件まで年三百-五百件増加。マンション不況が背景とみられる。
 多くは企業名をはっきり明かさないのが特徴で、職場に何度もかかる電話勧誘を断った直後に、
宅配ピザ店に七十人前の注文をされた嫌がらせも。電話を切ってもすぐ掛け直され、断っても
「会って話すまで電話は切らない」「家に火をつける。乗り込んでいくぞ」と、意に介しない業者が目立つという。

 道内からは、勤務先の病院に何度もマンション購入を勧める電話があり
「病院なので電話に出ない訳にはいかない。何とかならないか」などの訴えが寄せられた。

それなりに礼儀を保っての勧誘ならともかく、「赤の他人の名を騙ってかけてくる」「用件を告げずにとにかく繋げの一点張り」「断ろうが拒否しようが何度でもかけ直してくる」など、明らかにまっとうな商売やっている人間とも思えない行為に走られるとまともに相手にする気にもならないのは当然ですね。
一般に電話勧誘販売を規制しているのは「特定商取引法」なのですが、この法の対象になるのは物品など別表に示す通りのものに限られていまして、残念ながらマンションセールスには適応されないようですね。
それでは投資マンションの勧誘を取り締まる法律が何かと言えば、どうやら「宅地建物取引業法」が相当するようです。

こういうセールスへの対応については色々な場所でアドバイスがされていますが、ほぼ共通する第一選択は「話を聞かずに断る、直ちに電話を切る」ということですね。
もともと電話勧誘を利用する気があるという人はともかく、大多数の人間はそんなものに興味はないわけですから、勧誘の電話と判った時点ではっきり断って直ちに電話を切る。
もちろんこの場合も「いいです」「けっこうです」などと承諾の意ともとられかねない言葉を使ってはならないというのはお約束ですね。

一説によると業者の中には「電話で話した時間あたり幾ら」で給与が決まるというところもあると言いますが、確かに勧誘そのものよりもあからさまに話を引き延ばすこと自体が目的であるかのような意味不明の電話も見受けられます。
そうでなくともこの手の勧誘は流れてきた名簿で片っ端からかけまくってくる訳ですから、うっかり話を聞いてしまって「こいつは付け込めるな」と思わせてしまったらあっという間に波状攻撃を食らう羽目になってしまいます。
「興味ありません」「お断りします」で有無を言わさずガチャ切りが最も正しい対応とされる所以です。

しかし中にはとんでもない悪徳業者もいるようで、こういうものにはそれなりに慎重な対応が必要となってきます。
うっかり契約しちゃったなんて言う場合には直ちに最寄りの消費生活センターに連絡して対応を相談するのがよいでしょう。
電話勧誘業者も免許制でやっているわけですから、相手の業者名を聞き出して所轄の役所(各都道府県の宅建業法の所管課、国土交通省、国土交通省の地方整備局等の行政の担当課)に届け出て免許取り消し攻撃というのも有効なようですが、問題はどこの誰とも名乗らない悪徳業者(何のために電話してんのやら…)。
執拗に電話攻撃が続く場合には威力業務妨害等の対象になってきますので警察へ相談することになりますが、こういう場合にはやはり録音なども取っておいた方がいいでしょうね。
ちなみに地域によって所轄の警察がやる気なさそうな場合には「被害届」を出せばシステム上動かざるをえなくなるということですので、ご参考までに。

某所のカキコによれば実例?としてこういうものが挙げられていますが、幾つかはネタなのかネタのような実話なのか判りかねるところが凄いというか…

最近後輩に聞いた話。
この後輩、学生時代に英会話キャッチセールスのバイトしていたそうだが、

マンション業者(以下マ)「先生の節税対策にマンションを…」
後輩(以下後)「こんな仕事していて楽しい?」
マ「関西にある駅前一等地の物件でして…」
後「俺もキャッチのバイトしていたから分かるけどさ、
  人を騙して仕事するのって辛いよね…。
  完全歩合制なんでしょ?上司にいびられてない?
  お金が必要だから仕事してるんだろうけど…、
  空しくならないか?」
マ「…」 ガチャ。

今度かかってきたら是非試してみようと思い1週間。
こういう時に限って電話が来ません。


節税対策?のマンションの勧誘はしつこいので
「3年前に12戸の中古マンション1棟買ったら家賃収入で所得増えちゃて
余計税金払ってるんだよね、おたくの会社でウチの物件買い取ってくれない?」
って言ったら電話切られた。


ある先生が代わりに電話に出て
「お亡くなりになりました」といったらそのまま「えっ」
といって切れてしまった。
しかし業者の電話ではなく,知人からのものだったらしく
院長宛に確認の電話が入り大騒ぎになった。


オタクはドコの会社ですか、2ちゃんねるに御参考までに会社名をカキコ致したく存じますと言った。
すると先方は、あなたはは脅迫している つもりですかと。言ってきた。
こちらも、はあ、コレはしたり。さて、2ちゃんねるに単に貴社名だけをカキコしただけで脅迫とはどういう趣旨でしょうか。問い詰めた。
さらに私にはその趣旨というか意味がわかりません。単に貴社名がネットで宣伝になっただけだと思いますがと質問。
相手は、返答に困ったようだが。
でも分からない、何故単に会社名がカキコするぞというと脅迫なのか。宜しくお願い致します、宣伝してくれて有難うございますとならないのだろうか。
彼等は何か疚しい事でもしているのかなあ。


「私、日動不動産の●●と申します」
「札幌?はん?先行き真っ暗の北海道の物件買う馬鹿がいるわけないじゃん」
「いえ、底値で買えます。北海道経済は・・・・・札幌は・・・・・・」
「それはそうと、札幌には、男性でも試着できるランジェリーショップありませんか?」
「はぁ?」
「2chの病院・医者板見てないの?僕はブラ男だよ!」
「いえ」
「僕に会いに来るんだったら、90のDかEのカワユイお揃いのブラとショーツをお土産に持ってきてね」

その後、2度とかかってこなかった。


私にもかかってきました。

受話器を取った瞬間、向こう側からザワザワと、いつもの騒がしい感じが聞こえてきました。
私が一言も発さないでいると、相手も沈黙のままで、10秒位で切れました。

念のため、非通知でその番号に電話をかけ、「ローン返済の件なんですが」
と言ったら、「名前は?」と、偉そうに言われた。

すぐ切った。
ブラック企業のために電話代を10円浪費したことを、後悔した。


>「先日送った資料の事で電話しました、えっ?届いていない?
>それでは説明させて頂きます。 わが社はです・・・」

うちにも同じような電話、かかってきたことあるよ。
本当は資料など送ってないのに、話のつかみでそう言うセリフが決まってるみたいだね。
その時、からかってやった。

セールス「お送りしました資料は、もうお読みになりましたでしょうか?」
私「はい」
セールス「えっ?じゃあ、どんな内容だったか、言ってみてください」
私「資料を読んだ結果、興味がないから要らないと判断しました。よろしいでしょうか」
セールス「内容、言えますよね。読んだなら。言ってみてください」
私「え?あなたの会社が資料を送ったんですよね?送ったのなら、そんな質問不要なはずですよね?」
セールス「だったら内容を…」
私「資料の内容の件は、私には不要です。電話をお切り下さい」
セールス:ガチャ

メンタル系の医者をなめんな

暇だからと遊んでみるのもいいですが、皆さんほどほどにしておいた方がよろしいのでは(苦笑)。
ところでこれも某所のカキコによれば、「偽名を使ったしつこいマンション営業の勧誘電話で、証拠が残らないように嫌がらせを続け、その後「こういった電話は多いんですか」としらばっくれて、カッとさせ、反撃の言葉を誘発させ、被害者面で警察沙汰にし、示談でなんらかの契約(批判を禁ずる?)を結」ばせるなんて話もあると言うのですが、真偽のほどはどうなんでしょうね…

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2008年10月 5日 (日)

宇宙船「神舟7号」の悲喜劇(続報)

前回ちょっとおもしろおかしいネタとして取り上げた中国の宇宙船「神舟7号」の騒動ですが、どうも妙な塩梅に延焼しちゃってるみたいですね。
まあ近ごろでは中国絡みのニュースと言えばネタか?と思えるようなものも数ありますから、どうしてもハナから身構えちゃうのはやむなしなところもあるわけですが。

中国国内のネットで議論騒然、「神舟7号」の船外活動は捏造映像なのか?

【Technobahn 2008/10/2 16:10】9月25日に打ち上げられ、28日には中国初の船外活動を行い、その模様の地上に生中継することに成功した有人宇宙船「神舟7号(Shenzhou VII)」に関して、今、中国国内のネットでは熱い議論が繰り返される状態となっている。

 中国国内向けに生放送された「神舟7号」の宇宙飛行士による船外活動の映像の中に、何度も「気泡」のようなもの(画像上の赤い円で囲った部分)が上昇するシーンが写りこんでいたからとなる。

 中国語系の掲示板には宇宙空間で「気泡」が生じるおかしいとし、この映像は事前に用意された捏造映像ではないかとする書込みが続く一方で、熱心な愛国主義者からは「台湾人は黙っていろ!」といった中傷的な書込みも続くなど、今、中国語系の掲示板は、この問題を巡って意見が真っ向から対立するところとなっている。

 実は、中国国内のネットで中国の宇宙開発の捏造説が飛び出すのは今回が初めてのことではなく、昨年打ち上げられた中国初の月探査衛星「嫦娥1号」の撮影した月面映像を巡っても、映像はNASAが打ち上げた映像を利用して捏造されたものではないかとする議論が飛び出し、中国の宇宙機関となる国家航天局(CNSA)の責任者が異例とも呼べる反論を行わなければならない状況となった。

 今のところ、当局はネットで続く「神舟7号」捏造説の書込みに関しては「黙視」する姿勢を示しているが、こうした書込みが続くようであれば、「嫦娥1号」の時と同じように何らかの説明を行わざるを得ない状況に発展することも危惧されている。

 それはそうと、「神舟7号」の宇宙飛行士が船外活動を行った際に写りこんだ「気泡」のようなものは一体、何なのだろうか?

 この「気泡」のようなもの、宇宙船内で凝結してできた水分が温度低下と共に固体化、それが何らかの力が働いて船外活動のために開かれたハッチから船外に放出されたとか、考えれば、いろいろな原因を思いつくことは可能だが、解像度が低い映像しか公開されていないこともあり、この気泡のようなものが一体、何なのか部外者が割り出すことは難しいのが現状だ。

 ただ、中国国内のネットでは同じ捏造説に対する反証説の一つとして、1965年に行われた米国初の船外活動となる「ジェミニ4号(Gemini IV)」の動画映像にも今回の「神舟7号」の船外活動と同じような「気泡」が写っているという書込みが多くあるのは面白い。

 実際に指摘されている「ジェミニ4号」の映像(下)を確認してみたところ、40年以上も前の映像なため、不鮮明ながらも気泡のようなものが何度も上昇する様を確認することができた。

 この気泡の正体は何なのかは今のところは判らないが、実はこうしたカプセル型の宇宙船のハッチを開いて、宇宙船に近い範囲で行う船外活動では、以前から生じていたものなのかもしれない。

日本ならこういうのは公的には黙殺と言うのが相場ですが、あちらさんでは皆さん真面目なのか律儀に反論してらっしゃいます。

宇宙遊泳中に水の泡? 飛行士「メモ紙片だ」―神舟7号

神舟7号に搭乗した劉伯明飛行士は、タク志剛船長(指令長)が船外活動をしている時の映像に見えた小さな物体を、自分たちが使ったメモの紙片だろうと述べた。
 新京報などによると、神舟7号に搭乗した劉伯明飛行士は、タク志剛船長(指令長)が船外活動をしている時に見えた小さな物体を、自分たちが使ったメモの紙片だろうと述べた。問題の物体はテレビで中継された映像でも見え、これまでに「水泡だ。地上のプールで撮影した証拠だ」などとする意見も出ていた。(タクは「羽」の下におおとり)

 神舟7号が船外活動を実施したのは27日。景海鵬飛行士は帰還船に残り、タク船長と劉飛行士は軌道船に移った。船外に出たのはタク船長ひとりだが、劉飛行士も宇宙服に身を包み、船内からタク船長を補助した。両氏によると、軌道船内部は狭く、ハッチの取っ手にはひとりしか力を入れることができなかった。かなりの力が必要なことは想定内だったが、地上のプールでの訓練とは異なり、船内に残っていた空気の圧力の問題などがあり、予想外に大きな力を必要とした。

 記者が「ハッチから出る時などに、紙片が漂ったが」と尋ねると、劉飛行士は「その時はハッチを開けるのに集中していて気づかなかったが、メモとして使った紙だろう」と答えた。(編集担当:如月隼人)

ま、アポロ計画以来宇宙飛行と捏造疑惑というのはいわばお約束のようなものですが(苦笑)。
ちなみにかねて宇宙開発の取材を続けている科学ジャーナリストの松浦晋也氏は、自サイトでそのものズバリ「このっ、バカ共が!」のタイトルでこうした捏造騒動を一喝しています。
仮に中国の宇宙開発が最初から最後まで全部ネタだったとしても、日本にとっては松浦氏の言うがごとく、

 努力する者となにもしない者との間で、差が付くのは当然なのだ。

 幸いにして、衆議院選挙が近づいている。中国の宇宙開発をくやしく思う心があるなら、選挙で科学技術に、そして宇宙開発を支援してくれそうな政党と候補に投票しよう。

 日本のことは、日本で、しなくてはいけないのだから。

というあたりが最終的な結論になりそうではあるのですが、何かしら妙な方向に突っ走る人びとというのはどこの国にも大勢いらっしゃるようですね(苦笑)。
2chあたりを筆頭とするネット掲示板を評して「トイレの落書き」なんて言う人もいらっしゃいますが、日本に限らずネットってのは世界的に「疲れた親父が愚痴る飲み屋」的な役割も果たすようになっているわけです。
まあこうやって小さな毒をこまめに吐きだしている方が人間得てして平和なものなので、これがどこかの業界のように黙って逃散しちゃうようになったら本気で終わってるなというところでしょうか。

そんなわけで中国さん、落書き一つない清潔な国を目指すなんてあんまり気張りすぎない方がいいんじゃないですかね。

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2008年9月28日 (日)

かなりとほほな宇宙旅行関連ニュース二題

前回は商業宇宙飛行一般化も間近か?!などと随分楽観的なことを書いていましたが、どうもかなり問題ありありという実情もあるようです。
まずは宇宙旅行行ける行ける詐欺か?!とでも思わされるような話ですが、さすが金額がハンパありません。

宇宙船搭乗直前に「不可」…「だまされた」と米社提訴

2006年に露宇宙船ソユーズへの搭乗直前に、医学検査で「飛行不可」とされた元ライブドア取締役の榎本大輔さんが、搭乗を仲介したスペース・アドベンチャー社(米バージニア州)を相手取り、代金の返還を求める訴訟を起こした。ロイター通信が25日、伝えた。

インターネット上の雑誌「ワイヤード」に掲載された訴状によると、契約した費用は計2100万ドル(約22億4千万円)。うち700万ドルは宇宙遊泳の費用で、「できるといわれたが、実はロシア側との合意はなかった」としている。

さらに、「契約した費用の全額を支払った後も『もっと支払え』と迫られ、断ると『飛行不可』にされた」「代わりに搭乗した女性は同社の出資者だった」と指摘。2100万ドル全額を「だまされた支払い」と主張している。

同社は「宇宙飛行はリスクが高く、最初から何も保証はしていない」と反論している。

う~む、普通に考えてまず最初に医学的チェックが入るものではないかと思うのですが…
まあこういう民事絡みの話は双方の主張をよくよく聞いてみないことには実体が不明ということはよくありますから、後に続く人びとのためにももっと詳細が明らかになって欲しいものですがね。

もう一件は五輪成功?で意気上がる中国初の宇宙遊泳ニュース…のはずが、一体これは何なんだ?と思わされる超とほほなニュースとなってしまっています。
まずは国内メディアから宇宙遊泳成功というニュース。

中国が初の宇宙遊泳 独自の宇宙ステーション建設へ一歩

 【北京=野口東秀】中国の有人宇宙船「神舟7号」に搭乗した飛行士は27日、今回の打ち上げで最大の目玉である中国初の船外活動を実施した。中国は目標としている宇宙ステーション建設に向け、新たな一歩を踏み出した。宇宙遊泳や衛星制御実験の背景には、米国と並ぶ宇宙大国と認知され、国際的な影響力を高めることで、国威発揚の機会とする狙いがある。

 船外活動を行ったのは、3人の飛行士のうち2人。1人は国産の船外宇宙服「飛天」を着用し、軌道船の外壁に取り付けられた重さ2・4キロの固体潤滑材料を回収し、軌道船でサポートするもう1人の飛行士に手渡した。船外活動は約20分間ほどで終了した。

 神舟7号はその後、小型衛星「伴飛小衛星」を放出、衛星に搭載されたカメラで7号の船体などを撮影し画像を地球に送信した。今年4月に打ち上げられた衛星「天鏈1号」とのデータ中継試験も実施。地上からの遠隔操作で宇宙を飛行する2つの目標物に対し、測量や制御を行う技術を検証した。

 中国は7号による初の船外活動を受け、無人の8号、9号でドッキング技術を取得、同10号を有人で打ち上げ、宇宙ステーション建設につなげる計画だ。

で、例によって国内メディアでは全くと言っていいほど報道されていないんですが、海外ではこういう報道が出ているんですよね。

中国は宇宙飛行士たちが発射台から飛び立つ何時間も前に待望の宇宙飛行の様子を誇らしげに伝えた(英文)

英国時間9月25日午後2:10、ロケットは甘粛省酒泉の衛星発射センターから飛び立った。今回の飛行は共産主義国初の宇宙遊泳が呼び物である。
国営新華社通信が“今から2日後の”9月27日付けの記事を発表した。神舟7号宇宙飛行士たち3人の船内の様子や生々しい会話なども含む手の込んだ内容だ。
「太平洋の眠れない夜」といった派手な見出しのプロパガンダ記事が新華社のウェブサイトに掲載されたのはロケット打上げの2時間以上も前である。同社スポークスマンは“技術的ミス”で間違って載ってしまったと説明している。現在は削除されている。(抜粋)
Fig1ロケット打上げ時の宇宙飛行士3人の緊張した表情

 
 
 

Fig2神舟7号は現地時間午後9時10分、酒泉衛星発射センターから飛び立った

 

 

 

Fig3宇宙船打上げの生中継を見るために北京の巨大スクリーンに集まった人々

 

 

 

Fig4今回搭乗している3人の宇宙飛行士

 

 

 

ええと…ネタですか?
さすが中国ともなると未来を報道できる通信社が存在しているということでしょうか…(汗)
アポロの月着陸が嘘であったと主張する一派は現在もいるらしいですが、こういう場合はどう評価すべきなんでしょうかねえ。

しかしこれ、「技術的ミス」と言うのか…?

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2008年9月15日 (月)

ヴァージンギャラクティック社宇宙旅行計画続報

以前に紹介しましたヴァージン・ギャラクティック社の商業的宇宙旅行計画が、また少し進歩したようです。
宇宙船を運ぶ母船(航空機)「ホワイトナイト2」のテスト飛行が近日始まるそうです。

英ヴァージンの宇宙旅行 数週間以内に母船のテスト飛行開始 10年で5万人の乗客計画

 民間人の宇宙旅行を目指している英ヴァージン・グループの宇宙旅行会社「ヴァージン・ギャラクティック社」が11日、東京都内で記者会見し、宇宙船を運ぶ母船「ホワイトナイト2」のテスト飛行を数週間以内に始めることを明らかにした。

  同社の宇宙船「スペースシップ2(SS2)」は全長約18メートル、両翼が約13メートルでパイロット2人と乗客6人の8人乗り。宇宙船は高度15キロで 母船と切り離され、高度約110キロまで上昇。そこで乗客はシートベルトを外して、約5分間の無重力体験を楽しむことができる。数週間以内にテスト飛行が 行われるのは母船で、本体となる宇宙船のテスト飛行は来年からの予定という。

 既に35カ国270人が予約を済ませ、この中に前ライブドア社長の平松庚三氏ら日本人10人が含まれる。

  記者会見には、ヴァージン・ギャラクティック社のスティーブン・アッテンボロー副社長が出席。同副社長は「商業旅行の開始後、10年間で5万人の乗客を計 画している」と見通しを述べた。商業旅行開始の具体的時期については「テストで満足いく結果が得られ安全が保障されない限り打ち上げられない」と述べるに とどめた。

 ただ、同副社長は「宇宙船本体は70%完成しており、この1年のうちには見せたい」と、宇宙旅行の実現へ向け自信をのぞかせた。

 気になる宇宙旅行の費用は、事前訓練も含めて約20万ドル(約2500万円)と高額だが、同副社長は「10年後には5万ドルを目指す」とした。

当面は金持ちの道楽レベルであることは当然ですが、問題は将来的にどの程度まで安くなるかという点ですよね。

例えばトレーニングコースに多少前後の観光も含めて数日間で数百万円というレベルになってくるようなら、年収1000万クラスの比較的大きな層が顧客として対象になってくる気がします。

近ごろでは客船での世界一周といった旅にもちょっとしたゆとりのある一般顧客が結構参加してくるようですから、一生に一度の記念という話になれば好きな人間はそれくらいの金は出すんじゃないでしょうか。

利用者数が増えるほどさらに安くなる道理ですから、一人100万くらいまで値下がりしてくれば行ってみたいですね。

ところでJTBと言えばその昔貧乏バス旅行などでもお世話になったことのあるあのJTBなんでしょうが、何かいつの間にやら宇宙旅行まで扱っていたとは知りませんでしたよ(苦笑)。

JTB宇宙旅行

ネタなのかと思ってざっとサイト内を見てみたんですが、まあ出るわ出るわ。

・月周回飛行=約110億円
・ISS滞在8日間=約33億円
・宇宙体験(弾道飛行)=約1120万円
・無重力体験=約46万円

ええと…マジなんですか?(汗)。
そう思ってFAQを見てみましたらこんな項目がありました。

Q.各プログラムはいつ頃実現するのですか?

A.月旅行は2012年以降実施予定です。
本格宇宙旅行はすでに実施しており、今までに5人の民間宇宙飛行士が宇宙旅行を体験しています。
宇宙体験旅行については、現在ロシアで開発中の機体(エクスプローラー)を最有力候補としています。
その他にもロシアやアメリカの企業で機体の開発が進められています。
アメリカやロシアでの無重力体験はすでに実施しております。

ま、要するに将来のビジネスチャンスを見越して一応こういうこともやりますよというアピールなんでしょうね。
いや~しかしマジでびっくりしましたわホント、JTB侮り難しですな。

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