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2020年6月13日 (土)

今日のぐり:「丸源ラーメン 福山神辺店」

痴漢対策で昨年は大手メーカーの痴漢対策ハンコが話題になりましたが、今年も新たなアイデアが誕生しています。

JR東は通報アプリ実証実験 痴漢防止へ各所で広がる対策(2020年3月30日産経ビズ)

 恐怖や羞恥心で声を上げられない被害者の弱みにつけこむ卑劣な痴漢行為。その約7割は、電車内や駅構内で起きているとされる。「負担を感じずに痴漢被害を伝えられないか」。そんな発想のもと、JR東日本が2月、スマートフォンの専用アプリで被害を通報する実証実験を始めた。被害者側の視点から痴漢を防ぐアイデアや取り組みが広がりつつある。(松崎翼)

 「最初は電車の揺れに合わせるように触り、徐々にエスカレートしていく。声を上げられるのは10人に1人くらいだ」
 痴漢撲滅に取り組む一般社団法人「痴漢抑止活動センター」の松永弥生代表理事(54)は指摘する。混雑した車内では体が密着せざるを得ないなど、痴漢か否かの線引きが難しいケースもあり、被害を受けても泣き寝入りしてしまうケースは多い。

 こうした中、JR東は2月下旬から被害の多い埼京線(大宮-新宿間)で、痴漢を通報する専用アプリの実証実験を始めた。アプリで被害を報告すると車掌がタブレット端末で確認し、「○号車のお客さまより、痴漢の通報がありました」などと車内放送する。
 痴漢の発生をリアルタイムで乗客全員に知らせることにより、抑止効果が狙えるとみている。スマホの操作は目立つこともなく、被害者が躊躇(ちゅうちょ)なく通報できるというメリットもある。
 JR東は列車内などを中心に防犯カメラを拡充し、専門部署で集中監視。テロなどを含めた非常時には画像を警察に伝送するシステムを導入するなど、安全や安心の確保を急いでいる。

 警視庁によると、平成29年中には痴漢(迷惑防止条例違反)は約1750件発生。このうち午前7~9時の通勤通学時間帯に約3割が集中して起きている。警視庁生活安全特別捜査隊の斎藤ひとみ隊長も「痴漢は被害者にとって大きなストレス。鉄道事業者ともさらに連携を深め、被害を減らしたい」と力を込める。
(略)

いわゆる痴漢えん罪防止のためにも車内防犯カメラは有効だとも聞きますが、今回のコロナ騒動で混雑が緩和され多少なりとも被害が減少したことを願うところです。
今回は日常生活に潜む様々なトラブルや不便に関連して、それがあればちょっといいかも?と思わせる新たなアイデアの数々を紹介してみましょう。

「集中できる環境を作るメガネ」がZoffから発売 あえて視野を狭めて作業へ没頭促す(2020年1月17日キャリコネニュース)

眼鏡ブランドZoffを運営するインターメスティックは1月17日、「集中できる環境」をつくるメガネ「Zoff+集中」を発売した。オンラインストアのほか、原宿店や渋谷マークシティ点など国内 51店舗で購入できる。価格は7000円(税別)で、度付きレンズを入れることもできる。

フリーアドレス制のオフィスやノマドワークなどでは境界が無い分、集中できる環境を作ることが難しくなっている。「Zoff+集中」は、視野を狭めて周囲の余計な視覚情報をカットすることで、眼球の動きをコントロールする脳の部位である、「前頭眼野」の負荷を軽減できるという。
(略)
なお同社は、外出時や運転時には視界が狭くなる恐れがあるため、フードを外しての使用を勧めている。また、集中度合いには個人差があるという。

その状況は元記事の画像を参照頂ければ一目瞭然なのですが、何でしょう視野云々抜きにしても屋外で使用したくはない感じでしょうか。
こちら特に学生にとっては深刻な問題で、実用化が待たれると言う期待の新商品のニュースです。

高校生が開発した画期的な下着「オナラの音と臭いを消すパンツ」ってどんなパンツ?(2019年11月14日@DIME)

 ノーベル賞受賞者が発表され、その「研究」が注目されているが、ある高校生たちの「研究」にも注目が集まっている。その名は『オナラの音と臭いを消すパンツ』!これをはけば周囲にニオイや音が全く漏れないという。なぜそんなものを作ろうと思ったのか。

「以前、授業中におならを出すのを我慢したら、お腹を壊してしまいました。『こんな体験をしている人は多いのでは』と思い、2人の仲間に声をかけて2年生の4月から開発を始めました」(東京学芸大学附属高校3年・布施和伸くん)
 製作開始から1年半。パンツは完成したのだろうか?
「現時点ではニオイはほぼ消せましたが、音はまだ2分の1程度しか吸収できていません」(布施くん)
 実験を行なうためには、何度も〝一発〟放つ必要があるが、開発中に都合よく出るものなのか?
「私の体は、タンパク質を多くとると2〜3時間後によく出ることがわかったので、仲間と研究する時間から逆算してプロテインをとり、仲間の前でオナラをしています(笑)」(布施くん)
 自分の体質まで調べ上げた布施くん。彼のオナラを浴び続ける仲間たち。彼らの執念が実る日は、すぐそこまで来ている。

 オナラを恥ずかしがる女性が気軽にはくためには、大幅な改善点があるので商品化への道のりは遠そう。だが、研究成果を大人用紙おむつに応用するとヒットするかも。
(略)

これも元記事の画像を見る限りでは大幅な改善点もありそうなのですが、すでに各方面から期待の声が寄せられているそうです。
こちら一見すると何気ない商品なのですが、実用化すれば画期的ではないかと言う新製品の話題です。

未来の電子レンジ、製品化向け一歩前進。「幕の内弁当のご飯と揚げ物だけ温め」が可能(engadged)

上智大学の堀越研究室は、食品の狙った部分だけを温められる次世代の電子レンジの試作機をシャープ、日本ガイシ、日本ユニシスと共同で開発したと発表しました。
この電子レンジは「温める食品に応じて部分的な加熱ができる」というのが最大の特徴で、たとえばコンビニ弁当でご飯の部分だけを温めて、漬物はつめたいままといった加熱が可能です。

この技術は堀越智准教授が2012年から重ねてきたマイクロ波の研究が基になっており、一般の電子レンジで搭載されているマグネトロンの代わりに固体半導体を発振器として採用することで、温める範囲の厳密な制御を実現しています。
5世代目となる今回の試作機では、量産品に近い部品構成を採用して、コストや耐久性についても実用化が可能な水準で設計されています。さらに、お弁当などの製品ごとの加熱方法もクラウドサーバーから取得する機能が追加されており、お弁当のパッケージに貼り付けられたバーコードやQRコードを読み取って、最適な温め方を自動で設定することができるようになっています。

堀越研究室では今回の発表の反響を取り入れた次期製品も試作し、その後、量産化を検討していく段階に入っていくとしています。
(略)
現代の電子レンジは温めムラが大きく、入れてはいけない食材も多いなど便利ながらも使う上での注意点が多い家電ですが、今後、技術が発展すれば、お弁当をそのまま放り込んでボタンを押すだけで、温かいものは温かく、冷たいものは冷たいままで食べられる未来が来るかもしれません。

センサーとマイクロ波の制御技術が進歩すればこういうことも出来るのかですが、当面は業務用を目標に商品化を目指すそうです。
最後に取り上げますのはこちらのニュースですが、まさに待ち望んでいたと言う声が聞こえてくるような画期的なものとなりそうです。

忘れた記憶を復活させる薬を発見(2019年1月8日東京大学プレスリリース)

北海道大学大学院薬学研究院の野村洋講師、京都大学大学院医学研究科の高橋英彦准教授、東京大学大学院薬学系研究科の池谷裕二教授らの研究グループは、脳内のヒスタミン神経系を刺激する薬物をマウスあるいはヒトに投与すると、忘れてしまった記憶をスムーズに思い出せるようになることを発見しました。本研究成果は2019年1月8日付でBiological Psychiatry誌(オンライン版)に掲載されました。

 覚えてから長時間経過すると、記憶は思い出せなくなります。しかし、ふとした瞬間に思い出せることがあるように、一見忘れたように思える記憶であっても、その痕跡は脳内に残っていると考えられます。しかし忘れた記憶を自由に回復させる方法は存在しません。本研究グループは、脳内のヒスタミン神経系を活性化する薬が記憶に与える影響をマウスとヒトで調べました。その結果、記憶テスト前にヒスタミン神経系を活性化すると、忘れてしまった記憶でも思い出せるようになることを見出しました。この薬の働きには、嗅周皮質と呼ばれる脳領域の活動上昇が関わっていました。また、特にもともと記憶成績が悪い参加者ほど薬の効果が大きいことがわかりました。

本研究成果は、脳内ヒスタミンや記憶のメカニズムの解明に有益であると共に、アルツハイマー病などの認知機能障害の治療薬開発の一助となることが期待されます。
(略)

当然ながら現段階で勝手に薬をつかってはならないと言う注意書き付きなのですが、実用化されれば応用は無限に利きそうですね。
ただし時折国会中継などで見られるように「その件に関しましては記憶にございませんが何か?」的な事例については、この種の薬も奏効はしないのかも知れません。

今日のぐり:「丸源ラーメン 福山神辺店」

山陽道の福山インターから少し北上した、市街地郊外の幹線道路沿いに位置するのがこちらのお店です。
丸源ラーメンさんも昨今あちらこちらで見かけるのですが、時々新メニューも投入されているようで目新しさを保っているのは感心しますね。

今回は初めての試みで青菜野菜ちゃんぽんを頼んで見ましたが、一見すると良くあるチェーン店のちゃんぽんそのものでしょうか。
加水率高めのもちもち食感の太麺に胡椒風味強めのスープ、トッピング野菜の炒め加減と、いずれも特にこれと言って悪くないものでした。
しかし何でしょう、この種のラーメン屋のちゃんぽんにありがちな寂しさと言うのでしょうか、結局海鮮も練り物もないのが問題なんでしょうかね。
サイドメニューには玉子チャーハンを取ってみましたが、熱々鉄板に溶き卵を流すスタイルは熱々でうまいのですが、油断すると焦げやすいのが欠点でしょうか。

個人的にはこちらの塩ラーメンは結構気に入っているのですが、丸源ラーメンも含めてあっさり系スープのメニューの方が持ち味が出そうな気もします。
なお以前にお邪魔した際は接遇面はかなりトレーニングされていた印象でしたが、今回は割と普通のバイトっぽいマニュアル対応の範疇でした。

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