今日のぐり:「とんかつ椰子」
先日話題になっていたのがこちらのニュースです。
「金日成主席は実はテレポート能力を持っていなかった」と北朝鮮メディアが公式に認める(2020年5月25日GigaZiNE)
北朝鮮には「将軍様は縮地法を使われる」という金正日をたたえる楽曲がありますが、この「縮地法」は、いわゆるテレポーテーションのことを指します。これまで北朝鮮では金正恩氏やその父親である金正日を神格化するために「金一族はテレポーテーションが可能」「金正恩氏は3歳で車を運転していた」「金正日は初めて挑戦したゴルフで38パー以下を記録し5回ホールインワンを決めた」といった都市伝説がメディアを通じて流されてきましたが、北朝鮮を代表するマスメディア・労働新聞が、初めて金一族のテレポーテーション能力を否定したとして話題になっています。
金一族のテレポーテーション能力は「Chukjibop」と呼ばれ、地球を折り畳む(縮める)ことで場所と場所を高速移動し、攻撃者からは消えてしまったかのように見える能力とされています。伝説では、北朝鮮の初代最高指導者だった金日成は大日本帝国の兵士と戦った時にこの技を使い、戦いに勝利したとのこと。
しかし、Radio Free Asiaによると、労働新聞は2020年5月20日付の報道で、「実際には、人は空間を折り畳んで消失したり、再び現れたりすることができません」と記述し、この能力の存在を否定しました。韓国の行政機関である統一部は北朝鮮のプロパガンダに変化が見られることを指摘しました。2011年に金正恩氏が第3代最高指導者に就任してからというもの、北朝鮮の神話は、より現実味のあるものに変化しているといわれています。「金正恩氏はヨーロッパに留学していたため、西洋の考え方を身に付けており、これまでに行ってきたような神格化やプロパガンダを続ければ、他国が北朝鮮に対して悪い印象を持ち、国民も政府を信じなくなると考えたのでしょう」とKorea Institute of Liberal Democracyは指摘しています。このプロパガンダによって、北朝鮮の人々の士気を上げ、自尊心を促進する目的もあるそうです。
金正恩氏が過去のやり方から脱却しようとしている様子は見られるものの、元統一部副大臣である金亨錫氏は「この報告は、過去の指導者と金正恩氏の間に一線を引くものではありません。単に、金正恩氏は全ての問題を現実的な視点から取り組むべきとみていることを示したものに過ぎません」と述べました。
独裁国家の指導者となれば各方面での逸話盛り盛りと言うことは珍しくない話ですが、これでどれだけ北朝鮮の印象が変わるものかですよね。
本日は健康不安もささやかれる金正恩氏の心身の健康を願って、世界中から意外な経緯で大騒ぎになっていると言うニュースを紹介してみましょう。
どうしてそこに電源ボタンが... 悪意しか感じないキーボードの配列がこちら(2020年5月22日Jタウンネット)
(略)
どうしてこんなところに・・
PrintScreenと押し間違えてPC落ちたぞぉ・・(´Д`) pic.twitter.com/ijnDfgPzAQ
— ジトメ (@ji10me) May 20, 2020こちらは、ツイッターユーザーのジトメさんが投稿したものだ。
赤い丸でくくられた場所をよく見てほしい。「Power」とある。
なんとジトメさんは「PrintScreen」と、電源をオフにする「Power」のキーを押し間違えてしまったのだ。ただの押し間違えか、と思った人もいるかもしれない。
しかし、である。お手元にキーボードがある人にお聞きしたいのだが「PrintScreen」キーは、どの辺りにあるだろうか。
筆者のキーボードだと、右上あたりにある。それに「Power」キーなんて、見当たらない。正直「どうしてこんなところに...」と嘆く投稿者の気持ちに頷いてしまった。ジトメさんの投稿を見た他のユーザーも、ツイッターに「極悪すぎる」
「これはとんでもない罠」
「なんだこのキー配列」
「学生の頃に適当に入手したキーボード配置がまさにそれで、不意のシャットダウンしたことありますあります!」といった反応を寄せている。
(略)
その状況は元記事の画像を参照いただきたいのですが、電源ボタンをここに配置するならせめてデザインに工夫が欲しいところでしょうか。
こちら少し以前に世界的に大騒ぎになっていた事件ですが、日本ではこんな状況であることに世界が驚いたと言うニュースです。
「第三次世界大戦」各国で相次ぎトレンド入り でも日本1位は「ムック」だった(2020年01月04日J-CASTニュース)
米国によるイラン司令官殺害で、国際的に緊張が高まる中、世界各国のツイッターでは「第三次世界大戦」を指すキーワードが、相次いでトレンドのトップを占めた。
(略)
報道を総合すると現地時間3日、イラン革命防衛隊の実力者として知られるカセム・ソレイマニ司令官が、イラクの首都・バグダッドで空爆を受けて死亡した。米国防総省は、この殺害がドナルド・トランプ大統領の命令によるものだと発表、トランプ氏もソレイマニ氏が米国側への攻撃を計画していたとして、「戦争を止めるため」攻撃を行ったと述べた。
当然、イラン側は強く反発しており、最高指導者アリー・ハメネイ師が「報復」を宣言した。米国もイラクに滞在する国民に国外退避を呼び掛けるとともに、軍の増派を決めるなど、情勢は緊張の度を強めている。世界各国では、この対立が大規模な軍事衝突、ひいては「第三次世界大戦」につながるのではないか、との不安が強まっている。こうした中で、ツイッターでは第三次世界大戦を指す「WWIII」「worldwar3」などのキーワードが、投稿の多い単語を集計するトレンド欄の上位を占めている。
(略)
一方、日本では時差の関係もあってか、こうした現象の波及がやや遅れた。非公式サービス「jptrend」の集計によると、4日0時時点でのトレンド1位は、3日夜にフジテレビで放映された映画「マスカレード・ホテル」(トレンドとしてはハッシュタグ付きの「マスカレードホテル」)で、2位は「マツコの知らない世界」だった。
その後、4日4時ごろになって「第三次世界大戦」がトレンド入りし、13時過ぎ現在まで10位以内にランクインし続けているが、jptrendによる10分ごとの集計では2位が最高で、1位には現時点で入っていない。この間、1位を占めているのは「#性癖を1つ告白する」「スーパームックモード」「#絶景料理」「#今年GENEと叶えたいこと」など、診断ツールやテレビ番組、アーティストなどに関わるキーワードだった。
特に長期にわたって上位を占めたのは、スマホゲーム「グランブルーファンタジー」のキャンペーンである「スーパームックモード」だ。作品にコラボ登場しているガチャピン・ムックの名を冠した企画だが、緊迫した情勢とのコントラストの大きさにツイッターでは、「イランとアメリカの対立が第三次世界大戦に発展する可能性があり、日本も知らん顔ではいられなくなるニュースに世界が危惧している中での日本トレンド一位 『スーパームックモード』」
「トレンドに第三次世界大戦がトレンドにありますが、日本ではスーパームックモードがトレンドトップなの大丈夫です」
「第三次世界大戦が始まろうかという時に「スーパームックモード」がトレンド1位の日本Twitter。平和杉内?笑」といった書き込みが相次いでいる。
(略)
確かに日本国内ではマスコミでもさほど大きく報じられず驚いた記憶がありますが、マスコミ的には別な価値観があったのでしょうかね。
昨今ではいろいろなところでSOSが発せられる機会が多いようですが、こちら中国ではこんなSOS騒動があったそうです。
中国のアパートの窓に「SOS」のサインが 警察が緊急出動する騒動に→結果……(2020年1月6日ゴゴ通信)
昨年末にアパートの窓に「SOS」のバルーンが窓に置かれ、近隣住民がそれに気づき警察に「SOSが出てるわよ」と通報し騒動になった。
中国の貴陽に住む男性がアパートの向かいの窓に「SOS」のバルーンを確認し緊急だと判断し、警察に通報し警察は武装して出動。警察はその家まで行き「ドアを開けるんだ」と要求。
しかし家の所有者が家をあけると「SOS」のバルーンは家の中に飾った「2020」のバルーンだったことがわかった。「2020」が外から見たら反転され「SOS」に見えただけで、また数字のゼロが一個落ちてしまっただけだという。家主は保育教師で自分が担当した子供達と集まって新年のパーティーを行っていたと説明。
誤解による出動であったが、地元警察と住民は、「近隣住民のために通報ありがとう」とコメントした。
元記事の写真を見ればどう見てもSOSと読めるのですが、何もなく良かったと考えるべきでしょうね。
同じく中国から世界的にも注目されているあの自然災害に対して、別な意味で注目されていると言うのがこちらのニュースです。
パキスタンのバッタ被害対策に中国が10万羽の「アヒル軍」派兵―中国メディア(2020年2月28日レコードチャイナ)
2020年2月27日、中国メディアの観察者網は、パキスタンで発生している蝗害(こうがい=イナゴ・バッタ類による被害)対策で、中国から大量のアヒルを送ることになったと伝えた。
記事は、パキスタン側の必要に基づき、中国政府はバッタ駆除専門家チームを結成してパキスタンにすでに派遣していると紹介。これに続いて「10万羽のアヒルの軍隊が国を代表して出兵することになった」と伝えた。記事によると、この「アヒルの軍隊」は浙江省紹興市のアヒルたちで、「まるでバッタ根絶界における奇才」なのだという。なぜバッタ被害にアヒルが有効なのだろうか?記事は、バッタの根絶には薬物による方法と生物を用いた方法があるが、環境保護の観点からすると生物を用いたほうがずっと良いと指摘。「薬物はコストが高いうえに農薬が残留する。生物は環境を汚染しないだけでなく、食物連鎖を修復できて一挙両得だ」との専門家の意見を紹介した。
生物を用いた方法には、カエルや他の鳥類もあるが、その中でアヒルが用いられる理由について記事は、「カエルや他の鳥類は指定のエリアでしか任務を行わず、バッタが移動しても追いかけない。すると新たな被災地に改めて投入しなければならず、コストがかかり、生物の種類によっては適さない場所もある」と説明した。
この点、「アヒルやニワトリの作戦能力は優れている」と記事は指摘。中でもアヒルは「群居を好み、管理がニワトリより容易で、生命力、エサを探す能力、耐寒能力に優れ、屋外で生きるのに適している」という。さらに「ニワトリ1匹で1日70匹のバッタを食べられるが、アヒルは200匹以上と約3倍の作戦能力を有している。しかも絨毯方式で食べつくし、サナギも食べてくれる」と専門家は説明している。このほか、「作戦終了後に退役したアヒルは、現地の食卓に上ってごちそうとなり、経済収入をもたらすことができるとの益もある」と記事は指摘。2000年に新疆ウイグル自治区で発生した蝗害では、浙江省のアヒル10万羽が「派兵」され、バッタを根絶した実績もあると記事は伝えた。(翻訳・編集/山中)
その後の続報で砂漠地帯でアヒルは適さず、パキスタンへの派遣は誤報であると伝えられていますが、バッタ対アヒルの戦いに全世界が注目したのは事実であるようです。
最後に取り上げるのは今まさに進行中のコロナ騒動に関連して、ロシア発のニュースが大騒ぎになっていると言う事件です。
ロシア人看護婦 防護服が暑すぎて下着に直に着用 SNSで大騒ぎに(2020年5月20日スプートニク)
ロシア西部トゥーラ州の病院の看護婦が下着の上に透明の防護服をつけて勤務したところ、その様子を捉えた写真がSNSで拡散された。ネット上ではこの写真に肯定的なコメントが多く集まったが、それらのコメントがその看護婦の窮状を助けることにはならなかった。上司はその看護婦に口頭で戒告を言い渡したからだ。
地元のニュースサイト「トゥーラ・ニュース」が、この珍妙なニュースを発信。病院の情報筋によると、病院の情報筋によると、感染症病棟の看護婦は、防護服での作業はあまりにも暑いので、服を着ないことに決めたが、防護服の素材が透けてしまうとは思っていなかったという。
病院の情報筋は、その看護婦の格好について病棟の患者たちからクレームは一切出なかったと強調した。同州の厚生省によると、その看護婦は口頭で戒告を受けた。この写真に寄せられたコメントの多くは看護婦の格好に肯定的で、病棟の患者の回復率を高める可能性もあると書き込んでいる。
「患者からは文句でなかったんでしょう?」コメント欄でユーザーはこの事実に注目し、病院の上司は看護婦に注意するどころか、逆にお菓子を与えるべきだと訴えた。
「給料を追加してやらなきゃ。男どもは10歳若返り、そもそもなんで入院しているのか忘れたんだからさ」
「もし患者に回復する傾向が見られるなら、(医療従事者全員に服を着用しないよう)義務付けなきゃ」
「彼女は集中治療室で働くべき」一方で、看護婦に対して批判的なコメントを読んだユーザーは次のように反応している。
「ゴミ袋に頭を通すための穴を開けて、被ってテープで止めてみてください。防護服を着たらどうなるか、実感できるでしょう。そして着たまましばらく歩いてみてください」
「防護服は着てた。ということは全てのルールを守っているじゃないか。防護服の下をどうするかは医療従事者が決めることだ。もっと暗い色の生地で防護服を作ってほしい!女性はいつだって女性らしくあろうとして、どんなものにもエレガントさを追求するものなんだから!!!」
状況は元記事の画像で一目瞭然なのですが、これが通用してしまうところがおそロシアと言うことなのでしょうか。
ネット上ではむしろ患者の回復を助けると言う声が多数派のようですが、残念ながら後に続く者はいなかったようです。
倉敷市街地の一角で長年営業されているお店がこちらですが、久しく以前に代替わりして味もかなり変わったものの変わらず地域で人気のようです。
もともととんかつなど揚げ物中心のお店ですが、今ではセットメニューなどもグリル系が多くなってきていて、町の洋食屋と言うべきスタイルに落ち着いたようですね。
今回頼んで見たのがロースカツ定食で、一番ベーシックないわゆるトンカツ定食と言われるものです。
とんかつ自体は肉の厚みや衣のパン粉など、昨今のとんかつ専門店のものと違って昔ながらのとんかつと言う感じで、付け合わせもスパゲッティなどそれらしいものです。
ちなみに以前訪れた時に少し過剰に感じたソースの酸味が減っているようで、昔の味を少し思い出させるマイルドなものになってきた気がします。
定食としてご飯に合わせるならこちらの方が好きですが、そのご飯の味は昔よりずいぶんと普通になっていて、全体にお値段を考えると納得出来る内容と思いますね。
お店の繁盛に比べて慢性的にフロアの人手不足があるようで、今回もおばちゃんが一人だけで切り盛りしているのですが大変そうでしたね。
ただ忙しい中でもベテランらしく意外と細かく気を使っていて、お客さんも好意的におとなしく待っていると言うのは地元に長年定着する老舗らしい光景でしょうか。
なおずいぶん前に改装して店内の内装は小綺麗になりましたが、トイレなど設備面は基本的に昔からそのままのようで、足腰の弱い人には少し注意が必要ですね。
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