世界一急速にコロナウイルスが蔓延しつつあるとも言うアメリカで、今妙なものが流行しているのだそうです。
コロナ禍のアメリカでひよこがバカ売れ(2020年3月30日ニューズウィーク)
アメリカでひよこの売上が急に伸びている。これも新型コロナウイルスの感染が拡大する中で起きたパニック買いの一例らしい。
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記事によれば、ひよこは仕入るそばから飛ぶように売れている。農業用品やペット用品を扱うトラクター・サプライ社の店舗では、新たな入荷がある朝の時間帯、店の外側にひよこを求める長い行列ができるという。
ニューヨークにある農業用品店のハケット・ファーム・サプライのマネジャー、ステファニー・スパンは最近、ひよこの需要が急に伸びていることに気がついた。去年の3月と比べ、ひよこの売れ行きは2倍に達している。客はたとえ欲しい品種でなくても買っていくという。
テキサス州オースティンに住む音楽家のエイミー・アネルも、最近になってひよこを飼い始めた1人。仕事が相次いでキャンセルとなり、ひまになったことからひよこを育ててみようと思い立ったという。
「みんながいっせいに買い出す前に何羽か手に入れておこうと思った」と彼女はニューヨーク・タイムズに述べている。「ひよこが育つのを見ていると心が明るくなる」
ワシントン州に住むドミニク・グリーンウェルは大の動物好き。勤めていた美容院がコロナのせいで営業停止となり、ひよこを飼い始めた。
「この世界を思い通りにすることはできないけれど、動物に向ける愛は自分の思うまま」とグリーンウェルはニューヨーク・タイムズに語っている。彼女は15分おきにひよこたちのところに行っては、温度をチェックしたり抱いたりしているそうだ。
記事によれば、ひよこは株価が下落したり、大統領選の年といった、先が見えない時期によく売れる傾向があるという。
無論いざ本当に非常事態となれば有効に活用すると言う意味合いもあるのでしょうが、何なんですかねえ?
本日はアメリカで増え続けるひよこ達を横目で見つつ、世界中からそれは何かが違うと言う違和感を覚えずにはいられないニュースを紹介してみましょう。
“バイクに乗らない仮面ライダー”で議論 「戦隊モノとの違いが無くなってきてる」という声も(2020年3月15日キャリコネニュース)
日本には、素晴らしい特撮番組が山ほどある。代表例はもちろんウルトラシリーズ、戦隊シリーズ、そしてライダーだ。
ウルトラシリーズは巨大なヒーローが怪獣と戦うというフォーマットが、まあ紆余曲折ありつつも継承され続けている。戦隊の場合も、大体5人ぐらいのチームが怪人たちと戦うという図式をしっかり守っている。
で、ライダーシリーズはどうかということになるんだけど……これはちょっとややこしい。
『仮面ライダー』というタイトルを冠していながら、最近はもはやバイクにほとんど乗っていないケースも多いためだ。
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興味深い書き込みもあったので、いくつか抜き出して紹介してみたい。
「仮面ライダーからライダー取ったら何が残るんだよ」
「戦隊物との違いが無くなってきてる」
「ほんと、最近のライダーってバイク乗ってるシーンが皆無だよな」
と、このような塩梅。不満に思っていたり疑問を感じている旧来のファンはいるにはいるようだ。
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『仮面ライダードライブ』なんて、よく考えると「おにぎりパン」みたいな変な名前だけど、まあそういう違和感もアリなのが最近のライダーなのだろう。
同じように、この変化を好意的に受け入れているファンもいる。このスレッドでは「(乗り物に)ライドしていればセーフだからな」と自論を展開している人物による書き込みもあった。ちょっと苦しい言い訳なんだけど、まあそういうことなんだよね。
どうせバイクアクションを継承しようにも、昔と違って公道での撮影許可をいちいち取るのも難しい時代になっちゃってるし。それにバイクアクションの真骨頂は、『仮面ライダーV3』で3人ライダーが爆発を背に爆進するあの有名なワンカット。あれでもう完成しちゃってるわけなのだ。
シリーズが長く続くうえでは、多少の変化はやむを得ないものなんだろう。『仮面ライダー』はいつしか改造人間ではなくなり、ライダー同士で戦うようになり、今はバイクも必要としなくなった。そういう変化があって続いているのだから、シリーズ存続のためには正しい判断なんだろう。
昨今そのようになっていたとは全く存じ上げませんでしたが、確かに今時バイクを乗り回すと言うのも流行らないのでしょうかね。
こちらアメリカから、2年たってようやく違和感の正体に気づいた方のニュースです。
大事に観葉植物を世話してきた女性、2年後に造花と気付く(2020年3月5日テックインサイト)
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米カリフォルニア州在住のカエリー・ウィルクスさん(Caelie Wilkes)は、部屋にいくつか観葉植物を置いて育てているが、キッチンの窓に飾ってある多肉植物がことのほかお気に入りだった。エケベリア属とみられる多肉植物は、肉厚の葉をバラの花のようにつけており、健康的に育っているように見えた。
カエリーさんはこの多肉植物を他の誰にも触らせずに、2年間大事に水やりをして世話をしてきた。時には葉の部分を洗ってあげるなどして、見事な葉色を保つように愛情を注いでいた。先月のある日、カエリーさんはこの多肉植物に似合うかわいらしい鉢を見つけ、それに植え替えようとした。
彼女は黒いプラスチック製の鉢から多肉植物を取り出そうとしたが、何かがおかしいと気づいた。鉢の中には発泡スチロールが詰められており、上の部分に接着剤で砂が貼り付けてあった。彼女が2年間も愛情を注いで育ててきた多肉植物はプラスチック製の造花だったのだ。
カエリーさんはFacebookに、造花の多肉植物の写真を添えて「この2年間、裏切られたような感じだわ」と投稿している。ところが彼女の投稿を多くの人が面白いと感じたようで5800件以上ものコメントが集まり、次のような声があがった。
「いや、確かに本物に見えるよ。」
「いやだわ。私も自分のサボテンをチェックしてみようっと。」
「私も騙されたわ。前に一輪だけ花が咲いているサボテンを買ったことがあるけど、花だけ造花だってことを2~3週間も知らずにいたわ。」
中にはカエリーさんの人柄について「あなたは純真な心を持った人なんだと感じたわ」といったコメントも見られた。生物として息吹のあるものだと信じて世話をしてきた観葉植物が人工的に造られたものだというショックが大きかったのか、後日カエリーさんは近所のホームセンターで本物の多肉植物を購入して気持ちを落ち着かせたようだ。
本物は本物で世話をするのも大変でしょうが、カエリーさんの多肉植物が健やかに育つことを願うばかりです。
こちらかなり特殊なケースであると思うのですが、まずはその珍妙な顛末をニュースから紹介してみましょう。
結婚式にラマを連れてきた「有言実行」の弟と「後悔先に立たず」の姉(2020年3月14日クーリエ)
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学校の遠足でオハイオからインディアナへ移動する道中、当時17歳だったメンドル・ウェインストックは、姉のリーバから、結婚についての夢を聞かされていた。予定もないのに、まるで明日にでも理想の男性と結婚するかのような口調の姉に、「姉ちゃんの結婚式には、ラマを連れて出席するよ。そうじゃないと出席しない」と弟は奇想天外な申し出をした。そして、当時は、結婚が現実的でなかったリーバはこれを受け入れた。
5年後、リーバは結婚することになった。そして、弟はというと、遠足で交わした約束を実行に移した。
ショッキーという雄のラマを400ドル(約4万2000円)でレンタルすると、友人に彼用のタキシードを作ってもらうように頼み、きちんと「正装」させた上で、ウェインストック家の一員として出席させたのだ。
メンドルは、「USAトゥデー」の取材に対し、「ラマが結婚式に出席することを姉に伝えたとき、はじめはかなり動揺していた」と語っている。「でも、僕は姉に、『結婚式には必ずラマを連れて行くから』と約束していたから」。
いざ、結婚式当日──。ラマの出席に不安を感じていたリーバだが、5年前の約束を守った弟に感心。また、大人しい性格の個体が多い、ラクダ科に属するラマのショッキーは結婚式の間もタキシードを着て会場の外でおとなしく待っていたという。
その愛らしい姿は式の出席者からも大好評で、多くのゲストがショッキーと写真を撮影。発案者のメンドルがソーシャルニュースサイト「レディット」に姉夫婦とショッキーの画像を投稿すると、15万人以上がリアクションした。
このジョークは結婚式を台なしにする可能性だってあったが、結果的に弟は記憶に残る式を姉に贈ることができた。「終わりよければすべて良し」。リーバさん、どうぞお幸せに。
その状況は元記事の画像を参照いただきたいのですが、そもそも論としてラマは何かが違うのではないかと言う気がします。
最後に取り上げますのはこれも昨今コロナで大変だというスペインから、奇妙なパレードが開催されたというニュースです。
「下着姿の女性にナチス軍服を羽織らせパレードしよう」スペインの祭りがヤバすぎて世界に衝撃(2020年2月27日ユルクヤル)
イスラエル政府及びアウシュヴィッツ博物館が、スペインの田舎町で開催されたある“お祭り”に抗議。
ナチス軍による大量虐殺・ホロコーストをテーマにしたパレードが「犠牲者への敬意を欠いたもの」だと批判されています。
問題の祭りが行われたのは、スペイン中央部に位置するカンポ・デ・クリプタナ。
この町では24日、ムチを持ち露出度が高いナチス軍服を着た女性親衛隊や、イスラエル国旗を掲げた女性囚人らが街を練り歩くパレードが行われました。
しかしこれがあまりに「不道徳」かつ「ホロコーストを笑い物にする」ものであると非難が寄せられています。
ホロコースト犠牲者600万人を追悼する意図があったようですが、配慮が足りていなかったのは明白でしょう。「カーニバルにふさわしいテーマではなかった。もう二度と同じことは起きない」とカンポ・デ・クリプタナの町長は釈明していました。
どのような状況であったかは元記事のケシカラン画像を参照いただきたいのですが、何だろうこれはこれで人気を(略
スペイン人もこういうことをやるものなのだなと思うのですが、しかし日本ではむしろ日常的に(略
今日のぐり:「桃山亭 当新田店」
讃岐うどんのセルフチェーンを展開するこちらのお店、本家は香川のようなのですが、何故か岡山側で手広く展開されています。
昨今珍しくないセルフうどんのフォーマット通りの店構えですが、一応名物メニューとして肉ぶっかけが一押しだそうですね。
ベーシックな冷たいぶっかけを頼んでみましたが、うどんは岡山界隈の基準ではやや硬め、腰は弱め、色艶舌触りは良好です。
ここの汁は出汁が立ってうまいと思いますが、讃岐風ぶっかけよりやや濃いめの味もうどんとなかなかマッチングはいいですね。
冷たいぶっかけは繁忙期であってもかなりキンキンに冷やしてサーブされるのも好印象で、まず合格点がつけられるうどんだと思います。
サイドメニューに取ったれんこん天はごくわずかに揚げたりないか?と言う食感ですが、好みの範疇でしょうかね。
大ぶりなとり天はもう少し下味が濃いめでもいいか?と言う印象ですが、ジューシーかつクリスピーな揚げ上がりは好印象でした。
以前に開店した頃にもお邪魔したことがありますが、お客も増えスタッフも多くなっただけでなく手馴れているのはよい感じです。
香川発祥としては気持ち高めの価格帯になるかと思いますが、メインが比較的単価の高い肉ぶっかけだとさほど気にならないのでしょうかね。
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