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2019年12月18日 (水)

職場での忘年会は今や歓迎されざるものに

そろそろ忘年会シーズンも真っ盛りですが、このところ話題になっているのが忘年会スルーなる言葉です。

若手社員に広がる#忘年会スルー「お金払ってまで上司の武勇伝聞きたくない」「時間のムダ」と厳しいホンネ(2019年12月16日J-CASTニュース)

今、職場の忘年会に行かない若い人が増えている。いわゆる「#忘年会スルー」だ。「残業代も出ないのに、忘年会にお金出すのはマジ意味わからん」「参加費無料でも割に合わない。会費とか論外」と、SNSでは忘年会反対の声が広がっている。
Jタウンネットが2019年12月11日に発表した調査では、1035人のうち83・3%が「忘年会に行きたくない」と回答。「行きたい」と答えたのはわずか16・7%だった。
街の若手会社員の声を聞くと、「自分のお金まで出して...。時間がもったいない」(20代男性)、「年の差がありすぎて会話が成立しない」(20代男性)、「鍋を取り分けるのがハードというか...」(20代男性)、「4000~5000円出して上司の自慢話を聞くより、そのお金でスーパーでおいしいお肉やお酒を買って一人で動画とか見て過ごした方が何万倍も有意義」(20代女性)など。

先輩社員は「忘年会は強制」「勉強会と思ってくれ

一方、スルーを嘆く声も。50代男性会社員は「忘年会は職場のコミュニケーションを図るツールの一つ。色々な話を聞けるので、勉強させてもらえると考えればいい」と話す。
(略)

とある調査によれば実に7割近くの社員が忘年会スルー希望なのだそうですが、興味深いのは絶対参加したくないと言う断固拒否派の割合が、年代が上になるほど上がっていると言う点です。
若手はまだそこまで嫌な思いをしていないだとか、歳をとるほど忘年会などこんなものかと見えてくるだとか様々な解釈がありますが、世間で言う若者の忘年会離れ的な側面だけではないと言うことですね。
事実ある程度職場で地位を固めてきた人などは堂々とスルーするようになる印象もあり、そもそも忘年会など不要と言う意見も少なからずある一方、管理職など上司側を中心に必要だと言う声も根強いようです。
単純に彼らがそうした文化で育ってきたからだとか、酒の席で言いたいことが多々あると言うことなのかも知れませんが、いずれにせよ職場の多数派からは歓迎されていない行事であることは事実と言えます。

ちなみに不肖管理人は久しく職場忘年会には参加していないのですが、別に忘年会と言う行事を否定するものではなく、そうしたイベントが好きな人が多いなら自由参加でやればいいと言う立場ではあります。
ただ職場の人間関係が全て円満なものばかりではないことは当然で、普段から相性の悪い人と一緒に飲み食いしても楽しくはないでしょうから、職場忘年会と言う行事には人気がない方がむしろ自然ですよね。
習慣的飲酒者自体が年々減ってきているそうですが、酒さえ飲めれば喜ぶと言う人は実感としても多くはなくなってきていると感じますから、もはや忘年会=飲み会と言う認識自体改めるべきなのでしょうね。
この時期気のあった仲間同士で忘年会やホームパーティーを開くと言うことは珍しくないわけで、飲み会ではなく昼食会なら参加すると言う声もあり、拘束時間が長いと言うこと自体嫌われやすい要因かも知れません。

いずれにせよ古典的な忘年会を今後もやりたいと言う経営者や上司にとって、こうした世間の風潮は好ましからざるものと言えますが、やるのであればどうすれば最低限部下からも許容される行事になるのかです。
酒の場でのパワハラ、セクハラ、延々と続く愚痴や小言などは論外として、まず最低限参加を無理強いをしないと言うのは当然のことだと思いますが、案外ここが出来ていないからこそトラブルが多いとも言えます。
他方では会社の行事なのだから参加して当然と言う主張もありますが、酒の席で業務上重要な話をすると言うのであれば、それは業務の一環として残業手当なりを出した上で行われる必要があるでしょう。
実際に業務として出勤扱いにしたところ参加率がずいぶん高まったと言う話もあるそうですが、業務でもない行事に部下がつきあってくれるほど自分に求心力があるのかと、上司も一度自らを省みて見るべきでしょうね。

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