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2019年11月23日 (土)

今日のぐり:「讃岐うどん むらや」

先日ちょっとした話題になっていたのがこちらの研究結果です。

ヒヒの男児はクルマの玩具で遊び、女児は人形で遊ぶと判明! ジェンダー・ニュートラルは幻想か(2019年8月4日トカナ)

 かつての昭和の時代は小学生のランドセルの色は男児が黒、女児が赤と決まっていたが、ご存じのように現在ではさまざまな色のランドセルが売られている。このように古い文化的な固定観念はその後のジェンダーバイアスに通じるものとして、今日の社会では少しずつ取り除かれていることは間違いないだろう。
(略)
 そこで、この分野に関する最新の研究で興味深い事例が報告されている。先ごろ放送されたBBCドキュメンタリー「Animals at Play」では、動物の“遊び”をテーマにして各種の動物の個体の成長にいかに“遊び”が重要な役割を果たしているのかを明らかにしている。

 実験の1つでは、ヒヒの子どもたちにさまざまな種類の玩具を与えてどのような反応を見せるのかを観察しているのだが、どうやら玩具の好みに性差があることが浮き彫りになったのである。
 男児のヒヒはクルマや飛行機といった“男児向け”の玩具を好み、女児のヒヒはぬいぐるみの人形という“女児向け”の玩具を好んでいたのだ。
(略)
 番組の中でも、ヒヒの子どもたちが見せたこの興味深い遊びの様子にフォーカスしている。
「このテストは、人間の行動を取り巻く古くからの問題に光を当てます。男性と女性は異なる方法で遊ぶように生物学的にプログラムされているのか、それとも両親や仲間からの社会的影響の結果としてみられる違いなのでしょうか」(番組より)

 番組は性差が「著しい」ものであると結論づけているようだ。つまり霊長類のレベルでも女児は人形を好み、男児はクルマで遊ぶということになる。
「遊びというのは、単なる娯楽や競争以上のものなのです」と、番組を手掛けた制作会社「Offspring Films」のディレクター、アレックス・ウィリアムソン氏は語る。
「遊びは動物の発育、そしてある場合においては生存にとって不可欠なものです」(アレックス・ウィリアムソン氏)
(略)

メスは子供に哺乳することから人形をかかえると言う本能が発揮されたのだとか、様々に解釈する余地はありそうなのですが、いずれにせよ明確な性差があるとは興味深いですね。
本日は性ということをもう一度考えてみる意味で、最近話題になっていた性にまつわるニュースの数々を取り上げてみましょう。

女性の性と生理にフォーカスした新売り場を大丸梅田店がオープン スタッフの“生理バッジ”も導入(2019年11月21日WWD)

 大丸梅田店は22日、“女性のリズムに寄り添う”新ゾーン「ミチカケ(MICHIKAKE)」を5階に開く。生理日予測アプリの「ルナルナ」と協業し、同アプリが分析する女性のリズムである「ブルー期(生理中)」「キラキラ期(生理後)」「ゆらゆら期(不安定な時期)」「どんより期(生理前)」の4つの周期に合わせた商品を提案する。体調や生理など女性特有の深層的な悩みに寄り添う従来の百貨店の提案になかった斬新なアイデアを取り入れている。
 もともと婦人服のヤングゾーン「うふふガールズ」が入っていた約893平方メートルのスペースに、下着や生理用品、漢方、ハーブティー、サプリ、セルフプレジャーアイテム(女性向けのアダルトグッズ)、寝具、コスメなどの日本初出店7ブランド、関西初の4ブランドを含む18ブランドの17店舗が出店。イベントスペースも設け、随時ポップアップショップやトークショーなどを仕掛けていく。
(略)
 大丸梅田店の今津貴博店長は同売り場について「百貨店はオワコンと言われて久しい。今大きなトレンドや流行がなくなってきている中、価値観が定まったマーケットでの競争を繰り返している。それが今百貨店が面白くなくなってしまった原因だ。日本では女性の性と生理は”触れてはいけないこと”という風潮があり、全てのお客さまが肯定的に受け入れられるものではないが、昨今のフェムテックブームの広がりもあり、その価値観は若い人を中心に変わりつつある。大げさなことを言うが、女性のデリケートな悩みのソリューションとなる売り場となり、市場に寄与できるのではないかとワクワクしている」と説明した。
(略)
 同売り場は10月15日からは売り場のコンセプトに合わせて、同店のスタッフへ本人の希望に合わせて、生理中であることを示す“生理バッジ”を試験的に導入している。社内や来店客とのコミュニケーションツールを目的にしている。
 オープン前から生理を擬人化した人気漫画「生理ちゃん」とコラボレーション企画を行い、オリジナル漫画の配信や、オリジナルグッズを販売するポップアップショップを出店してきた。23日には作者の小山健のサイン会を行う。

ちなみに同企画は現在ネット上で特に生理バッジが絶讚炎上中だそうですが、何でしょうね…ワクワクが良くなかったのでしょうか。
同じくジェンダー絡みのニュースですが、大変な手間なのだろうなと言う気はするニュースです。

「マンホール」とはもう言いません、ジェンダー配慮で用語変更 米バークレー市(2019年7月19日AFP)

【7月19日 AFP】「マンホール」は性別を含む単語なので、もう使いません──米カリフォルニア州バークレー(Berkeley)の市議会は今週、これまで公的文書や口頭で広く使われてきたさまざまな単語について、性差による区別のない表現に置き換える条例を可決した。

 条例案の起草に当たり中心的な役割を果たしたライジェル・ロビンソン(Rigel Robinson)市議会議員は、「トランスジェンダー(性別越境者)や従来の性別の概念に当てはまらない人々に関する社会的な認識が広がってきて、男女どちらにも分類されないジェンダー(社会的性別)の人々を包摂する重要性が浮き彫りになった」と説明した。
「そのため、市役所の環境や市の法令上の言葉遣いを包摂の原則に一致させるのはタイムリーであり、また必要なことだ」(ロビンソン議員)

 この条例に従い、「マンホール(manhole)」は「メンテナンスホール(maintenance hole)」に、「マンパワー(manpower、労働力)」は「ヒューマンエフォート(human effort、人力)」に、保証人を意味する「ボンズマン(bondsman)」は「ボンズパーソン(bonds-person)」に変更される。
「妊婦(pregnant woman)」も「妊娠中の従業員(pregnant employee)」に置き換えられ、女子学生の社交クラブ「ソロリティー(sorority)」と男子学生の社交クラブ「フラタニティー(fraternity)」は共に「ギリシャ式学生会館(collegiate Greek system residence)」となる。
 また、「彼」「彼女」などの代名詞の使用も避けることが求められる。

「言葉には力が宿る」とロビンソン氏はツイッター(Twitter)に投稿し、「これは小さな動きだが、大きな意味を持つ」と新条例の可決を高く評価した。

言葉には力が宿るかも知れませんが、もしかすると市民の多くは脱力感に襲われているかも知れないニュースでもありますね。
こちら一転して何ともほのぼのと平和的なニュースですが、まずは記事から紹介してみましょう。

オス同士のペンギン夫婦、いまも円満 豪水族館で2個目の卵からひな(2019年11月8日ロイター)

[7日 ロイター] - オーストラリアのシドニー水族館で、オスのジェンツーペンギンのカップルが「里親」として温めていた2個目の卵から、ひなが誕生した。

「マジック」と「スフェーン」のカップルが温めた卵がかえったのは昨年以来で、これで2回目。

2018年の繁殖期前につがい状態となり、巣作りに使うための小石を集め始めた。飼育員がダミーの卵を与えたところ、2羽が高い養育能力を示したため、昨年に初めて本物の卵を与えていた。

ペンギンの中でも人懐っこく温順な性格だそうですが、通常はオスメス交代で卵を温めるそうで、もともとイクメンの素養はあったのでしょうね。
最後に取り上げるのはこちら、日本ではあまり利用されることのなさそうな絵文字のニュースです。

「性的な意味でナスと桃の絵文字を使用すること」をFacebookとInstagramが禁止へ(2019年11月1日GIGAZINE)

ナスの絵文字と桃の絵文字は性的な意味で使われる場合があるとして、FacebookとInstagramが検閲を開始したと報じられました。

ナスの絵文字と桃の絵文字が検閲の対象になりうる特定のケースとは、「性的なコンテンツといっしょに当該絵文字を投稿する」という場合です。ここでいう「性的なコンテンツ」には、女性のセクシーな画像や、アダルトコンテンツに対するリンクや言及などが含まれます。こういった内容とナスの絵文字と桃の絵文字が組み合わされて投稿された場合、ナスの絵文字は男性器を指し、桃の絵文字は臀部(でんぶ)を指すとして解釈されるとのこと。
絵文字に対する規制はFacebookの規約上にも明記されています。
(略)
今回の規制は、プラットフォームの健全化のために、FacebookとInstagramから営利、非営利を問わず性行為目的の出会いを排除するためだと考えられています。

何のことやらと感じた方は元記事の画像を参照いただければと思いますが、なるほどと納得してしまった不肖管理人は心が汚れているのでしょうかね。
アスキーアートの文化が発達した日本では規制逃れも出来そうですが、しかし人間の考えることはどこの世界でも大差はないと言うことでしょうか。

今日のぐり:「讃岐うどん むらや」

倉敷市の中心部近くにオープンしたこちらのお店、店名は違いますが何でも岡山県内にチェーン展開されている讃岐うどん「むらさき」さんの系列店なのだそうです。
カウンター席中心の一般店スタイルのお店ながら、メニューを見てみますとお値段はこのスタイルとしてはかなり割安で、セルフに近い価格帯と言えそうですね。

今回はおすすめのとり天ぶっかけ(冷)を頼んでみましたが、一見して倉敷風のぶっかけうどんと思わせるスタイルです。
汁はさほどに濃さはないものの甘辛い倉敷風に近いアレンジで、これも同様に薬味としてワサビがつくのもいかにもそれらしいものですね。
平打ちのうどんは色艶も良く舌触りも良好で、気持ち柔らかめですがコシがしっかりとしたなかなかいいうどんで、強いて言えば少し締めが甘く生暖かいのがマイナスでしょうか。
トッピングは大振りなとり天が二つ載っていてなかなかボリュームもあり、クリスピーで下味も頃合いの加減でおいしくいただけました。

こちらのお店では温と冷でうどんの形を違えているようで、これは妥当な考え方だと思いますし、メニューを見ていると他にも幾つか工夫しておられる様子で感心しました。
接遇は最近の店舗として標準的なもので、店内も明るく広々感もありますが、しかしこの界隈は「永楽」さんや「たかと」さんなどうどん屋の競争は激しそうですね。

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