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2019年9月 7日 (土)

今日のぐり:「軽井沢 川上庵」

先日大きな同情を集めていたのがこちらのニュースです。

待ちわびた修学旅行、バスは来ず 旅行会社ミスで延期 苫小牧(2019年8月30日北海道新聞)

 【苫小牧】苫小牧市立若草小6年生の修学旅行が29日、発注先の旅行会社、名鉄観光サービス(名古屋)苫小牧支店のバスの手配ミスで出発できず、中止となった。同支店は同校に謝罪した。同校は9月に修学旅行を延期し、再び同支店を通じて手配する。

 修学旅行は児童55人がバス2台に分乗して29日から1泊2日で函館に向かう旅程だった。29日朝の出発時間になってもバスが来ないため、同校が同支店に連絡して手配漏れが発覚した。同支店がバスの再手配を試みたが、早い時間帯に確保できなかった。児童は学校で約1時間半待たされた上に中止を告げられ、「ショックを受けた様子だった」(市教委)という。

 同社北海道営業本部(札幌)によると、本来はバス会社から見積書を受け取った後に正式な契約手続きが必要となるが、担当者が見積書の受け取りで申し込みが完了したと勘違いし、手配漏れになった。
 同本部は「子供たちが楽しみにしていた修学旅行を台無しにしてしまい、大変申し訳ない」と話した。(工藤雄高)

それはせっかくの修学旅行も台無しですが、次回こそはきちんとバスの手配が行われることを願うしかありません。
本日は若草小の児童達を励ます意味で、世界中からああ無情…と思わず嘆息したくなるような残念なニュースの数々を紹介してみましょう。

悲報...「努力は才能に勝る」は嘘だった(2019年8月28日ニューズウィーク日本版)

「努力は才能に勝る」という言い習わしがある。これを信じて毎日、懸命に努力している人には悲しいお知らせだ。米オハイオ州にあるケース・ウェスタン・リザーブ大学の心理学者がこのほど行った調査で、「一流になるにはただ長時間練習すればいいわけではない」との結論が導き出された。結果は、英国王立協会のオンライン科学誌ロイヤル・ソサエティ・オープン・サイエンスに掲載されている。

この調査を行ったのは、ケース・ウェスタン・リザーブ大学のブルック・マクナマラ准教授とメガ・マイトラ氏だ。1993年に米フロリダ州立大学の心理学者エリクソン氏らが発表した、バイオリニストの実力と練習時間の長さの関係を紐解いた研究を元にした。
1993年のエリクソン氏らの調査では、一流のバイオリニストは20歳までに平均で1万時間の練習を積み重ねていたことが分かった。エリクソン氏らはここから、何かに秀でるのに必要なのは、生まれ持った才能ではなく「1万時間の意図的な練習」だと結論付けた。
(略)
そこでマクナマラ准教授らは、意図的な練習を1万時間行えば本当に一流になれるのか?を検証するべく、1993年の調査を再現することにした。同准教授らは、バイオリン奏者を集めて実力別に「非常に良い」「良い」「まあまあ」の3グループにそれぞれ13人ずつ分けた。その後、各奏者に対し、これまでの音楽歴や実績、練習時間について聞き取り調査をした。さらに、1週間の練習日記を付けてもらった。
「まあまあ」のバイオリン奏者は20歳までに平均6000時間の練習を積み重ねていたが、「非常に良い」と「良い」のグループは共に、平均で1万1000時間の練習を重ねていたことが分かった。練習に費やした時間が実力の違いに占めた割合は、4分の1程度だったという。

マクナマラ准教授は英ガーディアン紙に対し、一流のレベルにまで達してしまえば、みんなかなりの練習を積み重ねて来ているため、実力の違いに練習が占める割合はそこまで大きくはならないと説明する。そのため、そこから抜きん出てスーパーエリートになるには、練習以外の要因がポイントになるとしている。何がその要因になるかは、例えばチェスなら知能やワーキングメモリ、スポーツならいかに効率よく酸素を使えるか、などと分野によって異なるという。
(略)
なおガーディアンによると、1993年当時の調査を行ったエリクソン氏と、同論文の共著者だったベルギーにあるルーベン・カトリック大学の心理学者、ラルフ・クランぺ氏は共に、マクナマラ准教授らの調査で導き出されたものは、自分たちのものとほぼ変わらないと反発している。クランペ氏はガーディアンに対し、練習がすべてだとか、長時間の練習だけでうまくなれるなどとは自分も考えていないと話し、練習の質、教師と親のサポート、すべてが大切だと説明。「それでも、意図的な練習が最も重要な要素だと私は考えている」と加えた。

誰しも幼小児からバッティングセンターに通えばイチローになれるとは思っていないでしょうが、単に長時間努力をすることが目的化してはいけないのだと教訓的に捉えるべき結果でしょうか。
日本でもいじめの問題は極めて深刻ですが、こちらも大変に悲しむべきニュースと言えそうです。

53年前のいじめ加害者を同窓会で殺害した69歳の男「気持ちはわかる」「誰も救われない」の声(2019年08月30日リアルライブ)

(略)
 8月24日、タイ・アントン県で53年前に同じ高校に通っていた男女が飲食店に集まり同窓会が開催されていた。元クラスメート達は、食事をしながら会話を楽しんでいたが、突然、一人の男が激怒して声を荒げたという。16歳の頃に自分をいじめていた、同じく69歳の男性に謝罪を求めたそうだ。しかし、男性は「(いじめた)記憶はない」と謝罪を拒否。この対応に激高した加害者の男は、所持していた拳銃で被害者の男性を撃ち、そのまま逃走したとのことだ。被害者の男性は病院に搬送されたが死亡が確認されたという。
 なお、タイ在住の日本人ジャーナリストによると、タイでは合法的に拳銃を購入できるそうだ。ただし購入するにはさまざまな書類提出や審査があり、全てのタイ人が購入できるわけではないとのことだ。

 同記事によると、同窓会の幹事を務めていた別の男性は「過去にも加害者は被害者からいじめられていたことに対して愚痴を漏らしていました。彼はいじめを決して忘れていませんでした。しかし、まさか殺害するとは思っていませんでした」と警察に証言したそうだ。
 タイ警察は、復讐を果たした加害者の男は現在も逃走中だと発表した。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「いじめっ子を殺害したことをかばうつもりはないが、正直いじめられっ子だった自分は加害者の気持ちがわかる」「誰も救われない悲しいニュース」「いじめたほうはふざけてるつもりで忘れていても、いじめられたほうは一生忘れないものだ」「加害者の男を責められない、いじめは自尊心や人生を台無しにすることを彼は証明した」「被害者が謝罪していたら、こんな結果にはならなかったかも」「被害者のご冥福をお祈りします」などの声が寄せられていた。
(略)

元いじめっ子に全く同情する気持ちは湧かないのですが、それでもいじめられた上に人殺しにならざるを得なかった心情いかばかりかですね。
同じくタイからこちらも近年流行しているものですが、こんなリスクがあるとは誰も考えていなかっただろうと言うニュースです。

足裏マッサージで妊婦が意識不明に 流産し半年後に死亡(2019年7月27日テックインサイト)

妊娠中の治療や薬の服用などはできるだけ避けたほうが良いと言われているが、タイでは妊娠中の女性が足裏マッサージを受けている最中に意識不明に陥り、流産する出来事があった。しかも半年後にこの女性は息を引き取ってしまい、妊婦がマッサージを受けることの危険性が浮き彫りになった。『The Sun』『Mirror』などが伝えている。

ダンサーでモデルのアルバイトをしていたウィラワン・ケドケスリさん(Wirawan Kedkesri、25)は今年の1月11日、タイのチェンマイにある足裏マッサージ店を訪れた。ウィラワンさんは妊娠中だったが、特にマッサージ師から注意を促されることもなく、そのまま足裏マッサージを受けたようだ。
ところがマッサージが始まって間もなくウィラワンさんは突然、意識不明に陥ってしまった。スタッフはすぐに救急車を呼び、心肺蘇生を施したという。しかしウィラワンさんは病院へ搬送されるなかで脳卒中と心停止を起こし、お腹の子を流産した。
ウィラワンさんは肺の血管が突然詰まる肺塞栓症、および脳の血管が狭窄したり閉塞し脳細胞に血液が充分に行き渡らなくなる虚血性脳卒中を起こしており、後に脳死と診断されたが人工的に昏睡状態に置かれ、生命維持装置をつけて命を長らえている状態になってしまった。

彼女には5歳の息子がいるが、病院のベッドに横たわるウィラワンさんを心配そうに覗き込む息子の姿が切ない。それから家族は6か月間ウィラワンさんの回復を信じてきたが、彼女の叔父であるチャイワット・カームヤさん(Chaiwat Khamya)は「ウィラワンは回復の兆しが見られないため、このまま目覚めることはないだろう」と話していた。
そして今月19日、家族や親戚の判断で生命維持装置が外されることとなり、ウィラワンさんは静かに息を引き取った。
チャイワットさんは、記者団に対して「生命維持装置を外すことは非常に難しい決断でした。しかしウィラワンは今、平和を感じていることでしょう」と語っている。
(略)

まさかこんなことになるとは誰も思わなかったでしょうが、ご家族の心情を思うとやりきれないニュースですね。
最後に取り上げるのはご存知ブリからの話題ですが、まずは何とも…と言うニュースを紹介してみましょう。

ロンドンの下水にスタジアム長の巨大コンクリ塊。どっかのアホが流して固まる(2019年4月24日ギズモード)

よい子:トイレには水に溶けるものだけ流す
悪い子:トイレにコンクリート1トン分を流して、19世紀ヴィクトリア朝時代の下水道を固める

そんな冗談のように悪い子がロンドン市イズリントン地区にいたようです。市水道管理会社「Thames Water(テムズ・ウォーター)」が、下水道にカチンコチンに固まった全長275m、重量シロナガスクジラ級(105トン)のコンクリート塊の除去に追われています。
ロンドンの下水は日本の大政奉還よりまだ古く、世界最古レベル。「ファットバーグ(氷山の廃油版)」でしょっちゅう詰まって地獄な日々なことは世界的に有名ですが、ありとあらゆる塊を見てきた同社もこれだけ巨大なコンクリート塊は見たことがないと声明で言っていますよ。
(略)
コンクリートで固まった下水は3カ所あり、除去にかかる費用はざっと見積もって数十万ポンド(約3000万円以上)。道路は最大2カ月通行止めとなり、その間ずっと削岩機と高圧ホースの騒音が続くことになります。個人でこれだけのコンクリートを混ぜたとは考えにくいため、おそらくは建設会社が「産業用レベルの大量コンクリ」を流したものと当局は見ています。いやぁ…。
(略)

その何とも言いがたい状況は元記事の画像を参照いただきたいのですが、しかし一日二日でこんな状況にはならないでしょうね。
下水管理の人々もまさかこんなことが起こるとは想像もしていなかったでしょうが、地域の住民は嘆息するしかなかったことでしょう。

 今日のぐり:「軽井沢 川上庵」

軽井沢と言えばおしゃれなお店も多いことで知られていますが、こちら都内に本店を持つ蕎麦屋の支店だそうで、内外装ともに蕎麦屋とも思えないほど垢抜けています。
蕎麦だけではなく一品料理やアルコール類も豊富で夜にでも楽しめそうなお店ですが、さすがに昼食時は蕎麦をたぐる人が多いようです。

まずはベーシックなせいろを試して見ましたが、中細のなかなかしっかりした見た目の蕎麦はしゃっきりと言うよりどっしりでしょうか、やや硬めですがなかなかの出来です。
新蕎麦の季節でもないのにこの蕎麦の香りがいいのもありがたいものですが、蕎麦つゆも辛口濃いめで相性もよく、蕎麦湯で希釈するとしっかりした出汁の味がよく分かります。
それ以上にこれはなかなかと感じたのがおろしそばですが、おろし蕎麦と言えば大根の辛味が売りになることが多いですが、こちら辛口の汁にやや甘さを感じるおろしが何ともいい具合です。
失礼ながら観光地に良くあるようなお店ではないかと勝手に思い込んでいたのですが、蕎麦もちゃんとしたもので感心させられました。

場所柄接遇面は全く手慣れたものですし、設備なども整っていて座席のスペースもゆとりがあるのはありがたいですが、席数に比べますとトイレは少しキャパ不足を感じるでしょうか。
またこれはお店の問題と言うより地域性の問題ですが、駐車場が近隣に少ないので車で来た場合には少し大変そうですが、徒歩で近隣をのんびり散策するのが正しいのでしょうね。

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