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2019年2月23日 (土)

今日のぐり:「牡蠣屋」

先日当事者が亡くなったと報じられたばかりの有名な写真に関連して、こんなニュースが出ていました。

「勝利のキス」像に「MeToo」の落書き(2019年2月20日CNN)

(CNN)第2次世界大戦の勝利を喜ぶ米水兵が女性にキスをする有名な写真を模して、フロリダ州サラソタ市内に建てられた像に、セクハラ告発運動の合言葉となっている「#MeToo(私も)」の落書きが見つかった。
落書きは19日午前、警察が発見した。キスされている女性の脚の部分に、赤いスプレー塗料で文字が書かれていた。何者かが18日午後から夜にかけての時間帯に吹き付けたとみられる。
周辺に証拠や防犯カメラの映像は残っていなかった。警察は、落書きの範囲が広いことなどから損害額は1000ドル(約11万円)を超えるとの見方を示した。
落書きはすでに消されたが、警察は目撃情報などの提供を呼び掛けている。

「勝利のキス」の写真は終戦の瞬間、ニューヨークのタイムズスクエアで撮影された。キスをしている水兵として一躍有名になったジョージ・メンドンサさんは17日、96歳の誕生日を目前に死去していた。
メンドンサさんは生前、当時を振り返って、何杯か酒を飲んだ後で見知らぬ看護師が目に入り、とっさに捕まえてキスをしたと話していた。
キスされた女性のグレタ・フリードマンさんも、後になって「水兵に突然捕まえられた」「相手の男性は恋愛感情と無関係に、ただ戦争が終わってよかったと大喜びの様子だった」と語っている。

公共物に落書きも如何なものかですが、事情を聞けばそれまもう御説ごもっともとしか言いようが無い話ではありますね。
本日は思わぬ歴史的騒動に巻き込まれる形となったグレタさんを慰撫する意味で、世界中からそれはごもっともであると言うしかないニュースを取り上げてみましょう。

FPSゲームのアクセス記録も確認。良心的兵役拒否をめぐって韓国検察(2019年1月11日ハフポスト)

済州地方検察庁は現在、兵役法違反の疑いで裁判を受けている済州地域の宗教上の理由での兵役拒否者12人に対し、国内の有名ゲーム会社の会員加入の有無を確認しているという。

2018年11月1日、韓国・最高裁判所は「良心による兵役拒否者」に無罪判決を下した。これにより、刑務所に収監されていた兵役拒否者58人が仮釈放された。
しかし、すでに兵役拒否者と関連して930件ほどの裁判が進行している状況だ。このため検察は18年12月、「信念の信憑性」を把握するための10の判断指針を設けた。
このうち、兵役拒否者の信憑性を把握するための具体的な指針は、■被告が教理を熟知し、徹底的に従っているか、■被告人の信仰期間と実際の宗教的活動、■被告人の家庭環境、成長過程、学校生活、社会経験など全般的な生活の様子などだ。

しかし、この部分をどのように把握すれば良いのか。
1月10日の報道によると、検察は兵役拒否者の「FPS(First-personshooter)ゲームへのアクセスの有無」まで確認しているという。
News1によると、済州地方検察庁は現在、兵役法違反の疑いで裁判を受けている済州地域の宗教的兵役拒否者12人に対し、国内の有名ゲーム会社の会員加入の有無を確認しているという。

FPSゲームは、一人称の視点で銃器を利用して戦闘を繰り広げる形のゲームだ。1990年代「Rainbow Six」、2000年代には「Counter-Strike」と「Special Forces」を経て、現在は「PUBG」と「Overwatch」のようなゲームがFPSゲームマニアたちから愛されている。
検察は、拒否者の相当数が「執銃拒否」という教理に従うために兵役を拒否しているだけに、これらがFPSゲームをしたというのは教理に従わなかったものと判断する。
済州地方検察庁の関係者はインタビューで「国内ゲーム会社いくつかを選び、裁判所に事実照会申請を送った」「もし確認されて、PUBGなどを毎晩楽しんでいるとするならば、良心の信憑性が認められないと見なければならない」と述べた。

なるほど確かにと納得するしかない話ですが、これもいずれうまい抜け穴的主張が登場することになるのでしょうかね。
アメリカと言えば昨今航空会社絡みのトラブルが相次いで報じられていますが、その中でこんなニュースが注目されていました。

ユナイテッド航空、肥満の乗客に挟まれ苦情を言った女性客を降機させる(2019年2月4日テックインサイト)

狭い機内のエコノミークラス座席で両脇を肥満の乗客に挟まれたとなると、長時間でなくともフライト中は窮屈な思いをし、不快感やストレスが溜まることだろう。このほどユナイテッド航空便の機内で、肥満カップルの真ん中に座っていたことで「窮屈」と文句を言った女性が、降機させられる出来事が起こっていたことを『New York Post』『Metro』などが伝えている。

1月2日、米ネバダ州ラスベガスからニュージャージー州のニューアークへ向けて飛ぶ予定のユナイテッド航空1583便の機内から、白人女性が降ろされる出来事が起こった。
この白人女性は3列ある並びの中央の座席に座っており、両脇にはプラスサイズの乗客が乗っていた。窓側に座っていたのはニュージャージー州に住む看護師ノーマ・ロジャーズさんで、通路側はノーマさんのパートナーである男性マッキンリー・マック・フリンクさんが座っていた。白人女性は離陸前に誰かと携帯電話で通話しており、その会話の内容が自分たち対する文句であることに気付いたノーマさんは、自身の携帯電話でその様子を録画し始めた。撮影されたその動画では、白人女性がこのように話していた。
「ちょっと、これから4時間のフライトにどうやって耐えたらいいのかわからないんだけど。両脇から押し潰されそうなのよ。信じられない。右も左も肥満の乗客なのよ。座ってられないわ。まぁでも、少なくとも2人に挟まれて暖かさは保てるとは思うけど。」
(略)
ノーマさんは同日、自身のFacebookに「2019年最初のフライトはラスベガスからニューアーク行きのUA1583便だったんだけど、女がプラスサイズの私とマックに挟まれてると暴言を吐きだしたのよ。昔の私なら、女の尻でも引っ叩いてやるところだけど、フライト管理責任者に女を降機させるように頼んだの。女は機内から降ろされたけど、嫌な気分は続いているわ。2002年から仕事で定期的に飛行機を利用しているけど、こんな不快な思いをしたのは初めて」という怒りを露わにした投稿をしながらも、「CAやフライト管理責任者、ゲート職員のみなさんは問題をエスカレートさせることなく、迅速かつ穏やかに対応してくれたことに感謝したい」とも綴っている。
この件について、ユナイテッド航空スポークスマンは「全てのお客様の安全と満足のケアに努める当社の客室乗務員は、混乱を生じさせたこの女性客のために別の座席を見つけるよう迅速に対応しました。しかし、この乗客の態度が機内で問題になり得る可能性が高いということが明確になったため、降機を命じ、翌朝の代替え便を手配いたしました」と述べている。

このニュースを知った人からは、「悪いけど、やっぱりオーバーサイズの乗客は2席分払って席を取るべきだと思う。肥満の2人に挟まれるのは誰だって窮屈でしょ。ただ、この女性も普通にCAに席を移動したいって言えばよかったんだよね」「確かにこの女性の態度は大げさだけど、同情する気持ちはある。ましてこの肥満客がカップルなら、座席をもう1つ余分に取ってくっついて座ればよかったのでは?」「女性の態度もダメだけど、なにも降ろさなくてもいいと思う」「失礼な人は嫌いだけど、この肥満のカップルも真ん中に関係のない乗客を挟んで離れて座るっておかしいだろ」「この白人、黒人にやり込められて警察を呼ばなかったのが驚きだ」「降機させるなんて、女性には不公平すぎるでしょ」「航空会社も肥満客からは倍の料金を取るべき」といった声があがっている。

動画を見ますと確かにそれはちょっと…と言いたくなる状況なのですが、アメリカ的な様々な事情が絡み合った事件ではあると言えますね。
テロとの戦いが世界的に続いている中で、これはやむなきと言うニュースが出ていました。

過激派組織IS参加のイギリス出身の少女 国籍剥奪か(2019年2月21日NHK)

4年前、中東のシリアに渡り、過激派組織IS=イスラミックステートに加わっていた19歳のイギリス出身の少女が帰国を望んでいた問題で、イギリスのメディアは、政府が少女の国籍の剥奪を決定したと伝えました。

イギリス出身で19歳のシャミマ・ベガムさんは、4年前、シリアにわたって過激派組織ISに参加していましたが、今月になって、シリア北部の避難民キャンプにいるのが確認されました。
ベガムさんは、キャンプで産んだ息子とともにイギリスへの帰国を望んでいましたが、イギリスでは、みずから過激派組織に参加したことを危険視する意見もあり、帰国を受け入れるべきか意見が分かれていました。
こうした中、イギリスの民放「ITV」は、イギリスの内務省がベガムさんの国籍剥奪を決定した文書が家族のもとに届いたと伝えました。

イギリス政府の公式な発表はありませんが、メイ首相は、「テロに加担した人物を見逃さないという政府の姿勢を示すことは重要だ」と述べ、帰国を受け入れない考えを示しました。
これに対して、ベガムさんの家族は、弁護士を通じて、「非常に残念だ。異議を申し立てるため、あらゆる法的な手段を考えている」とコメントしていますが、ベガムさんのイギリスへの帰国が実現する見通しはたっていません。
(略)

世界的に同種のケースは多発しているそうで、これは自らの選択の結果に責任を取るしかないのでしょうか。
最後に取り上げますのも同じくブリからのニュースなのですが、まずは記事から紹介してみましょう。

オーウェル、英国料理酷評=70年前にエッセーの出版拒否-英文化機関(2019年2月9日時事通信)

【2月9日 時事通信社】「1984年」「動物農場」などの作品で知られる英作家ジョージ・オーウェル(1903~50年)が46年に書いた英国料理を酷評したエッセーの出版を、執筆を依頼した英公的文化機関ブリティッシュ・カウンシルが見送っていたことが分かった。
 カウンシルは公式に謝罪し、経緯とエッセー全文を7日に公表して「償い」の姿勢を表明。「最良の作家も掲載拒否に遭うことはあるが、70年以上たってから謝罪を受けるのは珍しい」(BBC放送)と話題を呼んでいる。

 カウンシルは当時、英国文化の普及活動の一環で英国料理について執筆するようオーウェルに要請。オーウェルは、英国料理を「単純かつ濃厚、そして少々野蛮な食事」と紹介し、「英国の安いレストランは必ずと言っていいほどまずく、高いレストランで出されるものは大抵フランス料理だ」などとつづった。
 カウンシル側は出版中止を本人に伝えた手紙の中で、「幾つかの小さな問題はさておき、素晴らしいものだ」と一応は内容を評価。一方で、「(欧州)大陸の読者に読ませるのは得策でない」と出版取りやめの理由を説明していた。
 カウンシルは「当時は形式張ったリスク回避型だった」とし、第2次世界大戦の食糧難の記憶が新しい時期に、料理に関する文章を世に出すのを避けようとしたと分析した。

この件で恐ろしいのは現状においても恐らく、戦中戦後の食糧難時代とさして変わらぬ状況が残っているのではないかと言う疑念があることでしょうか。
しかしさすがに事実に反していると言う理由で掲載拒否をされたのではないと言う点で、辛うじてブリ的良心が発揮されたおではないかとも思えます。

今日のぐり:「牡蠣屋」

広島湾に浮かぶ宮島と言えばこの時期牡蠣料理は欠かせませんが、数ある牡蠣料理屋の中でも近年評価が高いのがこちらのお店です。
営業時間が来ればすぐ満席になってしまうのでなかなか利用しにくいところがあるのですが、この日は幸い待たずに入ることが出来ました。

主な料理が一通り揃った特選牡蠣屋定食を頼んで見ましたが、ノーマルの牡蠣屋定食と比べても粒選りの牡蠣を選んでいるとのことです。
まず出てきたのが焼き牡蠣ですが、これが素晴らしい牡蠣で、大ぶりで立派な身は味も濃く、うまいと言うしかありません。
牡蠣フライもジューシーで揚がり加減もバッチリですし、牡蠣飯も味のバランスがちょうど良く、味噌汁から小鉢に至るまでどれも満足出来る味です。
全ての料理に気を使われていて完成度が高いなと言う印象ですが、これがこの値段で頂けるのですからなかないいお店ですね。

ノーマルの牡蠣屋定食も十分満足出来る味ですが、数百円の違いではっきり判るほど味が変わってきますので、特選を選ぶ価値は十分あります。
こちらのオペレーションはシステマチックで効率がよいからお店も回っているのですが、しかしトイレだけは明らかにキャパ不足に思えるのですが如何なものでしょうね。

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