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2017年11月24日 (金)

ヌード写真を拡散させないため自らヌード写真を送信?

今日はちょっとした面白い試みと言うのでしょうか、妙に逆説的でよく判らない動きを紹介してみたいと思いますが、まずは先日出ていたこちらのびっくりニュースを取り上げてみましょう。

歌手シーア 全裸写真を公開でパパラッチに仕返し(2017年11月07日スプートニク)

豪州の歌手シーアさん(41)はプールで全裸で泳いでいる姿を隠し撮りし、高額で売りつけようとしたパパラッチに待ったをかける、いい仕返し方法を思いついた。シーアさんは逆に自分のほうからヌード写真を公開してしまったのだ。

シーアさんはツィッターのポストに「何者かが私の写真を熱狂的ファンに売りつけようとしています。そのお金、ちょっと待って。ほら無料で提供します。毎日がクリスマス!」と書き込んだ。

このポストは瞬く間にSNS上を飛び交い、何万件ものリツイート、何十万件もの「いいね!」を集めた

ちょっと何言ってるのか判らないと言う人もいるかと思いますが、要するに無断盗撮した画像でお金を稼げないように、同等品?を無料で提供すると言うもので、まあ理屈としては理解出来なくはないですよね。
そもそも自らのヌード写真を公開すると言う時点で一般人にはひどくハードルの高い行為ではないかと思うのですが、盗撮犯に仕返しをしたと多少なりとも気分が晴れると言う点で相殺出来るものなのでしょうか。
日本人ではなかなかここまで思い切れるものではないと思いますが、ただオーストラリアと言うお国柄がそうさせるのか、この種のプライベートな画像流出対策としてこんな実験も試みられているのだそうです。

FB、豪でヌード写真の送信呼び掛け 「リベンジポルノ」対策実験で(2017年11月9日AFP)

【11月9日 AFP】交流サイト(SNS)最大手の米フェイスブック(Facebook)は、裸の画像や映像を本人の同意なくインターネット上に投稿する、いわゆる「リベンジポルノ」対策の一環として、オーストラリアの利用者に対し、実験的なプロジェクトに裸の写真を提出するよう呼び掛けた

 オーストラリアの成人ユーザーの中で、ヌードや性的にあからさまな写真をインターネット上で過去に他人と共有し、許可なく拡散される心配がある人は、豪政府の専門機関「eセーフティー監督官事務所(Office of the eSafety Commissioner)」に画像について報告

 そうしてユーザーはテキストメッセージアプリ「メッセンジャー(Messenger)」経由で自分自身に写真を送信する。この過程を経ることにより、フェイスブック側が写真を「ハッシュ化」し、個々の画像の識別情報を生成する。

 この情報を用いて、フェイスブックやインスタグラム(Instagram)、メッセンジャーでさらなる拡散を阻止することができ、インターネット上での虐待や搾取の手法として頻繁に用いられているリベンジポルノに対する予防策になるという。

 フェイスブックの広報担当者は、この実験には英米およびカナダも参加する見通しだとしている。

 ジュリー・インマン・グラント(Julie Inman Grant)eセーフティー監督官 は、フェイスブックで実験が奏功すれば、他のSNSにも拡大されると話している。

このリベンジポルノなる問題、本来的には勝手に画像を晒すような輩に何かしらのペナルティを科したいところなのですが、仮にそれが出来たとしても流出してしまった画像の問題は残ってしまうわけです。
サーバー会社に削除を依頼してもどこかでまた同じ画像が流出する可能性は常にあるわけで、特に削除依頼などが出たと知れれば面白がって拡散しようとする人は必ずいますから、いたちごっこが続きそうですよね。
こうした画像を自動的に削除ないし閲覧不能にすると言うことが技術的・法的に可能であるなら、画像流出問題に対してかなり強力な対抗手段になりそうだと言う気はしてきます。
今回の計画では画像流出をさせたくないと言う人は自ら宛てにヌード画像を送る過程で画像が認証されるようですが、やはりこれら作業の過程において画像が誰かに見られてしまうのではと言った、心理的なハードルがありそうには思われます。
今の時代ネット上に流れている情報はどこかで誰かに盗み見られる可能性があると考えるべきですが、冒頭の記事などを見ると豪州人的価値観では案外そうした部分は気にならないものなのでしょうか。

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