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2017年8月30日 (水)

信じる者が救われるのはそうではないよりは救いのある話ですが

日本では幸いにも宗教と言うものがさほど大きな社会的影響力を振るう局面は少ないのですが、個人レベルで見れば人生に大きな影響を持つものは数多くあって、昔から一定程度の支持を得ていたものの中にいわゆる代替医療と言うものがあります。
さすがに今の時代に一般的なマスコミが表立って代替医療礼賛の記事を載せると言うことは減ってきているのでしょうが、ネットの発達でむしろ露出自体は増えている可能性もあって、先日もこんなくらくらするような記事が掲載されていました。

自然療法で重度のがんをキレイに消し去ったヒーラーが秘密を暴露!! 医者が決して教えない「自力でがんを消した方法」を伝授!(2017年8月27日トカナ)

 現在、日本人の死亡原因トップは男女とも「がん」である。6月22日には、乳がんを患っていたフリーアナウンサーの小林麻央さんも34歳の若さで亡くなった。がんは、もはや老若男女を問わず日本人にとって“最大の脅威”といえるだろう。
 ところで、小林麻央さんの一件でも大きな話題になったが、いざ私たちががんに侵された際、激烈な副作用を伴う抗がん剤治療に専念することは正しいのか、あるいは代替療法や自然療法にも試してみる価値はあるのだろうか? 選択肢が多くあれば、それだけ私たちの悩みも深くなるものだ。いったい真の答えはどこに――そんなことを考えていた折、筆者はある女性と知り合った。動物愛護活動家、そしてレムリアン・ヒーラー(古代レムリア時代の愛のヒーリングを扱う人)として活躍する小林美貴子氏だ。
 かつて膀胱がんを患っていた小林氏は、手術によって一度はがんを切除したものの、やがて再発。しかしその後は、ホリスティック医学にもとづく自然療法で完治することに成功したという。現在では、福島の原発事故で被災したペットを救護したり、同地で生きる羊や山羊の保護・飼育活動に携わる任意団体「アニマルフォレスト」のメンバーとしても精力的に活動している。そんな小林氏が、がんの完治に至った経緯を詳しく話してくれた。
(略)
――そこで話の本題です。小林さんが行った自然療法とは、いったいどんなものだったのですか?

小林  私の自然療法は、もう40年前に父が末期がんで余命3カ月と宣告された時、母がありとあらゆる方法を調べ尽くして、結果3年間にわたる延命に成功した時に行っていた代替療法と、当時お世話になった森下敬一先生(お茶の水クリニック)と帯津良一先生(帯津三敬病院名誉院長)の本を参考にしました
 それから、今考えると「がんになって当たり前」とも思える生活習慣と精神状態を根っこから改善しました。当時の私は忙しいうえにストレスだらけで、タバコも吸うし、辛いとお酒を飲んで泣き、睡眠も毎日4~5時間ほどしか取れないという酷いものでしたから。
(略)
――小林さんが試みた自然療法の中で、特に効果的だと感じたものは何でしたか?

小林  どれも大事なのですが、「必ず治る」と信じきることがすごく重要です。自分で作ったがんですから、自分で消せるはずなのです。私は西洋医学を否定する訳ではなく、西洋医学と東洋医学をそれぞれバランスよく取り入れたらいいと思います。私もはじめに外科的手術を受けなかったら、果たして自然療法だけで完治したかはわかりません。もっとも、抗がん剤に関しては“よくない”と個人的に思っていますが――。

――そもそも抗がん剤は、「ジュネーヴ議定書」(1925年)で戦時使用が禁止されたマスタードガス(イペリットガス)などの発ガン物質から作られていますよね。マスタードガスは放射線と同様、細胞に突然変異を引き起こす可能性が高く、抗がん剤治療は、この作用を利用してがん細胞を殺しています。まさに「毒をもって毒を制す」的な話ですが、もちろん大量接種が有害であることは容易に想像できます。最後になりますが、読者に向けてメッセージをお願いします。

小林  自分の内なる力を信じてください! がんを恐がりすぎないで、目を背けず、がんを作り出した原因、そして自分と向き合い、すべては自分の責任と受け入れることが重要です。食と生活を正し、自分の身体と心を愛する事、今を大切に生きるという事を教えてくれたがんに感謝しています。
(略)

その詳細に興味がおありになると言うお方は元記事をお読み頂ければと思いますが、何の病気にしろストレスを避け健康的な生活を送ると言うことは悪いことではないのでいいとして、こういうのは某先生流に言えばガンモドキと言うことになるのでしょうかね?
このところ著名人の癌死が公表されると言う事が相次いでて、そのいずれも亡くなるまでの過程において標準医療を離れ、俗に代替医療と呼ばれるものに依存していた時期が長かったらしいと言うことが報じられていますが、こうしたものが何かしらブームなのでしょうか。
標準医療と呼ばれるものも現時点でもっとも効果的と思われる手法であり、将来的にはどんどん変わっていくものですが、逆に言えば今のところ一番効果的であると保障されている治療法を試さないのはもったいないのでは?と言う気もします。
ただどんな治療についても副作用などのトラブルはあり得ることで、特に手術などが絡むと断固反対と言う人も中にはいらっしゃるようですから、手術しない方法論を提示されるとつい飛びついてしまうと言うこともあるのでしょうね。

先日「代替医療を選択したがん患者の死亡率は、標準治療を選択した患者より最大で5倍程度高くなる」と言う報告が報じられていたのですが、実際にはこの数字はもっと大きなものになるだろうと言うのは、最後まで代替医療のまま死ぬ人はさほど多くはないからです。
代替医療の提供者とすれば症状が出にくくどうとでも解釈出来る段階だけ手がけて、後は放り出すのが効率が良いと言うこともあるのでしょうが、やはり実際に症状が進行してくると全く効果がないと言うことが当事者にも理解出来てしまうと言うこともあるのでしょうね。
興味深いことに先の研究によれば、代替医療を選んだ患者群は標準治療を選んだ患者群よりも健康で若く、収入と学歴が高かったと言う特徴があったそうですが、知性にも教育にも不自由していないはずの人がこうしたものにはまってしまうと言うのも面白い現象です。
もっとも学歴はともかく収入が高くなければ代替医療などやっていられないのだろうと考えると、今のところは高くつく金持ちの道楽以上の意味はないと考えるべきなのかですが、それに命までかけてもいいと考えるならどうぞご自由にとしか言いようが無いですよね。

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コメント

>同地で生きる羊や山羊の保護・飼育活動に携わる

世界の侵略的外来種ワースト100の1種に選定されている山羊を保護ぉ?

投稿: 10年前にドロッポしました。 | 2017年8月30日 (水) 09時24分

保護ってことは誰かがフクシマでヤギ狩りしてるってことだよねえ
改造バギーに乗ったモヒカンな人たちでもいるのかしら
「ヒャッハー!汚物は消毒だゼェ!」

投稿: | 2017年8月30日 (水) 11時48分

環境破壊に対する自然保護の観点からは、福島よりも尖閣の山羊を早く何とかすべきかと思います。

投稿: 管理人nobu | 2017年8月30日 (水) 20時18分

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