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2016年10月27日 (木)

親子鑑定の依頼が増えているそうです

今日はあまり突っ込まずにさらっと記事を紹介するだけにしておくつもりなのですが、個人的にそんなにいるのかとちょっと意外だったのがこちらの記事ですけれども、皆さんはどう感じられたでしょうか。

親に促されてDNA鑑定する“父親”が急増、鑑定現場の人間模様が泣ける(2016年10月19日dot.)

 DNA鑑定によって親子関係を確認したいと希望する人が着実に増えている。その鑑定現場にはさまざまな人間模様が渦巻いていた……。
(略)
 近年、このように親子鑑定をする人が増えている。それも、特に多いのが、「両親に促されて」行うパターンだという。DNA鑑定を専門に行っているNPO法人遺伝子情報解析センターの山田浩史代表理事が話す。
「4年前から親子鑑定を請け負うようになって、毎年10~15%ずつ依頼が増えています。特に依頼が多くなるのが、お盆と正月。帰省したときに、父親の両親が『似てない。一度、鑑定したほうがいい』と息子を説得するケースが多いのです」

●鑑定料金は半額に

 同センターでは毎月150件ほどの鑑定依頼を受けているという。そのうちの40%が父親、40%が母親で、残り20%が祖父母からの依頼だという。
 裁判所や捜査機関からのDNA鑑定依頼も多く受けている法科学鑑定研究所の山崎昭所長も次のように話す。
「父親の両親は将来、遺産が孫に相続される可能性があることから、意外に冷静。『息子が“できちゃった婚”したから』『息子の嫁は夜遊びが激しかったと聞いた』といった理由で、息子と孫のDNA鑑定をしたいと問い合わせてくる人も少なくない」
 鑑定依頼が増えた背景には、鑑定料金の低下と芸能人のスキャンダルがあったという。
「鑑定用の試薬の価格が引き下げられたうえに、鑑定所が増えたことで、鑑定料金はこの10年で半額程度になりました。加えて、2013年には女優の喜多嶋舞さんと俳優の大沢樹生さんの騒動がありました。DNA鑑定の結果、2人の結婚中に生まれた子どもが、大沢さんと親子関係がなかったことが明らかになり、これによりDNA鑑定が注目を浴びるようになったのです」(山崎氏)
(略)
「先日来られた20代の男性は、浮気相手にできた子どもを連れての私的鑑定でした。2週間後に結果を手渡すと、すぐさまガッツポーズ。その場で『ありがとうございます!』と腰を90度に曲げて感謝されました。親子関係はなかったんです。エレベーターの扉が閉まったあとも、『よっしゃー!』という雄叫びが聞こえてきました(笑)」(山崎氏)
 一方で、依頼者の涙に心を打たれることもある。
「先日は、生まれたばかりの子どもを連れた30代のご夫婦が『父子鑑定、母子鑑定、両方やってほしい』と訪れました。聞けば、長い間不妊治療を行い、体外受精で授かった子ども。異なる人の遺伝子が入っていないか? 本当に自分たちの遺伝子を受け継いだ子どもなのか?と不安を感じていたようです。完全にお二人の子どもだとわかって、涙されるのを見たときは私も涙をこらえられませんでした」(山崎氏)

●親子関係ナシは2割

 実は、親子鑑定において、「親子関係がない」と判断されるケースは少ない。
「年間2千件以上の鑑定を行っていますが、80%以上は『親子関係がある』という結果。ほとんどが『自分の子どもなのか?』と疑いを持っての鑑定の割には、親子関係が認められないケースは少ない」(山田氏)
 冒頭のAさんは最終的には鑑定を取りやめたのだが、Bさんは鑑定の結果、自分の子どもであることが確認できたという。「ホッとした」と話すが、逆の結果が出ていたら、大騒動に発展していたことは間違いない。離婚問題などを数多く手掛けるアディーレ法律事務所の吉岡一誠弁護士が話す。
「婚姻期間中に懐胎した子について、生物学上の父子関係が否定されれば、妻の不貞行為が認められ、離婚請求は基本的に認められるでしょう。100万~300万円の慰謝料を請求することも可能。ただし、法律上の父子関係が認められる場合は、DNA鑑定で生物学上の父子関係が否定されても、養育費については支払い義務を負います
 子どもが生まれてから1年以内なら、DNA鑑定で生物学上の父子関係が否定された証拠とともに嫡出否認の訴えを起こすことで、法律上の父子関係がないと認めてもらうことも可能。
 だが、1年を過ぎている場合にはその訴えが認められるケースは少ないという。血が繋がっていなくても、養う義務が発生するのだ。だからこそ、幼いわが子を連れて、鑑定に訪れる人が後を絶たない。不倫騒動がたびたびニュースになる昨今だけに、DNA鑑定の依頼者は当面、減ることはなさそうだ……。(ジャーナリスト・田茂井治)

しかし祖父母が孫の血筋について親の頭越しに親子鑑定云々の話を進めるのも奇妙な感じがするのですが、例えば遺産相続の条件として親子鑑定を必須とする等々、血縁関係を重視する方々であれば言い出してもおかしくなさそうではありますよね。
当然ながら検査を受けに来る人は親子関係が存在するかに疑問を抱いている方々で、そのうち2割は実際に親子ではなかったと言う結果は多いのか少ないのかですが、世間一般で同種の検査を無作為に行った場合にどれくらいの比率になるものなのか、案外高かったりするとなるといたたまれません。
記事を見ていて興味深く思ったのは後段にある離婚時の話で、親子でなければ慰謝料請求は可能だが養育費の支払い義務はある場合があると言うことで、こうした話を聞けば産まれてなるべく早くに官邸をした方がいいのかと言う気にもなるのですが、しかし敢えて平地に乱を起こすようなことでもありますよね。
世の中には養子を取る家庭も少なくないのですから、年月を重ねて親子として過ごしてきたのであれば血縁はどうであれ親子でいいんじゃないかとも思うのですが、そもそもこうした鑑定をしてみようと言う気になるのは家庭内環境が破綻しかかっていると言う現実の方が先にあるのかも知れません。

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コメント

もう全員やることにしたら

投稿: | 2016年10月27日 (木) 10時06分

血縁関係の有無だけが親子関係を意味するものではないと思うのですが、この辺りは個々人の考え方もあるのだろうと思います。

投稿: 管理人nobu | 2016年10月27日 (木) 11時53分

これ見たら気にするのバカバカしい
http://www.cyzo.com/i/2016/10/post_30026_entry.html

投稿: | 2016年10月27日 (木) 20時24分

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