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2016年7月30日 (土)

動物愛護の方々の最近の活動

一枚の子供の写真が大きな反響を呼んでいると言うニュースを紹介してみましょう。

ジョージ王子の愛犬にアイス写真、非難の声で大炎上!(2016年7月26日Movie Walker)

7月22日に3歳の誕生日を迎えたジョージ王子が、愛犬にアイスクリームをおすそ分けしようとする愛らしいはずの写真が、「モンスター」呼ばわりされ、ウィリアム王子とキャサリン妃が、動物虐待者の汚名を着せられる事態にまで発展してしまった。

問題となった写真は、ジョージ王子が3歳になるのを祝ってケンジントン宮殿が公式に発表した4枚のうち、一番人気だった写真だ。自宅のアンマー・ホールの庭先で、ジョージ王子が愛犬Lupoに、棒付きのホワイトチョコレートでコーティングされたアイスクリームをおすそ分けしようとしている瞬間を捉えた、なんとも微笑ましいワンシーンに、「かわいすぎる!」と多数のメッセージが寄せられていた。

しかし動物愛護団体のメンバーと思しき人々などから、「彼はモンスターだ!犬にアイスクリームをあげるなんてありえない。最悪の場合死んでしまうケースもあるし、良くても消化不良で下痢状態になってしまう」「なぜジョージ王子は、白いマグナム弾で犬を殺そうとしてるんだ!」「ジョージ王子は動物虐待の罪で、刑務所にほうり込むべきだ」といった、まだ3歳のジョージ王子を攻撃する過激なツイートや、「子供の教育もちゃんとできないウィリアム王子とキャサリン妃が将来王室を担うとは、なんとも悲劇だ」「世の中の子供たちが、真似する立場であることを親はわきまえるべき」といった、親の教育責任を問う声も届いているという。

専門家がBBCニュースに語ったところによれば、「犬に乳製品やチョコレートを与えると、アレルギー症状が出ることもあり、チョコレートに含まれる苦み成分であるテオブロミンなどは、犬にとって有害な成分で、死に至ることもあります。また乳製品は、激しい下痢やおう吐、それに伴う脱水症状を起こすことがある」そうで、犬の飼い主は知っておくべき事実だという。また、英国動物虐待防止協会の関係者も、「ジョージ王子は、炎天下の中で愛犬をクールダウンさせようとしているのでしょうが、乳製品やチョコレートを与えるべきではありません」とデイリー・メール紙にコメント。

それについて、「ジョージ王子はまだ3歳!色々学んでいく時期」「いいシャッターチャンスだったから撮っただけで、実際Lupoがアイスを食べようとしたら止めているかもしれない」「せっかくの愛らしいショットに、うるさすぎる!」「僕は、5匹の犬に18年間ミルクをやっているけど、全然問題ないよ」「3歳のジョージ王子に、刑務所行きなんて、頭がおかしいんじゃないかしら!」といった猛反撃のツイートが殺到している。【NY在住/JUNKO】

人間には無害でも動物にとっては有害と言うことはままあることで、体重10kgのイヌの場合ホワイトチョコ5000g程度の摂取で危険な量になってくるそうですし、乳製品に関してもイヌによっては人間同様慣れるまでは下痢などの症状を起こすこともあるそうですから、それなりのリスクもあると言うことを知った上で口にするべきであると言うことですね。
それにしてもジョージ王子に寄せられたコメントがいかにも動物保護団体の方々らしいなと感心しながら見ていたのですが、彼らの場合動物虐待には熱心でも人間に対する暴言や虐待には全く無関心あるいはむしろ積極的にそれを行いたがる傾向があるらしいと言うのは、日本の和歌山県太地町などにおける実例でも知られているところです。
その動物保護団体の方々が最近目をつけたのがこのところ世界的に大いに話題になっているあのゲームなのだそうすが、我々平々凡々たる小市民にはいささか理解し難いそのロジックをこちらの記事から紹介してみましょう。

ポケモンにも自由を! 動物愛護団体PETAが「ポケモンGO」に抗議(2016年7月25日ねとらば)

 動物愛護団体PETAが公式ブログで、ロサンゼルスのオフィスを「ポケモンの安全地帯」としたことを発表。「ポケモンを捕獲することは、動物を自然から連れ出し、動物園やサーカスに入れることと大差ない」と、「ポケモンGO」に抗議しています。

 ブログには「架空の動物を捕まえる情熱が、現実で危険にさらされている動物の解放に向けられたら素晴らしいことだ」と記載。ポケモンGOを機会に動物保護について考えてほしいという主旨が述べられています。

 しかしオフィスまわりの掲示は、「ポケモンは家族と引き裂かれてモンスターボールの中へ」「対象がポケモンであれ監禁は悪事」「ポケモン(の解放を)ゲットだぜ」など、直情的にポケモンの保護をうったえるものばかり。真意が伝わるものとはいえず、むしろブームに便乗したパフォーマンスにも見えます。

 同団体は「ポケモンGOと一緒に、PETAのポケモンパロディゲームもぜひ」といった主旨のツイートも投稿。かつて公開した、ポケモンを皮肉ったFLASHゲームを紹介し、「ポケモンは動物虐待」との主張をのぞかせています。

 PETAには、「冗談であってほしい」「実在の動物に目を向けるべき」「PETAはこのナンセンスなキャンペーンで自身を傷つけている」など、批判的なリプライが多数寄せられています。

動物愛護団体PETA、ポケモンGOに便乗してポケモンを捕まえる人間を倒すゲームを公開(2016年7月26日財務新聞)

あるAnonymous Coward 曰く、 以前ポケモンを動物虐待であるとして非難したり、ゲーム「スーパーマリオ」シリーズ内に登場する「タヌキスーツ」を動物虐待だとして非難するなどしていた動物愛護団体「PETA」が、「ポケモンを捕まえようとする人間を倒す」というブラウザゲーム「Pokemon Black & BLUE」を発表している(ギズモード・ジャパン)。

 さすがにこれはPETAの支持者からも突っ込まれているようだが、PETA側は動物虐待の事実を気付かせるものだとし「架空の動物を救おうとしているわけではない」と主張している。

このPETAと言う団体、なかなか愉快な考え方をしていることである意味世界的に有名な組織で、過去にも各方面と様々なトラブルを引き起こしていることで知られていますが、記事にもあるように各種のゲームについてもその内容が動物虐待的であると主張し、今回のようにパロディゲームを公開することもあるそうです。
しかしこの種の方々の言動でよく判らないのがアニメなど二次元規制論者の方々にしてもそうなのですが、実在の生き物に対して権利擁護を主張するのであればまだしも、架空の存在に対してもこうした活動を展開していると言うことで、この論法が通用するならチラシの裏に適当な生き物の落書きを書き散らして路上にばら撒き、うっかり踏みつけた歩行者らに動物虐待だと食ってかかることも可能な理屈ですよね。
こうした行動は彼らの得意とする単なる注目を集めたいがためのパフォーマンスであると主張する人も少なくないようですが、それならそれではるかに大きなターゲットが幾らでもあるはずで、それこそハリウッドの大作映画で何千何万と虐殺されていく宇宙人達の権利を守るために立ち上がった方がよほど効率がいいんじゃないかと思います。

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コメント

>ワイトチョコ5000g
3回見直しちゃいました。
体重70kg超の私でもそれだけ食べたら死ぬかも。

投稿: JSJ | 2016年7月30日 (土) 07時44分

mazikichi

投稿: | 2016年7月30日 (土) 21時50分

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