« 医療事故調、届け出基準明文化か | トップページ | 今日のぐり:「季節料理 四季」 »

2016年5月28日 (土)

あのウザいポップアップに悩まされているのは日本だけではなかった

この夏に向けて最後の売り込みと言うことなのでしょうが、このところとみに鬱陶しさを増していると評判なのがこちらの問題です。

<ウィンドウズ10>「勝手に更新」苦情(2016年5月25日毎日新聞)

 マイクロソフトが最新の基本ソフト(OS)「ウィンドウズ10」の普及を促そうと、利用者向けにアップグレード開始日時を自動的に決めて通知したところ、利用者の間で「勝手に更新された」との苦情が相次いだ。これを受け、同社は通知からアップグレードまでの手順と対応について、利用者向けの説明文(https://blogs.technet.microsoft.com/askcorejp/2016/03/18/windows-10)と動画(https://mix.office.com/watch/ikvhtn5xb7mu)をサイトで公開するなど、対応に追われている。

 「10」は、パソコンとスマートフォン共通のOSで、スマホで使い慣れたアプリをパソコンでも使えることが特徴。「ウィンドウズ7」「ウィンドウズ8.1」の利用者は、7月29日までは「10」へのアップグレードを無料で受けられる。同社がOSのアップグレードを無料で提供するのは初めて。
 同社によると、昨年夏に提供を始めて以降、利用者がアップグレードの日時を予約する方法で実施してきたが、今年5月13日に手順を変更した。新しい手順は、利用者のパソコン画面に「このパソコンは次の予定でアップグレードされます」というメッセージと、2~3日後の日時が通知される。利用者が拒否しない場合、直前(15分前)に再度通知が出て、アップグレードが始まる。アップグレードによって使い勝手が変わるほか、「10」に未対応のソフトは使えなくなるなどの不具合が生じる
 同社は「ネットの利用に適した安全なOSなので、無料期間中にアップグレードしてほしいと考えて手順を簡単にした」と説明する。日本での普及が海外に比べて遅れていることや、パソコンの新規購入を促進したいことも背景にあるようだ。

 今回、手順の変更が浸透していなかったことや、通知が分かりにくく、一部の利用者には「強制的にアップグレードされた」と受け止められた。「苦情を含めた問い合わせが予想以上に寄せられた」(同社)という。
 通知が届いた場合、操作によって「アップグレードしない」意思表示をしたり、指定された日時を変更したりできる。しかし通知のウインドーを閉じるだけだと、指定の日時にアップグレードが始まる。始まってから気付いた場合でも、公開された動画を参考にすれば、終了前にキャンセルができる。さらに、アップグレードが完了してしまっても、1カ月未満であれば元のOSに戻すことは可能という。【岡礼子/デジタル報道センター】


ウィンドウズ10更新、マイクロソフトの「汚いトリック」と批判(2016年5月25日BBC)

パソコン基本ソフト(OS)ウィンドウズのアップグレードを利用者に促すポップアップ・ボックスの仕様について、マイクロソフトを批判する声が上がっている。ウィンドウズ10への更新を推奨するポップアップ右上の赤い「x」をクリックすると、ボックスが閉じるのではなく、更新手続きが始まるからだ。
赤い「x」をクリックするとポップアップは閉じるのが、これまで通常だった。それだけに、ウィンドウズ利用者の間に混乱が広まっている。

マイクロソフトによると、アップグレード開始時間を知らせるポップアップが開くので、そこでアップデートをキャンセルできる。
ポップアップ・ボックスの仕様が変わったのは、このアップグレードが「推奨」に分類されており、今では多くの利用者がセキュリティー対策として「推奨」更新を受け入れるようパソコンを設定しているからだ。つまり、ポップアップを不要扱いしても更新を不要扱いしたことにはならない

ウエブサイト「PCワールド」の編集者、ブラッド・チャコスさんは「汚いトリック」だと批判する。
「こういう汚いトリックは、長年のウィンドウズ・ユーザーを怒らせるだけだ。おなじみで大好きなOSを使い続けるだけの理由がある人たちなのだから」とチャコスさんは書いた。

マイクロソフトは、「ウィンドウズ10への無料アップグレード特典が7月29日に期限切れとなるので、ウィンドウズの最良バージョンへのアップグレードを手助けしたい」と説明している。
「10月に情報共有したように、『推奨』アップグレード受け入れを設定しているウィンドウズ7と8.1の利用者に、ウィンドウズ10を提供する。ウィンドウズ10の更新を受けるか拒否するか、利用者は選ぶことができる」

毎回毎回PCを起動するたびに立ち上がるあのポップアップにはすでにうんざりした、この苦しさから逃れたい一心でついアップグレードしてしまったと言う方々も多いのでしょうが、ウインドウズ10自体は当然ながら欠点もあるものの特に大きな不具合もなく使えるものだと思いますが、問題は現在の環境であれば問題なく動いていたアプリやハードが動かなくなると言うケースも少なからずあると言うことですよね。
どこの会社であれこの種のアップグレードに伴うトラブルはつきもので、最近では某林檎マークのタブレットでOSをアップグレードした途端に大変なことになったと話題になっていましたが、特にウインドウズ系の場合旧来の資産を延々と引き継いで運用している方々も多いだろうだけに、この種の互換性の問題は非常に重要でそれがために敢えてアップグレードしないと言う選択をする人も多いようです。
問題はそうした自由意志に従って更新をしないと決めている人に対してもしつこく強要紛いのことをする姿勢だと言うことなのですが、すでに各方面ばかりではなくマイクロソフトの公式サイトにおいても「如何にアップグレードさせないか」が掲載されているのを参照いただきたいですが、しかしこんな告知が必要になること自体どうなのかですよね。

基本的にOSなどは安定的に動作することが最優先ですから、OSだけをアップグレードするよりもハードとOSはセットで更新する方が安全なのだろうと思いますが、実際アップグレードしたはいいが動作が不安定になった、遅くて使い物にならないと言った声も少なからずあるようですから、アップグレードで不具合があるようなら早めに旧環境に戻す手間まで見込んでのアップグレードを行うべきなのでしょうね。
ともかく今回の一件でマイクロソフトの評価がどれほど地に落ちたものか計り知れませんが、すでに一周してネタ扱いされるようになっていると言うことなのか「無料更新期限までにいかにOSをアップグレードさせないかを競うゲーム」が登場したり。「最初はかわいかったのに次第にホラーになっていくアップグレードちゃん」なる萌えキャラ?が登場したりと、すっかり妙なところで話題を振りまいているようです。
しかしマイクロソフトと言えば独占市場を形成して高いお金を払わせるビジネスをやってきた会社と言うイメージもあっただけに、今回の無料アップグレードにはよほどに期するところが大であったのでしょうが、それならそれでウインドウズ10はきちんとしたOSに育てていってもらわなければ困ると言うものですよね。

|

« 医療事故調、届け出基準明文化か | トップページ | 今日のぐり:「季節料理 四季」 »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/519753/63692670

この記事へのトラックバック一覧です: あのウザいポップアップに悩まされているのは日本だけではなかった:

« 医療事故調、届け出基準明文化か | トップページ | 今日のぐり:「季節料理 四季」 »