« 今日のぐり:「天橋立市場食堂街 海鮮食堂」 | トップページ | 今日のぐり:「グラッツェガーデンズ 福山東深津店」 »

2016年5月 2日 (月)

本日は休日進行でお送りしています。

まさか連休真っ最中に当ブログを見てまわる人もいないだろうと言うことで、本日はいくつかの記事を紹介するだけにしてみようかと思うのですが、これらの記事から皆さんはどのようにお考えになるでしょうか。

この広告が、なぜ炎上したのかわかりますか(2016年4月19日東洋経済オンライン)

 まず、この写真を見ていただきたい。これは米国のアパレルGapが子供服の宣伝のために作った広告だ。何か違和感を覚える人はいるだろうか。今月初旬、Gapは「不適切という抗議があった」として、この広告の出稿を中止した。
 日本人の目にはポーズをとる普通の子供たちにしか映らないが、いったい何が問題だったのか。

■ ネット上で論戦

 答えは黒人の子供の立ち位置である。白人の子供の腕の下にいるこの子だけが表情が暗く、いかにも白人の子に押さえつけられているように見える、という指摘がソーシャルメディア上で話題になったのだ。Gapは抗弁せず、「不愉快な思いをさせたのは申し訳ない」と差し止めを決定。これに対し、「たまたま、そういう位置だっただけで、差別的な意図はないはず」「大げさに考えすぎ」と多くの反対意見が寄せられ、ネット上で論戦が繰り広げられた。
 昨今、日本でも取りざたされる広告表現をめぐる炎上事案。日清のカップラーメンのCMをめぐる騒ぎの中でも、「明らかに行き過ぎ」という批判があった一方、ポジティブな評価をする人も少なくなかった。ネットでの特定の人物や企業への集中的な攻撃、批判、いわゆる「炎上」は日本だけに限った話ではない。Internet outrage(インターネット上での攻撃・怒り)事案は米国でも、日常的に起きており、「怒りのサイバーテロ」は世界に蔓延している。
 米オンラインメディアSlateが2014年に調べたところ、365日毎日必ず何らかの炎上事案が発生していた。日本同様、個人や企業幹部などの不適切発言・行為に対する批判が最も多いが、ちょっとした間違いを犯した人が激しい集中砲火を受け、職を失う、社会的信用を棄損するなど残酷な制裁を受けるケースも多い。

■ 強まる「言葉狩り」の傾向

 こうしたネット上の「言葉狩り」的な傾向は米国でも特に最近、顕著になっているが、その背景のひとつとして挙げられるのは、前回の記事でも触れた「ポリティカルコレクトネス」という大きな潮流だ。人種差別、女性差別などあらゆる差別的発言・行動も排除すべき、という考え方のことだが、行き過ぎたポリティカルコレクトネスが表現の自由を奪っていると、フラストレーションを感じる人も少なくない。
 報道やエンタテインメント業界の人たちは「境界」を越えないようつねにピリピリするようになった。中でもコメディアンの間では、かつては、許されていた風刺や皮肉に対する検閲や制限が厳しくなり、きわどい発言が「差別的」として非難されることに不満を覚える人も多い。まさに差別をなくそうとする「寛容」が「非寛容」に転じる皮肉が生まれている。
 欧米で特に「反」差別的スタンスを先鋭化させているのは、デジタルネイティブの若者層だ。オックスフォードやプリンストン、イエールといったエリート校で、大学に関わりのあった歴史的人物たち(セシル・ローズやウッドロー・ウィルソンなど)が「人種差別主義者だった」という理由から一部の学生が激しい抗議運動を展開。その銅像を撤去したり、名を冠した施設の名前を変えるように要求し、大学側と対立する騒ぎが相次いでいる。銅像といえば、日本でも、歩きながら本を読んでいる二宮金次郎像が、子供たちの教育上良くないと、座っている像に変えられたりしているが、どちらの事案にも「そこまで目くじら立てなくてもいいのでは」「世知辛い」と感じる向きの人もいるだろう。
(略)

チャットで民主主義者と明かしただけで、精神病院に強制入院=武漢の大学生(2016年4月1日大紀元)

 中国湖北省武漢市のある男子学生が、民主主義者であることを明かしたため、中国共産党により精神病院へ強制入院させられていたことがわかった。新唐人テレビなどが3月28日までに伝えた。

 同局の取材に答えた武漢の男子大学生・労業レイさん(仮名)は、中国SNS「QQ」で民主主義を宣伝し、プロフィール画像にも、台湾の使用する中華民国の国旗を使用していた。
 労さんによると、参加しているQQの大学内友人グループのなかで、同級生が国旗の質問をしたため「私は中華民国を信じている。復活して中国を統一すれば民主化する。毛沢東は虐殺者だ」と答えたという。

 労さんは、誰かがこのやりとりを大学へ通報したと考えている。また、QQグループ内の同級生に、ネット世論を検閲して異見者を中国共産党に通報し、報酬を得るアルバイト「五毛党」がいたことを疑っている。
 学校関係者は労さんを「人格の欠陥と過激思想」を理由に精神病院へ強制的に入院させた。そのあいだに法的な措置もなく、警察も関わっていない。「中国大陸はこのような(不合理な)話が多すぎる」と労さんは訴える。労さんは数日で退院した。

 同局の取材に答えた北京の政治憲法学者・陳永苗氏によると、中国共産党による異見者の抑圧の一つで、同様の事例は80年代に現れたという。「共産党は多くの民主活動家を精神病院に閉じ込めてきた。『精神病』のレッテル貼りで、他人との接触を遠ざける」と陳氏は答えた。
 この事例が報道されるのはまれだが、政府系メディアは2007年に詳細をぼかして報じている。それによると、広州のある地区では毎年、大学生100人が「さまざまな原因」により精神病院に送られているという。

男性ホルモンを低下させ、小児性愛者が子供を襲う危険性を減らす「デガレリクス」(2016年4月30日トカナ)

子どもに対する悪質な性犯罪が世間を震撼させている。ごく最近では、大学生が11歳女子(当時)を2年間も監禁していた事が明るみに出た。
犯人は女の子を監禁する妄想を長い間、持っていたらしいが、このような根強い犯罪性向を減らすことは果たして可能なのだろうか。

■人口の5%「ペドフィリア」とは?

ペドフィリア(小児性愛者)は、幼児・小児を対象とした性愛・性的嗜好を持つ人を指す。一般人口のうち小児性愛障害があるのは5%程度という統計がある。
ちなみに子どもにみだらなことをする人は「チャイルド・マレスター」と呼ばれ、「ペドフィリア」イコール性犯罪者とは限らない。
スウェーデンのカロリンスカ研究所の精神科医クリストファー・ラーム博士は、ペドフィリアの原因は「強すぎる性的興奮」「自己コントロールの弱さ」「他者への共感欠如」だと言う。
そして10人に1人の女子、20人に1人の男子が子ども時代に性的虐待の被害者になっており、この問題は社会全体の大きな課題だと警告する。

ラーム博士の研究とは、「デガレリクス(degarelix)」という薬品を注射し、男性ホルモンであるテストステロンを低下させる。
それによって、ペドフィリアが子どもを襲う危険性を減らせるという考え方だ。この薬は元々、進行性前立腺がん治療薬だが、性衝動の抑制効果を持つことがわかり、ペドフィリアの治療に使う研究が進められている。
(略)
筆者が米国に住んでいた時、ジップコード(郵便番号)で子どもに対する性犯罪の前科を持つ人物の名前や住所を検索できるサイトがあることに驚いた。
試しに検索してみたら、近隣にも何名かの性犯罪者が住んでいてゾッとしたのを覚えている。子どもを持つ親としては確かに安心できるシステムだと思う。
しかし性犯罪者が社会復帰を試みても自分で住居を借りたり、仕事を得る事はかなり難しいらしい。
また州によっては薬物による去勢を強制したり、GPSによる「性犯罪者の終生監視」を義務づける州も増えている。もちろん子どもに対する性犯罪は言語道断で、厳しい罰を受けることは「当然の報い」と言える。

しかし、ペドフィリアに対し、何らかの方法で未然に子どもへの性犯罪を起こさせないことが出来れば、それが最良の策であろう。
その「性的嗜好」のコントロールをよりよくできるのが薬なのか、もしくは子どもにそっくりの人形なのか、さらなる研究が必要とされる。

英南部の小学校、児童に「ジェンダー選択」求める(2016年4月22日AFP)

【ロンドンAFP=時事】英イングランド南部ブライトンの小学校が、同校に通う4歳以上の児童の保護者に対し、「児童の自己認識と最も一致」するジェンダー(社会的な性)を選ぶよう求めている。地元市議会が20日、述べた。

 ブライトン・ホーブ市議会のエマ・ダニエル議員は声明で「親や保護者に、子どものジェンダーを男性および女性から選ぶよう求めている」と述べた。
 また「問い合わせへの対応として、包摂的なアプローチを示すために、性別認識の項目に追加の文章を付け加えた」とし、入学届出書のジェンダーの項目は、子どもが「その他の性自認」の場合、空白にしておくことができるという。

 ダニエル議員は「全国のトランスジェンダーの多くが、学校でいじめられたことを報告している」と説明し、「われわれとしては、学校が誰にとっても安全な場所であることを確かにする手助けをしたい」と述べた。
 一方、保守党のアンドリュー・ブリッジン議員は英大衆紙サンに、「まったくばかげている。学校は読み書きを教えるべきで、子どもに性別変更について考えることを促すべきではない」と語っている。

「77人殺した囚人でも独房は人権侵害」という判断は甘すぎる?(2016年4月22日ニューズウィーク)

 ヨーロッパから「正しい」ことを指摘されるのが、アメリカ人は嫌いだ。累進課税、高速鉄道、サッカー、低アルコールビール――。
 しかし今回のノルウェーの判断はやはり「正しい」。オスロの地方裁判所は、連続テロ事件の大量殺人犯アンネシュ・ブレイビクを隔離して収監するのは人権侵害にあたるという判断を示した。

 殺人犯を「モンスター」と呼ぶのは陳腐だが、ブレイビクを表現するのにこれ以上適当な言葉は思い当たらない。2011年のテロ事件で、多くのティーンエイジャーを含む77人を殺害した男だ。21年の刑期を言い渡され、隔離して収監されていた。しかしその実態は「日の光も差さない独房」というイメージからは程遠い。
 ブレイビクが収監されているシーエン刑務所は、写真で見ると、まるで学生寮のくじ引きで悪い部屋を引き当てた新入生の部屋のようにしか見えない。アメリカの悪名高いアンゴラ刑務所やサン・クエンティン刑務所のような「穴倉」の独房とは程遠い。英紙ガーディアンの報道によれば、「ブレイビクは生活用、学習用、トレーニング用の3つの部屋を使い、インターネットに繋がっていないテレビとテレビゲーム機を用意され、自分で料理や洗濯ができる設備も整っていた」。
 しかしオスロ地裁は判決で、ブレイビクの処遇は、ヨーロッパ人権条約に違反する「非人間的で屈辱的な処遇、処罰」だと判断した。「これはテロリストや殺人者の取り扱いなどすべてに適用される」と、判決は述べている。
(略)
 今回の判決に対する怒りは、ある程度理解できる。77人もの命を奪っておきながら、本人は自分の生活に関して細かな条件改善を求めているからだ。
 しかし、民主主義下の司法は、単純な「報復の衝動」では動かない。ノルウェーの受刑者は、償うべき罪を考慮すれば、余りにも「快適」に過ごしているかもしれない。しかし、その内容はどうであれ、ブレイビクは法律に基づいて自分の収監に関する状況改善を求めた。ノルウェーはその訴えに対して、感情を差し挟まない法的な範疇から、法治国家として為すべき対応をした。
 危険なのは、ときに法を順守する社会では、今回のように解決しない事態に直面することがあることだ。法的には正しいが、感情的には到底受け入れられない。つらいことだが、民主主義に反することはできない。

 ブレイビクの「勝訴」に怒りを覚えるのは簡単だ。しかしブレイビクの処遇の「快適さ」はアメリカの基準から見れば贅沢だが、彼がほとんどすべての時間(一日あたり1~2時間を除いて)を孤独の中で過ごしている事実は変わらない。
 長期間に渡る隔離収監は拷問だという考え方が例え一般的ではないとしても、本やDVDが人間との触れ合いを穴埋めすることはできない。すでに精神的に病んでいる受刑者にとっては特にそうだ。
(略)
 ブレイビクの勝訴は、ノルウェーの刑務所が「笑ってしまうくらい甘い」という反面教師ではない。独房収監という、まるで中世の時代のような処罰に対する糾弾だ。
 独房に関してはヨーロッパが「正しい」。サッカーと同じように、アメリカも見習わなければならない。

|

« 今日のぐり:「天橋立市場食堂街 海鮮食堂」 | トップページ | 今日のぐり:「グラッツェガーデンズ 福山東深津店」 »

心と体」カテゴリの記事

コメント

判断に迷うようなニュースばっかりですね。
記事読んでてなぜかダブスタって言葉が頭に浮かびました。
全てのことにダブスタなしで判断をくだせる人っているんでしょうか?

投稿: あん | 2016年5月 2日 (月) 08時36分

>「言葉狩り」的な傾向は米国でも特に最近、顕著になっている
もともと禁酒法をやらかしたような、ヒステリックな傾向が底流にあるお国柄ですから…
>中国共産党により精神病院へ強制入院させられていた
もともと古くは坑書焚儒を、最近では自国民に大砲をブッ放なす、人権なにそれおいしいのなお国柄ですから…
>「まったくばかげている。学校は読み書きを教えるべきで、子どもに性別変更について考えることを促すべきではない」と語っている。
全くもって度し難い固陋さ としか言いようが無い態度ですが、
ウィンブルドンのセンターコートのチケットが、今だにお貴族様の手にしか渡らないお国柄ですから…

メッキが剥がれたかの如く、図らずも其々のお国柄が透いて見えたって所なのでしょうね。

>オスロ地裁は判決で
たかが地裁の判決ごときで、一国の判断を語るなよ、
洋の東西を問わず「地裁」の判定にはバファリンの優しさ以上にトンデモ成分が含まれてるじゃんよ と
なんじゃコイツとソースから記者の他の記事を見てみれば…
ニューズウィークのライターらしいですが、アジ演説みたいなのばっかですね、
まあ朝日の本田某みたいなお人なのかも知れません。

まさかノルウェーの検察が控訴しないとは思えませんから、まあ上級裁の判断待ちって話でしょう。

投稿: | 2016年5月 2日 (月) 16時32分

刑罰が民意を反映していけない理由ってあるかな?

投稿: | 2016年5月 2日 (月) 16時50分

釣りはやめましょう。 自分で勉強しなさい。

投稿: | 2016年5月 6日 (金) 10時36分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/519753/63565700

この記事へのトラックバック一覧です: 本日は休日進行でお送りしています。:

« 今日のぐり:「天橋立市場食堂街 海鮮食堂」 | トップページ | 今日のぐり:「グラッツェガーデンズ 福山東深津店」 »