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2016年4月24日 (日)

今日のぐり:「冨久美味 (ふくみみ)」

このたびの地震などはまさにあってはならない悲劇と言えますが、その被災地であってはならないことが起こってしまったと話題になっています。

「落ちない巨石」が落ちた…熊本・南阿蘇村の「免の石」(2016年4月22日朝日新聞)

 崖の割れ目にはさまり、宙に浮いたように見える熊本県南阿蘇村の奇岩「免(めん)の石」が16日未明の地震の影響で、割れ目から落下したとみられることがわかった。落ちそうで落ちない姿にあやかろうと、受験生らが訪れるパワースポットとして人気の観光地だった。

 「免の石」は、南外輪山(みなみがいりんざん)にある高さ約40メートルの崖にできた割れ目に、宙に浮いたように挟まった縦3メートル、横2メートル、重さ約5トンの巨石。

元記事の写真を見ると確かにあるべき場所にあるべきものがない悲しさを体感出来ると言うものなんですが、しかしこうした奇跡を作り出す自然は時に残酷なこともするものですね。
本日はせっかくのパワースポットを失ってしまった熊本県民の二重の悲劇を励ます意味を込めて、世界中からあってはならないことを伝えるニュースを紹介してみましょう。


1冊6万円謎の本、国会図書館に 「代償」136万円(2015年11月1日朝日新聞)

 ギリシャ文字などを無作為に打ち込んだ1冊6万4800円(税込み)のシリーズ本が、国立国会図書館に78巻納本された。納本された本の定価の一部などを発行者に支払う仕組みがあるため、すでに42冊分の136万円余が発行者側に支払われている。納本は法律で義務づけられているが、ネットでは疑問の声が上がり、同館も支払いが適正だったのか調査を始めた。

 問題の本は、りすの書房(東京都墨田区)が発売した「亞書(あしょ)」。同社によると2月にネット書店「アマゾン」で販売を開始。112巻まで作成し、最終的には132巻まで出す予定という。A5サイズで480ページのハードカバー。各ページとも縦12センチ、横9センチの枠内にギリシャ文字やローマ字が並び、ページ数は振られておらず、全く同じ内容のページもある。国会図書館へは3月ごろから10月にかけて78巻までが1部ずつ納本された。

 同館は納本された本の定価の5割と送料を「代償金」として発行者に支払うことが国立国会図書館法などで定められている。2014年度は、約15万点に対し約3億9千万円の代償金を支払った。「亞書」は目録作成中のため館内での閲覧はまだできないが、同館のホームページの蔵書リストに載ると、ネットで「代償金目当てでは」と炎上。りすの書房は10月26日以降、アマゾンでの販売を取りやめている。

 同社は2013年3月に設立され、代表取締役の男性(26)が1人で運営。男性は朝日新聞の取材に対し「自分が即興的にパソコンでギリシャ文字を打ったもので、意味はない。本そのものが立体作品としての美術品とか工芸品。長年温めてきた構想だった」と説明。題名も「ひらめいて付けた。意味はない」。著者のアレクサンドル・ミャスコフスキーは「架空の人物で、作品のイメージとして記載した」と話した。

これはまさしくあってはならないことなのでしょうが、しかし長年温めてきた構想と言うだけに目から鱗と言うのでしょうか、その手があったかと思わず膝を叩くような話ですよね。
日本でも政府機関の無駄遣いがたびたび指摘されますが、こういうものは果たしてどう解釈すべきなのかと言うニュースが出ていました。

アメリカ政府機関が1億5000万円使って作成したアプリ、実は10分で作れた(2016年4月11日GIZMODO)

まさに「桁違い」の無駄遣いなの?

アメリカの空港でセキュリティチェックの列に並ぶ時に、TSA(アメリカ国土安全保障省の運輸保安庁)の人がiPadを持って列を誘導しています。そのiPadには、「TSA Randomizer」という、矢印が右左ランダムに表示される簡単な仕組みのアプリが入っています。プログラミングができる人ならこのアプリは、簡単なコードで作れちゃうってわかると思いますが、アメリカのTSAはなんとこれを作るのに1億5000万円も支払ったとのこと。

こちらの動画は、そのアプリが実際に空港で使われている様子です。

アンドロイド開発者のChris Paciaさんは、この「TSA Randomizer」を自分でも作ってみようと挑戦。すると、たった10分でできちゃったそうです。Paciaさんがアプリの開発を依頼されるときは時給1万円くらいだそうです。なので、TSAはまさかの1億4999万円くらい多く払っちゃったことになります。ひゃー。

ブロガーのKevin Burkeさんは、このアプリの製作コスト1億5000万円の項目明細がないと、アメリカ連邦政府情報公開法(FOIA)に基づいてTSA Randomizerの情報公開を求めたとブログで書いています。TSAによると、アプリの製作自体にかかったコストは500万円ほどですが全体では1億5000万円だったとのこと。また、他のサイトではハードウェアの購入かトレーニングなどに使われたのかも? とも書かれていますが、あくまで憶測。1億4500万円は何に使われたのかはいまだ不明です。とにかく、こんな単純な動きをするアプリがとんでもなく高いのは不思議ですね。

動画を見る限りではそもそも何の目的で開発されたものなのか今いつつほどはっきりしないのですが、これだけの予算がつくからには相当の必要性があってのことなのでしょうかね。
同じくアメリカからのニュースで、広大な彼の地ではクマが出たくらいではびっくりしませんが、これはさすがに違うだろうと言う意外なものが出たそうです。

ヒューストン郊外にトラ出没、捕獲される(2016年4月23日CNN)

(CNN) 米テキサス州ヒューストン郊外コンローの住宅地で23日までに、トラが道路をうろついているとの通報があり、出動した警官隊が捕獲する騒ぎがあった。
地元警察によると、うろついていたのは雌のトラで、今週一帯を襲った洪水の影響で、近くのハリス郡の農場からコンロー市内に住む人物の元に預けられていた。

住宅地でトラを目撃したとの通報は21日から警察に寄せられ始めた。これを受けて警官隊がトラを捕獲。近くの動物保護施設に移送した。首輪と引き綱を付けており、前足の爪は除去されていたという。
コンロー市の条例は「危険動物」を市内に持ち込むことを禁じており、適切な許可を得ていなかったとして管理者に罰金が科される可能性がある。

一帯をドライブしている最中にトラを目撃したという女性によると、ボーイフレンドの男性が捕獲を試みるため車外に出たところ、トラは攻撃態勢に。男性が襲われるものと思い肝を冷やしたが、トラは女性に駆け寄り、ジャンプして顔をなめ始めたので「遊んであげた」という。
警察はトラの所有者を把握したとしているが、まだ引き渡しは実現していない。

色々と突っ込みどころが多すぎてどこから突っ込むべきなのか迷うのですが、いきなりトラに飛びかかられた女性もびっくりですが捕獲を試みようと言う男性にもびっくりですね。
昨今世界中で様々なトラブルの原因となっているのが自撮り行為と言うものですが、こちらその結果起こった悲劇を伝えるニュースです。

“自撮り”のためイルカが死ぬ、リゾートビーチでの悲劇に怒りの声。(2016年2月20日ナリナリドットコム)

アルゼンチンのリゾートビーチ、サンタ・テレシータで起きた悲劇が物議を醸している。

先日、ラプラタカワイルカの赤ちゃんが観光客によって海から捕獲され、まるでトロフィーや神輿のように持ち上げられパレードが始まった。たくさんの人たちに触られ、イルカと一緒のショットを撮ろうと自撮りが行われる中、照りつける日光で脱水症状を起こした赤ちゃんイルカは急速に弱っていく。

そして、憐れなことに絶命してしまったイルカの赤ちゃんは、なんと砂浜にうち捨てられるという事態に。さらに、この死んでしまったイルカも珍しそうに多くの人たちが写真撮影をする光景がSNSで拡散された。

こうした人間の自分勝手な行動に、動物愛護家だけでなく多くの人たちが激怒。「人類にはうんざりだ」「愚かな人間こそ環境への最大の害悪」「自撮り行為はもともと病気みたいなものだが、これはひどすぎる」といった批判がなされ、欧米の各メディアもこれを取り上げることになった。

ネットでは「ラプラタカワイルカはレッドリストにも記載されている稀少動物。野生動物に触れるだけでなく、あのように水から出してしまってはこんなことになるのは当然だ」「21世紀にもなって人間は全く成長していないのではないか」「あれだけの人がいるのに誰も止めようとしない。それが恐ろしいよ」「同じ目に遭わせてやりたい」と怒りの声が渦巻いている。

元記事の写真を見ますと何とも楽しそうな人々の様子ともの悲しいイルカの表情が好対照なのですが、しかしこうして撮影した写真を彼らはどうしようと言うのでしょうかね。
同じく日本でもたびたび事故の原因になっているのが携帯ゲームですが、こちらドイツではとうとうこんなあってはならない事故まで起こってしまったそうです。

運行担当者、携帯でゲーム ドイツ列車事故 (2016年4月13日ニュースダイジェスト)

(ベルリン 4月12日 時事)DPA通信などによると、ドイツ南部バイエルン州で2月に列車同士が正面衝突し、11人が死亡、80人以上が負傷した事故で、地元検察は12日、運行担当者の男(39)が携帯電話でゲームをしていて対応が遅れ、事故につながったとの見方を明らかにした。

検察は男が就業規則に反して携帯を操作し、事故直前まで長時間ゲームをしていたと指摘。注意が散漫になっていたため、事故回避措置で誤操作し、運転士に事態を伝えられなかった可能性にも言及した。 

男は過失致死容疑などで逮捕され、ゲームをしていたことは認めているという。

まあしかし就業規則があっても守らなければ意味が無いとはこのことですが、刑務所の中では携帯ゲームは可能なのでしょうかね?
最後に取り上げますのはお隣中国からのニュースですが、これまたあってはならないことと言うしかない現実に発生した事件です。

「飛行機に酔いそうだったから…」=飛行機初体験の男性客、注意を無視して非常ドア開ける(2016年4月21日レコードチャイナ)

2016年4月21日、都市快報によると、中国海南航空HU7729便の機内で18日、「初めての飛行機で乗り物酔いすると思った」との理由から、乗客が客室の非常ドアを開けるという騒ぎがあった。

HU7729便は杭州(浙江省)経由で深セン(広東省)から瀋陽(遼寧省)に向かう国内便で、ドアを全開にしてしまったのは30歳くらいの男性客。男性は通路側の席だったが隣の席の客に頼んで窓際に移動、ドアの取っ手を珍しそうに触っていたのを見た客室乗務員は「勝手に触るようなことは絶対にやめてください」と事前に注意していたという。

男性は現場に駆け付けた警官に対し、「幼い頃からどんな乗り物にも酔う体質だった。初めて乗る飛行機にも酔うと思った」「乗務員の女性から注意は受けていたが、隙間を少し開ける程度なら問題ないだろうと考えた」などと話し、「ドアが全開するとは思いもしなかった」と説明した。

その後、機体は無事離陸したが、男性が降ろされてから非常ドアが閉まるまでに45分もの時間を要した。男性には「治安管理処罰法」に基づき7日間の拘留と500元(約8500円)の罰金処分が言い渡されている。(翻訳・編集/野谷)

しかし飛行機のドアが勝手に開くものだとは知りませんでしたが、まさか勝手に触る人間がいるとも普通は思わないものですよね。
こうした人間をどう阻止するかはなかなか難しいものですが、高度によっては下手をすると大変な大惨事にもなりかねなかっただけにテロにも匹敵する行為とも言えますでしょうか。

今日のぐり:「冨久美味 (ふくみみ)」

観光地の食べ物屋と言うとなかなか選ぶにも難しいところがあるものですが、こちら高知は桂浜の駐車場前に位置する老舗の料理旅館です。
見た目は単なる旅館ですが普通に昼食利用なども出来るのでかなり穴場感がありますが、ロビー裏手には生け簀もあって伊勢エビやウミガメを間近で見ることが出来ます。

その伊勢エビ料理が名物だそうですが、今回はごく普通のランチメニューとして荒波定食なるものを頼んで見ましたが、カツオのたたきや刺身、天ぷらなど一通り出てくると言う旅館っぽい料理と言えます。
こちらのたたきの焼き具合はいい感じだと思うのですが、小さなことですが塩でもタレでも食べられるようになっているのはありがたいことで、この時期ですとあっさり塩の方が合うかなと個人的には思うのですがどうでしょうね?
カツオと言えば小鉢のカツオフレークみたいなものが妙にうまかったのですが、どうも昨今人気急上昇中のオイルフレークと言うものだそうで、確かに飯の友には最適な味ですよね。
刺身はさほどでもないかなと思うのですが、天ぷらの綺麗な仕上げが見事なものですし、全体にちょっとしたご馳走気分は味わえるのですが、しかし付け合わせのミニサラダだけは何とも場違い感が半端ないですね。

接遇面は旅館らしくおっとりしながら手慣れたもので、普通の飲食店と違って海の見える客室でのんびりできるのもいい感じなんですが、ただ一つ隣の部屋から流れてくる紫煙がたまらないですね。
設備の方は決して最新式と言うわけではありませんが、お部屋のトイレが利用出来るなど必要なところは整っていて、ご高齢の方々やちょっとした団体の皆さんにも利用しやすい印象でした。

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