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2016年4月16日 (土)

LGBTはその支援者共々徹底的に弾圧されて当然と言う「良識」

熊本県での地震は大変に大きな被害となっているようで、被災者の方々に一日も早く心身の平穏が訪れることを願っておりますが、しかし日本全国どこででも地震被害と言うものは起こり得るものだと改めて感じ入りますね。
さて、昨今何かと話題になることが多いLGBT(性的少数者)と言うものに関して、差別するのはよろしくないと言う声が世界的に高まってきている中で、先日は米ノースカロライナ州で出生証明書の記載と一致する性別のトイレ使用を求める法律が成立したことに対して、多数の企業CEOから抗議が出ていると言いますが、まあ生物学的な性よりは現状での性別を示す身分証明書なりを根拠にした方がいいのでしょうね。
先日は杉並区議が「レズ、ゲイ、バイは性的指向(好み)、トランスジェンダーは性的自認(障害)」であり、同一に扱うべきではないと主張したとして批判を受けていましたが、こうした性的な指向は別に趣味でもなく生来の性質であるのだそうで、これらを理由にした差別をしてはならないと言うことなんですが、そうなりますとこうした性的少数者を果たしてどこまで保護すべき権利と認めるべきなのかと言うことが問題になってきます。
例えば古来適切でない性的関係とされることの多かった肉親間での愛情関係に関して、先日幼少期に生き別れ状態になった母と息子が何十年ぶりに再開し事実上の夫婦関係になったと報じられ世界的に話題になっていましたが、日本を含め世界的に見ても神話世界では近親相姦などはほぼ必須と言ってもいいほどであり、現代社会においても法的取り扱いは国によってまちまちであると言います。
また一夫多妻制なども国によっては犯罪行為で、要するに良識やタブーなど時代や文化で幾らでも変化するものだと言えるのですが、そんな中で非常に興味深い問題提起ともなる事業を展開している方の話題を見かけたのですが、世界的に批判の声が高まっていると言うこの話、皆さんはどのようにお考えになるでしょうか。

小児性愛者を「合法的に手助け」する人形に問題は? 海外から批判(2016年4月11日BuzzFeed Japan)

小さな子供に対して性欲を抱く小児性愛者のための人形を作る工場が、東京都八王子市にある。少女に似せた身長や外見を持つ人形は、1体約70万円。この人形が海外に輸出され、大きな議論を呼んでいる。BuzzFeed Newsは代表者に話を聞いた。【BuzzFeed Japan / 山光瑛美】

小児性愛者のための人形を販売することは、是か否か。世界的な議論を巻き起こすきっかけとなったのが、2016年1月の米誌The Atlanticのインタビュー記事だ。
この記事の中で、工場「TROTTLA」の代表、高木伸氏は小児性愛者の「欲望を、合法的に、そして倫理的に表現できるように手助けしている」と述べている(The Atlanticの記事では、高木氏が自身が小児性愛者だと告白したかのような表現がなされている。しかし、高木氏は「ここは誤訳で、自分は小児性愛者ではない」とBuzzFeed Newsの取材に答えた)。
この記事をきっかけに、海外では、高木氏が作り出す人形が「病だ」「小児性愛を正当化してしまう」などと、批判が殺到した。
(略)
高木氏は「人体の正確な再現」を目指して人形を作り始めたという。小児性愛者向けの人形を作り始めたのは、顧客との交流を通じてであり、「小児性愛者の救済や社会貢献の可能性に気づいた」と表現する。
(略)
高木氏は、顧客との交流の中で「小児性愛を理由に人形を買う人が7割以上だと知った」と語る。そして、新規開発のために顧客とやりとりをする中で、ある事実に気づいた、という。
「彼らは近代において自身の性癖を反社会的なものであることを自ら理解し、深く悩み、傷付き苦しんでいるという事実です」
「彼らは社会に害をなすモンスターでしょうか?それとも良心の欠落した異常者でしょうか?答えはどちらも当てはまりません」
高木氏は、彼らが一般的な社会生活を営んでいる、と指摘する。「きちんと働き納税し、社会生活を営み国家や社会に貢献している」のだと。
人権団体が主張するような底辺の犯罪者ではなく、法律を護り模範的な社会生活を送る良き市民であるということを理解しなければなりません」
「近代のキャンペーンは、小児性愛者をまるで怪物かテロリストの如く叫断しますが、事実は異なります。もちろんそのような凶悪な人間も、世界にはまったくいないわけではありません。しかしそれはごく一部であり、それをもって小児性愛者のイメージを固定するのは差別的意識が働いていると言わざるを得ません」

「創作の世界での欲望の解消を求めている」

人形を購入することにより小児性愛を正当化してしまう、という批判を高木氏はどう受け止めているのか。
「子を持つ親の気持ちは、私も大変良く理解できます。しかし、人間というものは、自己と愛するもの、大切なものを護るためには他人に対していくらでも残酷になれるものです」
「その人たちが作り出したイメージ、つまり小児性愛者はこうであって欲しい、という印象が独り歩きし、その延長でできあがった怪物が、今の社会における小児性愛者のイメージに他なりません。これは、実態とはかけ離れた間違った考えであり、単なる差別、集団ヒステリー以外の何でもありません」
「多くの小児性愛者と呼ばれる人達は、怪物などではなく、良き市民であり遵奉精神を持っています。だからこそ、彼らは現実世界では法を守り、自己を抑制しコントロールしています。そして自己の欲望の制御の一環として、私の造る人形を始め、創作の世界での欲望の解消を求めているのです」

大人は、子供と同様に護られるべきであると高木氏は主張する。
「子供たちを護るのは社会の努めであり、それは全世界どこでも変わらないことでしょう。それは当たり前のことです。しかし私は言いたい。大人は護らずとも良いのでしょうか?少なくとも、その様な性癖を持っていたとしても、それを抑制し、制御できる精神を持つ者を異常者扱いすることは大きな間違いです」
「人間の欲望は絶対に消し去ることはできません」
(略)
「現代は欲望を禁止、抑制することからコントロールすることにシフトしていくべきだと私は考えます」
高木氏は、それこそが自らが目指していることなのだと主張する。
(略)
欲望の誘惑に苦しみながらも、自己を抑制している小児性愛者たちに手を差し伸べたいと高木氏は語る。
「『不足を知る者は足るものである』。自らの性癖を認め、制御し実社会に対して迷惑を掛けないで生きていける者は、危険な存在ではありません。だからこそ、社会は偏見を無くし、彼らを助けなければなりません」

児童に対する性的犯罪が後を絶たない中で、小児性愛者への世間の視線は非常に厳しい。
高木氏自身が「彼らの欲望を解消するためには、中途半端な造型では足りません。それは逆に良くない方向、更なるリアリティを求めて本物の人間に欲望の対象を移しかねない危険を誘発し得ます」と語っているように、小児性愛を想起させる人形への社会的な反応も当然、厳しくなる
Change.orgでこれらの人形に反対する署名を集めているオーストラリア人のMelissa Evansは「子供たちへの性的虐待に対する抑止力として、本物そっくりの人形が決して適切であるとは信じません」と記している。このページには4月11日現在、5万5千件を超える署名が寄せられている。

興味のある方は試しにサイトにアクセスして用意されている画像などを参照いただきたいと思いますが、見た目だけではなく動作の面も含めて非常に精巧に作られたものであること、そしていわゆる性愛的活動の対象として作られたものとは異なり単に等身大の人形に過ぎないと言うことには留意いただきたいところで、その方面で有名なO工業の製品などとはまた違うものであると言うことですよね。
ギャラリーなどを拝見する限りでは確かにちょっと見ではドキリとするほどリアルな造形で、その方面の性的に少数な方々であれば非常にクリティカルな魅力を持っているのだろうと想像出来るのですが、さて世界的に性的少数者の権利擁護を求めることは正義であると言う風潮の中で、小児性愛者に関してはどのようなバッシングを行ってもいいのだと言う考え方は果たしてどのように正当化されるべきなのかどうかです。
もちろんここでは犯罪的行為を犯す人間を擁護すべきだなどと言うつもりもありませんし、それを言うなら同僚をレイプしたホモセクシャルな方々などとたびたびニュースになるわけですから、性的少数者の中に一部犯罪行為に走る不心得者がいるから規制や差別となることが正当化されないことは、大多数の犯罪者が性的には健常でありながら性的マジョリティに対する規制論が持ち上がらないことと同様ですよね。
人間社会に限らず多数派と違うと言うことはそれだけで差別や攻撃の理由となるもので、どんなものであっても少数派であることはそれだけで相応の覚悟を必要とするとも言えますが、その中で何が擁護されるべき存在であり何が忌避され排除されるべき存在であるかを決めるのは、一部の声の大きい進歩的な方々の見識だけに頼るにはいささか大きな問題であるようにも感じました。

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コメント

こういう人形について意義を唱える人達は、小児性愛者が欲求を昇華するのにどのような手段をとればいいと考えているのでしょうか?
将来自分自身の嗜好が違法とされ代替方法も奪われたらどうなってしまうんだろうか、という懸念を持たずに批判する気持ちにはなれません。

投稿: クマ | 2016年4月16日 (土) 08時53分

米国テキサス州、サイプレス・スプリングス高校の女体育教師リンジー・マウス(26)は、女生徒(17)と性的関係をもったとして逮捕、起訴された。

マウスは同校のソフトボール部のコーチを勤めていた。昨年春から女生徒とメールのやりとりが始まり、女生徒が別の高校に転校した頃から関係がエスカレート。性的関係を持つようになった。

この話が校長の耳に入り、リンジーは逮捕された。

相手の女生徒は17歳で、テキサス州法では性交可能な年齢とされている。女生徒は「二人は恋人同士だった」と話し、「自分の両親も先生との交際に好意的だった」と主張した。

投稿: | 2016年4月16日 (土) 10時23分

 山形市と東京都江東区で交際相手だった男性2人の両親ら計3人を殺害したとして、
殺人と現住建造物等放火などの罪に問われ、一、二審で死刑とされた浅山克己被告(50)の
上告審弁論が15日、最高裁第2小法廷(千葉勝美裁判長)で開かれた。

 弁護側は死刑回避を訴え、検察側は上告棄却を求めて結審した。
判決期日は後日指定される。

 2人が殺害された山形市の事件について、
弁護側は「人が死んでも仕方ないという『未必の殺意』を認定した二審判決は誤りだ」と主張した。 

投稿: | 2016年4月16日 (土) 10時24分

だから何?

投稿: | 2016年4月16日 (土) 13時10分

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投稿: | 2016年4月16日 (土) 20時27分

大声で騒ぎ出す現状ってのも納得できませんが。
ロリは記事の中に含まれてますが、ならば女装癖や出歯亀、露出狂の権利は誰が守るんでしょう?

投稿: LGBTが | 2016年4月17日 (日) 15時30分

まさにその点が一番の問題で、何が擁護されるべき権利であり何がそうではないのかと言う線引きの作業は、まさにそのまま差別と言うことと直結する行為ではないかと言う危惧があります。
道徳的価値観が多様でそもそも文化的思想的背景も異なる外国人との関わりも増えている現代社会において、唯一可能な線引きは他人に迷惑をかけているかどうかしかなく、今回の人形は誰も迷惑にもならないわけです。

投稿: 管理人nobu | 2016年4月18日 (月) 12時13分

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