« 過ちを認め改めることが希有な事例だとして称讚される業界とは | トップページ | 今日のぐり:「山東水餃大王」 »

2016年3月20日 (日)

今日のぐり:「福来(ふくろう)」

アメリカと言えば銃社会で様々な銃器絡みのびっくり報道も出ていますが、先日出ていたこちらの記事は一見するとその種のトンデモ事件に見えてちょっとひっかかりを感じるという人が多かったようです。

14歳少年「ピンポンダッシュ」で撃たれる(2016年1月4日ブレーキングニュース)

用もないのに他人の家のドアチャイムを鳴らし、そのまま逃げてしまう“ピンポンダッシュ”と呼ばれるイタズラ。これを日本でやっても、見つかった場合にだけ怒鳴られるのが関の山か。だがそれで済まないのがアメリカだ。このほどオクラホマ州で…。

オクラホマ州北東部のメイズ郡プライアーで1日の午前1時半ごろ、コール・ペイトン君という14歳の少年が銃で撃たれて病院に運ばれた。ドアチャイムを鳴らして逃げるイタズラの“ピンポンダッシュ”。仲間2名とともにこれをやって家主を激高させ、撃たれたものとみられている。収拾がつかなくなっている米国の銃社会を嘆き、「今こそ立ち上がって皆でなんとかしよう」とオバマ大統領も強く訴えかけた矢先に起きた事件であった。

この画像は『CBS News』によるその記事のスクリーンショットで、写真はタルサの病院でベッドに横たわるコール君の様子を母親が撮影して系列メディアの『KWTV』に提供したもの。銃弾は数発放たれうち1発が肝臓を貫通。手術を受けたことにより幸いにも回復に向かっている。また仲間の2名は逃げて無事であるという。

プライアー警察は「コール君がそれを犯したという確証はありませんが、最近ピンポンダッシュのようなイタズラに関する通報が増えていました」と語っている。他人の家に近づくことは敷地への(不正)侵入行為でもあり、家主らは「見つけたらタダではおかない」と凶器を準備して待っていた可能性もある。家主はまだ逮捕されておらず、郡検事当局はそれが行き過ぎた発砲であった可能性を視野に捜査を進めている。

よくある過剰防衛事件と思いきや、一般論として真夜中に14歳にもなった少年が集団で「ピンポンダッシュ」をやるものなのかどうかで、世間では家人のいない空き家を探していたのではないか等々と様々な憶測も語られているようですよね。
本日はいずれにしても同情すべき境遇と言うしかない家主さんを励ます意味で、世界中から一体それは何をやりたかったのか?と疑問を感じずにはいられないニュースを取り上げてみましょう。

児童虐待通報電話189、「長すぎる音声案内」でガチャン? ほとんどの利用者が「途中で切る」(2016年3月3日J-CASTニュース)

  「子どもたちや保護者のSOSの声をいちはやくキャッチする」――。そんなコンセプトで導入された厚生労働省の児童相談ダイヤル「189(いちはやく)」で、相談前に通話を切る利用者が続出している。
   最長で2分におよぶ「長すぎる音声ガイダンス」が原因とみられ、ネット上では批判が噴出。専門家も「相談までに時間がかかり過ぎている」などと多数の問題点を指摘し、システム改善を求める要望書を厚生労働大臣に出す予定だ。

   児童虐待などの通報を受け付ける案内ダイヤルの「189」は、厚労省が2015年7月1日から運用をはじめた。以前は10桁の番号で受け付けていたが、「子どもたちや保護者のSOSの声をいちはやくキャッチする」ために3桁に変更。番号には「いちはやく」の語呂合わせが採られた。電話をかけると最寄りの児童相談所(児相)窓口に電話が転送され、専門家が24時間体制で相談などに応じる。

   3桁番号を導入したことで入電件数は全国的に増加したというが、一方で児相につながる前の音声ガイダンスの段階で通話を切ってしまう利用者が目立っている。15年12月3日の東京新聞朝刊によると、茨城・群馬・千葉・神奈川の4県と千葉・横浜・横須賀の3市への調査で、利用者の81%がガイダンス中に通話を切っていたという。さらに、沖縄では利用者の9割超が相談前に通話を切っていたと、15年12月12日の琉球新報が伝えている。

   ――利用者が通話を切る原因とみられるのが、「長すぎる音声ガイダンス」の問題だ。固定電話の場合はプッシュ信号を用い自動で発信地域を特定し、その後、地域内の児相を読み上げ、転送される。さらに、携帯電話の場合は、電話をした人が郵便番号を入力したり、ガイダンスが読み上げる県名や地域を逐一選択する必要があり、児相につながるまで1~2分ほどかかるうえ、通話料金は利用者が負担しなくてはならない。
(略)
   児童相談ダイヤル「189」の音声ガイダンスをめぐる問題については、ネット上でも大きな注目を集めている。ツイッターや掲示板などには、

    「勇気を出して、通報しようとしても、2分もうだうだと音声流れたら、気持ちが折れそう」
    「精神的に追い込まれてギリギリの奴とか、迷ってるやつが何分も待てるかって言う話」
    「切羽詰まってるときに悠長なガイダンスなんか聞いてられんわ」

などといった批判的な意見が数多く寄せられている。
(略)

おおむね切羽詰まった状況で電話しているでしょうに長々と音声ガイダンスなど聞いていられないとはもっともな話ですが、そもそも何故こんなことをしているのかと言う当然の疑問に対してはスタッフ不足でこれ以上相談件数を増やしたくないからだと言うこれまたもっともな声もあって、電話口だけの問題ではすみそうにはないようですね。
最近では各地で物騒な事件も発生しているようですが、こちら何をどう考えてこうなったのかと皆が不思議がる奇妙なニュースです。

キツネやサルの仮面つけた女3人組が男児を誘う 北九州市小倉南区(2016年03月11日西日本新聞)

 10日午後6時ごろ、北九州市小倉南区上吉田の公園で、キツネやチンパンジーの仮面で顔を隠した女3人組が、小学生男児に「遊ぼうや」などと誘いかける事件があった。

 福岡県警小倉南署で捜査しているが、女たちは白色の車に乗っており、うち2人は、キツネの仮面、チンパンジーの仮面をそれぞれつけていた。

子供受けを狙ったのか身元を秘匿したかったのか微妙なところで、むしろ目立ってしまうのではないかとも思うのですが、このセンスはちょっと嫌いじゃないのは不肖管理人だけでしょうか。
先日はパリで大規模な爆弾テロがあったことで全世界的に大きな衝撃を与えましたが、こちらそれ以上の恐怖を人々に与えていると言う男のニュースです。

健康な歯を次々抜歯… 仏「恐怖の歯科医」が出廷(2016年3月9日AFP)

【3月9日 AFP】フランス中部の村で歯科医として診療に当たっていた際に、100人以上の患者の口内に重傷を負わせたとされるオランダ人の男が8日、出廷した。現地メディアは男を「恐怖の歯科医」と呼んでいる。
広告

 ヤコーブス・ファンニーロップ(Jacobus van Nierop)被告(51)はシャトーシノン(Chateau-Chinon)村で、患者の健康な歯を次々に抜いていた。患者らはあごの損傷や、再発性の化膿(かのう)や敗血症に苦しんでいた。
 ファンニーロップ被告は加重暴行罪に加え、患者や保険会社に対する詐欺の罪に問われている。有罪となれば最高で禁錮10年、罰金15万ユーロ(約1900万円)が言い渡される可能性がある。
 被告は先に、性自認に関する問題や自殺傾向といった「精神的な問題」を抱えていると訴え、責任を回避しようとする姿勢を示していた。

 ファンニーロップ被告はヘッドハンターからスカウトされてシャトーシノン村に着任。村は医療サービスが不十分だったため、当初は住民から歓迎された。しかし2011年までに、当局が被告の会計処理に不信の目を向けるようになり、患者もどんな治療を受けたか情報交換をするようになった。
 65歳の女性患者は2012年3月、歯列矯正器具を装着するため被告の元を訪れたところ、「7~8本の注射を打たれ、一度に8本の歯を抜かれた。3日間出血が止まらなかった」と話している。
 また、ずさんな処置を施されたことによる重度の化膿で数本の歯を失ったという別の女性患者は、「毎回『ちょっとチクリとします』と言っては完全に眠らされていた」と話す。「診療が終わると、翌日か翌々日に再診予約を入れるようにという付箋を手渡された」という。

 この女性患者が被告を告発しようと、助手の一人の協力を得て2013年に被害者の会を立ち上げたところ、たちまち120人もの被害者が名乗りを上げた。同年6月には警察が逮捕に踏み切ったが、公判まで保釈された間の12月に国外へ逃亡。国際指名手配された被告は翌2014年9月にカナダの小さな町で逮捕された。その際、自ら喉をかき切ろうとしたという報道もある。
 被告は精神の問題を理由にオランダおよびフランスへの強制送還を拒もうとしたが、結局パリ(Paris)南郊にある医療刑務所へ送致されていた。

ともかくもこの歯科的な話題というものはある種の方々にとってトラウマ的な破壊力を発揮するようで、思わず頬に手が伸びたと言う方も少なからずだったようですが、しかしこの歯科医は一体何がやりたかったのでしょうか。
冒頭のアメリカと比べるとある意味で平和であったと言うことなのでしょうか、一方的な銃撃戦の果てに犯罪者が射殺されたと言うニュースです。

中国人を射殺か タイ・バンコックで強盗、店側と撃ち合いに(2016年3月5日サーチナ)

 中国メディアの新浪網や環球網はタイのメディアを引用して、タイの首都、バンコック市内で4日、中国人とみられる4人組が銃砲店に強盗に押し入り撃ち合いになった結果、うち1人が死亡したと伝えた。
 事件は4日午前10時ごろ、バンコック市内のジャルンクルン通りで発生した。ジャルンクルン通りは同市の中心部を通る主要道路で、通り沿いには名門ホテルや大使館も多い。

 事件の経緯についての説明では、4人組は「おもちゃの銃を使って、本物の銃を奪おうとしたところ、店側と銃撃戦になった」など、状況を想像しにくい部分もある。
 銃撃戦の結果、強盗団のうち2人が負傷した。うち1人は治療を受けたが死亡した。警察はもう1人の身柄を拘束したが、1人は逃走した。

 警察は、死亡または拘束した容疑者が中国のパスポートを所持しており、タイ語を話せないので、中国人とみている。
 また、4人がタイに入国したのは2月27日で、警察は銃を強奪することを目的としてタイに来たと考えている。入国時にはすでに「おもちゃの銃」2丁を持っていたとみられている。

そもそもおもちゃの銃で銃撃戦もないだろうとか、海外にまで銃を強奪しに来たにしてはあまりにも杜撰であろうとか、一体この連中が何を考えていたのかと当局も首をひねっているようです。
最後に取り上げますのは南アフリカからのニュースですが、まずはその不可思議な事件の経緯を取り上げてみましょう。

「神が守ってくれる」ライオンの群れに飛び込んだ男(2016年3月15日テックインサイト)

南アフリカ北東部に位置するクルーガー国立公園鳥獣保護区で“王者の象徴”とされるライオンに挑んだ男がいた。「神が私を守ってくれる」と勇敢にライオンの群れに飛び込んだはいいが、結果は散々だったようだ。『travel.aol.co.uk』など複数のメディアが伝えている。

たくさんの信者を前にライオンの群れに果敢に飛び込んだのは、Zion Church(シオン・キリスト教会)のソシャングベ支部のリーダーでもあるAlec Ndiwaneさん。自身のことを「預言者」と呼ぶNdiwaneさんは、クルーガー国立公園で野生の動物を生で見られるサファリツアーに参加。しばらくして突然わけのわからない言葉を口走ったかと思うと深い瞑想状態に陥り、乗っていたトラックのドアを開けインパラに群がって食事をしていたライオンに向かって走り出したという。

お腹をすかせたライオンがNdiwaneさんに気づかないはずもなく、その直後にNdiwaneさんはライオンに追われるはめになる。我に返り、勝ち目がないと慌ててトラックに戻ろうとしたNdiwaneさんだったが、跳びかかって来たライオンに左臀部を食いちぎられ重傷を負った。近くにいたレンジャーが上空に向かって発砲したことで、ライオンは散り散りに逃げ、Ndiwaneさんは九死に一生を得たようだ。

Ndiwaneさんは病院に運ばれ緊急手術を受け、経過は良好ですでに退院している。ライオンの群れに飛び込んだことに関しては「何が起こったのかよくわかりませんでした。全能である神が私を使って動物にも勝るその力をお示しになろうとしたのかとも思いました。結局人間は動物を支配することはできないと言うことでしょう」と語っていたという。

記事を見る限りでは宗教的リーダーでもあったそうなんですが、信者を前に何かしら見せたいことでもあったと言うことなのか、あちらでは別にそろそろ季節の変わり目だとか言うわけでもないでしょうにね?
仮にそれが何かしら個人的な権威の向上を目指してのものだったとすればむしろやらない方がよかった類の蛮勇かと思うのですが、とりあえずライオンの群れに襲われれば神様もびっくりはするだろうと思います。

今日のぐり:「福来(ふくろう)」

岡山県南東部・日生地域のカキオコと言えば今や大変な人気で、休日ともなるとあちらこちらに点在するお好み焼き店に大行列となっているようですが、風光明媚でよい地区ですよね。
その中でも比較的街中にあり駅からも便利が良いのがこちらのお店ですが、あまり広いお店でもないだけにすぐに満席になってしまいます。

とりあえずはお約束と言うことでかきおこモダンそばから入って見ましたが、こちらのカキオコの見た目は少し広島風に近いようですが焼きはそこまでではないせいか、食感は関西風のふわとろ感に近いものもあります。
そばもあまり焼かないようでぷりぷりした食感を保っていますし、ソースは甘口で中にはカキがたっぷりと、広島で食べるカキ入りお好み焼きとはまた違いますがこれはこれで有りだと思いますね。
かき焼きそばは肉の代わりにカキが入った焼きそばですが、カキを抜きにして考えると焼きそばとしては今いつつくらいの出来なんですがこのカキだけはたっぷりでブリブリの食感が楽しめます。
カキオコと言うものは何がスタンダードなのか微妙ですが、お好み焼きとしてみると関西風とも広島風とも少し違った作りで、この独特のスタイルはどういう由来があるものなんでしょうね。

総じてメニューはシンプルですしほぼプレハブの掘っ建て小屋的な建物で、どうも店内にはトイレすらないらしい気配なのですが、田舎のお好み焼き屋と言うものは本来こんな感じのお店が多いですよね。
店名が店名だけに店内はふくろうだらけなのも特徴ですが、それより何よりフロアのおばちゃんの接遇ぶりがちょっと独特で、何とも癖があると言いますかこれも面白いなと感じながら見ていました。

|

« 過ちを認め改めることが希有な事例だとして称讚される業界とは | トップページ | 今日のぐり:「山東水餃大王」 »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/519753/63368272

この記事へのトラックバック一覧です: 今日のぐり:「福来(ふくろう)」:

« 過ちを認め改めることが希有な事例だとして称讚される業界とは | トップページ | 今日のぐり:「山東水餃大王」 »