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2016年1月30日 (土)

もはや「死人が出るまでやめない」とまで言われるあの行事

今や全国各地で問題視されつつあるあの問題について、先日東京都で初会合が開催されたそうです。

組体操、「やめる勇気も必要」との声も - 無知と無理が招く事故(2016年1月16日マイナビニュース)

組体操などの事故を防ぐために東京都が設置した「体育的活動における安全対策検討委員会」。「東京都の組体操事故、小学校では1年で563件 - 安全対策の検討開始」と題した前編では、都内における組体操事故の実態や、初開催となった1月22日の協議のポイントについてご紹介した。今回は、委員からどのような意見や指摘があったのか、具体的な協議内容をお伝えする。

けがをしやすい子どもが増えている

なぜこのような事故が多く起こってしまうのか。文教大学で主に小学校教諭の養成を行っているという米津光治教授は、「端的に言えば、けがをしやすい子どもたちが増えている」と指摘した。一方で、子どもたちの運動能力が低下しているにも関わらず、それに合わせた指導方法は、組織で共有されていないという。
「教員は自分の経験則の中で指導する場合が多い。しかし、子どもたちの運動能力は、自分たちがかつて組体操を教わった時代と変わっている。指導の仕方も変えなければいけないが、そうはなっていない」と問題提起した。
さらに、体育科目の授業研究を行っている江戸川区立西葛西小学校の山下靖雄校長は、「子どもの運動能力を考えると、技が実態にあっていない。教員が技の難易度を理解していないケースが見受けられる」と語った。「保護者の期待にこたえようと、自分もやったことがないような技の組み合わせを考えている場合も多い。効果的な指導方法が分からず、焦りもあるからけがにつながっているのだと思う」と指摘した。
山下校長によれば、保健・体育の指導要領で、組体操は扱われていない。体育の授業研究においても、組体操などの運動会で行われる活動は、情報交換をするにとどまり、研修が充実しているとは言えないという。

教員の指導、「基本中の基本ができていない」

基本中の基本ができていない」と教員の指導力不足を嘆いたのは、中学校体育連盟の理事も務めた大田区立雪谷中学校の新宮領毅校長だ。「けがを防ぐ落下の仕方を教えていない」「周囲に教員を配置しても、何か起きたときに対応できるような構えができていない」「組み立てていく過程で声かけが必要なのに、全てアイコンタクトでやろうとしている」など、さまざまな問題点をあげた。
「突然運動会だからといって、組体操をやりますといっても無理。危険状態としか言いようがない。まさに無知と無理、これが事故を繰り返す原因となる」と強い口調で語った。

「やめる勇気」を

足立区教育委員会教育指導室の浮津健史室長は、「やめる勇気も必要だ」と主張した。同区では、目玉行事として地域の人から組体操を見たいという要望が寄せられることもあるという。そんな中で、競技自体をやめてしまうのは難しい判断なのかもしれない。しかし、「ここまでできたらやる、ここまでできなければ次のステップは踏ませないという判断が必要」と強調した。
また東京都小学校PTA協議会の小野関和海会長は、「期待にこたえるために、怠ってしまった事柄があると言うなら、保護者としては望んでいない。安全を一番に重視してほしい」と訴えた。また、「今の子どもたちは走っていても転び方を知らない子が多いように思える。ルールを決めるだけではなく、転落したときの受け身の方法などを身につける、子どもたち側の準備期間をしっかりとっていただきたい」と要望した。
最後に委員長を務める日本女子大学の坂田仰教授は議論を受けて、「子どもの安全が前提であり、その前提を崩してまで華美な組体操競技に走る必要はない」と再度確認。その上で、「運動会は体育の発表の場であって、組体操に取り組むにあたっては、日常的な活動を含めた子どもたちの状況を前提としなければならない」とまとめた。
(略)

この組み体操問題については以前にも何度か取り上げたことがありますが、一つには記事にもあるように事故を防ぐための知識も共有されず、具体的な対策も全く整っていない中で行われ同じような事故が全国で続いていると言うことは問題で、通常であれば学校教育現場に限らず同じような事故が続けば何故対策をしないのかと問題視されるはずですよね。
そしてもう一つには組み体操の意義や意味をどのように主張したところで、それが全員強制参加の運動会等の体育行事の一環として行われていることが問題で、これが部活動等で希望者志願者を募ってトレーニングを行い達成されるものであれば構わないとも思うのですが、拒否権もない中で単にからだが大きいからお前は土台になれ式に決められた場所で事故に遭うと言うのでは、さすがに子供相手とは言え問題がありますよね。
全国的にこの組み体操規制が強化されればされるほど、何故全国の教職員達がそこまで組み体操に執念を燃やすのかと言うことの方が気になってくるのですが、その点とも関連して先日こんなおもしろい記事が出ていたことを紹介してみましょう。

これは何かの冗談ですか?小学校「道徳教育」の驚きの実態(2016年1月26日現代ビジネス)

(略)
広島県教育委員会は、「『児童生徒の心に響く教材の活用・開発』研究報告集」として、「心の元気」という教材を作っている*1。その中に、「組体操 学校行事と関連付けた取組み」という教材がある*2。小学校5・6年生用の教材で、運動会の組体操での練習のストーリーが題材になっている。
*1 http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/12doutoku/12doutoku-elementary-index.html
*2 http://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/31631.pdf

その主人公、つよし君は、組体操に熱心に取り組み小学校6年生だった。そんな彼が、人間ピラミッドの練習中に事故にあう。

今日は運動会の前日。最後の練習だ。笛の合図でだんだんとピラミッドができあがっていく。二段目、三段目。とうとうぼくの番だ。手と足をいつもの場所に置き(さあ決めてやる)と思ったしゅん間、ぼくの体は安定を失い、床に転げ落ちていた。かたに痛みが走る。
ぼくはそのまま病院に運ばれた。骨折だった。
ぼくは、目の前がまっ暗になったようで何も考えられなかった

事故の原因は、わたる君がバランスを崩したことだった。わたる君はごめんと謝るが、つよし君は許すことが出来ない。そんなつよし君に、お母さんが次のように語る。

一番つらい思いをしているのは、つよしじゃなくてわたるくんだと思うよ。母さんだって、つよしがあんなにはりきっていたのを知っているから、運動会に出られないのはくやしいし、残念でたまらない。でも、つよしが他の人にけがさせていた方だったらもっとつらい。つよしがわたるくんを許せるのなら、体育祭に出るよりも、もっといい勉強をしたと思うよ」

つよし君の心に、「今一番つらいのはわたるくん」という言葉が強く残る。そして、「その夜、ぼくは、わたる君に電話しようと受話器をとった」という一文でこの教材は終わる。

読者の皆さんは、この教材を見てどう思うだろうか。シッカリトシタ学校教育を受けたリョウシキアル方々は、「人の失敗を許すのは大切だ。これを機にクラスの団結力を高めよう」と思うのかもしれない。
実際、この教材の解説にも、「相手を思いやる気持ちを持って、運動会の組体操を成功に導こう」という道徳目標が示されている。教材の実践報告にも、「この実践後の組体操の練習もさらに真剣に取り組み、練習中の雰囲気もとてもよいものになった」と誇らしげな記述がある。そこには、骨折という事故の重大さは、まるで語られていない

学校は治外法権?

これが交通事故だったら、運転者は十分に注意をしていたのか、車はきちんと整備されていたのか、道路の整備に不備はなかったのか、など、原因がしっかりと追究されるだろう。そして、原因に対して誰かが責任をとり、そのような事故の再発をいかにして防止するかが議論されるだろう。
なぜ、学校が舞台になると、「骨折ぐらいは仕方ない。お互いに許して団結しよう」という話になってしまうのだろうか。この教材を見た時、私は、「法とは何なのか」をあらためて真剣に考えなくてはならないと思った。

法的に見ると、つよし君が参加した組体操は、違法の可能性が高い。
学校は一般に、子どもの安全を確保するために十分な配慮をすべき義務(安全配慮義務)を負う。組み体操を実施するならば、十分な監視者を配置し、バランスを崩した子どもがいないかを丁寧に監視し、危険な場所が見つかれば即座に練習を中止する。それだけの体制を整える必要が学校にはある。これは、下級審ではあるが確定した判決が指摘したことだ。
一部の子どもがバランスを崩しただけで骨折者がでる、そんな危険な状況で練習をさせたのであれば、学校の安全配慮義務違反が認定される可能性は高い。民事上の問題として考えるなら、学校が損害賠償を請求されれば責任は免れ得ないだろう。

また、刑事上の問題として考えるなら、注意義務違反によって骨折者が出ているのだから、教員は業務上過失致傷罪に問われてもおかしくない
事故が起きれば、原因を追究し、責任者を特定する。責任者の行動が、不法行為や犯罪なら、損害賠償義務が発生し、刑罰が科される。どの国でも、法とはそういうものだ。
しかし、この教材は、「困難を乗り越え、組体操を成功させる」という学校内道徳の話に終始する。学校内道徳が、法規範の上位にあるのだ。いや、もっと正確に言えば、学校内道徳が絶対にして唯一の価値とされ、もはや法は眼中にない。法の支配が学校には及んでいないようだ。これは治外法権ではないのか。
(略)

実際の教材を読む限りでは何ら安全対策が施されないまま行われているように見えるこの事故状況なのですが、興味深いのは教材中では全て児童が自主的に組み体操に憧れ、練習し行った結果勝手に事故を起こしたようにしか書かれていないことで、文中にはその場にいて大騒ぎしていたはずの先生の存在が一言一句たりとも登場していないのが面白いですね。
まあ道徳教育の教材などはかなり為にするお話的作りが目立つものもあって、法的解釈をあまり厳密に追及するのもナンセンスではあるのかなとも思うのですが、興味深いのは道徳の教材として組み体操がわざわざ取り上げられていること、そして今まさに問題視されている組み体操に絡んだ重大事故について、いわば非常に肯定的に取り上げられていると言う点ですよね。
実際に子供が自主的に組み体操の危険性を調べ「クラス全員、ケガなく中学校に進学したい」と学校側に組み体操中止を訴え出た事例が報告されていて、学校現場がいかに熱心にこの問題に取り組んでいるのか、組み体操と言うものが教育現場でどのような位置づけにあるのかが非常によく判ると興味深く拝見したのですが、率直に申し上げて部外者目線で言えば「何もそこまでこだわらずとも…」と言う気もしないでもありません。
今回の教材も深読みするならばただでさえ体育行事中の事故、それも全国各地で同種事故が多発し対策が急がれている中でと言う非常に突っ込まれやすい状況に対して予防線を張ったと言うのでしょうか、こうした教材で勉強した子供達であれば仮に親が「なんて教師だ!訴えてやる!」などと言い出したとしても全力でそれを引き留めにかかるだろうと言う想定も出来そうではありますが、それが正しい教育かどうかは議論の余地はありそうですよね。

広島県教委の進める道徳教育のあり方が全国的に一般的なものかどうかは何とも言えないのですが、こうした事例をモデルケースとして取り上げ理想的なストーリーだとして称揚する教育現場の空気感が事実あるのだとすれば確かに組み体操を止めると言う発想にはならないのだろうなと思いますし、むしろ失敗し怪我をしてしまいそうな軟弱な学童ほど進んで参加させるべきだと言う考えになるのかも知れません。
1993年に福岡地裁で組み体操による重大事故に対して1億円の賠償命令が出されたと話題になりましたが、その後も各地で損害賠償が認められた判決が出ていて、例えば平成19年の名古屋時での事故での判決文を見ていますと練習風景が克明に記録されていますが、基本的に「教員は学童が落ちてからようやく気付く」と言う状況だったようで、何か事故が起こりそうになった時にそれを未然に防ぐことが可能な状況ではなかったように見えます。
その背景には学校現場におけるマンパワー不足など様々な要因があったことも想像に難くないのですが、そうした背景事情を承知した上でなお組み体操を続けているからこそ事故も起こっているのだとすれば、いざ事が起こり裁判になればそれは確かに負けるしかないのだろうなと言う気はしますでしょうか。

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コメント

http://togetter.com/li/873801
でもこの親↑はヤバいんじゃね?w

投稿: | 2016年1月30日 (土) 09時27分

>でもこの親↑はヤバいんじゃね?w 
この「ヤバい」は 素晴らしく良い、という意味か 危険 という意味か? 

投稿: | 2016年1月30日 (土) 10時49分

↑…全部読んでしまった…。

おっしゃる通りでこの親御さんはプロ市民臭ぷんぷんですが(つかプロ市民やろね)、この件に関してはほぼ同意かな。オレスポォツもスポォツに命懸けてる奴も嫌いだしww

投稿: 10年前にドロッポしました。 | 2016年1月30日 (土) 11時04分

下手をすると「死人が出てもやめない」のではないかと思われますが・・・

話は多少それますが、大人が8段とか10段とかの人間ピラミッドをやったという話はあまり聞きませんが、実例はあるのでしょうか?

投稿: クマ | 2016年1月30日 (土) 12時35分

うんだからさ、教師が先にお手本見せればいいんだよ
まさか自分ができないこと子どもにやらせるわけないもんね

投稿: | 2016年1月30日 (土) 14時54分

プロ市民に騒がせて「改善する必要なし」を印象付ける手法が確立したな。

投稿: | 2016年1月30日 (土) 15時03分

↑大人はそもそも「場」がないのでは?

それで思い出したのですが、野田知佑氏のエッセイ「ガリバーが行く」に、椎名誠氏らの「本の雑誌社」の関係者で主催した「大人の運動会」のエピソードがありました。「運動会屋」みたいのがあって必要なものはなんでも貸してくれるそうです。で、騎馬戦、ケンカ同然の肉弾戦と化し、「若い」審判がびびって「中止」を宣言w

以下、引用

‘‘これは『女性化』した現在の日本をよく表している。‘‘
‘‘「『棒倒し』は来年の種目に入れよう。あれは現在、ケガをするからよいう理由で日本中の学校でやってないけど、あんなケガはうんとした方がいいと思うんだ。やろうよ」

…「大人」が「自己責任」でやる分には激しく同意、なんですが…ねえw?
ちなみに1989年のエッセイなんですが、もしかして今このテのをやりたがってる脳筋教師って「『女性化』した現在の日本」とやらで運動会とかで不完全燃焼だった当時の小学生w?

投稿: 10年前にドロッポしました。 | 2016年1月30日 (土) 15時18分

小中高と体がでかいというだけでいつもピラミッド最下段でした
やりたきゃやりたいやつだけがかってにやればいいのに

投稿: kamakama | 2016年1月30日 (土) 17時40分

http://bylines.news.yahoo.co.jp/ryouchida/20160130-00053944/
「ヤンキー先生」という呼び名で知られる義家弘介氏が、文部科学副大臣の立場で、組体操事故の問題について持論を展開した。
昨日(1/29)の『東京新聞』に掲載されたインタビュー記事。そこで義家副大臣は、「5~6段の組み体操で、息子は負荷がかかる
位置にいて背中の筋を壊したが、誇らしげだった」と振り返り、「私自身がうるうるきた。組み体操はかけがえのない教育活動」と主張している。
子どもが負傷してもなお、それを美談化し、リスクを軽視して教育的意義を強調する。これまでの学校現場と同じように、
副大臣もまた組体操の教育効果に重きを置くのである。

■下村前文部科学大臣の対照的な言葉
かつて「5~6段の組み体操」をめぐって、義家副大臣とは対照的な発言をした人物がいる。前文部科学大臣の下村博文氏である。
下村氏は、大臣在任中の昨年9月、記者会見において、自身の経験をもとに次のように述べている。
いちばん上に立つと怖いぐらい高かったから、3段じゃなくて、たぶん5段とか6段とかですね (略)なんでこんな怖い経験しながら、
どういう意味があるのかなと子ども心にじつは思ったことがあります。 (略) ケガをするとかですね、それがあったとしても、
それ以上の教育的成果や効果があるのであれば、それはやる意味があるというふうに思いますが、
そのとき、私はどんな意味があるのかと見いだせないまま、いまに来ている部分がじつはあります。

下村氏は、「5段とか6段」の組体操の教育的な意義について懐疑的である。
なるほど、頂点の子どもは恐怖を感じながら高いところに上り、土台の子どもは重さに耐え忍ぶ。
これが体育の時間に繰り返される。ここに体育の授業として、どのような意義があるのか。国が定める学習指導要領に
「組体操」がいっさい記載されていないことも頷ける。

■国による規制は不要
義家副大臣の発言のなかで、さらに注目しなければならないのは、巨大組体操に対して文部科学省が規制をくわえることはないということである。
副大臣によるとその理由は、一つが先の発言に続くかたちで「組み体操はかけがえのない教育活動で、悪いことではない。
それを文科省が規制するのは違う」ということである。副大臣が期待する組体操の教育効果は、組体操を規制しない理由へとつながっている。
そしてもう一つの理由が、「教育の地方分権」である。巨大組体操の規制は各教育委員会や学校が主体的に判断することであり、
国が上から指示することではないという。体育あるいは運動会の一種目にすぎないものに、国が口を出す必要はないという考えだ。
この点については、現在の文部科学大臣である馳浩氏(昨年12月1日の衆議院文部科学委員会での発言【注】)も、
先述した前大臣の下村博文氏も同じ見解であり、文部科学省の動かぬスタンスである。これは重大な問題として考えねばならない。

たしかに、各教育委員会や学校の主体性を尊重することは大切である。しかし、まさに主体性に任せてきたからこそ、
組体操は巨大化を続けてきたのではなかったか。
その象徴が、八尾市立の中学校で発生した10段ピラミッドの崩壊事故であった(詳しくは「10段の組体操 崩壊の瞬間と衝撃」)。
同校では、毎年事故が続き、今年度は学校内部の教員からも反対の声があがったが、結局は今年度もまた
10段ピラミッドが決行された。(なお、この事故については、義家副大臣も「安全配慮を欠いていたと思う。私なら運用を見直す」と述べている。)
教育界の自浄作用には、あまり期待ができない。現時点において、実際に組体操に規制をくわえた教育委員会は、
大阪市をはじめ数えるほどしかない。
文部科学省の立場として、明示的な規制ができないというのであれば、注意喚起の文書を出すだけでもいい。
教育委員会や学校によっては、文部科学省のお墨付きを待っているところがある。教育委員会や学校だけでは、
保護者や地域住民からの巨大組体操存続の強い要望に抵抗できないというのだ。国からの注意喚起の文書があれば、
堂々と巨大組体操の終了宣言ができる。
優先すべきは、「教育効果」か、「教育委員会や学校の主体性」か、それとも「子どもの安全」か。答えはすでに出ているはずである。

投稿: | 2016年1月30日 (土) 23時26分

段数制限しても、3~4段から落ちて骨折とかが多いみたいなので、
ただただ、子供が鈍くさくなって来ているんでしょうね。
別に感動するわけでも無し、今の時代なら止めていいんじゃない?

投稿: | 2016年2月 1日 (月) 09時16分

管理人個人としても危ないことをさせる側となる機会も多いので、事故対策と言うことであまりに徹底を欠いていると言うのでしょうか、この状況でここまで強行することの危険性は強く感じています。

投稿: 管理人nobu | 2016年2月 1日 (月) 13時21分

 組み体操が原因で医療機関を受診した全国の小中高校生が医療費を受給した件数は、日本スポーツ振興センター(JSC)に統計のある2011年度以降、4年連続で8千件を超えていることが3日、分かった。組み体操の在り方の見直しを求めている超党派の議員が国会内で開いた集会で、報告があった。

 JSCによると、11年度は8264件、12年度は8883件、13年度は8561件、14年度は8592件。14年度の負傷の内訳は、骨折が1457件、捻挫が1736件、挫傷・打撲が2398件などだった。

 集会で報告した千葉県松戸市立病院の庄古知久(しょうこ・ともひさ)救命救急センター長がJSCの資料を基に集計したところ、脊椎や骨盤などの重症骨折や、脊髄損傷、内臓損傷といった重度なけがが全体の約1%を占めるという。

 庄古氏は「組み体操はすぐに中止すべきだ。1メートル以上の高さから墜落して頭部をぶつければ、医学的に頭蓋内損傷をきたすと言われる。どうしてもやるのであれば、ピラミッドは3段まで、タワーは2段までにすべきだ」と述べた。

投稿: | 2016年2月 5日 (金) 07時56分

国として中止を検討するらしい
反対派がどうファビョるかが見もの

投稿: | 2016年2月 6日 (土) 12時38分

◆大阪市、組み体操のピラミッドと塔を禁止

大阪市教育委員会は9日、市立小中高校で組み体操の事故が相次いだことを受け、
四つんばいの姿勢で積み重なってつくる「ピラミッド」と、肩の上に立って塔をつくる「塔(タワー)」を禁止することを決めた。

スポニチ 2016年2月9日11:28
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2016/02/09/kiji/K20160209012010160.html

投稿: | 2016年2月10日 (水) 06時38分

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