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2015年12月 5日 (土)

各地で航空機へのレーザー照射事件相次ぐ

各地でたびたび報道されていることからいずれこういうことが起こるとは思っていましたが、先日とんでもない大事故が起こりかねない事態が発生していたと報じられています。

着陸中にレーザー照射、操縦士が目に大けが 英空港(2015年11月24日AFP)

【11月24日 AFP】英国航空操縦士協会(BALPA)は23日、英航空会社ブリティッシュ・エアウェイズ(British Airways)の航空機が今春、ロンドン(London)のヒースロー空港(Heathrow Airport)に着陸した際、操縦室に向けて「軍用並みの強さ」のレーザー光線が照射され、副操縦士が片目の網膜に深刻な傷を負っていたことを明らかにした。

 副操縦士はその後、イングランド(England)北部シェフィールド(Sheffield)の病院に搬送され、以来、職務に復帰していないという。同副操縦士の氏名は、雇用をめぐる裁判が進行中であるため公表されていない。

 BALPAによれば、操縦士らがレーザーで攻撃される事例は、プレゼンテーションで使われるレーザーポインターの普及と出力向上に伴い、増加している。

ご存知のようにレーザー光線は非常に直進性もよくエネルギーも高いですから、間違っても人の目などに向けてよいものではないのですけれども、それでも各地でレーザー照射事件が続くと言うのは困った話で、いずれ何らかの規制なり技術的な対応が求められるようになるのかも知れませんね。
とは言えこの時点では普通に照射しただけでこうまでピンポイントで狙えるものか?と言う疑問もあったものの、いずれ確率論的に起こり得る事故ではあると考えていたのですが、その後日本各地でも同様に飛行機を狙った照射事件が相次いでいると報じられていて、一体どこの世界で流行っていることなのか?と思ってしまいます。

厚木基地周辺 航空機にレーザー照射70回以上(2015年12月1日NHK)

海上自衛隊とアメリカ海軍が共同使用している神奈川県の厚木基地周辺で、平成25年度からこれまでに、飛行中の航空機にレーザー光線とみられる光が当てられたという報告が70回以上あったことが海上自衛隊への取材で分かりました。
海上自衛隊によりますと、厚木基地の周辺では、夜間、飛行中の航空機に地上からレーザー光線とみられる強い光を当てられたという報告が平成25年度からこれまでに70回以上あったということです。このうち、自衛隊機に対してはおよそ10件で、ほとんどはアメリカ軍機に対するものだったということです。
海上自衛隊によりますと、これまでにパイロットらがけがをしたり着陸などの際のミスは起きたりはしていないということです。また、光が出ていたとみられる場所については特定できていないということですが、基地の北東の方向から出ているケースが多いということです。
(略)

普天間周辺米軍機にレーザー照射 県警が捜査、運用に脅威と当局者(2015年12月1日共同通信)

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の周辺上空の米軍機に対し昨年7月以降、レーザー光とみられる強い光線が計5回照射されていたことが30日、在沖縄米海兵隊への取材で分かった。県警は米軍から通報を受け、威力業務妨害の疑いで捜査を始めた。

 国土交通省などによると、国内で旅客機へのレーザー照射は多く確認されているが、米軍機を狙ったケースが明らかになったのは初めて。海兵隊当局者は「飛行の妨害行為は普天間の安全な運用にとって脅威だ」と懸念を示した。普天間飛行場は市街地に囲まれており、事故になれば、大惨事となる恐れがある。


小松基地でも飛行中の自衛隊機にレーザー光照射(2015年12月3日TBS)

 2日午後6時10分ごろ、航空自衛隊小松基地で、飛行中の自衛隊機に対し、レーザー光による照射があったことが関係者の話でわかりました。

 防衛省から国土交通省に対し連絡があったということで、航空自衛隊小松基地ではレーザー光による照射があったことを認めた上で、現在、詳細について調べているとしています。
(略)

陸自ヘリにもレーザー照射=北海道・丘珠駐屯地で3件(2015年11月3日時事通信)

 陸上自衛隊丘珠駐屯地(札幌市東区)で、飛行中のヘリコプターに対してレーザー光線が照射されていたことが、陸自への取材で2日、分かった。
 2014年度以降、3件確認されており、北海道警に通報したという。
 陸自によると、照射による事故やけが人は発生していない。
 航空機へのレーザー照射は、伊丹空港(大阪府豊中市)や米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)、複数の海上自衛隊基地でもあったことが明らかになっている。
(略)

単純に同時多発的に発生しているだけなのか、それとも何かしら組織的に行われていることなのかは何とも言えませんが、同じ方角から何十回も繰り返し照射されていると言うのはかなり意図的な行為を感じさせるもので、特に自衛隊や米軍関係に多発しているように見えることから何らかの政治的糸があるのでは?と感じる向きも多いようです。
もちろん民間機などにも同様に照射が行われていて、単純に軍用機ほどには気付かなかっただけだと言う可能性もあるのですが、こうした事が続くようですともちろん社会的にも対策を考えなければならないのは当然として、実はこのレーザー照射だけでは一概に犯罪と言えないのでは?と言う法解釈もあるようで、現状で社会的対応は簡単ではないのかも知れませんね。
特にたまたま誤って当たってしまっただけと言われると民事などはまだしも、刑事罰を問うためにはなかなか難しい部分もあるのかとも思うのですが、逆に言えば何らかの意図を持って行っている行為者にとっては免罪符になり得る攻撃手段であるとも言えるので、この件に関してはさらに捜査が進み社会的議論がなされていくことを期待したいと思います。

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心と体」カテゴリの記事

コメント

投稿: | 2015年12月 5日 (土) 09時35分

思想犯かな?

投稿: | 2015年12月 5日 (土) 11時04分

思想犯? 言葉遣いに気を付けようね、ネトウヨさん。

投稿: | 2015年12月 5日 (土) 12時25分

パイロットに対する妨害行為はハイジャック防止法並の罰則を与えるべきかと思います。
レーザーを照射されてもパイロットにダメージが行かないような技術があれば一番ですが。

投稿: クマ | 2015年12月 5日 (土) 13時14分

目が、目がぁ~!

投稿: ム〇カ大佐 | 2015年12月 5日 (土) 15時14分

頭上の航空機に照射しても、航空機の腹にレーザーが当たるだけでパイロットには影響しません。
かなり高度を落とした飛行機に、かなり距離を取って照射する必要があるのは初歩の物理を理解していれば分かるでしょう。
そのような距離から照射されたレーザーは、目以外にダメージを与えるような威力は不可能です。つまり、目さえ守れば良い。

使用されるレーザーの波長は極めて限られているので、操縦席の窓を特定波長のレーザーと赤外線を通さないガラスにしてしまえば良い。
民間機はまだしも米軍機でさえ、レーザー反射ガラスを採用していないのは謎もいいところです。

投稿: | 2015年12月 7日 (月) 10時37分

フジテレビ系(FNN) 12月7日(月)20時2分配信 動画ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20151207-00000526-fnn-soci
帽子を目深にかぶり、マスク姿で警察車両に乗せられる男。
沖縄・普天間基地周辺で、上空を飛行するアメリカ軍機に、レーザー光とみられる強い光線が照射された事件で、
写真家・平岡克朗容疑者(56)が7日に逮捕された。
平岡容疑者は、「レーザーか何かの話ですか? 今おっしゃったのは。それは、何か問題になってるんですか?」と話した。
FNNは、逮捕前日の6日、平岡容疑者に電話インタビューを行い、その行動をただした。
平岡容疑者は、「去年でしたかね、頻繁に起きているってことを書いた時に、ネタとして書いた記憶がある。俺も、
普通に仕事のレーザーポインターを持っているけど、みたいな話から始まって、じゃあ、やってやろうじゃないかみたいなノリのネタは、
確かにありました」と話し、平岡容疑者は、レーザー照射をほのめかす内容のブログを以前書いたことを認めた。
平岡容疑者は、2015年7月1日午後9時すぎ、普天間基地の周辺上空で飛行訓練中のアメリカ軍ヘリコプターに、
緑色の光線を照射した威力業務妨害の疑いが持たれている。
警察は、2014年7月からの1年間で、あわせて6回のレーザー照射を確認。
平岡容疑者のものとみられるフェイスブックには、2015年9月、「打倒!! 軍国主義 打倒!!
日米同盟 そして平和の基本は日露友好」などの書き込みも残されていた。
日米同盟に批判的なメッセージ。
そうした記述については、「基地とか戦争とかは反対していて、キャラクターを作っている仕事をしているので、
それに基づいて、そういうネタは、確かに書いたことはあります。現実に人さまに迷惑をかけて、
何か面倒くさいことを起こすような立場でも、いい大人なので、ありませんので」と話していた。
たなびく、旧ソ連国旗。
車や表札には、ロシア語が記され、自宅は、外壁が見えないほど植物に覆われていた。
また車内には、モデルガンのようなものも。
警察は7日、平岡容疑者宅の家宅捜索を行い、レーザーポインター数点や、パソコンを押収した。
目に直接当たれば、最悪の場合、視力の低下や、失明のおそれもあるレーザー光線。
これまで、航空機事故には至っていないものの、その危険性を元パイロットは指摘する。
航空評論家・小林宏之氏は、「パイロットが着陸寸前の時に、レーザー照射された場合、注意力がそがれた場合は、
飛行機が不安定になる。場合によっては、悪いことが重なった場合は惨事に至るということで、非常に危険だということ」と語った。
警察の調べに対し、平岡容疑者は、「レーザーポインタを照射したことは間違いありません」と容疑を認めていて、
警察は、動機の解明などを急いでいる。

投稿: | 2015年12月 7日 (月) 21時06分

沖縄の米軍機にレーザー光を照射して逮捕された男(56)は、タレントのインリンさん(39)のプロデューサーとして、業界では知られた存在だった。
さらに、ブログなどでは、かなり前から過激な反在日米軍発言を繰り返していたことも分かった。
「CCCP」。男は、威力業務妨害の疑いで沖縄県警に2015年12月7日に逮捕されたとき、こんなロゴが入ったパーカーを着ていた。

■日常的に「CCCP」のパーカーを愛用

これは、ロシア語による旧ソ連の略称だ。男は、アメリカを敵視し、ロシアや中国にシンパシーを示しており、日常的に同様なパーカーやトレーナーを愛用していた。

■「在日米軍に死を! 在日米軍は出て行け!」

容疑者の男は、在日米軍に対しては、かなり前から敵意をむき出しにしている。

2009年8月31日のブログでは、「先ずすべきことは在日米軍への良心的テロである」として、「全ての思いやり予算を廃止して在日米軍に死を! 在日米軍は出て行け!」と呼びかけていた。
基地移設に反対している社民党にシンパシーを寄せており、10年6月10日のブログでは、当時社民党の党首だった福島瑞穂参院議員のイベントにインリンさんとともに参加したとして、スリーショットの画像も投稿していた。男はそのとき、「僕は、悪いアメリカ人たちへの最高のテロリストです」という意味の英文ロゴが入ったTシャツも着ていた。
インリンさんも、在日米軍への嫌悪感を自らのブログなどで何度もつづっており、男と考え方が一致する部分も多かったようだ。2人で「ジョイトイ」というユニットを組んでおり、男は、インリンさんの相方としてロシア語らしき別名を名乗っていた。

ブログでは一時、米軍機への照射をほのめかすような投稿もしていた。最近では、フェイスブックで9月20日、こんなことを書き込んでいる。
”「もう、『平和』なんて写真載せてる場合じゃなくなった(`_´) 打倒!!軍国主義(`_´) 打倒!!拝金主義(`_´) 打倒!!日米同盟(`_´) そして平和の基本は日中友好 そして平和の基本は日露友好」”

男の自宅では現在も、赤旗の旧ソ連国旗が掲げられ、自家用車や表札にロシア語らしきものが書かれている。芸能プロのホームページでも、インリンさんとレーニンとの合成写真があるなど政治色が強くなっており、最近は公私ともに自らの主張を具体化させていたようだ。

http://www.j-cast.com/2015/12/08252670.html?p=all

投稿: | 2015年12月 9日 (水) 08時33分

で、これが思想犯ですかw。

投稿: | 2015年12月15日 (火) 09時12分

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