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2015年10月30日 (金)

何とも奇妙な不審死が自殺と判断され話題に

ある意味お約束と言うのでしょうか、先日こういうニュースが出ていました。

ロシア基地で1人死亡か=「自殺」扱い、爆発事故隠し?-シリア(2015年10月25日時事ドットコム)

 【モスクワ時事】ロシア経済紙RBK(電子版)などは27日、ロシア空軍がアサド政権支援のための空爆の拠点とするシリア西部ラタキアの基地で、19歳のロシア兵が死亡したと伝えた。23日に弾薬の取り扱い中に爆発事故が起きたとされるが、遺族には「自殺」と伝えられたという。
 シリアでは最近、アサド政権の地上部隊に加わるロシアの「義勇兵」が戦死したと報道されたことがある。基地の事故が事実なら「正規兵」の犠牲者は初めてとみられる。
 RBKや民間調査団体によると、この兵士はロシア南部クラスノダール地方の空軍基地所属の整備兵。SU25攻撃機の派遣に伴ってシリアに9月14日に送られ、10月25日に死亡が遺族に伝えられた。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ロシア国防省筋は「戦闘ではなく、弾薬の取り扱いミスで死亡した」と証言した。
 このほか、23日にラタキアの基地で「黒煙が立ち上った」という目撃情報があるほか、遺族の間で犠牲者はもっと多いとささやかれている。

昨今では何かにつけて斜め上方向にぶっ飛んでいることから「おそロシア」と言う言葉もあるそうですが、まあしかし国のトップがああしたお人であるだけにこうした「自殺」だとか「事故」だとか言うケースはいくらでもありそうだとは言え、現実的にこういうことがあると考えると何やら恐ろしいのも確かですよね。
ただ近年もう一つネット上でたびたび話題になっているのが、非常に奇妙な状況で発見された死体に関して警察から自殺だと発表されるケースがあまりに多いのではないか?と言う問題で、幾ら何でもその状況で自殺と言うのは無理があるだろうと言うニュースがたびたび登場することから、昨今では何かしらそう発表したくなる背後事情でもあるのでは?と深読みされるのが当たり前のようになってきているようです。
そんな中で先日起こった学童死亡事件について警察が自殺と発表したことが非常に大きな話題になっているのですが、こちらの記事からその何とも不可解な状況を紹介してみることにしましょう。

山中の遺体は10歳男児 自殺か(2015年10月27日NHK)

26日夜に東京・日野市の山の中で首をつって死亡していたのは、近くに住む10歳の男の子と分かりました。警視庁は現場の状況などから自殺とみて、動機などを調べています。
警視庁によりますと、26日午後8時すぎ、日野市三沢の山の中で子どもが首をつった状態で死亡しているのが見つかりました。警視庁が調べた結果、死亡したのは近くに住む小学4年生の10歳の男の子と分かりました。
これまでの調べによりますと、遺体は両手と両足が荷造り用のひもで結ばれた状態でしたが、周囲には争ったり、ほかの人が関わったりしたような跡はないということです。また、衣服は着ていませんでしたが、近くに置いてあったということです。
男の子は26日は学校が休みで、夕方になっても家に帰らなかったことから母親が警視庁に通報していました。
現場は住宅街の中にある小高い山で、男の子の家に近く、ふだん遊びに来ていた場所だということです。遺書などは見つかっていませんが、警視庁は現場の状況などから自殺とみて、動機や現場の状況を調べています。
(略)

小4男児、両手足縛られ首つり「自殺の兆候はなし」(2015年10月28日日刊スポーツ)

 東京都日野市の高幡不動尊の裏山で26日午後8時ごろ、近くに住む小学4年の男児(10)が全裸で木で首をつった状態で死亡しているのを警視庁日野署員が見つけた。同署は自殺の可能性が高いとみて慎重に捜査を進めているが、少年の家に出入りする親族とみられる男性は27日、「自殺はないと思っている」と悲痛な思いを口にした。
 同署が事情を聴いたところ父親は「ふさぎ込んだ様子はなかった」と言い、母親も「おかしい様子はなかった」と話している。

 同署によると、現場には争ったような第三者が介在した痕跡はない。両手足を白いビニールひもでしばられていたが解剖の結果、表皮離脱、皮下出血がなく外圧が弱いと考えられるため、自らしばった可能性が高いという。死因は首を圧迫したことによる窒息死。
 男児は26日午前11時ごろ自宅を出たまま帰宅せず、母親が午後6時半ごろに110番した。死亡推定時刻は同日正午ごろ。崖の斜面に倒れており、首に巻かれたビニールひもがそばの木の幹に結ばれていた。遺体には抵抗した際にできる傷はなかった。衣服や靴は近くに脱ぎ捨てられ、目立った汚れはなかったという。

 近隣住民によると家族は2年ほど前に引っ越してきたという。男児は、立川市のフリースクールに通っていた。同校関係者によると、遺体が発見された26日は約1週間の「秋休み」初日だった。前日の25日には学校祭が行われ、男児のクラスは、ろうそくを装飾した作品を展示。男児は元気な様子だったという。学校関係者は、男児が悩みを抱えている様子だったかについて「そのような印象はなかった」と話した。
 捜査関係者によると大きなショックを受けた母親は自宅でふさぎ込んでいるという。両親の説明を聞く限り「首をつって命を落とすほど思い詰めた状況には見えない」とし、学校生活など周辺環境を調べている。【清水優、三須一紀】

全裸で手を後ろ手に縛って首吊り自殺... 小4男児がそんなことできるのか(2015年10月27日J-CASTニュース)

東京都日野市内の林で近くに住む小学4年の男子児童(10)が全裸で手足を縛られ首を吊った状態で見つかったが、自殺の可能性があると報じられている。しかし、ネット上では、そんなことがあるのかと疑問がくすぶっている
男児の遺体が見つかった当初は、事件と自殺の両面で捜査していると報じられた。

準備してから、崖から飛び降りるなどした??

事件性が疑われたのは、遺体の状況があまりにも不自然だったからだ。
各紙によると、2015年10月26日は小学校が休みで、男児は11時ごろ、「遊びに行ってくる」と言って自宅を出た。しかし、夕方になっても帰ってこないため、母親が18時半ごろに110番通報した。
警視庁日野署員が遊び場所などを探していると、20時ごろになって林の中で男児の遺体を見つけた。ビニールひもを木の幹にくくりつけ、幹から1.5メートルのところで首を吊っていた。手足を縛ったのも同じビニールひもで、両手は後ろ手に縛られていた
男児が身に着けていた衣類や靴は、遺体近くで見つかった。遺書などは見つかっていないという。行政解剖の結果、死因は首の圧迫による窒息死であることが分かった。母親は、男児について、「変わった様子はなかった」と話したそうだ。

自殺説が出てきたのは、現場の状況からだという。
争った形跡はなく、男児に外傷もなかった。脱がされた形跡もないという。また、手足は緩く縛られており、自分でもできる結び方だった。さらに、発見場所はちょうど崖の急斜面になっており、遺体は仰向けに横たわっていた。つまり、すべて準備してから、崖から飛び降りるなどした可能性があるということらしい。

ネットで「イジメだったりしないのか」の声も

とはいえ、自殺というには、あまりにも不思議なところが多い
ネット上では、「自殺なら何故全裸なんだ?」「10歳の子供が考えることなのか???」「後ろ手に縛るのはかなり難しいことでは?」といった疑問が次々に出た。
また、事件のほか事故で亡くなった可能性もあるとして、「イジメだったりしないのだろうか」「親納得しないだろう、これ・・・」との声が上がり、警察に対して徹底した捜査を求める向きが多い。

一方、もし自殺であったなら、気を引くために他殺に見せかけたのではないかといった、うがった見方まで出るなど、様々な憶測が出ている状態だ。
(略)

例えどのように奇異に見える状況であっても一方で状況を説明出来る仮説があり、物理的に他の可能性が否定出来るとなればその仮説を採用するのは当然なのかとは思うのですが、確かに自殺だとすれば控えめに言ってもかなり風変わりと言うしかない状況であり、何かしらのメッセージ性が込められていると言う意味でも自殺に至った背景事情を十分に調べる必要はありそうですよね。
ただ記事を見ていて気になったのが周囲の大人達が自殺する理由が思い浮かばないと言ったコメントを出している点ですが、一般論として考えるならば10歳そこそこの学童がフリースクールに通っていると言う時点で何かしら通常の学校生活を送るのに支障があったのか?と推察されるところで、全く何の兆候もなかったと判断するのは早計であるようにも思われます。
小学生にこれだけ高度な計画的自殺が可能であるのかどうかと言う点に関しては、およそ人間10歳にもなればこの種の知的工夫はそこらの大人以上に働くと言うことがむしろ普通と考えるべきですし、少年向け漫画などにおいても高度な犯罪トリックなどが当たり前に登場してくるのですから、可能か不可能かと言う点だけで考えれば十分可能であると言う警察の判断は妥当に感じられますがどうでしょうね。
ただしこうした事件がこれだけ話題になると言うのも、今まで数々の自殺とされてきた事件に関して世間があまりに大きな不審を蓄積させてきた結果とも言えるわけで、個人のプライバシー保護の問題などもあるかも知れませんが、この種の特殊な事件に関しては後日の匿名ケースレポートなりの形で判断の理由などをある程度公表出来るようになれば警察活動に対する理解も一層深まりそうには思うのですけれどもね。

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コメント

なんかへんな家族だったっぽい?

http://news.livedoor.com/article/detail/10764994/

投稿: | 2015年10月30日 (金) 07時36分

ふ〜ん。何か、関係あるのかしらん。
>「最終的に宇宙とつながることを目的とした教育法」

投稿: JSJ | 2015年10月30日 (金) 08時00分

煩悩だとか悩みだとか超越していそうなってことですかね?
これじゃまわりの証言がそのまま受け取りにくい感じだなあ。

投稿: ぽん太 | 2015年10月30日 (金) 08時37分

このフリースクールが曲者だそうです。学校法人ではないようです。
一旦、住所地の公立小学校に籍を置く、しかしこの公立小学校には一切行かないで、フリースクールに行く。
しかし、小学校卒業の年齢になると自動的に籍のある小学校から卒業証書をもらう。
これは義務教育の精神からはどうなるんだろう。
こういう大人の事情を教育委員会も双方の学校も触れられたくないようです。
だって一度も学校に来てないのに、籍のある学校・教育委員会に責任と言われて困るでしょうし。

投稿: ken | 2015年10月30日 (金) 11時42分

本件の場合背景事情がかなり特殊なようで、捜査が進む過程で結果的に藪をつついて蛇を出すかも知れませんね。

投稿: 管理人nobu | 2015年10月30日 (金) 12時32分

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