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2015年10月16日 (金)

一人じゃないって素敵な事ね?

昨今では孤独死と言う言葉も何ら物珍しいものではなくなってきていますが、先日出ていた「早死にした人の生活環境」と言うデータを見てみますと、なるほど孤独死が発生する下地はこんなあたりにあったのかと思えるような結果になっているようです。

「早死に生活環境」ネット震撼(2015年10月10日R25)

10月6日放送の情報番組『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で紹介された「早死にした人の生活環境」が、ネットユーザーを震撼させている。データのもとになったのは、同日発売の雑誌『週刊SPA!』(扶桑社)だ。
これによると、「早死にした人の生活環境」トップ5は、

1位:部屋にモノが多い
2位:部屋に人(妻)を入れない
3位:カップ麺などのゴミが多い
4位:昼も遮光カーテンを閉めっぱなし
5位:親と連絡を取っていない

とのこと。ちなみに6位以下は「(既婚者)嫁とうまくいっていない」「休みの日は人と話さず過ごす」「ゲームを際限なくやってしまう」「収集癖がある(オタク、凝り性)「年収に関係なく貯金がない」となっている。このランキングに、ツイッターでは

私か
全部すぎた
「Σ(゜∀゜;)おれだ
「はいオレ短命決定
あてはまるわコワ~っ コミュ障とかぼっちとかそういう人はあかんてこと? いやあかんのはわかってるけどさ…」
「早死にした人の生活環境全部当てはまってる

フルコンボを達成しかける人の声があがった。(略)もちろん、ランキングに当てはまる人が必ずしも早死にするわけではないが、あまりの当てはまりっぷりに、ついつい反応してしまった人は多かったようだ。

何と言うのでしょうか、何となく世間と没交渉で自分の世界に引きこもっている人物像が浮かぶ上がってくると考えるのは行き過ぎなのでしょうか、それでも一般的にあまり健康的な生活とは思われないような生活環境が浮かび上がってくる気はしますよね。
特にここで注目していただきたいのが他人を部屋に入れないだとか、肉親と連絡を取り合わない、さらには外との視覚的つながりまでも遮断していると言う対人関係の希薄さですが、こうした他人との関係を遮断することで心の平穏が得られると言う傾向は多かれ少なかれ誰にでもあることで、陽気で社交的とされるようなタイプでさえ時にはひとりになりたい時間を望むこともあるでしょう。
対人関係で最も濃密な付き合いが発生するのは同居する家族との間でのそれだと思いますが、この家族関係の基礎となる結婚と言う行為についても古来天国から地獄まで様々な評価が乱れ飛んでいますけれども、先日二人でいることの幸せに関してこんな調査結果が出ていたことをご存知でしょうか。

人は一生独身でも幸せになれる!22年間の大規模調査で明らかに(2015年09月07日アメーバニュース)

結婚が人生のゴールだと思っていませんか?
しかし、シングルでも人生を謳歌している人はたくさんいます。最新の研究によって、シングルの人のなかには「自分で自分を幸せにできる」人がいることも実証されました。

誰かとともに生きるためは、自分という存在を相手から認めてもらう必要があります。だから、ときにぶつかり合い、喧嘩もするでしょう。そのようないさかいを恐れてしまう人々は、自分ひとりでいられる時間こそが「幸せ」だと感じているのです。
パーソナリティや社会心理学の新しい研究によれば、シングルも、カップルもともに同じような満足度を得ているそうです。
(略)
今回、4,000人以上のニュージーランドの住民を対象にした、22年間におよぶ大規模な追跡調査が行われました。
この研究では、意見の不一致や衝突を避けるタイプの人を「回避型」、逆に親密さを強化してパートナーとともに成長することで関係を維持しようとするタイプを「接近型」としています。
「合わない人」との意見の不一致や衝突を避けるような「回避型」の人は、シングルであってもカップルであっても幸せだという事実が明らかになりました。

以前の研究では、シングルの人はカップルよりも満足度の低い生活になりがちだったり、身体的・精神的な健康が保てないと考えられてきました。しかしタイプによっては、シングルでも充分幸せになれることがわかったのです。
ちなみに「接近型」の人は、シングルでいるよりカップルでいた方が幸せと感じるようです。タイプによって幸せの感じ方が異なるということですね。
(略)
シングルの「回避型」の人とカップルの「接近型」の人、両方幸せであることは間違いないのですが、実はカップルの「接近型」の人の方が、より大きな幸せを感じているということもわかっています。
シングルライフで幸せならそれもOK、でももしどうしても人恋しくなってしまうようなら、ともに超えていけるパートナーを探してみてはいかがでしょうか。

シングルであってもカップルと同じような幸福感を得られているのだから、別に無理に結婚を目指したり恋人を欲しがったりすることもないのでは?と言う話にも受け取れるのですが、よく見ますとそうした独り身でも幸せでいられる人と言うのは元より他人と距離を置きたがるようなタイプの人であって、やはり他人との濃厚接触を好むような人の場合はカップルでいた方が幸せでいられると言うことです。
特に興味深いのは後者のタイプの人がカップルである場合に最も幸せ度が高いと言うことなんですが、一人でもカップルでも同じように幸せになれるのだとしても、誰か他人と共有することでさらに二人分の幸せを得られるチャンスがあるのだとすれば、やはりカップルでいる方がより幸せのお得度が高いと言うことになるのでしょうか。
逆に元より他人と距離を置きやすいタイプの人の場合無理にカップルにしてもあまり幸せではいられなさそうだと言うことですから、国や自治体の少子化対策などもこの辺りの個性の差をもう少し考慮しながら行うべきなのかも知れませんね。

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コメント

ほんとの孤独とは誰も接触する相手がいないこと
自分から接触を遮断するのはまったく別物ですよ

投稿: | 2015年10月16日 (金) 08時12分

条件けっこう当てはまってる…

投稿: ぽん太 | 2015年10月16日 (金) 08時56分

一般論としては人それぞれにストレスのない環境が長生きに有利そうですが、体調不良時を考えるとある程度の他人との交渉は有利そうです。

投稿: 管理人nobu | 2015年10月16日 (金) 13時06分

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