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2015年8月15日 (土)

世界中に拡散しながら何故か本家本元の地では冷遇されている存在

ネット検閲と言えばまああまり歓迎される行為ではなかろうと思うのですが、先日インドネシアから出てきたこちらのニュースが妙に話題になっています。

【悲報】インドネシアが萌えている!国のネット規制ソフトが「萌え擬人化」される深刻な事態にwwwww(2015年8月7日ユルクヤル)

インドネシア政府は有害コンテンツ閲覧を規制するため「Internet Positif(インターネット・ポシティフ)」と呼ばれるフィルタリングサービスを導入しているのだが、あるイラストレーターの手により萌え擬人化される事態に。
今、美少女キャラ「Ipo-chan(イポちゃん)」は国内のニュースメディアにも多く取り上げられる注目株だ。
(略)
イポちゃんの趣味はウェブサイトを遮断して人を困らせること。外見はとてもツンツンしてるようにも見えるが、いつも大きなお友だちからはいじめられている。

    <海外の反応>

    インドネシア人全員が大嫌いな規制サービスを萌え擬人化だと・・?これは何日も経たないうちに薄い本が出るなwwwwwww
    クソッタレが!彼女にブロックされるのなら悪い気分はしないじゃないか!!
    ↑イポちゃん「イヒヒ・・(ブロック強化)」
    インドネシアのネット規制は半端ないからな。VimeoにImgur、そしてRedditまでもが規制対象だぞ!それなのに違法ファイル共有サイトは閲覧ブロックしないというw
    イポちゃんワロタwwポルノを規制するエロキャラがいるってどういうことだよwww
    ↑勘違いすんなよな。イポちゃんはそういうのじゃないんだぞ!俺たちからのインドネシア政府への抗議であり、正義であり、夢なんだ・・!!

本当はとってもナイーブな彼女。威圧的な態度は自分の欠点や弱さを隠すため、という無駄に凝った設定があるようだ。
(略)
今月2日には彼女の「ミクミクダンス(MMD)」が制作されるなど、インドネシアもまた拡大しつつある深刻な萌え被害に侵されている
(略)

おい誰だよ、インドネシア人にこんなこと教え込んだ奴はと言う話なんですが、しかしこの無駄なクオリティの高さは元記事の画像の数々を参照いただくとして、最近では台湾においても同様な美少女系公式キャラの登場が確認されているのだそうで、もはや萌えによる精神汚染被害は全世界的に拡大しつつあると考えておくべきなのでしょうか。
本家本元の日本においてはこの種の美少女キャラと言えば日陰者と言っては言い過ぎにせよ、どちらかと言えばヲタクと言うちょっとアンダーグラウンド臭のある属性とセットに見なされがちな傾向があったことは否定出来ないもので、一般的に言えば大の大人が表立って「美少女萌え~」を公言するにはいささか「痛い」部分もあったように感じますね。
他方では全国各地でこれだけご当地キャラブームになっている中で、当然ながら美少女キャラが登場しない方がおかしいと言うものだし実際にいくつかの実例も存在しているのですけれども、何故数の上では圧倒的にゆるキャラにおされているのか?と言う理由の一端が知れるこんなニュースが出ていました。

「胸を強調」けしからん! 海女キャラの撤回求める 三重・志摩市に署名提出(2015年8月13日産経新聞)

 三重県志摩市が観光PRのために公認した海女のキャラクター「碧志摩メグ」が「性的な部分を過剰に強調していて不快だ」として、現役の海女や市民たちが13日までに公認撤回を求める309人分の署名を市と市議会に提出した。

 市によると、碧志摩メグは、県内のイベント企画会社が「地域おこしのため、キャラクターを作りたい」と提案し、市が受け入れて昨年11月にデザインを公開。約2千件の応募から名前を決定し、公認していた。

 祖母に憧れて海女を目指す17歳の少女との設定で、海女独特の磯着と水中眼鏡を着用。ただ着衣が一部はだけ、膝から下があらわになっている

 既にポスターなどが掲示され、海女たちから「胸を強調し過ぎ。性を売り物にしているような印象を与える」「県の無形民俗文化財である海女文化を理解しているとは思えず、不愉快」との批判が出ている。

 海女の山本文子さん(65)と娘の主婦、宇坪伊佐子さん(39)が発起人となり、6月下旬から署名活動を展開していた。

 市観光戦略室の担当者は「署名を精査するが、現段階で公認を撤回する方針はない」とし、キャラクターを考案したイベント企画会社の浜口喜博さん(39)は「議論を重ね、制作した。批判は受け止め、今後の参考にする」と話している。

批判相次ぐ海女萌えキャラ『碧志摩メグ』問題がオタクVSオタク批判の殴り合いに!!海女さんは蚊帳の外!?(2015年8月12日CUPO)

最近よく目にするようになった"萌えキャラ"。伊勢志摩サミットの会場に決まった三重県志摩市もクール・ジャパン戦略の波に乗り、海女をモチーフにした萌えキャラ『碧志摩メグ』を制作したのだが、「女性を蔑視するデザインだ」といった批判や、市公認の撤回を求める署名活動も行われ話題になっている。

そんな批判の中、『碧志摩メグ』を擁護する声も多く、そういう目で見ている方がおかしい、どこが女性軽視しているのか、という反応も多く、中には「ババアの嫉妬乙」というあまりに偏った意見もみられた

さらに「これはオタク絵に対する差別」と言ったオタクや差別と関連付ける意見や、萌えキャラはエロくて当たり前といった"萌え=エロ"という極論のような擁護派の意見もあり、批判が集まっている。

「普通なのは、おまえらの中だけ」

しかし、『碧志摩メグ』擁護派の人たちを批判する声にも、「オタクは滅べ」という、「オタク」自体を嫌悪して叩いているかのような意見も出てきており、オタクとオタクを批判する人達の単なる殴り合いになっているのではないかと懸念する声も。一番に考えるべき海女さんのことや、公式PRとしてどうなのかということが蚊帳の外で議論が別方向へ向かっているような気がしてならない。

実際にどの程度女性蔑視に彩られているのか?と言う点はこちら公式サイトの画像から判断いただければと思いますけれども、個人的には二頭身ディフォルメ版の方がかわいらしくていいんじゃないか?とも感じたのですが、ポスターに見られるように実写風景と組み合わせて使う分にはやはり通常頭身の方が相性はいいと言うことなんでしょうかね。
地域それぞれの考え方と言うものはあって良いのだろうし、正直豊かな自然が売りな地域なのですからこうした方面であまり先進的な考え方や流行を受け入れる精神的土壌が支配的だとも思えないですから、その意味ではこれだけ批判が出てきたと言うのは役所も空気を読み損なったんだろうなとも思うのですが、しかしそれが果たして計算通りなのか、それとも計算外だったのかと言うことが問題です。
以前に北海道長万部町のゆるキャラが暴言の数々を吐いて問題化したことがありましたけれども、あれも一部には知名度向上を図った炎上商法なのではないか?と言う疑惑が根強くあったように、昨今わざと炎上させて世間の注目を集めるだとか、逆に思い切り炎上してしまった後で爆釣宣言を出してみたりと、ネットと言う双方向環境が当たり前の時代になると世の中なかなかに複雑怪奇な部分があるようです。
今度サミットが開かれる田舎町と言うくらいしか印象のなかっただろう多くの若い人たちにとっても、今回の騒動を通じてははぁなるほど、志摩市と言うところはこういう土地なんだなとイメージが強く焼き付けられたでしょうから、自治体の広報担当者としてはすでに十分元は取ったと言う考え方もありだと思うのですが、今後メグさんがどれだけ世間的に定着していくかでそのPR効果も定まってくるのでしょうね。

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コメント

ホンモノの海女の仕事スタイルにしとけばよかったんだよ

投稿: | 2015年8月15日 (土) 08時49分

と言いますかリアルに徹してしまうとなると、基本的に若くてピチピチの海女さんってまずいないですから(以下略)

投稿: 管理人nobu | 2015年8月17日 (月) 11時18分

海女アイドル オーディション
http://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/3074276861.html?t=1440217155000

海女漁が盛んな三重県鳥羽市が、地域の魅力を全国にPRしようと、
「海女のアイドルグループ」をデビューさせることになり、21日、オーディションが開かれ、
メンバー2人が決定しました。

鳥羽市は、現役の海女でつくる「昭和の海女アイドルグループ」を結成して
地域の魅力をPRしようと、地元の海女に参加を呼びかけました。

市役所で開かれたオーディションには、出間リカさん(50歳)と
鈴木みゆきさん(59歳)の2人の現役の海女が参加しました。
2人はアイドルに憧れていて歌に自信があるということで、面接で
鳥羽を盛り上げたいと志望動機を語り、歌唱力の審査では歌声を披露しました。
審査の結果、2人とも合格して海女のユニットが誕生することになりました。

出間さんは「子どものころから潜っているので、海の魅力をPRしたい」と話し、
鈴木さんは「合格すると思わなかったが頑張って歌と踊りを練習して鳥羽を盛り上げたい」
と話していました。

2人は今後、鳥羽市出身の歌手、鳥羽一郎さんのプロデュースでレコーディングや
プロモーションビデオの収録などをして、年内のCDデビューを目指すということです。

鳥羽市観光課観光振興係の松岡孝治係長は
「来年は伊勢志摩サミットも開催されるので、2人には
鳥羽の魅力を全国に発信してもらうことを期待している」
と話していました。

08月21日 19時33分

投稿: | 2015年8月24日 (月) 18時44分

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