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2015年7月24日 (金)

知られたくない利用歴と個人情報が結びつく危険性

今の時代いわゆる性的マイノリティに対しては寛容たるべしと言う考え方が広く滲透してきていると言うことなのか、日本社会に限らず性の多様性と言うものが非常に拡大してきている印象がありますけれども、別に他人様に迷惑をかけなければ個人の自由だと思うのですが、時に犯罪沙汰になることもあると言う実例としてこうしたニュースが出ていました。

デリヘルの盗撮動画をネット公開か、会社員の男逮捕(2015年7月20日TBSニュース)

デリバリーヘルス店の女性従業員を盗撮し、自らの性器が写ったわいせつ動画を有料でインターネット上に投稿したとして、会社員の男が警視庁に逮捕されました。

 逮捕されたのは東京・中央区の会社員(略)(43)で、去年4月から先月までの間、デリヘル店の女性従業員を盗撮し、自らの性器が写ったわいせつ動画を有料でインターネット上に公開する目的で保管していた疑いが持たれています。

 小野山容疑者は、女性に看護師の制服などのコスチュームを着させて盗撮をしていて、動画投稿サイト「FC2」に78の動画を公開し、ダウンロード料金としておよそ350万円を稼いでいたということです。小野山容疑者は容疑を認めているということです。(20日11:38)

販売目的でわいせつ動画保存=容疑で男逮捕、風俗嬢盗撮か―警視庁(2015年7月20日時事通信)

 販売目的でわいせつな動画を保存したとして、警視庁池袋署は20日までに、わいせつ電磁的記録有償頒布目的保管の疑いで、コンサルティング会社社員(略)(43)=東京都中央区日本橋横山町=を逮捕した。
 同署によると、容疑を認め、「小遣い稼ぎでやった」と話しているという。
 逮捕容疑は2014年4月~今年6月、販売目的でわいせつな動画19ファイルを米国内に設置されたサーバーコンピューターに保存した疑い。

この制服フェチと言うのもかなり広くマニアの存在する性癖で…などと言う与太話はこの際どうでもいいことなんですが、一昔前の怪しげなエロビデオ通販などと違って昨今ではこの種の動画ダウンロードサイトなどもかなり質的にしっかりしたものも多いようで、もちろんエロ動画など無料で幾らでも手に入るじゃないかと言う突っ込みはさておき、この人物もある意味では良心的な商売をしていらっしゃるとも言えるのかも知れません。
もちろんこうしたアダルトサイトにアクセスするといきなり「あなたは会員登録されました。なお解約希望の方はこちらへ連絡を」云々と表示されるような詐欺サイトも多数あるわけですが、そうした予断はさておきこの事件で興味深いのが逮捕に至った罪名で、わいせつ物陳列であるとか盗撮であるとか言うことではなく、わいせつ電磁的記録頒布と言う何とも耳慣れない言葉での逮捕になっていると言う点です。
従来の本やビデオ、DVD等物理的な媒体を扱うのではなく、ポルノが合法な海外サーバーからダウンロードさせる等の行為に対して改正刑法175条で規制されるようになったものですが、例えばSNSで猥褻画像を公開した場合などもわいせつ電磁的記録記録媒体陳列として罪に問われると言うことで、うっかり妙な画像を流出させると警察がやってきたと言うことが実際にあるようですから注意が必要ですよね。
こうしたネット上での猥褻行為と言うものは通信記録が残ってしまう結果、後になって思いがけないところから追及の手が伸びてくると言う恐さがあると言えますが、先日発生したこちらの事件も思いがけないところから知られたくない記録が流出する恐さを多くの人に感じさせたのではないかと思います。

不倫サイトの顧客情報流出=ハッカーが「即時閉鎖」要求(2015年7月21日時事通信)

 【ワシントンAFP=時事】不倫を奨励するカナダの出会い系サイト「アシュレイ・マディソン」の運営会社は20日、同サイトがハッカーによる攻撃を受けたと発表した。
 利用者を特定できる情報が、インターネット上に一時流出したという。

 運営会社によると、「許可されていない参加者」がサイト内の複数のアクセスポイントを通じて利用者のデータを取得し、ネットに掲載した。サイバー攻撃を加えたと主張するグループは、声明で「サイトを即時かつ永久に閉鎖しなければ、本名や住所を含む全ての顧客記録や、利用者の性的妄想を添えたプロフィル」などを公開すると脅迫した。
 運営会社は既に問題点を改善したとしているが、「世界中の主要IT企業と協力してきた安全対策でも攻撃を防げなかった」と利用者に謝罪した。

 アシュレイ・マディソンは2001年創設。「人生一度。不倫をしましょう」を売り言葉に業務を拡大し、利用者は現在、世界46カ国で3700万人を超える。 

まあこの種の出会い系サイトの存在自体も社会的倫理的にどうなのか?と言う場合もあるわけで、今回のハッカーによる攻撃にも人によっては拍手喝采と言うこともあるのかも知れませんけれども、こうしたサイト利用に対して顧客情報を公開すると脅すタイプの攻撃と言うのはかなり珍しい気がしますね。
この場合攻撃を直接受けたサイト側は特に不利益がないようにも思えますが、仮に情報が公開され利用者が不利益を被った場合巨額の損害賠償請求をされる可能性もあるのだろうし、別に利用歴の有無を抜きにしても民間企業に対する攻撃として、この種の顧客情報を云々するタイプの方法論はかなり有効そうには思えます。
逆に考えるとこうして組織に対する攻撃と言う形であったからこそまだしもですが、入手した顧客情報を元に一人一人を脅迫すると言ったタイプの犯罪も十分考えられるもので、少なくとも社会的批判を受ける可能性のある場所に赴く場合はうっかり個人情報を垂れ流すべきではないと言うのは、ネット上と実社会とを問わず当たり前の個人防衛手段なんだろうと思いますね。

記事を見ていて気になったのが何故こうまで詳細な顧客情報を運営会社が持っているのかで、実名登録で身分証を確認でもしていたのかと思ったのですが、規約を読む限りではどうもクレジットカード関連で情報が流出していたようで、この辺りは個人情報を実名に関連づけるべきものとそうでないものとを分けずまとめて一元的に管理していたのであれば管理方法として問題があったように思います。
ただネット上の商取引がこれだけ一般化すれば、個人を特定出来る情報がどこから流出するか知れないのだし、例えばそれが通販サイトの購入履歴と関連づけられて公開されるとなると途端に人に知られたくないものに変わりかねないわけで、ありとあらゆる企業が個人情報の管理手段を見直していく必要がありそうですよね。
もちろん最初から犯罪的行為に流用する目的で個人情報を収集する詐欺的サイトや、勝手に個人情報を収集するウイルスなりに感染したサイトもあるわけで、昔から言われることですが目的によってメールアドレスは使い分けるだとか、仕事用と私用のPCは必ず分けるだとか、基本的なネット利用のマナーを遵守するところからきっちりしていくことがセキュリティー管理の第一歩になるのでしょうか。

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コメント

イギリス人ならこんなの気にしないだろうね

投稿: | 2015年7月24日 (金) 08時17分

変態は恥ではない。変態を隠蔽しようとするから恥ずかしいのだ!

投稿: 10年前にドロッポしました。 | 2015年7月24日 (金) 10時13分

個人レベルではそれが真理に近いと思うのですが、国により地位により性癖も公的地位に影響し得るかも知れません。
http://www.milkjapan.com/1998bn05.html

投稿: 管理人nobu | 2015年7月24日 (金) 10時38分

Amazon は購入履歴以外に個人情報がバレる項目があるため、とにかく余計なものは公開しない削除できるものは削除していかないとヤバいですよ。具体的な項目は書きませんが、ネットでの特定屋には重宝されています。

投稿: | 2015年7月24日 (金) 10時49分

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