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2015年6月21日 (日)

今日のぐり:「小魚阿も珍(あもちん)神辺店」

先日以来世間を賑わしている一頭のクマの話題をご存知でしょうか。

クマ放獣:三重県が滋賀県に謝罪 連絡なく放す(2015年05月28日毎日新聞)

 三重県は28日、同県いなべ市内で捕獲したツキノワグマを連絡なく隣接する滋賀県多賀町に放したとして、滋賀県に謝罪した。放獣場所から約6キロ離れた多賀町では27日未明、無職女性(88)がクマに襲われて重傷を負った。同一のクマかどうかは不明だが、多賀町内では最近10年間でクマの目撃が1例しかないことから、滋賀県は三重県の放ったクマの可能性が高いとみて厳重抗議した。

 三重県などによると、今月17日、いなべ市北勢町の山中でイノシシ捕獲用のおりに体長約1.4メートルのツキノワグマ(雄)がかかった。三重県職員らが同日午後6時半ごろ、発信器を付けて多賀町の山中で逃がした。いなべ市内に適切な場所が見つからなかったという。

 職員らは滋賀県内であることを認識していたが、県庁には「県境付近で放獣した」とだけ報告しており、滋賀県側に連絡されなかった。滋賀県自然環境保全課は「県外に放つことなど常識的にあり得ない」と憤る。

 28日午後、滋賀県庁を訪れた三重県の吉仲繁樹農林水産部長は、滋賀県の拾井泰彦琵琶湖環境部長に「おわびしても足りないほどだ」と謝罪した。襲われた女性の夫(90)は毎日新聞の取材に「あんな恐ろしい動物をなぜ放したのか」と不満を表した。

 逃がしたクマについて三重県は28日夜、発信器の電波から、多賀町から東に約19キロ離れた岐阜県海津市内の山中にいるのを確認したと発表した。滋賀県の担当者は「クマは行動範囲が広く、女性を襲ったクマが海津にいても矛盾はない」としている。三重県は29日朝から捜索し、関係自治体と協議の上、捕獲する方針。【北出昭、西村浩一、井口慎太郎】

その後のクマは近隣三県にまたがっての逃亡を続けているようで、捕殺すべきだとか殺すことはないだとか様々な副次的議論も招いているようですけれども、まあ一般論として害獣を他人様の土地に放すと言うのはちょっとどうなのかですよね。
今日はクマ騒動の今後の行方を占う意味で、世界各地から逃げ出した生き物たちと言うテーマでのニュースを取り上げてみることにしましょう。

女性宅から逃走の“1mイグアナ”を捕獲 平塚市(2015年6月15日テレ朝ニュース)

 神奈川県平塚市のアパートから逃げ出したグリーンイグアナが近くの住宅の木の上で見つかり、捕獲されました。

 13日午後6時ごろ、平塚市のアパートの1階に住む女性(41)が帰宅したところ、窓の網戸が開いていて、飼育していた2匹のグリーンイグアナのうち1匹が逃げ出していました。逃げたイグアナは体長約1mの雄で、警察が14日の朝、2時間にわたって周辺を捜索しましたが、見つかりませんでした。午後3時半ごろになって、近所の住民らがアパート近くの住宅で高さ約6mの木の枝にいたイグアナを見つけました。その後、連絡を受けた飼い主の女性らがイグアナを捕獲しました。けが人はいないということです。

事実かどうか不明ながらテレビ局スタッフが発見したと言う噂も流れているようですが、しかしふと上を見上げてこんなものが頭上にいたのでは誰でもびっくりしますよね。
何やら映画ばり逃亡劇だと話題なのがこちらですが、しかし7年間も逃げていたと言うのは大変なものだと大いに話題になったニュースです。

肉食魚の「エサ」から「奇跡の魚」に…浄化槽で7年も“潜伏”した「巨大金魚」のサバイバル術(2015年6月18日産経新聞)

 三重県志摩市の水族館「志摩マリンランド」の浄化槽で4月、体長25センチ、体重360グラムの巨大金魚が見つかった。関係者が経緯などを調べたところ、もともとはアマゾン川流域に生息する世界最大の肉食淡水魚「ピラルク」のエサだったが、水槽の排水口から“脱出”。地下の浄化槽まで逃げ延びて潜伏していたとみられる。その期間は、実に7年以上に及ぶという。暗闇の中で潜伏していたためか、赤い色素が抜けて“黄金色”に輝いているようにも見える。飼育員らも「奇跡」と驚いた。(川西健士郎)

「ピラルクのエサ」必死に“脱出”?

 「大きな魚がいる。なぜ…」
 4月5日、ピラルクを飼育している水槽の地下にある浄化槽(縦5メートル、横3メートル)を清掃していた飼育員が魚影を見つけ、思わず作業の手を止めた。網ですくい上げると、巨大な金魚が姿を見せた。
 いったい、どこから金魚が紛れ込んできたのか-。
 このミステリーを解くヒントは、里中知之館長の証言に隠れていた。
 「実は、7年ほど前までピラルクのエサは小さな金魚だったんです。現在では固形のエサを与えているんですけどね」
 「世界最大の淡水魚」ピラルクは「生きた化石」とも呼ばれ、古代魚の展示に力を入れている同水族館でも目玉展示の一つになっている。大きいものは全長3メートルを超え、水槽を悠然と泳ぐ姿とは裏腹に小魚を主食とする肉食魚としても知られる。
 飼育員らがピラルクの水槽を確認したところ、水面付近にある排水口に直径約1センチの穴が無数に空いていることがわかった。もともとは魚の侵入を防ぐためのものだが、どうやらこの穴をすり抜けてプラスチックの管を通り地下の浄化槽まで流れ落ちたとみられる。
 当時、ピラルクの水槽に放っていた金魚は体長3センチほどが多かったといい、「驚いて必死に逃げたのかもしれませんね」と里中館長は苦笑いを浮かべた。
(略)

地下水槽は餌は豊富だったと言いますが普段日も差さない暗黒の世界だったようで、この金魚がその後またピラルク水槽送りにならないかと心配する声も数多であると言う事です。
一般的にはかわいらしいと言われがちな生き物であっても、状況によってはやはりケモノとしての本領を発揮すると言うのがこちらの記事です。

小学校にヤギ乱入、校庭2周して逃げた 愛知・小牧(2015年6月17日朝日新聞)

 17日午後2時ごろ、愛知県小牧市城山3丁目の市立大城小学校から「角の生えたヤギが校庭を走り回っている」と110番通報があった。ヤギはその後、小学校の敷地内から逃げだし、3時間20分後に市内で捕獲された。けが人はいなかった。

 小牧署などによると、ヤギは体長約1メートル。正門から侵入したとみられ、同校に来ていた工事関係者が見つけ、職員室に連絡した。当時、校庭では6年生が図工の授業で写生をしていたため、教職員が校舎内に避難させ、すべての門を閉めた。ヤギは興奮した様子で校庭を2周し、約10分後にフェンスの隙間から校外に逃走したという。

 同校の佐藤孝之教頭は「子牛ほどの大きさで、立派な角もあり、かわいいというより恐怖感を覚えた。捕まえるのは無理だと思った」。

 ヤギは午後5時20分ごろ、小学校近くの住宅の庭で警察官に捕獲された。同署は「野生のヤギではない」とみており、「拾得物」として飼い主を探している。

元記事には写真も添付されているのですが、確かに「子牛ほどの大きさで、立派な角もあり」な状況であるようですから、これは仕方がないのかなと言う気がします。
こちら全世界でも最も意外性のある死に方をした人物ではないかと話題になっているのですが、まずはその驚きの経緯を紹介してみましょう。

散歩中の男性、ゾウに襲われ死亡=独(2015年6月14日時事通信)

 【ベルリンAFP=時事】ドイツ南西部ブーヒェンで13日早朝、65歳の男性がサーカスから逃げ出したゾウに襲われて死亡した。男性は日課の朝の散歩中だったといい、警察が詳しい状況を調べている。

 ゾウは3歳のメス「ベイビー」。男性を襲った後、サーカスの団員になだめられテントに戻った。動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)」がDPA通信に語ったところでは、ベイビーはこれ以前にも、子供1人を含む3人にけがをさせているという。

まさか朝の散歩の最中にゾウに襲われるとは誰も思わないでしょうが、世の中にはとんでもないことが起こり得るものなんですね。
こちらさらに輪をかけてどんな世紀末絵図なんだと話題の事件ですが、これまた記事から紹介してみましょう。

動物園からトラが脱走、男性襲い殺害  ジョージア洪水(2015年6月18日CNN)

ジョージア・トビリシ(CNN) ジョージアの首都トビリシで17日、洪水のため動物園から逃げ出したホワイトタイガーに男性が襲われて死亡した。内務省が明らかにした。トビリシは13~14日にかけて洪水に見舞われ、動物園から数百匹の動物が逃げ出していた。
死亡したのは43歳の男性で、市中心部にある倉庫で作業中にトラに襲われた。喉に襲いかかられ、病院に搬送される前に死亡したという。男性を襲ったトラは殺処分された。
しかし動物園によれば、17日の時点でまだ見つかっていないトラがもう1頭いるという。このトラが生きているのか死んだのかも確認できていない。
ガリバシビリ首相は先に、脱走した動物による危険はなくなったと宣言していたが、今回の事態を受け、動物園からの情報に誤りがあったとして謝罪した。

同動物園では飼育していた約600匹の動物のうち、ライオンやトラ、クマ、オオカミなども含めて半数あまりが逃げ出した。警察などが出動して捜索を続け、捕獲したり処分したりしている。
ロシアのニュースサイトは17日、トビリシから60キロ離れたアゼルバイジャンとの国境に近い川の下流で、アフリカペンギン1匹が底引き網に引っかかっているのが見つかり、捕獲されたと伝えた。
トビリシの市内では大型のワニが捕獲される様子や、街頭にたたずむカバ、民家の窓によじ上ったクマ、残骸に埋まった動物の死骸なども目撃されていた。
非政府組織が運営するニュースサイトによれば、今回の洪水では16日までに少なくとも19人の死亡が確認され、6人が行方不明になっている。

もう何と言うのでしょう、この街頭にたたずむカバの写真のインパクトと言うものは近年そうそう見ないものがありますが、何百頭もの猛獣が逃げ出したと言うのでは穏やかではありませんね。
日本では猛獣と言えば北海道のヒグマくらいしかいませんが、それだけにいざこうした事件が起こったときにどう対処したらいいのかで、くれぐれも興味本位で近づかないようにしなければならないでしょう。

今日のぐり:「小魚阿も珍(あもちん)神辺店」

「阿も珍」と言えば福山市内で展開する和食店と言う印象なんですが、そもそもの発祥は観光地としても有名な鞆の浦の珍味屋なんだそうで、そう言えば店頭でのお土産販売コーナーが充実していますよね。
こちら福山市北部の最近繁華になってきている郊外の一角、幹線道路沿いに位置するお店なんですが、店内は小ぶりとは言え個室座敷席中心で割と気兼ねなく利用できそうな雰囲気ですね。

この日は神辺御膳なる比較的高い方のセットメニューを頼んで見たのですが、こちらは姉妹店と比べると定食系のメニューが充実しているのだそうで、やはり車移動必至の郊外だけに飲むより食べるが主体なのでしょうか。
メインである煮魚はこの日はカレイだったのですが、こちらの醤油の味もあるんでしょうが甘いなあ…と言う印象で、魚自体はまずまず及第と言うところなんですがほんの少し煮過ぎな気もしましたがどうでしょう。
刺身はそれなりにボリューム感もあって、全体的な内容はまあ可もなく不可もなくと言う感じなんですが、珍しく入っているタコの刺身はなかなか良かったですね。
目立たないところでは割合に小鉢のレンコンがうまかったんですが、味噌汁や茶碗蒸しも別にこれと言って悪くはないものの、どれもあまり印象に残る味と言う感じでもないようで、お店の中ではわりあいと高いメニューだけに期待値を上げすぎるとちょっとどうなのかですかね。
温泉旅館の夕食的に一見豪勢なんですが、今日はうまい魚料理をいただいたと言う満足感もあまりないので、これだったら以前からBグル的人気があった名物「ちーいか天丼」なり普通に日替わり定食なりの方がいいかと言う気もしてしまいます。

接遇の方は基本的にマニュアル通りと言う感じですが、店の雰囲気に見合ってまずまず丁寧なもので、別に高級なお店ではないんですが個室メインであることも含めて、ちょっとしたお客さんくらいなら呼べそうな感じではありますね。
この辺りは年々飲食店も増えてきているようで、阿も珍さんも昔のようにランチのお客が店の外まで並んでいると言うほどの大繁盛と言うわけにもいかないのでしょうが、かえってこれくらいの方が落ち着いて食事が出来るんじゃないかと言う気がします。

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