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2015年5月 9日 (土)

スマホが産み出すトラブルは対策困難?

SNSに絡んだいわゆる馬鹿発見器騒動と言えば今さらな話題ですが、先日またまた炎上したこんな一見があったそうです。

明大生が飲食店で暴走して出禁に!歌手を「豚の死骸」と中傷、皇族も揶揄(2015年5月7日探偵ウォッチ)

4月下旬にTwitterに盗撮画像を掲載して話題になった明治大学の男子学生が、過去にも悪質な行為を定期的に自慢していたとの情報が寄せられた。

4月下旬のツイートとは、以下のものである。「改札に必死に現金突っ込んでる奴いてわろた お前どうやって新宿まできたんだよw」。男性を盗撮した画像には、顔もはっきりと写っていた。このツイートは、各所で反響を呼んだ。リツイートの通知がうるさいとの理由で、当該のツイートは削除したというが、そのコピーを新たにツイートしている。

男子学生は、昨年12月15日にも迷惑行為を撮影した画像を掲載していた。ラーメン屋に行ったが空腹ではなかったとの理由で、お盆に麺や具を乗せ、その様子を撮影。同日、寿司屋でも「お茶の粉を全部コップに入れたり、寿司なげたりしたら怒られた」と自慢。その結果、寿司屋を出禁になったそうだ。

昨年末には、天童よしみのキャプチャー画像を掲載し、「この豚の死骸みたいなやつ誰に需要あるんすかw」とツイート。また、先月には「愛子様ってクラスの顔面偏差値を下げるであろうブスのこと?」、「皇族だからちょっと形式ばったいいかたしてみた(^○^)」と記している。

今年2月には、キャッチの仕事を疑似体験すると称したネタを披露。キャッチ行為が禁じられているJR新宿駅構内にて道行く人々に声をかけ、その様子を撮影した動画を公開した。その他、過去に牛丼屋で友人と一緒に一般客を盗撮した画像や、先述の寿司屋とは別の店で店員を盗撮して揶揄する動画なども見つかった。

男子学生は自身の顔画像を掲載していたばかりか、以前のツイートや画像から漢字表記の氏名が判明。過去のプロフィールには、所属学部等も掲載されていた。当サイトでは、明治大学の学生支援室に連絡を取った。担当者によると、一連の騒動については全く把握していなかったという。関連情報を伝えたところ、詳細を調べるとのことだった

まあ馬鹿発見器騒動の新たな一例と言う程度の認識しか持てないのですけれども、この種の方々の個人情報が次々と発掘されると言うのはいつものことではあるとして、記者氏がわざわざそのリアル社会での所属先とコンタクトを取り一連の騒動について伝えたと言う点には留意いただきたいと思います。
この種の騒動に関してはやはり社会的にも許容されざる迷惑行為を実際に働いているケースが多いこともあり、こうして個人が特定され何かしらの社会的制裁を受けることを期待する向きも決して少なくないとは思いますが、実際にはそこまで他人に迷惑をかけているわけでもないのに様々な実生活上の不利益にさらされたり、場合によっては事実誤認によって全く身に覚えのないトラブルに巻き込まれるケースもあるわけです。
先頃大いに話題になった滋賀県大津市の中学生いじめ自殺事件なども社会的関心があれだけ集まった結果、関係各方面についての個人情報詮索が急速に進んだところまでは仕方がないとして、中には全く事件と無関係であるのに関係者であるかのように誤認されバッシングを受けたと言うケースもあり、松本サリン事件等々古来少なからずあることとは言えやはり問題視せざるを得ないでしょうね。
マスコミなどもこうした事実誤認のケースがあるたびに「だからネットは」式の報道を繰り返していますが、元はと言えば長年マスコミが得意技としてきた総掛かり個人バッシングの方法論を無名人の集合体が行っているだけのこととも言え、あまり強く攻撃しすぎると自分達にもそのまま跳ね返ってくると言うブーメランの可能性も高そうですよね。
いずれにしてもこうしたことが起こるに当たって事実誤認から加害者になってしまわないことが大切であり、さらに言えば馬鹿げた行為を行って馬鹿発見器で発見される側に立たないことが何より重要ですが、先日こんな運動が広まりつつあると言う記事が出ていました。

バカッター防ごう 学生たちの「SNS合言葉」が拡散中(2015年5月5日朝日新聞)

 ツイッターなどのSNS上で、不用意な画像を載せて炎上する若者が定期的に話題になる。四六時中いじってしまう「スマホ依存」も深刻だ。そんな中、明治学院大の学生らがSNSをうまく使うために、頭に置いておきたい「5つの合言葉」をひねり出した。

【友だちは、フリー素材じゃ ありません】
【その個性の出し方、間違っていませんか】

■「バカッター防止策」として絶妙

 フェイスブックのシェアは5千超え。ツイッターでは、「小学校の教材にすべき」「分かりやすいなぁ。プリントして息子の部屋にでも貼っておこうかな」などと評判に。ITジャーナリストの津田大介さんも「わかりやすいし、よくできてるね。これ」とつぶやくなど、学生自身による「バカッター」防止策としても話題になっている。
 合言葉の残りの3つは、

【デマの中継所にならないでっ!】
【昨日、SNSで何を見たか、思い出せますか?】
【歩きスマホは、歩く武器】

 それぞれに合言葉に添えて、学生目線のセリフがついており、たとえば「その個性の出し方~」には、〈みんな!オレの勇姿(ゆうし)を見てくれ!〉。バイト先や線路内などでのふざけた写真をアップする事態に注意を促している。
 折しも、就職活動が本格化している時期。企業の採用担当は、学生のSNSをさかのぼってチェックしている、なんてことも言われているので、肝に銘じたいところだ。

■大学の「SNSのガイドライン」なんて、読まないよね

 合言葉を考え出したのは、同大の学生広報委員ら。「知らない他大学生の『飲酒運転なう』というツイートがリツイートで回ってきたりして、うわーと思った」という経験があるメンバーも。「最近の学生のSNS利用ってどうなんだろう」という疑問が浮かび、大学広報誌に掲載する特集記事の企画テーマに「SNS」を選んだ。
(略)
 気をつけたのは「学生目線」。多くの大学が、「SNSを使う時のガイドライン」の類いを出していますが、メンバーらは「チェックしたけど、全然頭に入ってなかった」と口をそろえる。
 たとえば、大学ウェブサイトに「注意喚起」などとして掲載されている場合。「字だけ書いてあってもそもそも読まない」「ルールとして、あれもやるな、これも気をつけろと言われても反発したくなる。何ページもあったりするし」などの感想で一致した。
 「SNSをうまく使うための合言葉なんだから、みんなが気楽にツイートしたり、いいね!を押して拡散できたりしないと意味ないよね」ということで、視覚からパッと入れ、覚えやすいキャッチフレーズを作る、という形を目指し、完成させた。
 メンバーらはこう振り返る。「今の時代、学生がSNSを使わないことなんかありえないし、うまく使えば人との距離を縮める最強のツールになる。一方で、この企画のアイデア出しなどでは、LINEなども使ったけど、実際に顔を付き合わせて何時間も話し合うことで企画が進むことも多く、リアルでコミュニケーションをとる大切さを感じました。この企画をやったからこそ気づいたことだと思います」(小林恵士)

先日の入学式で信州大学長が「スマホやめますか、信大やめますか」と言ったと大騒ぎになり、あれもスマホを始め様々なガジェットに没頭しているとあっと言う間に時間が経ってしまい自分で考える習慣も身につかなくなることを危惧した内容であったわけですが、何故か「大学学長がスマホを全否定!?」とごく一部だけを切り取っての議論が積み重ねられていったのは記憶に新しいところですよね。
良くも悪くもそれだけスマホが生活の中に奥深く入り込んでしまっていると言うことなのでしょうが、同時に歩きスマホ、運転中スマホなどに代表されるいわゆるマナー違反行為と言う点でもスマホの弊害が指摘されていて、こちらの場合自分自身が馬鹿を見るに留まらず明らかに周囲の迷惑であると言う点で当事者が構わなければいいじゃないかと言うわけにもいかないところです。
ただいわゆる利用マナー論などとは少し違う意味合いでこうしたSNSの危険性を考えることも可能で、例えば普段は大人しい人がネット上ではひどく過激な言論を弄していると言うケースは別に珍しくはないわけですが、昔からハンドルを握ると人が変わると言うのと同じように、リアルで出来ないことをネットなら平気でやるタイプは多く、言ってみればゲーム内では平気で人を殺しまくってしまえると言うのと通じることかも知れません。
有名なスタンフォード監獄実験に見られるように環境が人を変えると言うことは古来知られていますが、その意味で言えば手のひらに収まる小さな機械一つで別世界に没頭出来てしまうスマホの影響力は見た目以上と言うことも出来るのだろうし、リアル世界でのマナー対策なり規制なりが別世界に没頭した人間に対してどれほど影響を与えられるものだろうか?と言う疑問もなしとはしないところでしょう。

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コメント

熊本県が運営している防災情報メールサービスの利用の登録が
スマートフォン以外の携帯電話の一部の機種でできないことがわかり、
県は対処方法をインターネットのサイトに掲載しています。

防災情報メールサービスは、県が運営し、大雨警報が出たときなど、
防災に関する情報を携帯電話などにメールで通知する仕組みです。
県によりますと、利用の登録ができないという内容の問い合わせがことし3月以降、数件寄せられ、
調べたところ、スマートフォン以外の携帯電話の一部の機種で
新規登録や登録内容の変更ができないことがわかりました。

去年11月にサービスのセキュリティを強化した結果、一部の機種について
登録や変更を受け付けなくなったとみられています。

県はホームページの危機管理防災課のサイトに
登録ができない携帯電話の機種や、スマートフォンやパソコンなどを通じて登録する方法を掲載し、
利用を呼びかけています。

投稿: | 2015年5月 9日 (土) 07時43分

自称精神科医の香山リカ(偽名)がtwitterの暴言を追求され逃亡w
http://getnews.jp/archives/948120

投稿: | 2015年5月 9日 (土) 09時23分

オンライン申し込みのページで操作性閲覧性が悪くて困ることは時々あるのですが、端末ごとにこれだけ画面解像度や操作法が違うと設計するのも大変なんでしょうね。

投稿: 管理人nobu | 2015年5月11日 (月) 10時49分

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