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2015年2月11日 (水)

今日のぐり:「民芸茶屋 新粋(しんすい)」

世の中に悲劇的な事件は数あれど、こちらも悲劇性という点ではかなりなものではないかと言う事件が報じられていました。

シェパード突進でチワワ突然死、飼い主に賠償命令 大阪(2015年2月6日朝日新聞)

 鎖が外れたシェパードから突進されたチワワが突然死。その責任は――。大阪地裁で6日、愛犬をめぐる異例の訴訟の判決が言い渡された。川畑正文裁判長は「シェパードの飼い主の管理が不十分だった」とし、約60万円の賠償を求めたチワワの飼い主へ22万円を支払うようシェパードの飼い主に命じた。

 訴訟を起こしたのはチワワを飼っていた夫婦(堺市在住)。判決によると、チワワを散歩させていた2014年2月7日朝、駐車場でつながれたシェパードの鎖がはずれて路上に飛び出し、チワワに突進。その直後、チワワは急激な興奮による心不全で死んだ。

 判決は「チワワは高齢の15歳。体格差のあるシェパードに突進されたのは脅威だった」とし、突進されて心不全になったと判断。数日前もシェパードが逃げ出していたことを踏まえ、管理の不十分さを指摘した。一審にあたる堺簡裁もほぼ同じ判断を示してチワワの葬儀費を含む約20万円の支払いを命じたが、川畑裁判長は簡裁判決を変更。新たに弁護士への相談費2万円を賠償額に算入した。(太田航)

お歳もさることながら何しろ体格差が何倍と言うレベルですから、ご老人が牛や馬に突進されるくらいにはショックを受けても仕方ないかなと言う気はしますけれどもね。
今日は極めて悲劇的な最後を遂げられたチワワに哀悼の意を表して、世界中からああそれは仕方ないわな…と誰もが感じずにはいられないちょっと意外性ある事件の数々を紹介してみましょう。

兵庫県姫路で発生した窃盗事件の容疑者にネットで情状酌量求める声(2015年1月13日おたくま経済新聞)

兵庫県姫路市の男性(20代)のポケットから人参を盗んだとしたとして、『姫路セントラルパーク』は同パークに勤務するアフリカゾウのワタ容疑者を1月7日に逮捕したと発表した。

1月4日の事件発生当日、被害にあった男性はパーク内の清掃を行っていたところ、後ろから近寄ってきたワタ容疑者に、ポケットに入れていた人参を盗まれた。

パーク内に設置された捜査本部は、当時の防犯映像を公開して行方を追っていたが、1月7日に何食わぬ顔でワタ容疑者が出勤してきたため、その場で鼻錠をかけ逮捕した。容疑者は犯行内容を概ね認めており、謝罪の言葉を述べているという。

なお今回の出来事についてネットでは、ワタ容疑者の普段の様子や当時の状況などを考え情状酌量を求める声が強く上がっている。

元記事の画像を参照いただければ同容疑者の反省ぶりも理解出来る方がいらっしゃるのかいないのか、ともかく異種族理解の不足に基づく悲劇と言う捉え方も出来るのでしょうか。
こちら一転して小さき生き物の話題ですけれども、まあこれは仕方がないか…と思わず許してしまいそうな事故の動画です。

トコトコ……ガツン! くわえた骨が犬用ドアにつっかえちゃうワンちゃん(2015年1月25日ねとらば)

 クリスマスプレゼントに大きな骨ガムをもらったワンちゃん。早速その骨を持ってお出かけしようとしたところ、意外な問題が待っていました。

 骨が大きすぎて、いつもなら通れる犬用ドアにつっかえてしまったワンちゃん。「あれっ?」という表情で飼い主さんを振り返りますが、すぐに機転を利かせて「自分が先にドアの外に出て、それから骨を引っ張り出す」というアイデアを思いついたようです。ところが……。

 骨を横にしたまま出そうとしたのでやっぱりドアにつっかえてしまいました。お約束の失敗ととぼけたリアクションがかわいらしく、飼い主さんも思わず笑ってしまっています。

これは元記事の動画を参照いただきたいところなんですが、まあ何と言いますか、これは仕方ないですよね…うん。
同じく犬絡みでこちら一見するとほのぼのしたニュースとなるはずだったものが、こういう結果に終わったのも中国的には仕方ないのでしょうか。

中国の専門学校、教官らが校内で犬叩き殺し丸焼きに 生徒が暴露―広東省(2015年1月22日フォーカスアジア)

中国広東省広州市にある中等専門学校「広州市財経職業学校」の生徒がこのほど、同校の迷彩服姿と見られる教官ら数人が16日午後、女子寮の裏にある空き地で犬を殺し、食べるために丸焼きにしていたと暴露した。同省のテレビ局・広東電視台が18日伝えた。

その様子は複数の生徒が目撃し、ある生徒が写真に収めていた。写真では男性教官ら数人が赤いバケツに入っていた犬の死骸のようなものを火であぶっている様子が分かる。

犬は同校の柵の部分に頭が挟まっていたのを生徒らが助け出したものとみられ、助けられた後、校内をさまよっていた。これを見つけた教官らが校内の寮があるエリアに犬を追い込み、4~5人が袋に閉じ込めて叩き殺した。

同校は教官らの行為に不適切な部分があったと認め、処分を検討する方針だ。

元記事の画像は自己責任で参照をと言いたいところなんですが、しかし日本では牛は駄目で鶏は有りと言う話がありましたが犬の場合はどうなんでしょうね?
据え膳食わぬは何とやらと言う言葉が古来ありますように、これはどう見ても仕方ないだろう男としては、と言うニュースがこちらです。

米男性、イルカに誘惑されて性的関係を一年続ける(2015年2月3日新華ニュース)

英紙「デイリー・ミラー」の1日付記事では、米フロリダ州の63歳の男性Malcolm Brennerさんは、Dollyというメスイルカと1年にわたり性的関係を続けてきたと打ち明け、この全てはイルカによる誘惑から始まったとした。

1971年に、カメラマンだったMalcolmさんは、現地のテーマパークで暮らすイルカと親密に接触する機会を得た。Malcolmさんによると、Dollyは好意を伝えたが、無関心だった。仲が深まるにつれ、背中や尾をなでるなど、Dollyとの身体接触があった。その間に、成功裏にオスイルカを避けて何度も関係を持った。Malcolmさんは、Dollyとの間に愛情が存在すると主張しており、Dollyの死後、5年にわたる憂うつな日々を過ごした。

フロリダ州では2011年に人間が人間以外の動物と行う性行為を禁止する獣姦禁止法が成立した。だから、Malcolmさんとイルカとの性的関係は違法ではない。

しかしイルカのその生活も非常にアレでナニであるとは見聞するところなのですが、イルカ的にこういうのはどういう解釈をされる行為なのでしょうかね?
最後に取り上げますのはご存知ブリからのニュースですが、これまたそれは仕方ないだろうと言う話であるようです。

料理好き泥棒、小学校に侵入し料理作る/英(2014年8月7日日刊テラフォー)

小学校に侵入した泥棒が、2コースの料理をこしらえて食べた。

泥棒に入られたのは、イギリス・カーディフにあるセニーブリッジ小学校。犯行は、学校が夏休みに入った6月18日金曜日から、事件が発覚した7月27日日曜日の間に行われたと見られている。
泥棒たちは、学校にあった冷蔵庫の中に肉と魚があったのを発見し、調理して腹ごしらえをすることにしたようだ。
包丁や鍋な、皿どの調理器具は、学校にあったものを勝手に使った。
泥棒たちは、どこからかクリスマス用クラッカーまで見つけて、出来上がった料理と共に、かなり早めのクリスマスパーティを楽しんだ。
現場からは、使用済みのクリスマス用クラッカーがいくつか発見された。
仕上げに、冷凍庫にあったアイスクリームも目ざとく見つけて、デザートとして食べた。

現場から直ぐに立ち去らずにパーティをするなんて、随分大胆な泥棒だが、しかしながら、彼らが盗んだのは冷蔵庫にあった食材だけだった。
冷蔵庫の食材を調理して、誰もいない学校でパーティを開くことが目的だったのか、何なのか…?
警察は現在、この不思議な泥棒の目撃情報を募っている。
パーティを終えた後、泥棒たちがきちんと皿洗いと掃除をしてから立ち去ったかは不明だ。

しかし記事では何一つ触れていないのですが、夏休みに入った小学校に何故これほどまでの食材が蓄積されていたのかは謎ですよね。
いずれにしてもあらためて判ることとして、まともな料理を作ると言うことは何であれブリにおいては犯罪行為であると言うことではないでしょうか。

今日のぐり:「民芸茶屋 新粋(しんすい)」

美観地区の一角、ちょうど阿智神社の参道登り口脇にあるのがこちらのお店ですが、この辺りは何軒か気になる老舗があるのですが、こちらもずいぶんと年期が入っていて、元々は大正時代創業の割烹旅館だったと言いますから大変なものですよね。
民芸茶屋と言うと一体どんな店なんだと思うのですが、カウンターに並んだお総菜の大皿や壁のメニューを拝見する限りではまあ居酒屋で、何でも元々の居酒屋と言うもののスタイルを再現しているのだそうです。

例によって同行者とシェアしながら適当につまんでみたのですが、わけぎのぬたぬたと言えば一般に酢味噌で和えたもので、わけぎなどは食感がしんなりし過ぎるのが欠点かなと思っていたのですが、こちらはソースとして酢味噌を掛けたものでわけぎの食感も良く美味しくいただけました。
実はぬたと言うのは酢味噌で和えた料理だけでなく酢味噌のたれそのものの名前としても用いられるようなんですが、見た目にもこちらの方がまあおしゃれですよね。
こちらのおでんは醤油を使わないのが特徴だそうで名物料理の一つらしいんですが、これは味より何より全てにゆずの風味が染み込んでいるのがちょっと苦手でしたが、後掛けらしいので頼めば抜いてくれるものでしょうかね。
肉じゃがもお総菜ではなくあくまでも料理屋風の味で、個人的に糸こんにゃくと言うものはあまりうまいとは思わないんですが、こちらは柔らかな煮上がりと言い味の入り具合と言いなかなかですよね。
刺身盛り合わせはちゃんと地の魚中心なのはありがたいですが、いずれのネタとも食感にも味にも安心感があり盛りつけも綺麗と、なかなか隙がない仕上がりです。
ちなみに壁の掲示を見ていて気になったのが露骨に居酒屋風なメニューなんですが、これも名物料理の一つだと言うクリームコロッケは中からゴロリとしたぶつ切り食材が飛び出してくるのが楽しいですし盛りつけも美しいものですが、この辺りはレシピも見せ方も新しいものも積極的に取り入れているのでしょうか。
だし巻き卵は焼きたて熱々なのは当然として、卵を十分に楽しめるすっきりした味つけとふわとろの食感でなかなかうまいだし巻きでした。

全般にこれは外れと言うものがなく安定的に楽しめるし、居酒屋によくある濃いめの味付けではなく甘さもうまく使った仕上がりは飲まない人間にもありがたいものですが、特にメニューの多くに馴染みがあるだけにさすがにプロの職人が作れば同じような居酒屋メニューでも違うと実感出来るのはいいですよね。
ちなみに場所柄観光客も当然多いのですが、見ていますと妙におでんを食べている人が多いと思ったところ名物であるのも無論ですが、ネット経由で来店するとおでんなどサービス品が一品つくと言うことのようです。
ハードウェアはとにかく一世紀近い歴史を感じさせるもので、トイレなども一応新しく改修して設備は相応に整ってはいますが、扉の立て付けであるとかカウンターの下の足の入りにくさなど利便性は見劣りするのは味があると受け止めるべきでしょうか。
大将が普通に席で近所の人と飲んでいたり、一見客にとんでもないジョーク?で応戦したりととちょっと愉快な面もあるようですが、チェーンの居酒屋に入るよりは地元の味を楽しみたいがあまり本格的なお店だと気後れすると言う時には良い選択枝だと思いますし、実際若い人も写メなど撮りながらそれなりに楽しんでいる様子で、まあちょっと不思議な光景の見られるのが今どきの老舗と言うことなんでしょう。

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