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2014年8月 3日 (日)

今日のぐり:「駅長そば 扇屋」 & 「そば処 神門(ごうど)」

振り込め詐欺の類は毎年のように新しい方法論が登場しますけれども、先日はかなり斬新なものが出てきたとニュースになっていました。

新手の熱中症振り込め詐欺にご用心(2014年7月29日東スポ)

 毎日うだるような暑さの真夏日が続き、全国各地で熱中症となる人が増加している。27日、山梨県の大月では38・8度の最高気温を観測。東京も朝から既に30度を記録し、暑さ対策が必要だ。
 そんな猛暑を利用した新手の振り込め詐欺が発生。千葉県警我孫子署によると、我孫子市の主婦(67)が600万円だまし取られた。

 24日午前9時ごろ、夫と住む主婦宅に、息子をかたる男から1回目の電話がかかってきた。「通勤途中に熱中症で倒れて、病院に搬送された。その時に荷物をなくしてしまった。携帯電話と会社の書類、会社の通帳がない。会社にお金を払わないといけない」
 泣きつく“息子”は「いくら出せる?」と主婦に聞いてきた。24日の同市の最高気温は33・5度をマーク。熱中症で倒れてもおかしくない。
 その相手が息子であると信じ込んだ主婦は「600万円くらいないら用意できる」と答え、すぐに金融機関で現金を引き出した。
 昼ごろには2度目の電話。「お金が準備できたら、持ってきてくれる?」。主婦は男の言いつけ通り、JR北柏駅構内で同日午後1時50分ごろ、息子の上司の弟を自称する男に金を受け渡したのだった。受け子役の男は30歳くらい。短髪でサラリーマンと疑われないYシャツとパンツ姿だった。

 消防庁の「熱中症による救急搬送状況」によると、1018人(6月30日~7月6日)、2473人(7月7日~13日)、3179人(7月14日~20日)と、全国で1週間ごとに熱中症患者が急増している。
 同署幹部は「熱中症を理由に振り込め詐欺をする事件は珍しい」と語り、「今後も暑い日が続くなら、同様の事件が起きるかもしれない」と警鐘を鳴らす。誰にでも起きる熱中症であるからこそ、信じやすい。涼しくなるまでは当分要注意だ。

まあしかしもちろん信じる人間がいるからこそ成立するのが詐欺というものですけれども、逮捕例を見ますと素人同然のアルバイト感覚でやっている者が多いようにもみえますのに、よほどにマニュアルがしっかりしているのでしょうかね?
今日は見事にひっかかってしまった我孫子市の主婦を励ます意味で、世界中からかなり新手と言いますか、正直その発想はなかったと言うタイプの最近の犯罪の実例を取り上げてみましょう。

【手術代】LINE乗っ取り詐欺を逆に騙してみた(2014年7月31日トゥギャッチ)

 他人のLINEアカウントを乗っ取り、知人を装ってプリペイドカードを購入するよう指示してくる「LINE乗っ取り詐欺」。
 「自分のところにも来た!」という人が増えるとともに、詐欺犯を撃退する人も現れている。

 上記は、投稿者が自分のところにコンタクトしてきた詐欺犯とのやり取りを撮影したというもの。
 プリペイドカードの購入を要求され、投稿者は「母の手術費用として貯金したお金を使う」と回答。すると、「そこまではしなくていいてす。」という反応が返ってきたという。
 そして、「これは嘘ですので」「買わないでいい」と、自ら詐欺であることを認めるような発言まで。

 これが実際のやりとりだとすれば、詐欺犯は母親思いの情に厚い人物なのかもしれない…。

その少しばかりコミカルとも言えるやり取りの様子は元記事の画像を参照いただきたいと思いますが、しかし騙されなかったから笑い話で済むと言うものではありますよね。
今の時代にこんな罪があると言うこと自体を知らなかったと言う声も多かったのが、こちら先日報道されたニュースです。

【LINE】『決闘罪(決闘罪ニ関スル件)』で中学生が書類送検! 100年以上前の法律が適用されるようになったワケとは?(2014年7月26日TOCANA)

 2014年7月24日、福岡県警が福岡市内に住む15歳のアルバイト店員ら13人が“決闘容疑”で書類送検されたと報じられた。
 送検容疑は、前年2013年に行われた福岡市の高校説明会の会場で、二人の男子が「目と目が合った」という他愛もない理由で喧嘩に発展。その後二人は、携帯用無料アプリ『LINE』でお互いのIDを知り、LINE上で「出てこいよ」「大濠でやろう」などと煽り続けた結果、“決闘”に至ったためだという。

 さて、一般にはあまり知られていないが、日本の法律には『決闘罪(決闘罪ニ関スル件)』というモノがある。制定されたのは明治22年で、相当古い法律だ。
 “決闘”の定義は定められていないが、過去の判例では「当事者間の合意により相互に身体又は生命を害すべき暴行をもって争闘する行為」とされている。
 この法律が成立したのは、明治21年、後の総理大臣となる犬養毅氏(当時、新聞記者)に対し、“決闘”が申し込まれ、氏が拒絶したという事件がきっかけだ。この後、犬養氏の元には“決闘”の申し込みが多発。男の勇気を示す場でもある決闘は、もともと“果し合い”という風習があった日本で大流行する可能性があった。そのため、治安に影響が出ることを懸念した明治政府は、決闘を違法行為として取締まるため『決闘罪ニ関スル件』を制定したのだ。それから決闘罪は、現在まで廃止されることなく、ずっと効力をもって存続している。
 具体的な決闘罪に該当する者とその刑罰は以下の通りになる。

・決闘を挑んだ者とそれに応じたもの:6月以上2年以下の懲役
・実際に決闘をした者:2年以上5年以下の懲役
・決闘の立会人(実際に立ち会わなくても立会人になる事を約束した場合も含む):1月以上1年以下の懲役
・決闘が行われることを承知の上で、決闘場所を提供した者:1月以上1年以下の懲役

 今回の事件で立件されたのは13人だ。LINE上で、1対1の“タイマン”が成立していたが、決闘当日、現場である福岡市内の公園には、LINE上の会話を見て、100人以上の見物人が詰め掛けていた。この見物人の中から、決闘当事者と近しい者たちが“立会人”とみなされて、検挙されたようだ。LINEの様なネットを利用して気軽に人とつながれるSNSだからこそ発覚した事件だといえる。
 しかし書類送検後の処置は、被疑者が未成年だという事を考えると、起訴猶予で不起訴に終わる可能性が高い。そもそも100年以上前に制定された、過去の遺物のような罪状が再び適用されて始めたのは、比較的最近のことだ。
 この“罪状”が適用され始めたのには、警察や検察が未成年による私闘を暴行罪や傷害罪で取締まるのが難しかったためという見方がある。私闘(いわゆるケンカ)の場合は、どちらが加害者でどちらが被害者なのかが、ハッキリしない事が多く、暴行罪や傷害罪を適用するには不適切だった。だが暴力行為が横行するのを放置するわけにもいかず、彼らは昭和期には適用されるケースがほとんどなかった法律『決闘罪』を復活させたのだという。
 若いうちはケンカや決闘なんてバカな真似も、若気の至りとして見逃されていることも多かったが、近年ではそうもいかないようだ。

何やら大変に歴史も由緒もある罪であると言うことも初めて知りましたけれども、しかし立会人も逮捕されると言うことですからくれぐれもご用心ですよね。
世の中よく分からない犯罪行為は少なくない時代ですが、こちら一体何を意図していたのか?と多くの人々を惑わせている犯罪者のニュースです。

【マジかよ】強盗がビニール袋をかぶってコンビニに侵入 → ビニールが透明で顔丸見え!(2014年7月30日ロケットニュース24)

2014年7月25日、アメリカ・イリノイ州でコンビニ強盗が発生! 強盗は店から現金を奪い逃走したものの、すでに警察に身柄を確保されたもよう。
犯人の顔……それは防犯カメラに残されていた映像を見れば一発だ。なぜなら、犯人はビニール袋で顔を覆っていたものの、そのビニール袋が透明だったからである。そりゃ、あっという間に捕まるはずだ!

・異様な出で立ち
男は右手を青色のビニール袋をグルグル巻きにして、頭には透明のビニール袋をかぶるという異様な出で立ちでコンビニに現れた。コンビニ強盗であることを考えれば、極めて特殊な格好である。

・頭に透明のビニール袋を巻いていた意味とは?
手にビニール袋を巻いているのは、恐らく指紋が残らないようにするためだろう。それなら分かる。
ではなぜ頭に透明のビニール袋をかぶっていたのだろうか? 「透明でもないよりはマシ」とでも思ったのだろうか? それとも、手に巻いている青いビニール袋と間違えてかぶってしまったのだろうか? はたまた、「強盗は何かかぶるもの!」というイメージにこだわったのだろうか……想像すればするほど、謎は深まるばかりである。
ただどちらにせよ、犯人は現在身柄を確保されている。事件が解決して何よりだ。

これも元記事の画像を見るまでは「まあ多少は効果もあるのだろう?」と思っていたのですが、まあ黙って参照いただければ多くの関係者の困惑が理解出来るかと思いますね。
同じくアメリカからこれも強盗に絡んだニュースなのですが、まさかこんな切り返しが待っていたとは誰も考えていなかったはずです。

正当な権利? 強盗が店員に損害賠償訴え(2014年7月25日zakzak)

 米デラウェア州のピザ店に押し入った男(23)が、強盗を阻止されたとして店と従業員らを相手取り損害賠償を求める訴訟を起こした。米メディアが報じた。

 発砲したところを従業員に取り押さえられた男は「既に丸腰だったのに、殴られ、熱いスープをかけられた」と主張している。

 地元警察は「冗談としか思えない」。訴えを受理した裁判所に対し「税金の無駄遣い」と憤っている。 (共同)

もちろん民事ですから幾らでも訴えることは可能なのですが、しかしさすが訴訟社会アメリカの恐ろしさを見た気がします。
ブリからのニュースを二題続けてお送りしますが、しかしさすがにブリと言うべきかどうかも微妙なのがこちらの記事です。

近隣住民を恐怖に陥れる極悪ネコに反社会的行動禁止令が下る(2014年7月28日日刊テラフォー)

近隣住民に危害を加えたとして、ネコのロッキーに反社会的行動禁止令が言い渡された。
ロッキーの飼い主サマンサ・デイビスさん(35)の元へ市の職員がやって来て、ロッキーを自宅の外に出さないようにと言い渡した。

報告によれば、ロッキーは2人の人間に噛みつき、他人の家のフェンスをひっかいて破損させ、近隣住民の家に勝手に侵入して立ち退きを拒否し、住民達を怯えさせたという。
ロッキーに対する1件の正式な苦情と2件の口頭での苦情が市役所に寄せられたそうだ。
すべて本当なら確かに極悪なネコだが、サマンサさんはそれを否定し、当局に証拠を提出するよう要求している。
「一体ネコがどうやって、“反社会的な行動”をとれると言うのです?ロッキーは動物ですよ、ペットですよ。ロッキーは人の脚に噛みついたりなんかしないし、路上でお酒も飲みません。携帯電話を盗もうとだってしません。
私は証拠を一切見せられていません。こんな馬鹿げた命令をロッキーに下す前に、市役所はまず、自分の仕事をきちんと整理すべきです。」

サマンサさんの言い分によれば、この地域に住んでいるのは60代や70代のお年寄りばかりで、サマンサさんのような若い住民が住むのを好ましく思っていない。
それに気づいていたサマンサさんは、普段から騒音を出さないように注意し、庭もきれいに保ち、お年寄りたちから立ち退きを要求される口実を作らないように努力していた。
「立ち退きを要求する口実が見つけられなかったお年寄りが、ロッキーの悪行の話をでっち上げたに違いありません。」
これに対し、お年寄りたちの方は、
「実際、私たちが苦情を言っているのはロッキーに対してではありません。サマンサさんに、もっときちんとネコの世話をしてもらいたいだけです。彼女がきちんと世話をしないせいでロッキーは不安定になっているのです。ロッキーも被害者です。」
と言っている。
ドロ沼化しそうな様相を呈しているが、渦中のロッキーがそれを理解しているかは謎だ。

まあ、いやしくもネコたるもの反社会的行動はいくらでも可能だと断言できますが、それにしてもさすがに…と言うべきなんでしょうかねこれは。
最後に取り上げますのも同じくブリからの話題ですが、これまたブリらしいと言えばらしい意味不明のニュースです。

ナイフでオレンジを切っている男がいます!(2014年7月21日日刊テラフォー)

「スーパーマーケットで、店員がナイフを持ってオレンジを切っています!」と警察に通報した女性が、当たり前だが、とても冷めた対応を受けた。

金曜日の午前5時頃、マンチャスター警察は、実にくだらない緊急通報を受けた。
スーパーマーケット『Spar』に買い物来ていた女性が、ナイフでオレンジをカットしていた店員を見つけると、慌てて警察に通報した。
店員がナイフを持って振り回していると勘違いしたならともかく、女性は通報時、店員がオレンジを切るためにナイフを持っていたことを、きちんと理解していた。
なぜなら、女性は次のように通報してきたからだ。
「店員がカウンターの中で、ナイフを使ってオレンジを4等分にしています!!」

女性曰く、公共の場で刃物を携帯してはいけないという法律があるのだから、店員がスーパーで鋭利な刃物を使うことは、法律違反だそうだ。
「そういうことは、スーパーのマネージャーと話し合って下さい。」
と緊急電話オペレーターに冷たく言われると、女性は電話を切った。
その後、警察の方から女性に電話をし直し、そんなことで緊急通報をして、貴重な緊急通報回線を無駄にしないでほしい、と厳重注意をした。
くだらない緊急通報は、後を絶たない。

いやあ、法律違反なら仕方がないと言うものですけれども、その発想は確かになかったと断言できますよね。
ブリではこのように日夜我々極東の島国の民には思いもつかぬ事件が発生しているようですが、現地に長年暮らしているとこういうノリにも馴染んでくるものなのでしょうか。

今日のぐり:「駅長そば 扇屋」 & 「そば処 神門(ごうど)

道路脇に「ここはかめだけ うさぎはいない」の秀逸なキャッチコピーが踊る奥出雲地方のさらに奥深く、こちら亀嵩駅併設の駅蕎麦が「扇屋」さんです。
ともかくも出雲蕎麦としては誰もが一度はと考えるほどの超有名店なのですが、しかしものすごい田舎と言うか僻地と言うか、これは駅併設であっても皆車で来るんだろうなあと思いますね。

今回は出雲蕎麦の基本型である割子そばを頂いてみましたが、しかしメニューを見ますと弁当そばがあるのが駅っぽいですよね。
しばらく待っていると出てきたのは良く使われているサイズのものよりかなり小ぶりな器いっぱいに盛られた蕎麦ですが、これが見るからに手打ち風の不揃いなものです。
食べて見ますといわゆる蕎麦屋のシャキシャキ蕎麦ではなくもったりした食感ですが、季節外れにも関わらずこれが食味は結構いいんですよね(最近は粉の保存も進歩しているのでしょうが)。
これを普通に盛りで出したらうまい田舎蕎麦と言うことになるはずですが、まあこのスタイルも込みでの食文化なんだろうし典型的な薬味の取り合わせも確かにこの蕎麦に合ってはいるとは感じます。
ちなみにこちらの蕎麦つゆがかなり甘辛濃厚なもので、いつもの割子蕎麦の感覚でかけていると味が結構辛くなる点は注意が必要ですね。

接遇面ではほぼバイトレベルで田舎のお店と言う感じですが、結構店内は賑やかですしもうちょっとはっきり喋った方がいいんじゃないかなと言う気はします。
ちなみに設備面ではまあ、駅ですから駅らしくと言うしかないのですが、車で来る場合にはすぐ近隣に立派な道の駅もありますからそちらに立ち寄ると言うのもありだと思いますね。

さて、出雲大社界隈から少し離れた場所にあるにも関わらず近年赤マル急上昇中なのが「神門」さんで、もはやすっかり行列店ですよね。
江戸前の喉越しと出雲蕎麦の風味を両立させたと言う通り、メニューにしてもそうですが出雲蕎麦と言いながらいかにも蕎麦屋っぽい蕎麦を出すイメージがあります。

普段は普通に盛りなどを頂くところ、今日は敢えて出雲そばらしく割子で頂いてみましたが、見た目も綺麗に整い食べて見てもよくつながった蕎麦屋らしい蕎麦ですよね。
割子の一段目はそのまま頂きましたが、こちらの蕎麦屋らしい辛口のつゆもいい具合で、二段目からは薬味を使ってみるとこれも悪くない、まあ割子の場合海苔にネギ、もみじおろしと蕎麦屋でよく使う薬味ばかりではありますから相性は折り紙付きではあります。
ちなみにこちらの場合蕎麦湯はナチュラルタイプなのはいいのですが、この日に関してはこれだけの客入りの割りには妙に薄いなあと言う印象を受けました。

トイレなど設備的な広さや清潔さは新しい店らしく整ったものなのですが、空調の関係なのか部屋の配置の関係なのか店内各所の温度格差が結構気になるもので、場所によって寒かったり暑かったりと言うのは困ったものですね。
接遇面ではごくごく普通の田舎のお店という感じであちこち不手際もあるのですが、それ以上に全般に受け身と言いますか気配り目配りの行き届かないところがあるようで、こうして見ていますと逆説的ですが昨今のチェーン店の接客マニュアルというのはあれでなかなか良く出来ているんだなと改めて感じます。

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