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2014年4月 5日 (土)

2ちゃんねる大激震?! よりにもよって便所の落書きの奪い合いが勃発

今年のエイプリルフールも色々とネタがあったようですが、その4月1日にこんなものが出ていたことは当初さほどに注目されていたわけではなかったようです。
当初はまたぞろしょうもないことを言い出したものだなあと言う感じで真面目には受け取られていなかったようですが、4月2日になってもひろゆき氏が直接「だいたいあそこに書いたとおり」「ウソ書くのもまずいかなって」等々と公の場で明言したことからようやく本気で言っているのか?と騒がれ始め、相前後して当の2ちゃんねるも含めて何やら尋常ならざる事態が発生していることが明らかとなり発言を裏付ける形になってきています。

2ちゃんねる、新ドメイン「2ch.sc」へ移行? ひろゆき氏を名乗る予告文書(2014年4月2日インターネットウォッチ)

 「2ちゃんねる」は運営がレンタルサーバー会社に乗っ取られているとして、新しいドメイン名「2ch.sc」によるサイトの立ち上げを予告する文書が1日、元管理人のひろゆき(西村博之)氏を名乗り、2ch.scのサイトに掲載された。

 2ch.scに掲載された文書では、2ちゃんねるのサーバーとドメインは株式会社ゼロのレンタルサーバーを借りて運営され、月額2万ドルという契約で10年以上その関係が続いてきたが、昨年(2013年)よりゼロが提携するNTテクノロジー(N.T Technology)の経営が芳しくないということで、契約のサーバー代金に上乗せして多額の送金をしてきたと説明。2013年3月からこれまでに、計52万ドルを送金しており、レンタルサーバー代の送金額が不足していたという事実はないとしている。
 その後、2014年2月19日には、レンタルサーバー会社側がサーバーのログインアカウントを変更。2ちゃんねるの運営スタッフがサーバーに入れないようにし、ドメインの登録名義を変更して2ちゃんねるを乗っ取る行為に出たと説明。さらに、サーバーのレンタル代とは関係なく、5万ドルを送金するように強要されたとしている。
 文書では、「2ちゃんねるの諸権利は、西村博之ないしパケットモンスター社に帰属するものであり、株式会社ゼロ及び、NTテクノロジー社に権利を譲渡したことはありません」として、レンタルサーバー側はサービスを乗っ取った不法行為者であり、正当な権利者ではないと主張している。
 また、この発表後も2ちゃんねるのボランティアを継続しているユーザーに対しては、不法行為への協力とみなして民事および刑事の責任を追求する可能性があると指摘。現状の2ちゃんねるに広告を掲載している業者に対しても同様に責任を追求する可能性があると警告している。
 また、2ch.scについては、「次の日曜日ぐらい」(4月6日)の公開予定だとしている。

 2ちゃんねるの公式ビューア「p2」を運営している未来検索ブラジルは1日、2ch.scに対応することが決定したとして、詳細については2ch.scオープン時に改めて連絡すると、p2ユーザー向けにメールで連絡した。
 未来検索ブラジルでは、同社で提供していた「p2」と「2ちゃんねる検索」サービスが3月上旬から利用できない状況となっており、原因については2ちゃんねる側からのアクセス遮断を受けていることを公表していた。

要約すればアメリカのサーバー会社によって2ちゃんねるが乗っ取られたと言うことなんですが、一方の当事者である(ひろゆき氏の主張によればなんら権限を持たないという)現管理者であるサーバー会社社長ジム・ワトキンス氏名でもすでに反論のコメントが出ているようですので併せて参照いただければと思います。
NTテクノロジーと言えば昨夏に2ちゃんねるビューワーに絡んだ大規模な顧客情報流出を起こしたことが知られ、当時ビューワ利用に関連するシステムが2ちゃんねる自体に組み込まれていたが、現在は当時の担当者がおらずそのシステムがどのようなものか不明と言う発表がありました。
サーバー会社であるNTテクノロジー側はその後セキュリティホールを塞いだと発表したわけですが、要するにこうした騒動にも絡んで同社が2ちゃんねるのシステムを把握したと言うことなのかどうかで、その結果として同社の考える不都合な人物なり会社なりを閉め出すこともできるようになったと考えれば納得は出来る話でしょうか。
その後問題の本年2月19日に大規模な2ちゃんねるサーバーダウンが発生、その際同社社長ワトキンス氏(を名乗る人物)およびひろゆき氏から2ちゃんねる運営にも関わる非常に意味深なコメントが出されたことが当時密かな話題になっており、今回その実際の状況が乗っ取りであったと明らかになった形です。

冒頭のひろゆき氏の発言とこのジム・ワトキンス氏の発言を見比べて見ても、果てしなく巨大化し続けることによって増える一方のサーバー運営費を誰がどう負担するかを巡る金銭的トラブルが発端なのか?と言う風に読めるのですが、もともとサーバー負荷などの関係からあちらこちら転々としていた2ちゃんねるに対して、サーバーを掌握した側が完全に有利な立場を確保したといった状況なのでしょうか。
ともかくもご存知のように「2ちゃんねる」と言えばいわゆる「便所の落書き」を象徴する巨大掲示板として知られていますけれども、その創設者かつ元管理人として知られるひろゆき氏は様々な法的トラブルに絡んですでに2ちゃんねると無関係であると言ってきたものの、実際には未だ支配力を保持してきたとは公然の秘密ともなっているところですが、今回の書き込みはまさにその点について自ら認めたと言うところですよね。
そして新たな2ちゃんねるを立ち上げる云々と言うことからまだまだ未練たらたらであると言うことも判りますけれども、それに関してもこんな興味深い現象が発生しているようでもはや完全に泥仕合の様相を呈していると言えそうです。

ひろゆきが「2ch乗っ取られた」と発表 → “2ch.sc”をNGワードに指定し書き込めなくする(2014年4月2日ガジェット通信)

昨日夜に『2ちゃんねる』創設者の西村博之氏が「『2ちゃんねる』を乗っ取られた」という文書を公開。内容についての詳細は下記リンクを参照してもらうとして、新たな掲示板は“2ch.sc”となることが判明。今の“2ch.net”は乗っ取られたもので、実質“2ch.sc”が本当の『2ちゃんねる』となる。

しかし、そんな“2ch.sc”を知った現『2ちゃんねる』の運営側が“2ch.sc”という内容をNGワード指定し、書き込めなくしたのだ。この姑息なやり方……。言論統制までするようになった現『2ちゃんねる』。もはや、やりたい放題である。現在“2ch.sc”を含んだ内容を書き込もうとすると「ERROR:さくらが咲いてますよ」と表示される
しかし『2ちゃんねる』ではそんなの無意味で、スペースを空けたり、「2ch..sc」と記載するなど抜け道はいくらでもある。今度は書き込んだ人の規制でもするのだろうか。こんな対応していると西村博之氏側の主張が正しいと認めているだけのような……。

西村博之氏は新たなドメイン“2ch.sc”で『2ちゃんねる』を日曜日に公開するとしている。“2ch.sc”の取得日を調べて見ると、『2ちゃんねる』が乗っ取られた同日の2月19日であることが確認できる。その頃から動きだしていたようだ。

ちなみに前後して2ちゃんねるデータの法人利用について独占商用利用許諾契約を結んでいるホットリンク社長とひろゆき氏に関わるインサイダー取引疑惑なるものが2ちゃんねる内のあちらこちらで書き込まれると言った事態も発生していますけれども、留意いただきたいのが冒頭の記事にもあるようにひろゆき氏が現2ちゃんねるの運営に協力することに対しても不法行為として責任を追及すると主張していることです。
実は2ちゃんねるが乗っ取られたとされる2月19日頃と相前後して、かねてから司法捜査にも非協力的であるなど各種問題が指摘されていた2ちゃんねるの運営が大々的に変化したと言われていて、一般的には利用者の民意に基づく自治が実現するようになった結果、例えばかねて問題視されていたいわゆるまとめサイトに対する転載拒否が「各板の自主的な決定により」急速に広まってきたと言う経緯があります。
ひろゆき氏はこうした行為に関しても現在の管理人は不法な乗っ取り人であるため「2ちゃんねるに関して、なんらかの方針を主張したとしても、なんの効力も発揮しません」と主張しているように読めるのですが、仮にひろゆき氏が新サイトを立ち上げたとしても引用禁止ルールがある限り膨大な過去ログはおろか現行スレの引っ越しすら出来ないと言うことになり、これでは2ちゃんねるとしての意味をなさないと言われかねませんよね。
そうなるとそもそも一連の2ちゃんねる改革のどこまでが自発的に行われたことなのか?と言う疑惑も出て来ざるを得ませんけれども、ひろゆき氏としては2ちゃんねるの本当の管理人は自分であり、サーバー確保と維持を行う資金力も十分に持っていると主張すればするほど、過去に様々な方面で告発され判決が確定している管理人への賠償請求に対しても何らかの対応を迫られることになるリスクもありそうですね。

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コメント

タイトルディスりすぎw

投稿: aaa | 2014年4月 5日 (土) 09時41分

でもひろゆきが支持されてるわけじゃないしね

投稿: | 2014年4月 5日 (土) 13時49分

netgeek編集部では、現在3つの2ちゃんねるの頂点に立つ人物、西村ひろゆき氏、ジム・ワトキンス氏、矢野さとる氏の能力を6つのポイントで計数化し、レーダーチャートとして表すことで比較する試みを行った。

レーダーチャートを見て分かる通り、ジム・ワトキンス氏にはこれといった強みがない。そもそも日本語がほとんどできず、最近までまとめブログやログ速の存在すら知らなかったのに、日本人向けのサービスを運営するのは無理があるのではないか。

ひろゆきが都市開発からヒントを得て、いかに掲示板の住民にとって居心地のいい場所を提供できるかを考えていたのに対して、ジムはお金のことを最優先に考えていただけだ。

ひろゆきはもともと、「まとめのおかげで2chに人が来るんです。普通の人はまず2ch見ませんから」と言ってまとめを容認していた。それに反するように、ジムは管理人の座について真っ先にまとめブログを禁止した。この行動の違いからひろゆきとジムの最終目標が違うことは明らかであろう。
http://netgeek.biz/archives/8789

投稿: | 2014年4月 7日 (月) 11時48分

 ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「西村氏は2009年にパケットモンスター社に権利を譲渡していました。しかし昨年、この会社から広告収入を受け取っていたとして、約1億円の申告漏れを国税局から指摘されたばかり。その後、どうなっているのかと気にしていたら、今回の騒動です。2ちゃんの権利が西村氏にあるなら、譲渡とは何だったんでしょうか」と首をかしげる。

 単なるお家騒動では終わらない可能性もある。これまで警察当局は規制薬物の広告、預貯金口座や携帯電話の譲渡、児童ポルノやわいせつ図画の公然陳列など、2ちゃんねるが犯罪の温床になっているとして、運営実態の解明に努めてきたが、できないでいたからだ。また、国税局の関心も高いとみられる。

「今後は国税や警察が動くでしょう。09年以降、誰が2ちゃんねるを管理して、誰が儲けていたのか。これをきっかけに初めて運営実態がはっきりするかもしれない」(井上氏)
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/256593/

投稿: | 2014年4月17日 (木) 11時29分

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