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2014年1月22日 (水)

陳腐でパターン化したドラマの中で悪目立ちしている新番組が物議

マスコミ的に昨今医療ネタは売れるものという定番的扱いなのだそうで、新聞などを眺めても医療に絡んだネタが乗らないことはまずありませんけれども、最近ではドラマの世界でもそうなのだという記事が先日出ていました。

医龍、S…医療&警察モノだらけの今クール連ドラ、4分類で“新鮮味のなさ”を分析(2014年1月20日ビジネスジャーナル)

(略)
 医療モノと警察モノ。1月スタートの今クールの連続テレビドラマは、テーマが異様に似通っている。新しいテーマへの挑戦はせず、「このへんなら年寄りも観るでしょ」的な、やっつけ感も漂う。もちろん、各局が差別化を図ろうとしていろいろな味付けを加えているし、その努力には涙ぐましいものがある。でも、大まかに分けると次のタイプ。

(1)人並み外れた技能を持った医者なり警察官なりが登場
(2)(1)の人物はたいてい暑苦しい理想主義者、もしくは偏屈な厄介者
(3)「絵空事」のような、新しい部署が結成される
(4)必ず関係者(登場人物)が都合よく事件や事故に巻き込まれる

 どこにでもいる、淡々としたごく普通の人物ではドラマにならないし、テレビ的に脚色しやすい新部署のほうがつくりやすいのは確かだ。ただ、やたらに冗長な手術シーンは辟易するし、医学用語を連発して図解を入れなければいけないような病気解説って、誰が観たいと思うのか。役者の力量を発揮するというよりは、いかにドラスティックな治療方法であるかを誇示したい制作側のアピールにすぎない。

 そういえば、知人の医者が言っていた。「ドラマは好きだけど医療モノはムカつくから絶対に観ない」と。雪の中、屋上で上半身裸になって術前イメトレしちゃう医者に、本業の人たちは呆れるほかないのだろう。いや、私だって呆れるわ。極寒の中、乳首ピンコ勃ちでそんなイメトレしている時間があったら、手術に備えて早く風呂入って寝ろ、と思う。体調管理をちゃんとしろ、と思う。あ、『医龍4』(フジテレビ系)の坂口憲二のことね。

 鋭い観察眼と見立てで患者を救ったり、事件を解決していく、というのも、いかにもドラマらしい。傾向としては、こうした特殊な才能を持った若輩者が徐々に力量を発揮。社会常識や協調性はなくても才能ひとつで渡り歩くという夢物語だ。あ、『戦力外捜査官』(日本テレビ系)の武井咲とか『Dr.DMAT』(TBS系)の大倉忠義のことね。
(略)
 パターン化できる=既視感が拭えない、差別化できていない、驚きも新鮮味もない、ということだ。テーマや描き方が陳腐でも、そこに人間の真理の深淵をのぞかせるような物語があれば、視聴者の心に響くし、脳裡に焼き付けられるのだけれど。現状としては、かなり厳しいだろうな。「また同じようなことをやりおって」と言われるだけだ。
(略)

実際にそれぞれの番組がどのような評価をされていくのかは今後の展開を見てみなければ何とも言えませんが、例えば医療関係者からは酷評されても一般視聴者からは大人気という場合もあればその逆の場合もあると言うのは、単純に考証等の技術的な部分での煮詰めが甘い仕事が多いということなのかなとも思ってしまいます。
もちろん正確であるかどうかと物語としての評価は全く別問題であって、例えば有名な「ブラックジャック」などは今日の医学的知識に照らして見るとずいぶんと絵空事が多いのも事実ですが、逆に医療の本質的な部分を捉えていると感じさせる話も多くて今だに医療関係者からも人気が高いですよね(当の手塚氏も技術的に時代遅れであるということは認識し、かつ全く物語の本質と関わりないことだと意に介さなかったそうですが)。
要するに物語としてものすごく出来がよい仕上がりになるのであれば多少の粗探しなど気にすることはないのだと言うことなのでしょうが、最近この物語の細部について変な意味で大きな話題を呼んでいるドラマがあるということを紹介してみましょう。

ドラマ「明日、ママがいない」に中止要請(2014年1月16日日刊スポーツ)

 熊本市の慈恵病院は16日、芦田愛菜(9)主演で15日にスタートした日本テレビ系ドラマ「明日、ママがいない」(水曜午後10時)について、「養護施設の子供や職員への誤解偏見を与え、人権侵害だ」として放送中止を申し入れると会見で明らかにした。

 同作は、児童養護施設で暮らす子供たちが、彼らを見守る大人たちの中で母親の愛を求めて生きていく姿を描き、芦田と、NHK大河ドラマ「八重の桜」で注目を集めた人気子役、鈴木梨央(8)の共演で話題作として注目されていた。

 慈恵病院は、親が育てられない子供を匿名で受け入れる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を設置している国内唯一の病院として知られる。

 芦田演じる赤ちゃんポストに預けられた子供が「ポスト」と呼ばれるなど、同院は「精神的な虐待、人権侵害にあたる」と批判。

 養護施設の描き方も、「職員が子どもに暴言を吐き、泣くことを強要するなど現実と懸け離れたシーンが多すぎ、誤解や偏見、差別を与える」と指摘した。これは三上博史演じる施設長が「泣いたものから食べていい」「おまえたちはペットショップの犬と同じだ」などと言い放つシーンとみられ、近く放送中止の要請と制作経緯の説明を求めるという。

猛抗議で中止必至 日テレ「明日、ママがいない」のエグさ(2014年1月17日日刊ゲンダイ)

(略)
「つらくてつらくて(ドラマを)見きれませんでした」

 会見で慈恵病院の看護部長は涙ぐみながらこう語った。芦田演じる赤ちゃんポストに預けられた女の子に「ポスト」というあだ名が付けられ、劇中でその名がバンバン飛び交ったのを受けてのこと。蓮田太二院長は「非常に差別的な内容になっていた」と厳しく批判。養護施設の職員が子供に暴言を吐いたり、泣くことを強要するなどセンセーショナルな描写に対しても「差別や偏見を生む。(制作側の)知識不足を感じる」と指摘。日テレ側に放送中止、養護施設の子供や職員への謝罪、制作経緯の3つの説明を求め、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会へ審議の申し入れも検討しているとした。放送評論家の堀江南氏は「制作側の落ち度は否めない内容だった」とこう続ける。

「<同情するなら金をくれ!>のセリフが話題になった『家なき子』も当時物議を醸したが、子供をいじめる大人がコミカルに描かれるなど救いがあった。それに比べ、今作は過度な演出とエグさが目立った印象。ドラマ内で特定の病院名を出していなくても、視聴者が実在する赤ちゃんポストを連想するのは容易に想像できたはず。昨年11月、TBSが慈恵病院を題材としたドラマを放送したばかりのタイミング。それでなくてもナーバスな題材を扱うときは、細心の注意を払うのは言うまでもありません」
(略)

芦田愛菜ドラマ「放送中止要請」の波紋(2014年1月18日東スポ)

 天才子役・芦田愛菜(9)主演で15日にスタートしたばかりの日本テレビ系連ドラ「明日、ママがいない」が、いきなり激震に見舞われた。児童養護施設が舞台の同ドラマに対し、熊本市の慈恵病院などが会見を開いて「養護施設の子供や職員への誤解偏見を与える。人権侵害だ」と放送中止を申し入れたのだ。これに対して日テレは、対応に追われながらも「放送継続」の姿勢を示したが、事態は深刻。前代未聞の放送中止に追い込まれる可能性も出てきた。
(略)
 放送開始早々、とんでもない事態となったが、日本テレビ総合広報部は「ドラマは子供たちの心根の純粋さや強さ、たくましさを全面に表し、子供たちの視点から『愛情とは何か』を描くという趣旨のもと、子供たちを愛する方々の思いも真摯に描いていきたい」とコメント。2話以降も予定通り放送するとし「ぜひ最後までご覧いただきたいと思います」と結んだ。

 とはいえ、大慌てだったのは、日テレでもマスコミ対応に追われた広報部とコンプライアンス関連の部署。ドラマ制作関係者の中には「いい宣伝になったのでは?」と話している者までいたというから、事実なら批判にさらされそうな話だ。

 確かにこれまで似たようなケースとして、2005年放送の天海祐希(46)主演の連ドラ「女王の教室」もその過激な内容をめぐり、スポンサー各社に視聴者から抗議が殺到。提供クレジットの表示を自粛するなど、大きな話題となったが、結果的にそれが“いい宣伝”となり、視聴率は騒動後10%以上も上昇したことがあった。

 だが、今回はそうはいきそうもない。慈恵病院だけでなく、全国約600の施設で作る全国児童養護施設協議会も同様の抗議を日テレにする方針。同協議会は「現在、役員の間で見解をまとめており、近日中に皆さんにご報告します」と語っている。

 別の民放関係者は「今後、共鳴するかのように全国の児童施設から同様の意見が寄せられることは間違いない。『女王の教室』の時と同じように考えていたら大変なことになりますよ。すでに番組スポンサーの中には、今後の展開を予期し、提供中止を検討している社もあるようです」。

 今回ドラマを制作しているのは日テレの子会社である「AXON」。同社は過去にも東海テレビ「幸せの時間」(フジテレビ系で放送)を制作し、「あまりにも性描写が露骨すぎる」とBPOから勧告を受けた過去がある。「日テレの大久保社長は読売新聞社出身でことさらコンプライアンスに厳しい人物だけに、問題が大きくなっていけば局プロデューサーの処分やAXONの担当者も更迭されることになるだろう。制作スタッフはびびりまくっていますよ」(事情通)

 また、別のテレビ関係者も「フィクションといっても『赤ちゃんポスト』を題材として扱う時点で、慈恵病院に配慮すべき。にもかかわらず、脚本家やスタッフが熱心に同病院を訪れたという報告はない。最大の原因は取材不足。セリフやあだ名への配慮のなさにつながっているのでは」と語る。放送中止に追い込まれ「あしだ(芦田)、マナ(愛菜)がいない」という事態になれば、シャレでは済まない。

この番組に関しては各方面から非常に多くの反響があるようで、一部には問題視しているのは施設関係者や里親など子供を養護してきた側の人間ばかりで施設卒業者など当の子供側ではないという指摘もあるようですけれども、言われているように番組によってトラウマがフラッシュバックしているというのであれば当面抗議どころではないという可能性もあります。
創作技法の一つとして見ると冒頭部に衝撃的な展開を用意しておいて注目を集め、後でネタバラシをしていくということは決して珍しいことではありませんが、こうした手法がうまく行くのは今までの作風上「そうした話を書くはずがない」と信頼されている書き手の場合であって、今回のように新人脚本家のオリジナル作品ともなれば冒頭部への反発心から今後どんな優れた物語になったとしても冷静な評価は期待出来ないかも知れませんね。
さらにその新人の手になる脚本を監修しているのが「高校教師」や「家なき子」でさんざんに物議を醸した野島伸司氏となれば今回の騒動も「確信犯」であることは確定的とも思えますけれども、とりあえずは日テレ側としても放送中止はせずと全面対決という形を取った以上は今後BPO等の公的な場における審議の結果に委ねられるということになるのでしょうか。

純粋に番組としての出来不出来は今のところ何とも言えませんが、今の時代だなと思えるのが昨今こうした「炎上」に至った場合の定番である「テレビ局に「抗議」するよりもスポンサー各社に「質問」を」という流れに沿っての話なのでしょうか、すでに撤退を前向きに検討しているスポンサー企業も少なからずあると噂されることで、純粋に作品としての完成度とは別次元の部分で存続の行方が左右されそうですよね。
物語的な常套手段としてはこうした場合少なくとも数回は同種の「鬱展開」を継続していくんじゃないかと予想出来るところなんですが、仮に打ち切り中止が本格的に議論されるようなことにでもなればシナリオそのものをよりマイルドな方向に改め早い段階で騒動の鎮静化を図るということも考えられるのかどうかで、いずれにしても脚本家としては物語作りをする上で色々と考慮すべき事柄が増えてきた時代であるとは言えそうです。
ただこれだけの反響を呼ぶというのは物語上の描写がそれなりに現場関係者にとっても迫真のものであったからと捉えるべきなのでしょうし、そうであるなら作り手の力量次第で一般にも関係者にも評価の高い物語へと仕上げていくことも十分出来るでしょうから、まずは第二回の放送を見てから次の行動を考えてもいいのかな?と言う気もしますがどうでしょうね?

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コメント

ドラマを楽しめるか否かは個人の趣向に任せるとしても、ドラマの影響を強く受けて医者なり警察官なりを目指してしまうと、現実とぶつかった時の苦しみに耐えられない若者も多いでしょうね。

投稿: M | 2014年1月22日 (水) 07時42分

なんとなくですがブラックジャックを見て医学部に入ったみたいなタイプの人が減ってる気がしてます。
今の学生って就職が確実だとか収入がいいとかもうちょっと身近な理由で選んでるっていうか。
一年生のころから最新の医学知識を語ってる彼らを見てると「現実もいいけどもっと壮大で馬鹿げた夢も語れよ」って思っちゃいますね。

投稿: ぽん太 | 2014年1月22日 (水) 09時11分

私はマンガに影響されて診療科を決めた口なので、こういうドラマに影響されてしまう人が出てくるのは理解します。
影響されやすい人はこういう番組を観ないことなのですが、こういう番組に影響されてしまう人って、こういう番組をつい観たくなっちゃうんですよね。

投稿: クマ | 2014年1月22日 (水) 09時31分

児童養護施設を舞台にした日本テレビのドラマ「明日、ママがいない」(水曜後10・00)をめぐり、
全国児童養護施設協議会が21日、会見し、放送内容の改善を求めた。

前日20日に同局に抗議文書を送付。藤野興一会長は、ドラマの中で職員が子供をペットに例え暴言を吐く場面などを挙げ
「当事者の子供にはこたえる。自殺者が出たらどうしてくれるんだという思い」と厳しく批判。児童養護の現場の努力に触れ
「ドラマはそれに水を差す」と訴えた。

施設からは「子供が“あんな所に住んでいるの”とからかわれた」などの報告が寄せられ、
改善されない場合は放送中止の要請や、スポンサーへの抗議などを検討するという。

協議会は昨年12月に番組の予告を見て内容を危惧。
制作会社や同局と話し合い、初回の台本を見た上で改善を求めたが、ほぼ変更はなかったという。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/01/22/kiji/K20140122007433290.html

投稿: | 2014年1月22日 (水) 09時52分

抗議している関係者の声は「荒唐無稽だから迷惑」と言うものと、「思い出すから困る」と言うものとに大別できるように思いますが、それぞれ病院関係者と施設関係者とに相当している印象ですね。
BPOのみならず民事訴訟など様々な方法論が考えられると思いますが、当のテレビ局側が放送継続を決めている以上はある程度の話数は流されることになりそうです。
仮に放送中止になったならなったで「あの衝撃的問題作の完全版」なんて売り方は出来そうですから、どちらにしても商売的に大損することはないという計算でしょうか。

投稿: 管理人nobu | 2014年1月22日 (水) 11時05分

日本のテレビって暴力的表現に寛容すぎ
このさわぎはいい薬だと思う

投稿: amon | 2014年1月22日 (水) 13時56分

スポンサーはどこ?

投稿: 放置医 | 2014年1月22日 (水) 19時57分

荒唐無稽な内容なら子供が傷つくこともないはずなんで実はホントのことだったってことはない?

投稿: | 2014年1月22日 (水) 21時03分

提供

第1回タイトル直後(番組開始より9分後あたり)より
・花王
・日清食品
・スバル
・エバラ
・小林製薬
・三菱地所
・エネオス
・キューピー

また花王かw

投稿: まもなく第二回放送予定 | 2014年1月22日 (水) 21時16分

第1話で、番組タイトルの後に「企業名」が字幕で示され、「ご覧のスポンサーの提供でお送りします」というナレーションが入ったのは、Kao(花王)、日清食品、SUBARU(スバル、富士重工)、エバラ(エバラ食品工業)、小林製薬、三菱地所、ENEOS(JX日鉱日石エネルギー)、キューピーの8社だった。

しかし、第2話では、この字幕がなかった。

通常の番組だと必ずある「ご覧のスポンサーの提供です」というナレーションの部分もなかった。

民放の番組としては、きわめて異例なことである。

投稿: | 2014年1月23日 (木) 06時24分

児童養護施設を舞台にした日本テレビ系「明日、ママがいない」(水曜午後10時)の22日放送の平均視聴率は13・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。第1話の14・0%から0・5ポイント下がった。

話題作りも無駄だったらしい

投稿: | 2014年1月23日 (木) 10時59分

スポンサー情報ありがとうございます。
エネオス、小林製薬といった変態新聞支援企業は問題外として、花王、日清食品、エバラ、キューピーの製品は買わない事にします。

投稿: 放置医 | 2014年1月23日 (木) 18時39分

 児童養護施設を舞台にした日本テレビ系のドラマ「明日、ママがいない」の第1話でスポンサーとして画面表示された8社のうち3社が、22日放送の第2話でCM放送を見合わせた。

 同日の放送では、スポンサーの画面表示自体もなかった。

 このうち、同ドラマのスポンサーを取りやめたキユーピーは「番組内容と視聴者や顧客の反応から判断し、決めた」としている。

投稿: | 2014年1月23日 (木) 23時32分

おかしな生活保護受給者を次々と摘発する
正義感あふれるケースワーカーを主人公にしてドラマ作れば
大ヒット間違いないですよ。
当然関係各所からの抗議が殺到するでしょうが
それに対するカウンターも大いに見込めますし
それがまた番宣になりますから(ニッコリ

投稿: 名無子 | 2014年1月24日 (金) 07時53分

http://www.news-postseven.com/archives/20140123_237786.html
「私は小学3年生から高校卒業まで施設に入所していましたが、笑っちゃうくらい児童養護施設とは違うと感じました。ドラマのように、入所している子供たちが別の子供たちの生い立ちや経緯を知っていることはまずあり得ませんよ。職員が情報を流すこともありませんし、子供たちの間でも相手の過去を探ることはタブーでしたよ」

「まず他の子とプライベートな話はしません。いろんな思いを抱えてますから、“何でここに来たんだ?”なんて聞かないし、そういう話自体しません。それに親が迎えに来たり、面会するようなことがあっても、施設が配慮して他の子には見せないようにします。里親に会う時も同じです。子供たちに動揺や不安がないよう配慮しているんです」

http://www.cyzo.com/2014/01/post_15886.html
 同ドラマの脚本監修は『家なき子』(日本テレビ系)や『ひとつ屋根の下』(フジテレビ系)で知られる野島伸司氏。テレビ関係者は「ここまでモメたのは、事前取材の欠如が原因。テーマがテーマだけに、普通なら施設の職員や専門家に入念にヒアリングする。ただ、今回の脚本を監修したのは、事前取材しないことで有名な野島さん。真面目にヒアリングをしていたら、彼の独創性は生かされないし、顔も潰すことになる。日テレは野島さんを起用した時点で、一蓮托生。こうなることは想定していたと思う。視聴率は良くても、決してホメられることではない」と話す。

投稿: | 2014年1月24日 (金) 15時00分

 児童養護施設を舞台にした日本テレビ系の連続ドラマ「明日、ママがいない」(水曜、後10・00)の番組スポンサー2社が、29日放送予定の第3話から、CM放送を見合わせることが24日、わかった。

 新たにCMを見合わせるのは、富士重工業と日清食品。22日放送の第2話からすでにエバラ食品工業、JX日鉱日石エネルギー、キユーピーの3社がCM放送を見合わせており、これで提供8社中5社のCMが放映されないという事態となった。

 富士重工業の広報担当はデイリースポーツの取材に対し「お客さまの声や、社会的な影響を考慮して」と理由を説明。日清食品も同様に、社に寄せられた消費者の電話などが理由とした。残る花王、小林製薬、三菱地所の3社は、現状では第3話以降もCMを放送する予定だという。

投稿: | 2014年1月25日 (土) 06時15分

http://topics.jp.msn.com/wadai/cyzo/article.aspx?articleid=3576550
 全スポンサーがCMの自粛を続けている芦田愛菜主演ドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)の第8話が5日に放送され、平均視聴率11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録したことが分かった。

 同作は、次回の第9話が最終回。物語も佳境に入っており、第8話では、ピア美(桜田ひより)がピアノコンクールに出場。父親が会場に来ていることを知ったピア美は演奏をやめ、父親を求め泣き叫ぶ……。一方、ドンキ(鈴木梨央)は、「彼氏と別れたの」と自分勝手な理由で娘を引き取りに訪れた母親(酒井美紀)の元へ帰ることに。しかし、児童養護施設を後にするドンキの前に、里親候補の夫婦(松重豊、大塚寧々)が現れる……というストーリーであった。

 子どもたちが、親の愛を求め号泣するシーンが印象的だった第8話。ネット上では、以前の賛否がウソのように、「このドラマで、初めて号泣しました」「愛について考えさせられた。やばいくらい泣いた」「魔王(三上博史)の『事実の親と、真実の親は違う』というセリフが忘れられない」といった賛辞であふれ、次回が最終回であることを惜しむ声が目立つ。

 また中には、「初回を見て、このドラマを酷評しました。撤回します。(中略)第1話を見た時は、まさかこのドラマで号泣するとは想像もしていなかった。ありがとう。母になったばかりの、あの頃の気持ちを思い出しました。今夜、娘を抱き締めてあげたい」といった書き込みも。

 さらに一連の騒動に対し、「クレーム団体は反省してほしい」「スポンサーは、局の“最後まで見てほしい”という言葉を、なぜ無視したのか」「人がバンバン殺されるドラマにはスポンサーがいるのに……」と、あらためて疑問を投げかける視聴者もいるようだ。

「第8話で、風向きがガラリと変わった印象です。振り返ってみると、主人公が“親の顔を知らない”という点は重要でしたが、必ずしもあだ名が“ポスト”である必要はなかったですし、初回で魔王が子どもたちにあそこまで暴力的である必要もなかった。今回、脚本が、どの程度騒動の影響を受けているかは不明ですが、今になって評価が高まっているだけに、“もったいないドラマ”という印象です」(芸能ライター)

投稿: | 2014年3月 7日 (金) 13時46分

日本テレビ系連続ドラマ「明日、ママがいない」が、2014年3月12日放送の第9話をもって終了した。最終話の視聴率は12.8%、
全話平均視聴率も12.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、まずまずの数字だった。

◇大後寿々花「撮り直ししてません。このドラマが大好きです」
 放送終了後、ツイッターでは「いいドラマ!」「すごい良かった…泣いた」「批判してた人たちに見てほしい」など、絶賛の声が相次いで書き込まれた。

 2ちゃんねる・テレビドラマ板の「明日ママ」感想スレッドや、Yahoo!テレビの「みんなの感想」には、以下の感想が寄せられている。

  「賛否両論あるようだけど、私はすごく良かった!! 連日のように悲しい子供虐待のニュースが流れる中、
子供は親を選べない…という大前提を否定して子供達がたくましく幸せになったファンタジー」
  「いくら批判されようが放送を続けた意図は十分に理解できました。決して表面的ではなく、偽善ではなく、
子供たちの心の葛藤を見事に描いていたと思います」
  「何だかんだで全体通して感動できるドラマだった 演技がみんな上手いからよかった 子役も勿論だけど、
魔王は三上博史以外考えられないと感じるほどハマり役だったと思う 安達祐実のとり憑かれたような演技も上手かった」

 初回のセンセーショナルな描写で批判も浴びたドラマだったが、ネットユーザーからは脚本に隠されたメッセージや、
キャストの演技力などが支持されたようだ。

 オツボネを演じた大後さんは、放送終了後にこんなブログを更新している。

  「ドラマが始まってから、現場の私達に見えないところで本当に色々なことがありました。毎日のようにデフォルメされた情報が飛び交い、
作品を愛してくださっている方々にたくさんご心配をお掛けしてしまいました もちろん撮り直しもしていません。ブレないメッセージ!
スタッフの方々の熱くて強い信念を感じました。支えてくださった皆様には、この作品を愛し、この作品のメッセージを感じ、
最後まで観て頂いたこと、本当に感謝しています。私はこのドラマが大好きです」

J-CASTニュース 3月13日(木)18時29分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140313-00000002-jct-ent

投稿: | 2014年3月14日 (金) 09時41分

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