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2013年12月10日 (火)

生殖医療 事実が先行する難しさ

最近の生殖医療の進歩は大変なものがありますが、医療面だけから考えてみても保険診療の範囲外であるだけに皆保険制度による縛りもないまま各地で自由に行われているところがあって、これに法的裏付けなどまで考え始めるとなかなかに対処が難しいだろうとは想像できますよね。
ただ日進月歩で技術が新しく改良され開発されていく中で、産みたいという当事者の声に応える手段が存在するのにそれが出来ないということであれば不妊治療を担当している先生方にとっても大いにストレスだろうと思いますが、先日産科学会からこうした新しい技術についてかなり抑制的な立場を取っていることを示す見解が公表されたようです。

産科学会「代理出産原則禁止を」 法整備に向け意見確認(2013年12月7日日本経済新聞)

 日本産科婦人科学会は7日、受精卵を第三者の子宮に入れて出産してもらう代理出産を法律で原則禁止すべきだとの意見をまとめたことを定例記者会見で明らかにした。生殖医療に関する法整備を検討している自民党プロジェクトチームからの審議要請を受け、従来方針に変更はないことを確認した

 女性に生まれつき子宮がない場合などに限って臨床研究として行う余地を残すかどうかは「国会で慎重な議論をしてほしい」とした。

 法律の規制対象は、代理出産のほか、第三者から卵子や精子の提供を受けて実施する体外受精などに限定すべきだとした。現在広く行われている夫婦間の人工授精や体外受精は、今まで通り学会の自主規制に任せるよう求めている。

 同学会はまた、がん治療で卵巣機能が失われる女性患者の卵子凍結保存に関する会告(ガイドライン)案を策定、実施施設などの規定を盛り込んだ。将来の妊娠に備えた健康な女性の卵子凍結については「医療行為ではない」とし、ガイドラインは作らない。ただ、社会に広まる可能性があるため、実施時の適切な説明や件数の報告などを会員に要請する方針。

 卵子凍結は日本生殖医学会が11月に指針をまとめ、産科婦人科学会にも対応を求めていた。〔共同〕

卵子凍結保存:産科婦人科学会 実施報告義務付ける指針案(2013年12月8日毎日新聞)

 ◇健康な女性については「医療行為」と認めず

 日本産科婦人科学会(日産婦)は7日、がんや白血病などの治療によって卵巣機能が低下する恐れのある女性患者が、将来の妊娠に備えて実施する卵子や卵巣組織の凍結保存について、実施施設に報告を義務付ける会告(指針)案を発表した。関係学会との調整などを経て、来春以降の総会で決定する。また、健康な女性が将来の不妊に備える卵子凍結については、医療行為として認めず、注意点のみをまとめることにした。

 指針案では、卵子採取が治療に影響を及ぼさないよう、病気の主治医の了解を得ることや、凍結卵子を使った体外受精で出産できる確率や問題点を患者に説明すること、患者が未成年の場合は成人後に改めて保存継続の同意を文書で得ることなどを求めた。実施施設は、日産婦に生殖補助医療実施施設として登録し、生殖医療専門医が常勤していることを条件とし、実施状況の報告を義務付けた

 健康な女性の卵子凍結については「医療とは考えにくい」として学会員が必ず順守すべき指針は作らない。ただし、実施した女性が不利益を被らないよう、実施にあたっての注意点をまとめる。

 卵子凍結を巡っては、日本生殖医学会が11月、がん患者らの実施と、健康な女性の実施について指針をそれぞれ策定した。本人への説明の徹底を求めるとともに、健康な女性には40歳以上での採卵を推奨しないなどの内容を盛り込んだ。【須田桃子】

代理出産問題に関してはかつてこれを実施した施設が除名処分になるなど産科学会は厳しく反対する立場を続けていますけれども、学会に除名されたからといって医療活動に差し障りがあるというものでもなく、現状では当事者と産科医との間の交渉によって細々と実施されているというのが国内での状況であるようです。
一方で海外では法律等である程度代理出産を認めるという立場を取る国々も出ていることから海外渡航して代理母を求める方々の方がずっと多いと言いますが、しばしば問題になる代理出産時の戸籍の問題なども海外であれば実子ですと申告すれば済む話ですが、国内ではどのように扱うべきかという法律すら制定されていないのが現状で、しかも同学会や日弁連の強い反対で議論自体進んでいないようです。
今回の自民党のプロジェクトチームから出された話はこうした法律と現状との乖離を法的に是正し親子関係を救済するという方向での話かと思いますが、当然ながら「法的に認めたりしたらますます代理出産が増えるじゃないか!」と言う反対論も根強く出るでしょうし、これだけきっぱりと認めないと言われたのでは学会権威筋からの「お墨付き」を得るのはちょっと無理っぽいでしょね。

手技的に見れば代理出産と体外受精との間にさしたる違いはないのだろうし、むしろ自然妊娠出来ないような条件の悪い母体に無理をして産ませるよりも若く健康な他人にお任せした方が安全という考えもあるでしょうから、実際のところ「代理出産は他人に余計な危険を負わせる非人道的な行為だ!」式の反対論というのはほとんど聞いたことがありません。
産科医の側としても長年「お産は病気ではない」と言ってきたところですから今さらお産自体の危険性を強調して反対の論拠にはし難いところでしょうが、それもあって指摘される問題点としてはいわゆる人倫的諸点の他は子の権利に関わる法的な問題など実務レベルの話がほとんどですから、それならシステムをきちんと整えてやれば問題解決に大いに役立つだろうに…とは感じますよね。
むろん学会の立場としてそもそも代理出産を認めるつもりはないのだから、それに対して促進的に働くいかなる行為にも協力するつもりはないのは当然でしょうが、国内で代理出産を望みながら断念せざるを得ない虚字希望者と、その意をくんで法的体制整備に動いている政治家の立場から見ると何とも釈然としないところではあるかも知れません。

その代理出産と比べると「やりたければ勝手にやれば?」的にやや放任された印象のある卵子保存ですけれども、これは保存する行為そのものについては別に人倫上の問題は発生せず、純粋に技術的な話に限定されているという事情があると思われ、当然ながら学会側として規制をかけるとすれば採卵よりもそれをどう使うかの側になってくるんじゃないかと言う気がします。
凍結保存の実施施設に報告を義務づけるというのはもちろんそうした管理の一環として出てきた話なのでしょうが、実際問題として長期保存となるとどこまで確実に保存が行われるかと言う懸念は当然に出てくるわけですから、報告させる以上は何かあれば学会の側にも一定の管理責任を問われることになると言うことも考えられますよね。
そう考えると健康な女性の卵子保存には一切義務規定を設けないというのはなかなかに意味深にも見えてくるところで、そこらの怪しげな施設で高いお金を無駄遣いすることになっても我々は知りませんよと突き放した形にも見えるのですが、おそらく将来いずれかの時期に「保存した卵子を使おうと思ったら施設がもうなかった。どうしてくれるんだ」と言った式の紛争は発生することになるんじゃないかと思います。
近年では怪しげな美容整形に関わるトラブルも各地で報告されているように、やはり一定の質的担保がなければ利用者としても高いお金を出して一生に一度の頼み事をするのは不安でしょうから、国を挙げて少子化対策を推進している中でこういうところに質的な担保を与えていく方策を用意するのも学会の重要な仕事ではないかという気がしますけれどもね。

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心と体」カテゴリの記事

コメント

>産科医の側としても長年「お産は病気ではない」と言ってきたところですから今さらお産自体の危険性を強調して反対の論拠にはし難いところ

産科医です。記事の他の部分はともかくとして、上記部分は現場の者として看過できないと思いコメントさせて頂きます。
現代の産科医が、お産に危険性はないという文脈でお産は病気ではないなどと言っているのを聞いたことはありません。
むしろ今までの悲惨な事故の経験から、お産は危険なものだということをより強くアピールしているのが現状であって、
上記のような分析は現状を全く理解していないものと思われます。

投稿: | 2013年12月10日 (火) 08時27分

でも実際そう言ってる産科の先生けっこういるみたいだけど?>お産は病気じゃない

>お産は自然分娩が中心です。「本来お産は病気ではない、人間の生理的な営みの一つ」であるという根本的な考え方がそこに存在しているからです。もちろん安全なお産がまず前提となり、妊婦さんとその家族の皆さんに満足していただける、納得していただけるそして心あたたまるお産が目標です。
http://www.shonankamakura.or.jp/section/section18/

>僕は自然なお産が一番よいと思っているので、当院での分娩は、計画分娩の方や予定日を過ぎた方への対応で陣痛促進剤を使用する場合もありますが、8割5分が自然分娩です。最近は無痛分娩を行う産婦人科も多く、考え方は色々あると思うのですが、お産は病気ではありませんし、人類が地球上に生まれてからずっと、お産を繰り返して滅びることなく子孫を残してきたわけです。
http://doctorsfile.jp/h/21773/df/1/

投稿: とも | 2013年12月10日 (火) 08時58分

学会が代理出産に反対しているのは危険性が高いからでいいんですかね?
子の法的位置づけが問題なら法整備に協力するはずだろうし。
こういうことでどこまでリスクを許容するかは判断が難しいところですよね。

投稿: ぽん太 | 2013年12月10日 (火) 09時08分

多くの良識ある産科医がお産を過度に軽く扱う風潮に賛同していないことは理解していますが、それでは積極的にそれに対して反対の声を上げてきたか?と言えば残念ながら不十分なのは否めないと思います。
これについてはいわゆるトンデモ理論に対してともすれば無視という対応を取りがちな大多数の常識的専門家と同じ問題で、産科医が悪いで済む話ではないことはもちろんですが。
無論、だからと言ってお産はとにかく危険なもの、出来るだけ経験せずにすめばそれに越したことはないという方向でのリスクマネージメントもまたどうなのかと言うことですよね。
人間本来の生理的現象を扱うという点で産科婦人科には他科にはない難しさがあることを踏まえた上で、なおかつ社会的要請との妥協点に向けてどれだけ踏み出せるかが問われることになると思います。

投稿: 管理人nobu | 2013年12月10日 (火) 11時03分

不妊治療クリは儲けても面倒なお産引き受けさせられるだけの産科医には全然メリットないんだから仕方ない罠w

投稿: aaa | 2013年12月10日 (火) 11時55分

イギリスとかアメリカの制度がどうなっているのか、調べた範囲でははっきりしないところもあるのですが、
従来なら養子として扱われるところを、個別の事情を考慮して実子扱いとしましょう、ということかと思われました。

でもそんなことしなくても、代理出産してもらった子供を養子(特別養子)として迎え入れれば、日本の現行法の枠内でも法的には十分対応可能なんじゃないかと思うのですが、「実子」に対するこだわりが強いのでしょうか。

日本で裁判になった例を見ると、夫の精子と第三者から提供された卵子を体外受精し、それを更に別の人に妊娠・出産してもらったケースとかあって、
これなど代理出産依頼女性の実子とするには、私には素朴に違和感があります。

このような多分特殊な例のことは考慮しないとしても
代理母と第三者提供卵子による出産とは同じ現象の裏表なわけで、親の都合次第であるケースでは卵子提供者の子となり、別のケースでは出産者の子となる、というのは法律関係者には頭の痛いことだろうと思います。

投稿: JSJ | 2013年12月10日 (火) 13時55分

人間増やしたいなら移民受け入れがいちばん安上がりで確実

投稿: | 2013年12月10日 (火) 17時05分

>ともさん
引用して頂いている部分をそのまま読んでいただければいいと思います。
産科医の言う「お産は病気じゃない」は医療的介入が必要か否かという
その点を議論する際に用いられるもので危険性はないという意味合いでは使われません。

>nobuさん
まず日本産科婦人科学会は、他人に妊娠・出産のリスクを負わせることについての懸念から代理懐胎を禁じています。
この点で、今さら反対の根拠にしにくい、などという文章は誤っています。
根拠にしていますし、リスクについても福島の事件以来一層強調をしています。

また、出産のリスクの説明が不十分である、とのコメントですが、
自分が内部の人間である以上実際に世間でどう捉えられているかは判断できないのですが、
ある程度テレビなどでも出産のリスクについては取り上げられる機会も増えたと思っていました。
現在でもやはりお産は安全なものという認識が一般的なのでしょうか。

最後に代理懐胎は「人間本来の生理的現象」ではありません。

代理懐胎を考える際は、生体臓器移植がよい対照となると思われます。
臓器の金銭売買を認めるか否か。そこがポイントになるのではないでしょうか。

投稿: 1 | 2013年12月10日 (火) 23時59分

>代理懐胎を考える際は、生体臓器移植がよい対照となると思われます。
>臓器の金銭売買を認めるか否か。そこがポイントになるのではないでしょうか。

さすがにこれは暴論かと。
産科ではこれが一般的認識なのですか?

投稿: ごま | 2013年12月11日 (水) 07時49分

代理出産は、自分の遺伝子を残すために他人の身体を約10ヶ月間(ある意味)拘束し、胎児を無事育て出産する責任を負わせ、妊娠出産に伴う様々なリスクを負わせるということです。肉体的、精神的に。20代でも死の危険を伴うことがあります。後の妊娠出産に重大な影響が残ることもあります。また、早産などにより児に後遺障害が残ったらどうするのか、出生前診断で胎児に異常が見付かったらどうするのか(染色体検査で中絶可能な時期に全ての異常が検出できるわけではありません。中絶自体肉体的精神的負担が大きいし、中絶可能な時期を越えて異常が見付かることはままあります)、出生後児に異常が見付かったらどうするのか、など様々な問題があります。
簡単で「技術的に可能だから後は倫理問題だけ」というものではないと思います。

投稿: くま | 2013年12月11日 (水) 08時27分

代理出産が理想的な環境でのお産になるのが大前提としてそれでも残るお産のリスクをどう捉えるかがカギなのでしょうね。
個人的に相応のリスクがあることなのだから完全無報酬のボランティアでやれってのも無理じゃない?って気がします。
でも日本じゃお金を払って他人にリスクを負わせることは批判的に見られますし学会が賛成しないのは判ります。

ただマスコミの報道をみてる限りじゃ産科医側の筋道だった主張はほとんど報道されてない気はしますけど。
お産っていろんな人が好き放題言いやすいジャンルだからきちんとマスコミ対策が必要じゃないですか?
医学的にこれこれのリスクがあるって議論の根拠になる情報は専門家にしか出せないのだから。

投稿: ぽん太 | 2013年12月11日 (水) 08時47分

>>代理懐胎を考える際は、生体臓器移植がよい対照となると思われます。

これ言っちゃったら日産婦が代理反対するのは筋が通らないってことになるけどいいの?

投稿: 横やりだけど | 2013年12月11日 (水) 09時08分

> 1さん

>臓器の金銭売買を認めるか否か。そこがポイントになるのではないでしょうか。

代理出産も金銭が伴わなければ問題ないということですか?日産婦はそうは言っていないようですが?
生体臓器移植も金銭売買は日本で主たる争点にはなっていないし事実多数が行われていますよ。

投稿: kerikeri-P | 2013年12月11日 (水) 10時25分

商売目的の生体臓器移植は禁止されています。

親族間も「やりたいから」では禁止です。命を救う必要性がなければならない。
しかし、「自分の遺伝子がつながった子供がほしい」は、生命の危急か嗜好かでいえば、嗜好に分類されることですから、嗜好により他人の命を危険にさせることはできません。

他人の命をかけて「子宮」を得ようとする行為ですから、生体臓器移植と本質的には同じ倫理的問題があるというのは、正鵠ではないでしょうか。

投稿: おちゃ | 2013年12月11日 (水) 10時26分

匿名化した代理母バンクをつくって金銭のやりとりを禁止したらよろしい

投稿: | 2013年12月11日 (水) 10時51分

>生体臓器移植は〜命を救う必要性がなければならない。
どうなんでしょう?
この基準だと、人工透析でとりあえず安定している人は生体腎移植を受けられない、ということになりませんか?

私は「他人の生命を危険に曝すから」は、代理母を禁止する理由としては説得力が弱いと思います。
代理母を依頼する人に対してはともかくとして、代理母を志願する人を止める力にはならない。

私自身は代理母には良い感情を持っていません。
そんなことするくらいなら養子を貰えばいいのに、と思います。
ただ、その理由を考えると、理屈ではなく感情に収斂してしまいます。

投稿: JSJ | 2013年12月11日 (水) 11時35分

>代理懐胎を考える際は、生体臓器移植がよい対照となると思われます。
>臓器の金銭売買を認めるか否か。そこがポイントになるのではないでしょうか。

この部分皆さんにツッコミを受けまくっていますね。議論になるのはいいことだとは思いますが。
まず産科医一般ではおそらく代理懐胎に対しての意見は、ほとんど否定的だと思います。

ただ、自分自身にはそういう考えは全くないのですが、
純粋に人間も一生物として考えると、「自分の生存」と「子孫を残すこと」に順位は付けられないのではないかとは思います。
それがどんな犠牲(自分でも他人でも)を払っても子孫がほしいという思いは理解してあげる必要があるでしょう。

個人的な意見としては高齢のヒトに無理やり妊娠させて、合併症のリスクが高い状態で妊娠管理をするよりは、
健康な若い女性に代わりに妊娠してもらう方が妊娠管理は楽だと思っていますし出生率も上がるでしょう。

その意味で賛成とも反対とも言えないというのが個人的な見解で、学会が禁止しているならできないなというのが現実です。

一番最初のコメントは学会の反対理由について、
「お産は安全とずっと言っておきながら今さら他人のリスクで反対はできないだろう」
という文章に対して反対意見を表明したものです。理由は上記のとおりです。


その上で、代理懐胎の事を考える際の参考に同様の医療行為として、
代理懐胎は一定期間他人の子宮を借りる行為であり
その意味で臓器移植と比較すると考えやすいと思って挙げました。

>他人の命をかけて「子宮」を得ようとする行為ですから、生体臓器移植と本質的には同じ倫理的問題がある
これこそまさに言いたかったことです。おちゃさんありがとうございます。

しかし生体腎移植が通常行われているように、倫理的問題がある=禁止すべき、ではなく、
他人に肉体的なリスクを負わせてQOLを向上する行為というのが
一律に禁止されているわけではないということも示したかったのです。


代理懐胎を望む人に養子を勧めるのは、それ以外選択の余地がないとはいえ筋違いだと思います。
子供が欲しいという欲求にはいろいろな側面があると思いますし、その一部は養子が適切なのでしょう。
しかし代理懐胎を望む人は子育てがしたいわけではないのでしょうから。
自分の遺伝子を持つ子孫を作りたいという欲求には養子では答えられません。

投稿: 1 | 2013年12月12日 (木) 11時00分

純粋に産科的に代理出産(する側)に適した女性を考える場合、20代(可能なら前半)の経産婦で帝王切開の既往無く、合併症無く、既往分娩が満期正常分娩であった人、ということになると思います。
普通の生体移植と違ってドナー(?)を拘束する期間も長いですし、完全に防ぐことのできない合併症のリスクも大きいため(死のリスクはきちんと管理すれば生体移植はほぼ0と考えてよいと思いますが、分娩の場合常にあります。子宮を失うリスクはもっとあります)、より慎重に考える必要はあると思います。日産婦が禁止の方針を打ち出したのは正直驚きましたが、生体臓器移植よりもさらに慎重な検討が必要であると思います。生まれてきた児が期待に沿う状態でなかった場合、ドナーが後遺症を負った場合や死亡した場合の補償も含めて考えなくてはならないと思います。

投稿: くま | 2013年12月12日 (木) 17時20分

個人同士の契約は不可にして組織で請け負う
引き取りに揉めた時用に里親も募っておく

投稿: | 2013年12月12日 (木) 20時36分

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