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2013年10月15日 (火)

大学入試改革で論争勃発

先日以来大学入試センター試験の改革ということが繰り返し話題になっていて、センター試験を廃止して高校在学中に複数回の到達度評価試験を入れようだとか、一点刻みの評価ではなくもっと緩い階層化評価だけにしようだとか色々とアイデアが出ているようです。
ゆとり教育というものの反動が社会問題化している中でまたぞろこういう話が出てくることに色々と思うところがある方々も少なくないのではないかと想像するのですが、この一発勝負方式の廃止には高校生の学力低下対策と言う側面もあるようで、少子化による大学全入時代にあって単に受験テクニックを磨くだけでなく、全般的な考える力を鍛えた学生を評価したいという発想が根底にあると言います。
そうした考え方をどう制度に反映させるかは非常に大変な問題だと思いますが、今やセンター試験のみならず大学入試全般を改革するという流れになってきていて、先日は本当かどうか二次試験で学力試験はやめて全部面接にしよう、などというびっくり報道も出ていたようですね。

大学入試:国公立大、2次の学力試験廃止 人物重視、面接や論文に−−教育再生会議検討(2013年10月11日毎日新聞)

 政府の教育再生実行会議(座長、鎌田薫・早稲田大総長)が、国公立大入試の2次試験から「1点刻みで採点する教科型ペーパー試験」を原則廃止する方向で検討することが分かった。同会議の大学入試改革原案では、1次試験で大学入試センター試験を基にした新テストを創設。結果を点数グループでランク分けして学力水準の目安とする考えだ。2次試験からペーパー試験を廃し、面接など「人物評価」を重視することで、各大学に抜本的な入試改革を強く促す狙いがある。実行する大学には補助金などで財政支援する方針だ。【福田隆、三木陽介】

 同会議のメンバーである下村博文文部科学相が、毎日新聞の単独インタビューで明らかにした。

 同会議は「知識偏重」と批判される現在の入試を見直し、センター試験を衣替えした複数回受験可能な新しい大学入学試験と、高校在学中に基礎学力を測る到達度試験の二つの新テストを創設し、大規模な教育改革を進めようとしている。11日の会合から、本格的な議論に入る。

 下村文科相は「学力一辺倒の一発勝負、1点差勝負の試験を変える時だ」とし、新テスト創設の必要性を強調。さらに、大学ごとに実施する2次試験について「大学の判断だが(同会議では)2回もペーパーテストをしないで済むよう考えたい」「暗記・記憶中心の入試を2回も課す必要はない」と述べた。私立大も新テストを活用するのであれば、同様の対応を求める方針だ。

 同会議の改革原案では、各大学がアドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)に基づき多面的・総合的に判断する入試を行うよう求めている。だが、面接や論文、課外活動の評価を重視する新しい2次試験では、従来のペーパー試験に比べ、人手など膨大なコストが発生する。下村文科相は「改革を進める大学には、補助金などでバックアップしたい」と述べ、国が費用面で支援する考えを示した。

文科相「学力試験否定せず」 大学入試での廃止検討に(2013年10月11日47ニュース)

 下村博文文部科学相は11日の記者会見で、政府の教育再生実行会議が国公立大入試の2次試験で学力試験の原則廃止を検討するとの一部報道に関し「学力テストを否定しているわけではない。学問の府だから(試験を実施するのは)当然」と述べ、一律に廃止する考えはないと明らかにした。

 ただ、「学力一辺倒の試験で良いのかが問われている。各大学は時代の変化に対応した入試改革に取り組んでほしい」と注文を付けた。

 具体的な入試の在り方は「高校時代のリーダーシップを発揮した活動やボランティア活動など、学力以外でも総合的に判断する必要がある」と語り、面接や小論文重視の必要性をあらためて強調した。

センター試験のスタイルも様々な批判もありますけれども、一方では要領が良くいわゆる地頭がいい学生は効率的に高得点を取れるという評価もあって、医学部などとにかく入学後に覚えることが沢山ある学部においては必ずしもあれも馬鹿にしたものではないという意見もあるようですね。
一方で大学にもいろいろな大学がある以上、当然ながら例えばスポーツ推薦入学のように学力以外の面での評価が主体というところもあるわけですから、中にはそれこそリーダーシップの有無や対人関係の上手下手など学力以外の部分を期待されているところもあるやも知れず、そうした場合に入試の選抜を単なる学力試験の点数で行うのはおかしいという考え方は理解できます。
要するに学力試験が悪い、いやあれもいいところがあるんだと言った議論単独では無意味で、大学なり学部なりそれぞれにおいて必要とされる能力、資質を適切に選抜出来ているかどうかの方が重要であるはずなんですが、どうも世の中にはどうしても方法論単独の議論に落とし込みたい方々が一定数いらっしゃるようです。

「面接苦手な人は大学に入れなくなる」 国公立大学入試の「人物重視」に猛反発(2013年10月11日J-CASTニュース)

   「知識偏重型」から「人物重視」へと国公立大学入試が大きく舵を切る。
   政府の教育再生会議が2次試験について、ペーパー型入試試験の廃止を検討していると毎日新聞などが報じた。その後、下村博文文部科学相は一律に廃止するわけではないと明らかにしたが、ネットでは大学関係者や知識人らが、「大学入試が就職活動と同じになる」「勉強できても面接が下手だと落ちるのか」などと猛反発している。

「端的に言ってしまえば大学入試も就活と同じになる」

   毎日新聞によると、会議の大学入試改革案は、第1段階として大学入試センター試験をベースにした新テストを設ける。1点刻みではなく何段階かでランク分けをして、大学はこの結果をもとに学力到達度を判断する。2次試験からはペーパー試験だけでなく、面接や論文、ボランティア活動や部活などで「人物評価」をするという内容だ。
   ウェブに公開されている同会議の配布資料には、
    「従来の一定の学力レベルを測る試験と同時に、小論文、面接等の手段で、何を学びたいのか、何を成し遂げたいのかといった子どもたちの『志』を問うべき。大学は、その志を受け取って熟慮し、その『人となり』を総合的に評価し、その志をいかに支援できるか、大学でいかに育成できるか検討して、入学の可否を判断するような入試をすべき
などの意見が書かれている。

   しかし、こうした「人物評価」重視への入試改革案にネットでは反発の声が大きい。就職活動のように面接の印象で大きく判断され、学力は優秀だが面接が不得意な人には不利になるといった批判だ。
   帯広畜産大学・人間科学研究部門の渡邊芳之教授は、「端的に言ってしまえば大学入試も就活と同じになる。面接苦手な人は大学に入れなくなる,ということだ」とツイートした。ジャーナリストの江川紹子さんも「人物重視?企業の入社面接じゃあるまいし…と思ったが、要は大学を産業界の研修所と位置づけ、入試を就活の第一関門とする発想だにゃ」とツイートしている。
   また、高崎経済大学・経済学部准教授の國分功一郎さんは、
    「大学に入るために子どもたちが教師の顔色を伺うようになり、社会から安易な仕方で認められるように『ボランティア』をする。そんなおぞましい社会にしてはならない」
と主張している。

代ゼミ「コストがかかりすぎて現実的ではない」

   入試改革案について大学受験予備校はどう見ているのか。代々木ゼミナールの広報担当者はJ-CASTニュースの取材に対して、従来のペーパーテストは受験生の学習量がそのまま結果に反映されるというメリットがあるとした上で、「大学が志願者全員の小論文や面接を見るには、コストがかかりすぎて現実的ではない」と指摘した。
   一方、ベネッセ教育総合研究所・高等教育研究室コンサルタントの村山和生さんは、
    「改革の方向性として、必ずしも就職活動のようにプレゼンスキルの高い人が有利になるわけではないのでは。小論文や面接を通じて教科外でどのような学びを積み上げてきたかも見るはずだ」
と話し、受験生の「中身」が評価されるとの見方だ。

しかし一昔前には「学力だけで人間性も判るのか」と言い、特に医学部などでは面接による適正判定をもっと重視すべきだと言う声が大きかったようにも記憶しておりますけれども、いざ面接重視という話が出たとたんに今度は「面接技能ばかり重視するのは不公平だ」と言い出すのでは一体何が何やらというものですよね。
大学・学部によっては「うちはひたすら数式を読み解く能力さえあればいい」と言うケースもあるでしょうからもちろん全てを同じやり方でやるのは無理でしょうが、やはり空気を読むという能力は社会的生活を送る上で最も重要視されるべきスキルであって、ほとんどの場合に一定程度の面接対応能力すらない方々は社会生活を送るスキルに欠けていると評価されるのはある程度妥当ではないかと思います。
そして大多数の学生にとって大学とはやはり現実的によりよい(評価される)社会人としての地位を手にするための手段であるという現実を考えると、社会人として求められる能力と全く無関係に大学入試を方向付けするよりはある程度共通の方向性があった方が、数年後にこれら学生を引き受けることになる企業にとってはありがたいのでは?という考え方も出来るでしょうね。

一方では先日おもしろいデータが出ていたのですが、学力試験を受ける一般入試で入学した学生と学力試験ではなく面接による推薦、AO入試で入学した学生とで就職内定率を比べたところ、一般入試の学生の方が内定率が高かったという調査結果があって、一見すると面接重視の入試など全く企業の求める人材の選抜には役に立ってないじゃないかとも受け取れる結果です。
ただ企業の側から見るとこれもまた当然とも思えるところがあって、推薦でさっさと入学を決めてしまった学生よりも最後まで一点でも多く取ってやろうと死にものぐるいで努力していた学生の方がいかにもやる気と根性に満ちあふれていそうなイメージがありますから、どうせ取るならそっちの方が潰しが効くんじゃないかと考えたくなるのも人情なんでしょう。
そうなると結局何が正解なのかさっぱり判らないということになってしまいますが、個人的には部下なり後輩なりを選べと言われれば優秀であればそれに超したことはないでしょうが、最低限何事にもちゃんと精一杯頑張るといったやる気があり、なおかつ対人関係もきちんと出来る人間が無難なんじゃないかなと言う気がしますし、そうした人材はどこであれまあ嫌われるというタイプではなさそうですよね。
その意味で多くの企業は体育会系学生を好むなんて聞けばなるほど、厳しい練習に耐える根性もあり先輩後輩の立場をわきまえる礼節もあるという「保証書付き」と言うくらいの意味なんだろうなと何となく納得しますけれども、そう考えると厳しいペーパーテストで一点でも多く稼ぐために塾なり予備校なりでハードな研鑽を積むと言う行為もある意味体育会的ではありますかね。

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コメント

もうぜいたくは言わないからせめてバカを排除するくらいの機能は維持してくれ・・・

投稿: | 2013年10月15日 (火) 09時00分

イタリア便り 医学部は出たものの
2013.10.13 03:07 [外信コラム]

 30年ほど前まで、イタリアの大学には定員も入学試験もなかった。その分、卒業が難しいのだが、将来もうかる仕事に就こうと医学部や建築学部、法学部などに学生が殺到し、医学部では人体解剖も見たことがないまま論文を書いて卒業する学生が多いという噂が、まことしやかに流れていた。

 こんな物騒な医師には誰もかかりたくない。実際、イタリアの全国医師・歯科医師会会長が、「医学部を出ても仕事がないから子供を医学部に入れないように」との新聞広告を出したこともあった。

 その後、まず医学部から定員を設けて入試が始められた。続いて他の学部も次々に定員制を導入して入試を始めると、再び医学部の志願者が多くなってきたのである。

 今年も9月上旬、先陣を切って全国の医学部の入試が始まったが、定員1万人に対し8倍以上の8万4千人が受験した。だが、志望者が多いからといって医師の需要が増えているわけではない。毎年9千人が医学部を卒業しているが、その先の専門課程のポストは4500しかないという。

 結局、イタリアでは職がなく、外国人医師を募集している英国で、約2500人のイタリア人医学部卒業生が医師の職に就いているのが現状である。(坂本鉄男)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131013/erp13101303070000-n1.htm

投稿: 日本も入試を廃止しよう! | 2013年10月15日 (火) 09時09分

こういった変更をして何がどうよくなるのかがわかりにくいですね。
多くの大学生が普通科高校出身でそこは他ならぬ勉強をするための場所だったのですから勉強の成果で評価するのは当たり前では?
商業科や体育科出身者に在学中の成果をみるためにとエクセルやスポーツの実技試験を課すというんならわかるんですが。

投稿: ぽん太 | 2013年10月15日 (火) 10時06分

■欧米の医学部共通入学テストの例 

(1)アメリカのほとんどすべての医大と、ケベック州を除くカナダの医学部共通入試 
Medical College Admission Test® (MCAT®) 
https://www.aamc.org/students/applying/mcat/ 

高卒では医学部に進めず、原則、医学部以外の一般大学卒業前、ないし卒業後に受験する。 
物理・化学・生物必修の学力テスト。 
昨年までは、小論文テストもあったが、廃止されている。 
従来の物理科学テスト(物理と化学)と生物科学テスト(生物と化学)に加え、医学部で使う生化学や分子生物学、遺伝学の知識を問うテストもtrial test(選抜の資料には使わず、実験的に出題)の経過をみて、追加が予定されている。 

年間25回の受験機会があり、受験生は年間3回まで受験できる。 
生涯の受験年数の制限はない。
 テストのできが悪いと感じたならば、テスト終了後にスコア・リポートをキャンセルして、受験しなかったことにもできる。 
多くの医大で、1回のテストは医学部入学前の3年間有効。 
医学部受験に必要な学力テストは、この試験だけ。
個別の学力テストは行わない テストの得点でスクリーニングされたあと、定員の2倍かくらいまで絞られた数の受験生が面接試験を受ける。 

(2)オーストラリアの多くの医学部と、英国、アイルランドの一部の医学部の共通学力テスト Graduate Medical School Admissions Test(GAMSAT)
 http://gamsat.acer.edu.au/

 高卒では医学部に進めず、原則、医学部以外の一般大学卒業前、ないし卒業後に受験する。
 物理・化学・生物必修の学力テスト。 合わせて、人文系、社会系の読解力をを問うテストもある。
 総合配点は理数テスト得点:文系科目テスト得点=2:1 
1年に1回だけ実施。 

米国とカナダ同様、医学部受験に必要な学力テストは、この試験だけ。
 このテストでスクリーニングされて基準点以上の受験生が、面接試験を受ける。

 (3)ベルギーやスウェーデン、イタリアなど欧州の国も医学部受験生向けの共通テストを受ける。 

(4)英国はGAMSATを使わない場合、必修の全国共通テストA Level Exam.のパフォーマンス(数理系4科目ないし3科目選択、文系科目はなし)と、UKCATあるいはBiomedical Admission Testのトータルのマークで学力を測定する。
 これに、15分か20分程度の個別の面接試験が加わる。

 (5)それ以外のシステムを取っている国では、全国共通の学力テストを受けて、医学部入学の選抜となっている。 

欧米の場合、原則として学部・専攻別の共通学力テスト、あるいは全大学共通の学力テストが、唯一の学力検査で、大学別の学力テストを行わない。 

(1)医学部受験の学力テストは共通テストMedical College Admission Test® (MCAT®) だけの米国では、米国医科大学協会調べでは、一人の医学部受験生が出願する医科大学の平均が13校。
もっとも多い出願校数が30校だったそう。
テストは1回だけなので(年間、複数回の受験機会あり)、あとはテストでスクリーニングされたあと、面接試験の通知がきた医科大学に、面接を受けにいく。
 とうぜん、志望校でない、どこも受からなければ、浪人となる。

 (2)オーストラリア、英国、カナダなど医学部共通テストないし全大学共通テストで選抜する国でも、一人の医学部受験生が複数の医学部を志願できる。
 英国の場合、ひとり4校の医学部を同時に志願できる。のこり1校は医学部以外を選択とされている。 
医学部をどこも受からなければ、非医学部進学か、浪人となる。

 (3)ドイツ、フランス、北欧も全大学共通の入学テストを受けて、複数の医学部を受験する。受からなければ、浪人するか、同時に出願した非医学部に進学する。

 (4)フランスのエリート養成教育機関であるグランゼコールは個別の難度の高い学力テストを用いて選抜する。全国共通の大学入試テスト(バカロレア)を受けた後、グランゼコール進学準備クラスに進学し、2~3年の受験勉強を経て、個別テストに挑む。 ただし、受験機会は2回だけ。

フランスの医学部入試は、大学進学資格テスト・バカロレアのSコース(数学、理科2科目)の成績上位者が、医学部を設置している医学部進学準備クラスに進学。医、歯、薬を目指している学生がまとめて学ぶ。1年目終了時に、医学部専門課程進学のための選抜試験があり、医学部専門課程に進めるのは1割から2割程度。残りの大半は歯、薬、他の医療系学部に進む。分析によると、もともとバカロレア成績の最上位層が、一般教育課程終了時の選抜試験に合格して専門課程に進学している。

投稿: 欧米の医学部入試 | 2013年10月15日 (火) 10時28分

医学部に関して言えば学士入学など独自の入試システムがある場合が多い諸外国に対して、4年制と6年制という違いがある程度で制度上他学部と差の無かった日本のやり方をどう考えていくかでしょうね。
基本現状維持にしても医学部定員を増やして新設も検討中ということからどうしても質的低下は起こってくると思いますが、それに対してそもそも日本の大学は入試以降が緩すぎるのだし、入り口を絞るよりは出口を絞った方が医師の質確保に有用という意見もあります。
ただこれをやり過ぎるとロースクール同様に底辺医大が学費詐欺と呼ばれるリスクもありますし、そもそもトップ大学の成績下位者と底辺大学の成績上位者のどっちが優秀か?という素朴な疑問も出てくるわけです。
現行の統一試験を全国共通の基準で評価しようという流れはこうした疑問への一つの解答でしょうし、学部学生に厳しい選抜を課すのであれば国試の難易度もそれに見合ったレベルにはなりそうな気がしています。
つまるところこれからの医学部学生は遊んでばかりいないでしっかり勉強しなさいよと言うことになりそうですが、その反動ではっちゃけてしまう時期が学生時代から卒業後に移行してしまいそうなのが難点でしょうか。

投稿: 管理人nobu | 2013年10月15日 (火) 11時59分

>要領が良くいわゆる地頭がいい学生は効率的に高得点を取れる

一番、医師に要求される技能です

情報処理能力がなく、人柄が良い?、そんな人はお坊様になってもらうのが良いのでは?
まあ、そんな人が、仏様の想いに考えが至るかどうかは心配になりますが。。。

暗記、記憶なしの思考能力なんて、たかが知れたものです
最低限の暗記、記憶なしでは、給料に値する働き方は出来ないでしょう

投稿: Med_Law | 2013年10月15日 (火) 12時08分

たかが小論文面接で人となりまで判断できたら苦労しないw

投稿: aaa | 2013年10月15日 (火) 14時23分

教育再生会議のメンバーは、安部首相をはじめとして大学教育の素人の集まり。
しかも、海外の入試システムや共通学力テストの方法論や、ノウハウを熟知しているpsycho metric test(基礎学力や知的能力を測定するためのテスト)を作成する専門家もメンバーには入っていない。

素人が集まって、学力テストの選抜はいけない、面接や小論文を重視など、明確な根拠もなく、感情論で議論しているだけ。

後押しする文部科学省役人の知識と経験も怪しいレベル。

そもそも大学は、体育系や芸術系の例外を除いて、理系も文系も、より高度の知識を取得するための場。
にもかかわらず、知識偏重の入試はいかん、とは大学の存在意義と目的を無視しているかのようで、お粗末である。

投稿: とある内科医 | 2013年10月15日 (火) 15時43分

ちょっと足りない学生も医学部目指しやすくなるってことですか?
これ以上ゆるくしちゃって日本はどうなるんだろと真剣に心配

投稿: | 2013年10月15日 (火) 15時46分

学力試験に関して、日本の医学部入試を、従来のようにセンター試験+大学ごとの個別学力テストを続けるのか、全大学共通テストだけにするのか、医学部だけの全国共通テストだけを用いるのか、これから決まるでしょう。
全大学共通テストなら、難度の異なるテストを複数用意しないと、医学部のように高学力者から選抜するには不適かと。
医学部だけの共通テスなら、他の学部併願の場合、そのための共通テストを別途、受験することになります。
米国のプロフェッショナル・スクール受験のように。

あくまで、入試選抜、入り口の段階での話しです。

投稿: 欧米の医学部入試 | 2013年10月15日 (火) 16時06分

ものすごく頭がよくてセンター満点近いがまともに他人と会話は出来ず面接は受かりっこない
正直頭はバカでテストの点はとれないんだけど抜群に人当たりがよくて話術もあり面接は高得点

こういう人が医師に向いているかどうか大学教官と患者の双方に意見を聞いてみたら意見わかれそう

投稿: | 2013年10月15日 (火) 17時26分

「頭はバカでテストで点はとれず、人当たりはよく、面接は満点」

・・・・・医師以外の職業が適職です。
医学部の入試に受からない、医学部の授業についていけず進級できない、卒業できない、医師国家試験も受けられない。

向いている、向いていない以前に、医師になれません。

センター試験レベルで合格点をとるのは、医師として働くための 最 低 限 の要素です。

投稿: | 2013年10月15日 (火) 18時32分

でもそれ国民に訪ねたわけじゃないでしょう?

投稿: | 2013年10月15日 (火) 18時47分

>センター試験レベルで合格点をとるのは、医師として働くための 最 低 限 の要素です。投稿: |

学力試験で高得点を取れる受験生の中から医師を選ぶのが、欧米の先進国の医学部入試です。
日本も基本的には同じ。
そもそも、選抜基準に使われる学力試験の基準点未満の受験生は、テスト得点のスクリーニングにあって、面接試験に進めません。

医学部共通入試テストである、米国・カナダのMCATもオーストラリア・英国のGAMSATも日本の高校3年生と大学一般教育課程1年終了時のレベルの出題です(一般大卒後の医学部入試なので当然ですが)。
英国A Level Examination、フランス・バカロレアのSコース、ドイツABITURの数学と理科は日本のセンター試験よりも難しく、それで高得点を取らないと医学部入試に受かりません。

それが国際標準です。

投稿: 欧米の医学部入試 | 2013年10月15日 (火) 18時59分

>それ国民に訪ねたわけじゃないでしょう?

そもそもテストで高得点を取らないと、医学部入試に受からないので医学生になれない、お金で入っても進級試験に受からない、卒業試験も受からないので、医師国家試験も受からないと上のほうで指摘されているように、医者になれないのですから、国民に訊ねる必要もないと思いますが。

投稿: 欧米の医学部入試うb | 2013年10月15日 (火) 19時07分

そもそも、人当たりだけがよくて、試験で点数が取れないような人が医学部の授業や講義をこなして、進級や卒業のバリアーを突破することもできないでしょう。
当然、医師国家試験も受験できないか、何年受けても合格できない。

医学部医学科の勉強は"頭はバカでテストの点はとれないんだけど抜群に人当たりがよくて話術もあり面接は高得点""ではこなせていけないでしょう。

どちらが医者に向き不向きと訊ねる以前に、医学部医学科の学習をなめてませんか?

投稿: | 2013年10月15日 (火) 19時23分

(1)人当たりは良くないが、腕はたしかな医者
(2)人当たりは良いが、腕の悪い医者

どちらを選ぶかの際、(1)を選ぶべきだと海外の医師会サイトにもありました。

投稿: とある内科医 | 2013年10月15日 (火) 19時37分

でも患者から評判のいいのはえてして2の方なんだよね……
下手したらいつの間にか2の失敗が1のせいにされてたり……

投稿: コマ | 2013年10月15日 (火) 22時16分

>欧米の医学部入試
イギリスの場合理科三科目とは物化生でしょうか?
またイギリスの場合学士だと小論文だけでも入学できると聞いたのですが本当でしょうか?


自分の考えですが
医師はやはり卒業後も勉強しなきゃダメなんで努力できない(勉強できない)人物を入れては駄目だと思います。
今回で云うとセンターに変わるランク別テスト+医学部共通のテストで足切りして面接と小論文が
好ましいかと
それが駄目ならアメリカみたいに医師養成は院課程にしてMCATみたいな医学大学院共通テストで足切りがよいかと
やはり医学部の場合学力は問わなきゃダメです。人間性だけでは学部での勉強や卒業後の勉強についていけません。近年の医学の進歩のスピードは凄まじいので一生勉強です。それに耐えられる人だけが医師になるべきです。共通テストは英、理科3科目、社会(倫理)がベターですかね

投稿: | 2013年10月16日 (水) 01時25分

こんな意見も・・・

大学入試は「人物」をみる場ではない
池田 信夫 アゴラ
http://agora-web.jp/archives/1563032.html

まぁ、大学受験くらい、せいぜい高卒レベルの知識を問う問題だから普通に受験勉強して乗り越えてって感じかな。その努力すら怠るものは、大学にくるなってね。

大学の大衆化で大学の数も、大学生数も多く、ろくに受験勉強しない、基礎学力も怪しいレベルが増えた。

医学部受験については(少なくとも国公立は)最高難度の数学と理科の問題を解く能力は必ずしも要求はされないとは思うが、センター試験程度は高得点をとるくらいの学力は身に着けておかないと。
Med_Law先生もおっしゃっているが、暗記力、情報処理能力は医師に必要で、医学部も勉強もまさしくそれ。
医師になっても同じ。

海外の先進国の医学部入試の例も挙げられていたように、理数系の学力試験で高得点がとれない受験生は医学部には入学させない。

まぁ、面接が高得点、テストは点がとれないのが医者に向いているかどうかなんて書いてるやつは、なぜ医学部受験に学力試験が導入されているのかの経緯を知らないからであろう。

投稿: Physician | 2013年10月16日 (水) 08時01分

知ってる範囲で勝手に追記し、まとめてみた。

欧米の医学部共通入学テストの例

(1)アメリカのほとんどすべての医大と、ケベック州を除くカナダの医学部共通入試

Medical College Admission Test® (MCAT®)
https://www.aamc.org/students/applying/mcat/

高卒では医学部に進めず、原則、医学部以外の一般大学卒業前、ないし卒業後に受験する。
物理・化学・生物必修の学力テスト。

昨年までは、小論文テストもあったが、廃止されている。

従来のの物理科学テスト(物理と化学)と生物科学テスト(生物と化学)に加え、医学部で使う生化学や分子生物学、遺伝学の知識を問うテストもtrial test(選抜の資料には使わず、実験的に出題)の経過をみて、追加が予定されている。

年間25回の受験機会があり、受験生は年間3回まで受験できる。
生涯の受験年数の制限はない。

テストのできが悪いと感じたならば、テスト終了後にスコア・リポートをキャンセルして、受験しなかったことにもできる。
多くの医大で、1回のテストは医学部入学前の3年間有効。

医学部受験に必要な学力テストは、この試験だけ。個別の学力テストは行わない
テストの得点でスクリーニングされたあと、定員の2倍かくらいまで絞られた数の受験生が面接試験を受ける。

米国医科大学協会調べでは、一人の医学部受験生が出願する医科大学の平均が13校。もっとも多い出願校数が30校だったそう。
テストは1回だけなので(年間、複数回の受験機会あり)、あとはテストでスクリーニングされたあと、面接試験の通知がきた医科大学に、面接を受けにいく。
とうぜん、志望校でない、どこも受からなければ、浪人となる。

(2)オーストラリアの多くの医学部と、英国、アイルランドの一部の医学部の共通学力テスト
Graduate Medical School Admissions Test(GAMSAT)
http://gamsat.acer.edu.au/

高卒では医学部に進めず、原則、医学部以外の一般大学卒業前、ないし卒業後に受験する。
物理・化学・生物必修の学力テスト。
合わせて、人文系、社会系の読解力をを問うテストもある。
総合配点は理数テスト得点:文系科目テスト得点=2:1

1年に1回だけ実施。

米国とカナダ同様、医学部受験に必要な学力テストは、この試験だけ。
このテストでスクリーニングされて基準点以上の受験生が、面接試験を受ける。

(3)英国で、GAMSATを使わない高卒後の医学部コースを受験する場合、必修の全国共通テストA Level Exam.のパフォーマンス(数理系4科目ないし3科目選択、文系科目は要求されず)と、UKCATあるいはBiomedical Admission Testのトータルのマークで学力を測定する。
これに、15分か20分程度の個別の面接試験が加わる。

A Level Exam.は1年に1回だけの受験機会。

ひとり4校の医学部を同時に志願できる。のこり1校は医学部以外を選択とされている。
医学部をどこも受からなければ、非医学部進学か、浪人となる。

(4)ベルギー、スウェーデン、イタリアなど欧州の国も医学部受験生向けの理数科目のテストを受ける。
イタリアは大学ごとの医学部入試を受ける。
年に1回~2回の受験機会がある。

それ以外のドイツ、フランスなどの欧州大陸各国は、全大学共通の入学テストを受けて、複数の医学部を受験する。
受からなければ、浪人するか、同時に出願した非医学部に進学する。
それ以外のシステムを取っている国では、全国共通の学力テストを受けて、医学部入学の選抜となっている。

ドイツの医学部入学には、全国共通学力テストABITURの理数系3科目ないし4科目で高得点であることを求められる。浪人もある。
数は多くはないが、ドイツも一般大卒者が医学部に編入できるような配慮がある。

フランスの医学部進学は2段階選抜。高卒時の大学入学資格試験バカロレアのSコース(数学と理科2科目)の上位者が、まず大学の医学部進学予備課程に入る。この段階では医学、薬学、歯学を目指す学生が同じコースに在籍。
1年目終了時に医学部専門課程学力選抜試験があり、専門課程に進めるのは1割か2割程度。残りは医学部以外の医療系学部に進む。
バカロレアSコース(数学と理科2科目)で高得点であったものが、1年目終了時に医学部専門課程学力選抜試験でも高得点をとっているという分析がある。
近年は、一般大卒者も医学部に編入で進めるように考慮されている。

・・・・いずれにせよ、どの国でも面接試験があったとしても、医学部入学には学力試験があり、高得点を取らなければ医学部には入学できないシステム。

投稿: Physician | 2013年10月16日 (水) 08時36分

>まぁ、大学受験くらい、せいぜい高卒レベルの知識を問う問題だから普通に受験勉強して乗り越えてって感じかな。その努力すら怠るものは、大学にくるなってね。

大学全入時代になに殿様商売のつもりでいるの?これだから昭和脳は

投稿: | 2013年10月16日 (水) 08時45分

(1)腕が良いが、人当たりは良くない医者

(2)腕は悪いが、人当たりは良い医者

どちらを選ぶべきかは、フランスの保健省の役人が(1)を選ぶべきと発言したのを、フランスの卒後医学教育問題に関する質問で答えていたという記事を読んだ(詳細は失念)。

フランス在住の研究者の奥田さんのリポートに、あったような。
日医総研のリポートだったかもしれない。

投稿: Physician | 2013年10月16日 (水) 08時55分

>大学全入時代になに殿様商売のつもりでいるの?これだから昭和脳は

全入に近づいて大学生の基礎学力が落ちたから、基礎学力を要求するために到達度テストが導入が検討されているのでは?

全入の結果、基礎学力のない大学生が増えたことが問題で、そのまま社会にでている。
それが今回の教育再生会議で議論させていると思うが。

ひとくちに全入といっても、基礎学力の高い学生が集中する大学・学部と、そうでない大学・学部に両極分解している。

低学力の大学・学部の淘汰を求めているのであろう。

投稿: Physician | 2013年10月16日 (水) 09時04分

素人的には馬鹿大学卒の低偏差値医師が使えるようになるのかどうかが疑問。でも大学の数考えたらそういう医師が何万人もいるはずなんだよね。彼らはどこで何をやってんだろ?

投稿: 9494gogo | 2013年10月16日 (水) 09時11分

>彼らはどこで何をやってんだろ?

フツーに元気にやってますよw

投稿: 10年前にドロッポしました@馬鹿大学卒の低偏差値医師 | 2013年10月16日 (水) 09時47分

馬鹿だろうが役立たずだろうが医師免さえあればいくらでも仕事はあるw

投稿: aaa | 2013年10月16日 (水) 10時09分

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