« ネット上の誹謗中傷は収まる気配もないようです | トップページ | 医療費削減政策ふたたび?! »

2013年9月 1日 (日)

今日のぐり:「菊寿し」

最近とあるゲームが人気なんだそうですが、思わぬところでこのブームが話題になっているようです。

艦これ効果? 空母を検索したら美女だらけ! 日本人擬人化好きの理由(2013年8月28日ダ・ヴィンチ電子ナビ)

 日本人はどうしてここまで擬人化好きなのか?そんな疑問がわき起こった原因となったのは、あるユーザーのTwitterでのつぶやきだった。

 「Skypeでアメリカ人から『日本の空母画像を検索してるんだが、なんで美少女ばかり出てくるんだ!?』と追求されてるなう」(原文ママ)

 これは、軍艦の名前で画像検索を行うと、日本海軍の軍艦を擬人化した女性キャラ 「艦娘(かんむす)」が登場するシミュレーションゲーム『艦隊これくしょん』の画像が並んでしまう現象だ。この擬人化キャラ達の人気は非常に高く、2013年9月14日にはついにアンソロジーコミック『艦隊これくしょん -艦これ- アンソロジーコミック 横須賀鎮守府編(1)』(エンターブレイン)が発売される。だが、そんなことなど知らないアメリカ人には青天の霹靂。「なぜ空母の名前で検索すると、美少女が登場するの?」という疑問は至極当然のものだろう。

 ネット住民たちはこの事件を「日本人が軍艦ですら萌えキャラ化している変態であることがばれてしまう…」と騒ぎ立てたが、思い起こせば、日本は擬人化大国。どうして日本はこんなにも擬人化大国になったのだろうか?

 擬人化の歴史や主なキャラクターを解説した『擬人化たん白書』(アスペクト)によれば、日本における「擬人化」の歴史はかなり古い。奈良時代に書かれた歴史書『日本書紀』や『古事記』では神仏や自然が擬人化されたという。キリスト教など一つの神を絶対視する宗教を持つ国々では複数の神を擬人視することに対し否定的だったため、擬人化文化はさほど発展しなかった。しかし、日本の文化的背景には「八百万の神」と言われるようにアニミズム的な思想的背景があった。そのため、日本では神仏始めとして擬人化文化が発展を遂げ、平安末期には「鳥獣戯画」で動物が絵として擬人化され、江戸時代の草双紙『心学早染草』では、人の心の善悪まで善玉・悪玉として擬人化されたようだ。そして、20世紀末から現在にかけては何でもかんでも美少女にしてしまう一大ブームが起きている。

 この美少女への擬人化ブームにはインターネットの普及、個人のCG技術の向上が大きな背景としてあげられるらしい。初期のブームはPCマニアを中心として起きたという。擬人化ブーム前夜の1990年代末期~2000年代にかけてインターネットでは「カードキャプターさくら」 (1998年4月~2000年3/NHK衛星第2テレビ)等で美少女キャラブームが起きていたことも影響したようだ。世の中は美少女キャラに飢えていたのだ。1998年にアップルのパソコンiMacを擬人化した「iMac Girl」が「TOYBOXARTS」の冬威氏によって公開されたのを皮切りに、プログラミング言語やハードウェアなど、コンピュータに詳しい人ほど、擬人化という遊びを楽しみ始めた。

 それが次第に一般の人にも広がり、2000年以降「コンビーフたん」「ハバネロたん」「カロリーメイトたん」など、食べ物の美少女への擬人化が進む。2004年になると、2ちゃんねるのスレッドで盛んに話題になり、擬人化は何でもありとなって、ついに企業やお役所を巻き込んでいった。

 新幹線たんやコンビニたん、文房具たん、元素たん、飛行機たん、検索サイトたん…。世界に溢れる全てのものを何でもかんでも萌えキャラにしてしまう日本は妄想力溢れたヘンタイ大国だ。ああ、こうしている間にも可愛い美少女は今日も何処かで生まれている。これからどんな萌えキャラが生まれるのだろう。日本はこれからどこに向かっていくのだろう。この愛すべき文化こそ、日本の原動力に違いない。

そもそも八百万の神など擬人化そのものですし、日本人は何にでも人格性を付与してしまう伝統があるということなのかも知れませんが、最近では例の「ひのもとおにこ」運動などは非常に効果的な萌えキャラ化の成功例ではないかと思います。
今日は困惑しきりのアメリカ人の理解を助ける意味でも、世界中からすっかりなり切ってしまっている方々のニュースを取り上げてみることにしますが、まずは某有名キャラのつぶやきが大きな話題になっているというニュースです。

マイメロディ 「『びはく』ってどうすればいいの??」ツイートにツッコミ多数 (2013年8月28日Aol News)

サンリオの人気キャラクター・マイメロディのツイートが物議を醸している。
マイメロディは、ウサギを赤ずきん風に擬人化したキャラクターで、白い身体と顔にピンクの頭巾を被った格好となっており、国内外で人気があるサンリオを代表するキャラクター。
そんなマイメロディは28日、Twitterで

「おはよう♪ 『びはく』ってどうすればいいの??」

と投稿。これに対し、Twitterユーザーは

「いや、もう真っ白やん」
「まいめろちゃんは充分美白だよね」
「『お前真っ白じゃねーか!!』と、瞬時に突っ込みたい♪」
「これ以上しろくなりたいの?」
「マイメロ真っ白の癖に美白とか ぐーで殴られても致し方ない」

と鋭いツッコミが入ると同時に、

「嫌味か?嫌味か?」

という声も。その他、具体的な方法として

「洗濯機ってゅー機械に入って、くるくる回れば、簡単に美白になるょ( ,,-` 。´-)」

というアドバイスのほか、美白といえば最近、カネボウ化粧品が販売した一部の美白化粧品を使用すると、肌がまだらに白くなる被害が多数報告され、該当商品の自主回収と治療費の補償問題が話題になっているだけに、

「カネ○ウ化粧品を使えば確実に美白。但しちょっとマダラになるけどね」

といった回答も...。なお、マイメロディはその後、「あのね、こっちをぬったあと、あっちをパフパフってするんだって♪」と、メイクグッズを紹介しており、美白についてはこの"前フリ"だったようだ。

まあウサギも毛は白いですが地肌はピンクですから、そこらあたりも根本的に美白を目指すというのもまた一興かとも思いますけれども、中の人もなかなかに…ねえ…
これまた今大いに人気のアレですけれども、何やら人外の何かになりきってしまっている方がいると話題になっています。

じぇじぇ!  「あまちゃん」OPを口だけで演奏する動画がすごいでがす(2013年8月21日ねとらば)

 NHKで放送中の人気ドラマ「あまちゃん」のオープニング曲を1人で口だけで演奏する動画が秀逸です。ヒューマンビートボクサー・DAICHIさんが数々の楽器パートを個別に口で表現して、1つに重ねたものですが、クオリティの高さに驚かされます。

Human Orchestra/口だけであまちゃんOPテーマ

 ライブでは総勢15人ほどのビッグバンドで演奏される曲。動画ではホーン、笛、鍵盤、ドラムなどいろんな音を口だけで再現していきます。軽快なリズムと陽気なメロディは毎朝聴くおなじみのもの。途中で小刻みに叩くパーカッション部分も完璧だったり、アレンジで織り交ぜてくるDJ風の音が「あまちゃん」に聴こえたりするなど、ファンには楽しすぎる1人オーケストラとなっています。これ全部、口なのか……。

 DAICHIさんはYouTubeチャンネルでさまざまなビートボックス動画を公開中。アニメ「進撃の巨人」のオープニング曲も口だけで演奏しているので、こちらも合わせてじぇじぇっとお楽しみください。

口だけで進撃の巨人OPテーマ/Attack on Titan OP Theme cover

まあ何なのでしょう、こういうものも今日的音楽表現の一つと言えますが、ボーカロイドにしてもそうですけれども技術的進歩によってどんどん表現の幅が広がっていくのは大変なことですね。
こちら趣味でなり切っていることは重々承知なんですが、どうしてもそこに何かしらの属性を見てしまうというのは人間の悪癖でしょうか。

【美談】「大人になったらカーペットになりたい!」と願った少年は人に踏みつけられる『人間カーペット』へと成長したのであった(2013年8月28日ロケットニュース24)

皆さんは子どもの頃、夢を抱いていただろうか? 大人になったらプロサッカーで活躍したい! 宇宙飛行士になりたい! 誰もが何かの夢を持っていたはずである。

・15年間プロの「人間カーペット」として活躍
今回紹介するのは、そんな幼少期の夢を、叶えた男の話。ニューヨーク在住のジョルジオさん(52歳)は、誰もが子どもの頃に夢を思い描いたのと同じように、「将来カーペットになりたい」と思っていた。今から15年前に、彼はプロの「人間カーペット」として活躍し、いろいろな人に踏みつけられているのである。

・母からの忠告
ニューヨーク州マルタで育った彼は、幼い頃からネコに踏みつけられるのが大好きな少年だった。奇妙な遊びをしているジョルジオさんを見た彼の母は、「ジョルジオ、あなたは大人になったら、きっと困ったことに遭遇することになるわよ」と忠告した。しかし彼のカーペットになりたいという夢は、とどまることを知らず、今から15年前にプロの「人間カーペット」として活躍するようになった。

・週2~3回依頼を受ける
今ではニューヨークのパーティーシーンで、彼を知らない人はいないと言われるほど有名になった。実はあのレディー・ガガも彼の「人間カーペット」に乗っかったことがあるそうだ。最高で185キロの巨漢にも、踏みつけられたことがある。週に2~3回、「人間カーペット」の依頼を受けて、パーティ会場に足を運んでいるのだとか。母の注目に反して、彼はカーペットとしての人生を謳歌してるのである。

・金だけが欲しい訳ではない
彼は一回のオーダーで200ドル(約2万円)を稼いでいる。週に2~3回のオーダーとなると、月間で10万円以上を稼いでいることになる。しかし彼は、金が欲しいだけでカーペットをしている訳ではない。彼にとっての本当の喜びとは、踏まれることにほかならないのだ。踏まれることこそが、彼の本望であり、そのおまけとしてお金をもらっていると言って良いだろう。とにかく彼は普段の生活(セラピスト)とカーペットの生活、この二つを楽しんでいる。

・たとえ12時間でもカーペットに徹す
踏まれることが喜びとはいえ、時には大変なこともある。あるパーティーのときにはたった1回の休憩で12時間カーペットに徹していたそうだ。またあるときには、熱狂的なパーティ客が3時間も彼の上で踊り続けたこともあるという。しかし金をもらう以上はプロだ。彼はプロの「人間カーペット」として、カーペットであることをひたむきに貫いている。

・宿敵(とも)、ケビン・カーペット
ちなみにニューヨークには、彼のライバルがいる。残念ながら、彼だけが「人間カーペット」ではない。彼の宿敵、ケビン・カーペットさんもまたニューヨークで活躍しているのである。二人はライバル関係にある。だが、おそらく二人の心のなかには相通じるものがあるに違いない。宿敵ではあるが、「盟友(とも)」と言って良いだろう。

とにかく幼き日に思い描いたジョルジオさんの夢は、今まさに開花して、ニューヨークのパーティーシーンの顔となりつつある。「誰でも諦めなければ夢は叶う」、彼が人々に踏みつけられる姿に、そんな言葉が浮かんでくるようだ。ジョルジオさんのこれからの活躍に注目だ!!

The Human Carpet Loves To Be Stepped On

母親ももう少し強く警告すべきだったかと思うところなのですけれども、しかしこうしたものにもきちんと需要があるというのはさすがニューヨークですよね。
こちらも何かになり切ろうとしている方々なのでしょうが、いったい何の意味があるのかとついつい考えてしまってはいけないのでしょうね…

あれ、似合ってる…スイカを最高に着こなした人々の写真18枚(2013年8月21日らばQ)

夏の果物と言えばスイカ。

見ただけでも涼しく感じるほどですが、その巨大な皮をただ捨てるだけではもったいありません。

スイカの皮を着こなした人々の写真をご紹介します。
(略)
見てるだけでも楽しいスイカコスチュームですが、やはり暑い日は甘くて冷たい中身の方を食べたいところですね。

詳細はリンク先の画像を参照いただくとして、しかし皆さん妙にいい笑顔で映っていらっしゃるのが印象的ではありますね。
多くが小児期に経験し一部の大人達にとって何やら微妙な響きを持つというアレが合法的に達成出来そうだという、こちらなり切りレストランの話題を紹介しましょう。

「病院」をイメージしたテーマレストラン「Hospitalis」 (2013年8月14日えん食べ)

ラトビアの首都リーガに、かつて、病院をイメージしたテーマレストラン「Hospitalis」が存在していました。そのレストランがまだ存在していた頃の様子を、英国メディア The Telegraph が伝えています。
Hospitalis は、他に例を見ないほど細かいところにまでこだわって設計されたテーマレストラン。客は医療器具に囲まれながら手術台で食事をとり、店員は手術着やナース服を着用して接客していました。
食事は膿盆や医療トレーにのせられ、飲み物は試験管やビーカーに注がれて提供されます。ナイフやフォークは、メスやクーパー(手術用ハサミ)などで置き換えられていますが、これら医療器具は、すべて病院、もしくはラトビアの医学歴史博物館から提供された「本物」だったそう。
メニューにもなかなか手ごわいものが多く、前菜として、本物の舌、鼻、指、耳などに良く似た何か(何かは不明)がトッピングされたものが提供されていました。
さらに本格的な病院気分を望む顧客は、患者となり、拘束衣を着用して、ナース服を着た店員に食べさせてもらうことも可能でした。う~ん、何のプレイだ、それ?

レストランディレクターの Marita Bundule 氏は、このレストランのコンセプトについて、次のように説明していました。
「Hospitalis は、病院が様々な種類の痛みを伴う治療が行われる場所だという、一般的な思い込みを覆す場所だ。普通ならびくびくして過ごす場所で、微笑みながらおいしい食事をとるという経験ができる」
Hospitalis は最近になって、複数の米国メディアで取り上げられ、ちょっとした話題になっています。Hospitalis を紹介しているメディアのコメント欄には次の投稿があります。

■肯定的なコメント
「ナースって、いいね」
「トイレが気に入った。こんなトイレが欲しい」

■否定的なコメント
「気持ち悪い!食欲をなくして、減量したいなら、ここは良い場所かも!」
「入院していたとき、食事がまずかったので、病院を抜け出してレストランに行った。病院に食事をとりに行くなんて、馬鹿げている」

さてこのレストラン、残念ながら閉店したそうです。理由は、
「衛生基準をクリアできなかったから」
これは、厳しい理由です。病院をテーマにしたレストランが衛生基準をクリアできなかったというのは、シャレになりません。"病院送り"になった人がいないことを祈るばかりです。
(略)

詳細はこれまたリンク先を参照いただくとして、しかしこれは一部の方々にとってある種根源的なアレをナニする素晴らしいレストランと言っても過言ではないでしょうね?
一人暮らしの哀愁ということが昨今取り上げられることも多いのですが、こちら一人暮らしでも賑やかにとやってみたところむしろ…と話題になっている一枚の写真があります。

なぜか人気を呼んでいた「ひとり暮らしをしてるけど、バーベキューをしたみたよ」という写真(2013年7月14日らばQ)

夏の定番と言えばキャンプにバーベキュー。

欧米では天気が良いと、どこかへ出かけなくても庭でバーベキューをする人が増えます。

バーベキュー好きにはたまらない季節ですが、ひとり暮らしだったら? 小食だったら?

そんな人がバーベキューをしたときの様子が、海外サイトで注目を集めていました。
(略)

あれ、おかしいな…花粉症の季節でもないのに何故か目から鼻水が…不詳管理人はこれ以上の引用を続けることが出来ないようですので、申し訳ありませんがあとは元記事を参照いただきたいと思います…
気を取り直して最後に取り上げますのはご存知ブリからのニュースですが、彼の地の紳士達は一体何をやりたいのでしょうかね?

走る力士がいっぱい!ロンドンでチャリティーマラソン(2013年7月29日AFP)

英ロンドン(London)市内のバターシー・パーク(Battersea Park)で28日、力士に扮(ふん)して走るチャリティーマラソン大会「スモウ・ラン(The Sumo Run)」が開催された。

大会参加者は空気を注入すると膨張する「スモウ・スーツ」を着用し、同公園の周辺5キロを走った。

以前にこの大会は、「スモウ・スーツ」を着用した人が世界で最も集まったイベントとしてギネス世界記録(Guinness World Records)に登録されている。

こんなことにもギネス記録が存在することに驚きますけれども、その詳細はリンク先の画像の数々を是非とも参照いただきたいと思います。
それにしても遠くロンドンにもこれだけの愛好者がいるのですから、相撲の国際化ももう少し進みそうな気がするのですがどうなんでしょうね?

今日のぐり:「菊寿し」

倉敷の駅前通りから少し路地を入ったところにあるこちらのお店は一見さんには判りにくい立地ですが、倉敷界隈でまともな寿司を食べられる店は?と言えばまず名前が挙がってくる店でもあります。
こちらの隠れた長所として夜遅くまでやっていると言うことがあって、夜中に突然寿司を食べたくなった時にも応需というのはたまにありがたいという局面もあるかと思いますが、まあ常識的に考えると飲み屋の流れ客などを狙ってと言うことなのでしょうかね。
その分あまり食べないと言う人も多いのでしょうけれども、今回は全くの空腹の状態からスタートして適当にお任せで見繕ってもらいました。

さて、最初に出てくるのがおつくりなんですが、ちなみにこちらの場合カウンターにネタを並べてくれるスタイルのため、よくある一皿に盛り込んでいるものと違って総量が把握しにくいのですがかなり沢山出てきた気がすます。
どれもきちんと熟成加減のいいネタばかりでおいしくいただけたのですが、中でも安ネタの代表格とされるイカが抜群にうまいですし、夏場のお約束のハモの梅肉も骨切りがいいこともあって身のジューシーさが引き立ちますよね。
土瓶蒸しはこの時期のお楽しみの一つですけれども、汁の味がしっかりうまいのはいいんですが具材に関しては全体に火を通しすぎていると言う感じがありますかね。
握りはこれもいろいろと出てきて結構食べたという気がしますが、特に気に入ったのが夏が旬だという瀬戸内のウニで、そもそも瀬戸内産は初めて食べたのですがこれが抜群に甘くてうまい、いわゆるミョウバン臭さなどカケラもない純粋なウニのおいしさだけが楽しめる一品でした。
トロはさすがに口の中でさらりと溶けて消える本物で脂の強さに負けないマグロの味が楽しめますが、しかしマグロと言えば時節柄あまり食べられなくなってきましたがたまに食べるとやはりうまいですよね。
トリガイは安い店ではくちゃくちゃするだけで食えたものじゃありませんが、こちらは食感と味のバランスがいいので甘い貝の身の味が最後まで楽しめますし、これまた悪い店ではよく食感だけのものが出てくることも多いエンガワもそのまま塩でいただくというスタイルで、もちろん味もしっかり楽しめるのは言うまでもありません。
この辺りでよく獲れるというシャコも昨今まずいものが多くすっかり食べることもなくなったエビなどよりもよほど安定してうまいと思いますが、ただウナギは皮や身の具合を見ても素材は悪くなさそうなのに焼きでかなりイメージを損していますし、冷蔵保存のせいもあって香ばしさもすっかり抜けてしまっていて、やはりこの辺りは専門店で楽しんだ方が幸せになれそうですね。
これまた回転などでも定番のネギトロの細巻きですが、さすがにトロ部分はうまいのですが巻きがいささか強すぎるのと、持ち帰りならともかくこうして食べる分にはこの海苔は少しほどけにくいのがマイナスでしょうか。
ちなみに締めにいただいた玉子がこれがまた久しぶりにうまい玉子で、ほどよい焼き加減の玉子を噛みしめると甘い玉子の味が口の中一杯に広がってすっかり満足という気になりますよね。

全体的に見ますと大ぶりなネタに対してシャリはかなり小さめの寿司なんですが、きちんとシャリとの一体感が取れていて寿司しての満足感がしっかりありますし、ネタももともとしっかりしたものですが一仕事加えてさらにうまくなっているのは好感で、少なくとも真夜中の時間帯限定なら間違いなくこことおすすめできるお店ですよね。
しかし昨今ものすごい勢いで繁殖している回転もあれはあれで予想外なネタの使い方など斬新なアイデアを楽しめるのですが、やはりラーメンとインスタントラーメンが異なるがごとく寿司と回転とは別なカテゴリーと考えるべきなんでしょう、寿司業界的にはその辺りの似て異なるものに慣れ切ってしまった顧客をどう引き込んで来るのかも考えないと先細りになりかねない気がします。
ところでこちらの場合言うところの値段の書いていない寿司屋というものなんですが、寿司だけなら十分リーズナブルな値段で出してくれますし我々が料理込みでさんざん飲み食いしてもびっくりするような価格にはならないですから内容を考えると妥当なもので、東京あたりでこの水準のものを食うとかなりの散在になりそうですから田舎の強みはこんなところにもありそうですね。
接遇面では店内全般に小綺麗にはしていますが設備自体は古さを隠せず、特に年配客もそれなりに来ると思うのですが古色蒼然たるトイレや急な二階座敷への階段などはどうしてもマイナスポイントですし、カウンターに箸を出しているくらいですからこの後お客が来ることが判っているのであればカウンターの方もすぐ使える状態にきちんと整えておくべきですね。
ちょっと見には昔ながらの寿司屋風な緊張感があって一見さんは「もしやこだわりの店か?!」と身構えてしまいそうですが、基本的に過剰な愛想はないもののフレンドリーではあるし、店によってはやたらとお客の話に割り込んできたりするのがちょっとアレだったりもするのですが、こちらはいい具合な放置プレーでリラックスできるところは美点だと思います。
しかし遅い時間でもかなり従業員が多いのでこのご時世にちゃんと儲けは出ているのだろうか…などと余計な心配をしてしまいますが、スタッフが付きまとうタイプのお店ではないのでフロア席などはややオーダーが通りにくいところもあるようなんですが、まあバタバタするような店でもないしこんな感じでゆるくやっていけばいいのかなという気もします。

|

« ネット上の誹謗中傷は収まる気配もないようです | トップページ | 医療費削減政策ふたたび?! »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

コメント

>バーベキュー好きにはたまらない季節ですが、ひとり暮らしだったら? 小食だったら?

全俺が泣いた

投稿: | 2013年9月 2日 (月) 18時08分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/519753/58099755

この記事へのトラックバック一覧です: 今日のぐり:「菊寿し」:

« ネット上の誹謗中傷は収まる気配もないようです | トップページ | 医療費削減政策ふたたび?! »