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2013年5月 3日 (金)

朝日が安倍氏に全面降伏?巨大メディアの終焉か

もはや全くの主観の問題という気がしないでもないのですが、日本を代表するクオリティペーパー(苦笑)朝日新聞が最近「ぬるくなった」と一部で評判であるそうです。

厳しい安倍氏批判していた朝日新聞 最近は論調一変しホメる(2013年4月30日NEWSポストセブン)

 この4月1日から朝日新聞朝刊の紙面に“異変”が起きた。20年以上続く、いしいひさいち氏の名物4コマ漫画『ののちゃん』の掲載場所が、社会面の左端から右端へと移動したのだ。

ついに朝日も右寄りになったか」──そんな印象を抱いた読者は少なくないのではないか。

 これだけなら笑い話であるが、朝日の面舵(右旋回)は漫画の位置だけではない。社説を時系列で読み比べると、安倍晋三政権に対する批判姿勢を180度大きく変えていることがはっきりわかる。

 かつて朝日新聞といえば、厳しい安倍批判が売りだった。象徴的なのが、7年前に安倍氏が52歳の若さで自民党総裁に就任した際の、「安倍新総裁 不安いっぱいの船出」と題する社説(2006年9月21日付)だろう。

〈これから新時代の政治が始まるという新鮮さがあまりわきあがってこないのはなぜだろうか。安倍氏が前面に掲げたのは「戦後体制からの脱却」であり、祖父である岸信介元首相譲りの憲法改正だった。戦後生まれが戦後の歩みを否定するかのようなレトリックを駆使する。そのちぐはぐさに復古色がにじむからかもしれない〉

 そう疑問を呈し、〈首相という大きな衣に体が合わないという違和感は続くだろう〉と、まるで“首相の器ではない”といわんばかりの書き方だった。 ところが、ここにきてその朝日の論調が一変した。これを読んでいただきたい。

 安倍首相が、「強い日本。それを創るのは、他の誰でもありません。私たち自身です」と国民に呼びかけた施政方針演説に対して、朝日は社説で、「施政方針演説 さあ、仕事をしよう」(今年3月1日付)とエールを送り、4月5日には、「政権100日 難所はこれからだ」という社説でこう持ち上げているのだ。

〈安倍首相が「経済再生でロケットスタートを」と宣言した通り、大規模な財政出動と金融緩和の「アベノミクス」を打ち出し、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加に道を開くなど、次々と手を繰り出した。首相の持論である「戦後レジームからの脱却」をひとまず封印し、最大の懸案だった経済再生に集中的に取り組んできた姿勢は評価できる

 べた褒めといっていい。朝日はまるで安倍首相の方がタカ派の持論を封印したように書いている。しかし、安倍首相は、「7月の参院選は憲法改正を掲げて戦う」と国会で答弁し、連立を組む改憲慎重派の公明党の山口那津男・代表から、「少し前のめりの感じがする」と苦言を呈されるほど意気軒昂なのだ。

 明らかに、封印したのは朝日の安倍批判の方だ。

正直内政にしろ外交にしろ朝日が安倍政権に対し批判的姿勢を続けていることは海外メディアの引用によっても明らかではないかという気もするのですが、本来あるべき立ち位置からするとこれでもずいぶんと軟化していると言うことなのでしょうかね?
朝日新聞と言えばかねてから「安倍叩きは朝日の社是」と公言してきたほどですから、仮に万に一つでも安倍氏に肯定的な文言を記載するようなことがあるだけでも大変な変化という捉え方も出来ますが、近頃では安倍氏の側でも朝日に目を通すようになり、気に入った記事にはわざわざ記者に感想を伝えるといった蜜月関係にすらあるそうです。
朝日の記者も総理が自社の紙面を読んでいると聞いて喜んでいるというのもメディアとしてどうなのかですけれども、おかげで熱心な朝日新聞愛読者からは「最近の朝日はつまらなくなった」「今は戦っている感じがしない」とすっかり評判が悪くなってきているそうですね。
メディアのバッシングに関わらず高支持率を維持している安倍政権にいつまでも重箱の隅つつきで攻撃的姿勢を示すばかりでは、メディアの側がその立ち位置と良識を疑われかねないといういささか遅きに失した判断もあるのかも知れませんが、朝日と安倍氏の間に関してはもう少し生臭いものがあったというこんな記事が出ていました。

安倍首相 朝日新聞社長と会談で詫び受け入れたと側近が証言(2013年5月1日NEWSポストセブン)

 厳しい安倍晋三首相批判が売りだった朝日新聞だが、社説で経済政策をべた褒めするなど、このところ論調が一変している。

 安倍首相と朝日には因縁がある。NHK番組改変事件だ。「朝日にとってそれが“トラウマ”になっている」(同紙政治部記者)のだという。

 この事件は、朝日新聞が2005年1月に、「NHK『慰安婦』番組改変 中川昭・安倍氏『内容偏り』前日、幹部呼び指摘」との見出しで報じた。NHKの従軍慰安婦問題番組の放映前、安倍氏が、「公平ではない」として番組内容を変えるように政治圧力をかけたという報道だ。

 当時、自民党幹事長代理だった安倍氏は報道を否定して朝日の取材を拒否する抗議の姿勢を取り、両者の関係は決定的に悪化した。その1年半後、安倍氏は首相に就任する。朝日のトラウマはそこから生まれた。同紙の政治部記者が“苦悩の安倍政権時代”を振り返る。

「当時は安倍総理だけでなく、秘書官や官房副長官ら官邸まるごとわが社の取材に協力してくれない状況だった。安倍総理に食い込んでいた社がスクープを抜く中で、うちは記者が情報をつかんでも、裏が取れないから書けない。特オチもひどかった。事務所費問題で辞任した佐田玄一郎・行革担当相の後任に渡辺喜美氏が起用されたときは、完全に他紙に抜かれた」

 記者クラブメディアにとって政権から情報を遮断されるのは死活問題だ。追い込まれた朝日は“相打ち”に持ち込もうとした。

「こっちも、“だったら政権を潰してやろう”という気になる。当時、安倍さんは公務員改革で官僚の反発を浴びていたから、政権批判の材料なら官僚からどんどんリークが来る。官僚と仲良くなって、追い落としをかけたら政権が本当に潰れてしまった」(同前)

 第1次安倍内閣では閣僚のスキャンダルが相次ぎ、「官邸崩壊」と報じられて支持率が急降下した。その背景に官邸情報から干しあげられた朝日と、公務員改革を骨抜きにしたい霞が関の共同戦線があったことを物語る証言だ。

 そんな朝日にすれば、6年後に安倍氏が再登板する情勢になったとき、“悪夢の再来”と背筋が寒くなったことは十分に想像できる。社説で安倍氏の自民党総裁返り咲きに「大きな不安を禁じ得ない」と書いたのは、自分たちへの“報復の恐怖”だったのではないか。

 そこで朝日は先手を打って、安倍氏が総理になる前に手打ちに動いた。昨年10月3日、朝日新聞に驚くべき記事が掲載された。就任したばかりの安倍総裁のインタビューが他紙にさきがけて載ったのである。「なぜあの朝日に」と他紙の記者たちを慌てさせたほどの“事件”だった。その裏では極秘会談がもたれたという。安倍側近の1人が明かす。

「なんの挨拶もないまま安倍さんが朝日のインタビューに応じる理由がない。総裁選後に朝日の木村伊量・社長が安倍さんと会談した。安倍さんにとっても、総選挙をひかえて朝日を敵に回したままではマイナスが大きい。言ってみれば朝日の詫びを受け入れたということだ」

 この会談は、朝日の政治部記者の間にも伝わった。

「政治部は総裁選の前から、安倍さんに番記者をつけて関係修復を図ってきた。その集大成がトップ会談。そこで関係修復できたから、安倍さんが一番にわが社のインタビューに応じてくれた。おかげで他紙を出し抜けたし、7年前のような取材拒否にあわなくてすむ

もちろん週刊誌ソースの話を鵜呑みにするわけではありませんけれども、仮に一部なりとも事実が反映されている内容だとすればこの記事、朝日の変節などどうでもいい話としても日本のマスメディアの持つ本質的な問題点が示されている話に見えますね。
そもそも日本のメディアが記者クラブなどという「大本営発表」頼りの政治記事しか書けなくなっている、その結果先の原発事故でも独自取材能力を喪失した日本のメディアは政府発表を垂れ流すことしかできなかった一方で、海外メディアはただの一人も政府発表の場に現れないという不気味な現象が見られたことは記憶に新しいところです。
今回の話にしても総理らが取材に協力してくれないから記事が書けない、だから詫びを入れ尻尾を振ってネタを提供してもらうようお願いしましたというのも情けない話ですし、官僚側にいいように操られ思惑通りの情報を垂れ流すというのも昔からずっと続いていることで、要するに朝日ほどの巨大メディアであってももはやジャーナリズムという言葉とは縁遠い一部の人たちの代弁機関にしか過ぎないということですよね。
朝日の側とすればこれで安倍さんとも仲直りが出来た、これからバリバリ記事を書けるぞと大喜びしているのかも知れませんが、お上から与えられたネタを待つことでしか紙面を作り上げることも出来ないクオリティペーパー(笑)に毎月高い購読料を払いたがる読者がどれだけいるのかと考えれば、いよいよ朝日終焉への道筋がついてきたと考えるべき話に思えてなりません。

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コメント

「お前はもう死んでいる」
「あべしっ!」

今日はケンボウ記念日だから…

投稿: | 2013年5月 3日 (金) 08時42分

本気で尻尾ふったならアカヒも存外だらしない
日本がどうなろうが知ったことか!で我が道をいってこそアカヒだろjk
権力に日和ったアカヒなぞ単なるバカサヨの妄言じゃないか

投稿: ぽちたま | 2013年5月 3日 (金) 11時11分

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