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2013年3月16日 (土)

マスコミを通して見る声=住民の総意?

日本の誇るクオリティペーパーと言えば朝日新聞ですが、その朝日の有名なコラム欄である天声人語で妙な記事が載っていたと話題になっています。

天声人語(2013年3月9日朝日新聞)

職場の屋上から眺めると、ビルの街に隅田川がゆったり光っている。春のうららの……と歌われる季節も近い。思えばそんな春先、3月10日の未明に隅田の川面は死者で埋まったのだった。約10万人が非業の死を遂げたとされる東京大空襲から、あすで68年になる▼きのうの朝日小学生新聞で、当時14歳だった画家、吉野山隆英さん(82)の話を読んだ。隅田川につながる北十間川(きたじっけんがわ)にも遺体が折り重なって浮いていた。いまは東京スカイツリーの足元を走る川である▼ 思い出すのがつらくて、吉野山さんは空襲の絵を描けないできた。70歳を過ぎて初めて描いた。天をつくツリーが完成に近づいた一昨年には、北十間川の記憶を絵にした。あのできごとを忘れないでほしい――風化にあらがう筆は重々しい▼悲惨な戦争の歴史でも、無差別爆撃は最悪のものだ。米軍は戦争末期、日本の主要都市を軒並み炎に包んだ。犠牲は数十万人にのぼるが、広島や長崎に比べて語られる機会は少ない▼東京大空襲では爆撃機B29が279機飛来し、3時間足らずで下町を焦土にした。戦中派には恨み重なるB29を、昨今の若者は濃い鉛筆のことか?と問うそうだ。話半分に聞くにせよ、いまや戦後生まれがほぼ8割を占めるのは事実である▼ 移ろいやすい人の世だが、忘れてならぬものがある。11日には大震災から2年がめぐる。その前日の3・10も伝え続けたい。天災と戦争は違うけれど、奪われた命の無念は変わらない。胸に刻む両日としたい。

この中でも「戦中派には恨み重なるB29を、昨今の若者は濃い鉛筆のことか?と問うそうだ。」なる一文が話題になっていて、「昨今の若者は鉛筆なんて使わない」「そもそも鉛筆の濃さは10BまででBの後に数字は来ない」「またアサヒったか」など散々に言われていますけれども、すでにこの奇妙な発言のネタもとは1980年代前半の「ラジオ番組の投稿葉書ネタ」だったことが明らかになっています。
朝日がその出典を知っていながら敢えて「昨今の若者は」云々と書いたのかどうかですが、80年代前半にラジオ番組に投書した「若者」が今どのような年代に差し掛かっているかと考えるとき、なるほど朝日の中の人がどこからネタを仕入れ見てきたように語ったのかと理解しやすいのは確かですし、思わぬところで「今の若者は」と非難される羽目になった現代の若者こそいい迷惑ですね。
朝日を初めとするメディアがこのようにソースを捏造してでも一定の方向に世論を誘導しようとすることは今に始まったことではなく、先日は中の人の一人である田原総一朗氏が「マスコミは書きたいシナリオがあって、そのシナリオを肉付けするためにデータをちゃんと確認もしないで持ってきては記事を書く」という勝間和代氏の発言を受け「傾いた位置から発せられた意見など大きなメディアがするべきではない」と批判しています。
そのマスコミが昨今盛んに「傾いた位置から発」しているとも言われるのが前政権時代に昏迷を極めた沖縄を巡る一連の問題ですが、現政権が今のところ大きな失点が無く叩きにくいのかと思っていましたら先日は思いがけないところから政府攻撃が始まったようです。

【社説】「主権回復」式典 過重負担押し付け祝宴か(2013年3月13日琉球新報)

 政府は、1952年のサンフランシスコ講和条約発効の節目である4月28日を「主権回復の日」とし、式典を開催すると閣議決定した。安倍晋三首相は「日本の独立を認識する節目の日だ」と意義を強調するが、沖縄からすれば式典開催に強い違和感を覚える。 沖縄、奄美など南西諸島、小笠原諸島が日本から切り離され、米軍による異民族支配が始まったこの日を、沖縄は「屈辱の日」として語り継いできた。政府がそうした歴史を顧みず「主権回復」をことほぐのは、県民を愚弄(ぐろう)するような話だ。
 米軍は条約発効後、沖縄の住民が暮らしていた土地の強制接収を始め、基地拡大を加速した。53年4月、真和志村(当時)の安謝、天久、銘苅に土地収用令を発令し、その後も伊江、読谷、小禄、宜野湾の各村に武装兵を動員し「銃剣とブルドーザー」で住民を追い出し、家屋を次々となぎ倒した
 27年間の過酷な米軍統治を経て、沖縄の施政権は72年に日本に返還された。だが、県民が望んだ「核抜き本土並み」という米軍削減は進まず、今でも沖縄に在日米軍専用施設の74%が集中している。
 日米両政府は、県知事や県議会、県内41市町村の全首長や議会が反対する普天間飛行場の辺野古移設に固執する。米海兵隊MV22オスプレイは傍若無人に、沖縄や日本本土の空を飛び交う。日米地位協定で特権的地位を保障された米軍は日本国内で基地の自由使用をほしいままにする。主権は「回復」どころか、脅かされたままだ。
 安倍首相は沖縄の反発を受け、「わが国の施政権の外に置かれた苦難の歴史を忘れてはならない」と述べた。7日に式典開催を表明した際は、沖縄に全く言及しなかった。首相自身も「苦難の歴史」を失念していたのではないか。
 首相は「主権を失っていた7年間の占領期間があったことを知らない若い人が増えている。日本の独立を認識する節目の日だ」と主張する。それを言うなら、沖縄が今も基地過重負担にあえいでいることを知らない、知ろうとしない国民が増えていることこそ問題だ。
 繰り返すが、沖縄を政治的質草にして独立を果たし、戦後68年間も在日米軍基地の大半を沖縄に押し付けながら、「主権回復」を祝うなど、理不尽極まりない。「4・28」の教訓に何を学ぶか、根本的な問い直しが先決だ。

「屈辱の日」認識欠く「主権回復の日」(2013年3月8日沖縄タイムス)

 【東京】安倍晋三首相は7日の衆院予算委員会で、サンフランシスコ講和条約が発効した日に当たる4月28日を「主権回復の日」として政府主催の式典を開く方針を明らかにした。自民党が昨年の衆院選公約に掲げており、首相は「実施する方向で検討している」と明言。近く閣議決定する見通し。

 日本は1952年4月28日の講和条約発効により米国の占領統治から独立したが、沖縄や奄美諸島にとっては、米国施政下に置かれ本土と切り離された「屈辱の日」でもある。米施政から日本への復帰後も沖縄に過重な基地負担を強いる源流ともいえ、式典を企画する政府与党の認識を欠いた姿勢に県内から強い反発を招くのは必至だ。
(略)
 仲井真弘多知事は7日、沖縄タイムスの取材に対して「独立したんだから結構な日じゃないか」と評する一方で、「沖縄にとっては(日本に)置いて行かれた日でもある。いろんな思いや恨みつらみは当然(県民感情として)ある」と述べた。

首相肝いり「主権回復の日」に沖縄反発 「屈辱の日だ」(2013年3月8日朝日新聞)

 「主権回復の日」として4月28日を祝う記念式典を開く意向を示した安倍晋三首相に、沖縄から反発の声が出ている。サンフランシスコ平和条約が発効した61年前のこの日、沖縄は日本から切り離され米統治下に置かれることが決まった。沖縄では「屈辱の日」と呼ばれてきた

 沖縄大名誉教授の新崎盛暉さん(77)は「まるで屈辱の日の復活だ」と言う。条約が発効した時、東京の高校1年だった。校長は全校生徒を集めて「日本はめでたく独立した」と万歳した。「『沖縄を切り捨てておいて何が独立だ』と、ぼくは腕組みしていたと思う。安倍首相は、あの校長と全く同じだよ」

 沖縄社会大衆党の委員長だった瑞慶覧(ずけらん)長方さん(80)は、1972年の本土復帰まで、4月28日になると復帰を求める集会や行進に加わってきた。沖縄は、本土が主権回復のために米国に差し出した「質草」だった、とみる。「いまも米軍基地は残ったまま。質草から脱していない沖縄を放っておいて式典とは、ばかにするにもほどがある

日本にとっては講和条約が発効した日と言えば独立を回復した日に相当しますから、それを国として祝いたくなる気持ちは理解は出来るところですが、安倍総理にしてもこうしたクレームがつくとは予想していなかったかも知れませんね。
沖縄の民族系メディア(と言う言い方がいいのかどうかは判りませんが)と朝日新聞という強力タッグがこうまで「主権回復の日などとんでもない!沖縄県民は怒りに肩を振わせ抗議しているのだ!」と大合唱すれば、遠い地方にすむ人々は「ああ、やはり沖縄の人々の考え方というのはこういうものなのだな」と受け取ってしまうのも無理からぬことです。
特に各紙が口をそろえて「この日を、沖縄は「屈辱の日」として語り継いできた」と言うくらいですから、なるほどこの日は沖縄県民にとって特別重要な日になっているのだなと誰しも思ってしまうところですが、実はこの記事を見て当の地元沖縄からはこんな声が上がっています。

主権回復の日は屈辱の日報道に一部沖縄県民「初耳」(2013年3月8日アメーバニュース)

 安倍晋三首相(58)は、3月7日に行われた衆議院予算委員会において、日本が太平洋戦争後に主権を回復した4月28日を「主権回復の日」として、政府主催の式典開催を検討していることを明らかにした。
(略)
 この「主権回復の日」の式典開催に一部メディアは、沖縄では4月28日が、日本から切り離されアメリカ統治下に置かれることになった「屈辱の日」として認識されており、沖縄から反発の声が挙がっていると報道。仲井真弘多沖縄県知事も「いろんな思いや恨みつらみは当然(県民感情として)ある」とコメントしたことが伝えられている。

 この報道にツイッターには「沖縄が米国の統治下にあったことを忘れたのか、そもそも沖縄のことなど念頭にないのであろう」「沖縄の気持ちを全く理解しようとしない安倍」「沖縄にとっては当然の反応だ」と沖縄県民の感情を理解していないとする声がある一方、「実際に反発してるのは例によって極々一部じゃないの?」「まるで沖縄全県民の声みたいに言いやがって!!」「沖縄復帰の日も祝えばいいじゃない?」「いつも通り一方的な記事で幻滅した」と一方的な報道と見る声も

 また沖縄県民だとする人たちからは「沖縄県民だけど『屈辱の日』って初めてきいたよ…。しかも反発って。反発してる人周りにいないけど」「沖縄出身ですが、屈辱の日って初めて聞きましたけど?」「こんなこと言うのは左翼だけ。県民は言いません」などの声が寄せられている。

遠い我々としては実際のところの県民感情がどうなのか何ともいいかねるところがありますけれども、公平に見てみますと今回の「主権回復の日」騒動が勃発する以前から「屈辱の日」云々に言及した人々はいたようですから、少なくとも沖縄県内の一部の人々の間で「屈辱の日」という言葉が以前から用いられてことは事実であるようです。
一方でこの「屈辱の日」に言及していた人々の間には特定の思想的方向性が見受けられるようで必ずしも市井の声とも言い切れず、その意味では「反発してる人周りにいない」のも「こんなこと言うのは左翼だけ」なのもこれまた正しいということなのかも知れませんね。
もちろん沖縄に限らずどこの県でも何十万単位の思想信条が全く一致するなどあり得ないことですから、帰属する特定集団毎に特定の日時に対する位置づけは違っているのが当たり前なんですが、問題はその特定集団に属する意見をさも一般市民に共通する言論であるかのように取り上げようとするマスコミの姿勢でしょう。
今日に続く沖縄問題のこじれの発端ともなった基地移転問題にしても同様の事情が少なからずあるようですが、マスコミ報道などを見ている限りでは沖縄県民は米軍基地は全て県外移転すべきだと考えているかにも思えますけれども、実際には地域の経済問題なども絡んで必ずしもそう簡単なものではないようです。

「早期の普天間移設を」 地元団体が防衛相らに要請(2013年3月5日産経ニュース)

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜(ぎ)野(の)湾(わん)市)の名護市辺(へ)野(の)古(こ)への移設推進派の「北部地域振興協議会」は5日、早期の海面埋め立て申請による移設促進を小野寺五典防衛相ら関係閣僚に要請した。政府が今月末、仲井真弘(ひろ)多(かず)知事に申請を行う方向で調整していることを後押しする狙いがある。

 協議会は、名護市を含む同県北部の企業などで構成される。協議会特別顧問の島袋吉和前名護市長は小野寺氏に「今月中に埋め立て申請を出してほしい」と要請した。また、2月21日に名護市内で開かれた市民大会で採択された決議書を手渡した。

 これに対し、小野寺氏は「関係閣僚と相談し、最終的に安倍晋三首相が判断する」と述べた。協議会は5日、岸田文雄外相、自民党の石破茂幹事長らにも同様の要請を行った。

 市民大会には、地元市議ら約千人が集まり、参加者からは「われわれが日米安保を牽(けん)引(いん)しないと日本を北朝鮮や中国の脅威から守れない」「移設が17年もたなざらしなのは、地元マスコミを中心とする反米活動のためだ」といったスピーチが相次いだ。

 辺野古地域の住民は「7~8割が移設に賛成」(地元関係者)とされ、同地域の漁業権を持つ名護漁業協同組合は11日に総会を開き、防衛省から求められた埋め立てへの同意をめぐり議論する。古波蔵広組合長は「99%同意できる」との見通しを語っており、埋め立て申請に向けた環境整備は進みつつある。

普天間移設、名護漁協が埋め立て同意 南北格差「基地と共栄しかない」(2013年3月12日産経新聞)

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古(へのこ)への移設をめぐり、政府は今月末にも仲井真弘多(ひろかず)知事に公有水面の埋め立て申請を行う方向で調整を進めている。ようやく前進の兆しが見えてきた移設問題。移設先の辺野古には、期待を込めて推移を見守る容認派の人々がいた。(千葉倫之)

 移設予定地の漁業権を持つ名護漁業協同組合は11日、名護市内で臨時総会を開催し、埋め立てへの同意を賛成多数で決めた。今後、補償交渉で妥結すれば、知事が埋め立て許可を出す際に必要となる同意書を国に提出する。

 「漁民が後悔しないよう、それなりの補償は求めていく。これからしっかりふんどしを締めてかかる」。容認派の中心人物の一人でもある古波蔵(こはぐら)広組合長は総会後、そう語った。

 辺野古地区は、総会が開かれた市街地から山を隔てた東海岸にある。米軍の海兵隊が駐屯するキャンプ・シュワブのゲートを過ぎ、山中をうねる国道を曲がれば集落入り口だ。かつて米兵向けに営業していたバーやスナックの空き家があちこちにあり、うらぶれた雰囲気が漂う

 「地元の7、8割は移設賛成だ。この通り産業も仕事もない。基地があれば集落も潤う。生活が第一だ」

 住民の男性(69)が教えてくれた。「反対しているのはよその人ばかり。あそこも本土の人が半分で、地元の人はほとんどいない」と、反対派のテント村が陣取る海岸を指した。

 キャンプ・シュワブは辺野古を含む久辺(くべ)三区の住民が自ら誘致。基地とともに街は発展し、辺野古は一大歓楽街として栄えた。今や往時のにぎわいは皆無だが、地区行事での交流など米軍との関係は良好だ。

 「県外移設」の大合唱と地元の声にギャップがある背景には、沖縄の「南北格差」という問題がかいま見える。

 名護など北部は人口比で1割程度で、経済は大きく立ち遅れている。日々、基地と向き合う地域が寂れ、基地負担の「見返り」で栄えるのは中南部-。そんな「不平等感」を漏らす住民は少なくない。

 ある住民の男性(62)はこう訴えた。

 「南の人は基地返還で街が発展するから、簡単に『基地はいらない』という。ここにあるのは山原(やんばる)と水だけで、企業誘致もままならない。基地と共存共栄する。そんな夢しか描けない場所なんです」

もちろん基地に依存した経済体制が健全なものであるのかどうかとか、背後にある沖縄県内での所得格差などもそれぞれ解消していくべき問題ではあるのですが、基地問題となると大きな声を上げて反対運動を続けている人々については、地元当事者の意志を必ずしも反映したものではないという声も近年ようやくネット等を通じて表に出てくるようになりました。
一部で言われているように基地反対だからといって必ずしも反米反日だというわけでもなく、また基地容認といっても必ずしも親日親米というわけでもない、現地の人々の間でもとかく様々な意見が分かれこれが沖縄の総意だと到底言えるような状況ではないのに、マスコミという偏光フィルターを通じて出てくるのはたった一つの特定の見解で凝り固まっているかのように見えてしまうのが問題ということです。
沖縄県民は何かと言えば「本土の人間は沖縄の声を聞いてくれない」と不満を募らせていると聞きますが、それでは誰が彼らの声を伝えようとしなかった、あるいは意図的にねじ曲げ無用の誤解と軋轢を生んできたのかを考えて見れば、何よりも当事者である沖縄県民こそが「それは違う」と声を上げなければならないはずですよね。

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コメント

国会で語られた「朝日新聞の慰安婦捏造」問題をどこのメディアも報道しないのはなぜ?
http://getnews.jp/archives/299577

国会で「朝日新聞の慰安婦捏造」を指摘した中山なりあき議員 「私が狙われている」とツイート
http://getnews.jp/archives/299829

投稿: | 2013年3月16日 (土) 08時41分

朝日も頭固いんだよな。
「ネットを通して見る声=国民の総意?」って記事書けば良かったんだよ。

投稿: 名無子 | 2013年3月16日 (土) 10時20分

沖縄でまともな新聞は八重山日報だけですから

【八重山日報】「日本の防衛力強化に抵抗する人達は、中国の軍拡には言及しない。尖閣問題は対話・日中共同開発での解決は困難」
http://military38.com/archives/24172187.html
◆尖閣問題は40年前に日中間で解決を次世代に委ねるとして問題を棚上げしたが、
中国はその後に「尖閣は中国固有の領土」と国民を教育し、世論形成がほぼ完了している

◆地震や津波への備えに異論はほとんど出ないのに、紛争への備えとなる防衛力強化には盲目的に抵抗する人たちがいるが、
中国の海軍力の増強には言及しない。「紛争は起こらない」を前提にした国の安全には疑問が生じる、平和はただあるものではなく勝ち取り守るものだ

◆これからの中国を指導する世代は尖閣諸島が自国の領土だと信じて疑わない世代で、対話で相手を説得することは無理であろう。
このような状況下では、時が経つほど問題解決は困難になり、紛争の危険性も高くなるだろう

◆自民党に籍を置く沖縄県選出の国会議員は、石垣市での選挙演説で尖閣問題を中国との共同開発で解決することを訴えたが、
尖閣は調査・研究のために世界の国々が利用する南極大陸とはちがう。領有権を明確にせず資源を平等・公平に開発することが可能だろうか

◆尖閣問題をこのまま放置していては、石垣市の一部である諸島を中国に差し出すようなもので、長引かせるほど日本は不利な状況に追い込まれる。
早急に実行支配を具現化する灯台、避難港、通信設備などの整備が必要だ。

投稿: | 2013年3月16日 (土) 10時51分

ネットでも沖縄在住者の不満の声はそれほど聞かないような?もしかしたら年配の人たちのほうが保守層多いんですかね?

投稿: てんてん | 2013年3月16日 (土) 11時33分

天皇の出席「違憲では」 研究者ら式典批判
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130315-00000017-okinawat-oki

投稿: 沖縄タイムズはマジキチです | 2013年3月16日 (土) 13時20分

沖縄唯一のまともな新聞八重山日報がまたやってくれました
中国人と結託した反日左翼メディアの嘘は信じないでください

1616年、当時の徳川政権が明国(中国)に対し、尖閣諸島がどこの国にも属さない「無主地」であることを確認していたことが16日までに、
明国側の漢文史料で明らかになった。日本政府は明治28年(1895年)に尖閣が無主地であることを確認して領土に編入したが、
漢文史料を発掘した長崎純心大の石井望准教授は「この史料で日本側の確認の年代が280年繰り上がる」と指摘。
尖閣を「日本が盗んだ」と非難する中国政府の主張が成立しないことを示す有力な証拠になりそうだ。

石井准教授が新事実を発見した史料は、明国の「湘西紀行(しょうせいきこう)」「東西洋考(とうせいようこう)」「盟鴎堂集(めいおうどうしゅう)」の3種。

それによると、元和二年(1616年)、日本から台湾征討のため派遣された使者明石道友(あかしどうゆう)が漂流し、
福建沿岸の東湧島(とうゆうとう)(今の馬祖列島東端)に停泊した。
その際、明国の偵察員に対し「大明の境界に入らず」(明国の領土には立ち入っていない)と述べた。明石は出航前にも、
長崎代官から「天朝(てんちょう)の一草一粒(いっそういちりゅう)をも犯すを許さず」(明国の領土に立ち入るな)と厳命されていた。

石井准教授は「明国の領土を犯さないように、東湧から東が無主地だと事前確認した上で渡航したことを史料は示している。
当時の尖閣航路は季節風を利用する帆船の一本道。その西の出入口に東湧が位置するため、尖閣航路全体を無主地として日本側が確認していたことが分かる」と分析した。

1895年に日本政府が尖閣を領土に編入したことについて
「明治の確認は決して一夜づけでなかったことが明らかになった。中国側の『盗んだ』などの主張は全く成り立たない」と強調した。

石井准教授は、2月4日に開かれたキャノン・グローバル戦略研究所の研究会で今回の研究成果を発表。
「島嶼(とうしょ)研究ジャーナル」(島嶼資料センター)4月最新刊にも掲載する。

http://www.yaeyama-nippo.com/2013/03/17/尖閣-無主地-江戸時代に確認-尖閣-無主地-江戸時代に確認-尖閣-無主地-江戸時代に確認-石井准教授発表/

徳川政権が、尖閣諸島が無主地であると確認していたことを示す史料の発掘について、尖閣問題に詳しい尾崎重義筑波大名誉教授(国際法)は
「史料中、明国に対する明石道友の発言は、公務員としての立場で述べたものと位置づけるべき。当時の日本政府の公式の無主地認識を示している」
と見ており、中国の不当な主張には「断固として反論しなくてはならない」と求める。

 その上で「近代以前の東アジアに国際法が存在したことはすでに研究されているが、今度の史料も、両国間における国際法の表われ」
と、日本の領有権を証明する証拠の一つという認識を示す。

 中国は「日本は日清戦争の混乱に乗じ、尖閣を盗んだ」と、強硬に尖閣の領有権を主張している。

 尾崎名誉教授は「中国側の史料からも、言い分は完全な誤り。尖閣は八重山諸島に最も近く、古くからその存在は島民に知られていた。
そのことは、八重山の人たちがつけた島名からも、十分に推測される。中国名は、その島名を漢文名にしただけだ」と指摘。
「黙っていると世界は中国の発言が正しいという印象を持つ。逐一、反論することが大切だ」と話している。漢文史料は石井望長崎純心大准教授が発掘した。

http://www.yaeyama-nippo.com/2013/03/17/不当主張には断固反論を-日-明の無主地認識証明/

投稿: | 2013年3月18日 (月) 09時46分

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