« ブラック企業こそが当たり前?!某業界の非常識とは | トップページ | 今日のぐり:「荒木屋」&「羽根屋 大津店 」 »

2012年12月 1日 (土)

もはや手段は選ばず 公然と捏造報道に手を染めるマスコミ

先日はマスコミ各社によってかなり大々的かつ批判的に取り上げられていた記事について、実はそもそも誤報であったらしいという話がにわかに浮上しています。

「日銀引き受け」は誤報だった/池田 信夫(2012年11月29日週間アゴラ)

ツイッターで教えてもらったが、先週大騒ぎになった安倍総裁の「日銀引き受け」発言は、マスコミ各社の誤報だった。上の動画でわかるように、彼は17日の熊本市での講演で「買いオペ」と言っている(2分18秒前後)。私の記事でも産経の記事を根拠として「引き受け」と書いたが、これは誤りである。訂正して、安倍総裁におわびしたい。

これはマスコミ各社がいっせいに「日銀引き受け」と報じたからだ。17日の15:30に日経はこう報じている。

    自民党の安倍晋三総裁は17日、熊本市内で講演し、衆院選後に政権を獲得した場合、金融緩和を強化するための日銀法改正を検討する考えを重ねて表明した。「建設国債をできれば日銀に全部買ってもらう。新しいマネーが強制的に市場に出ていく」と述べ、日銀が建設国債を全額引き受けるのが望ましいとの考えを表明した

私がリンクを張った産経も15:38にほぼ同じ表現で報じ、毎日、朝日、共同、読売、NHKも17日の夜から翌朝にかけて追いかけた。おそらく日経の記事が情報源だと思われ、各社がすべて日経と同じ表現になっている。

安倍氏が「買いオペ」と言ったのを省略して、日経の記者が「建設国債を全額引き受ける」と言い換えたのは明白な誤報だ。日銀に強制的に国債を引き受けさせることは財政法で禁じられているが、買いオペ(公開市場操作)は日銀の通常業務である。安倍氏は「新しいマネーが強制的に市場に出て行く」と誤解をまねく表現をしているが、「建設国債を全額引き受ける」とは言っていない

この報道が世界の市場に伝わり、日銀総裁が(「一般論」と断ってだが)反論するなど大騒ぎになったが、安倍氏は20日にFacebookで反論している。

    私は物価目標について、「名目2~3%を目指す。私は3%が良いと思うが、そこは専門家に任せる」「建設国債の日銀の買い切りオペによる日銀の買い取りを行うことも検討」と述べている。国債は赤字国債であろうが建設国債であろうが同じ公債であるが、建設国債の範囲内で、基本的には買いオペで(今も市場から日銀の買いオペは行っているが)と述べている。直接買い取りとは言っていない

これを共同やNHKなどは「発言修正」と報じたが、これも間違いだ。彼は最初から「買いオペ」と言ったのである。混乱の責任は、誤解をまねく発言をした安倍氏にもあるが、第一義的には発言を確認しないで日経の記事を孫引きしたマスコミ各社にある。各社は安倍氏に謝罪すべきだ。

マスコミ各社が一斉に誤報に飛びついたと言えば先日はiPS細胞に絡んだ壮大な論文捏造問題が発覚したばかりで、よくも懲りずに同じようなことを繰り返すものだと思いますけれども、どうもこうして特定の人物にだけ不利益となるような事件が重なるというのも偶然で済むことなのでしょうか?
先日もこれまたTBSが「たまたま」安倍氏に対してネガキャンめいた誤報をしてしまった件を紹介したばかりなのですが、以前にも全く同様のネガキャンを仕掛けていた上に今回も当事者に説明も何もしていないうちからこの件は謝罪し了承を得ましたなどと誤報の上に誤報を塗り重ねる有様で、仮に今回は本当にうっかり間違いだったとしてもとても誠意ある対応とは思えませんよね。
そうかと思えば経済評論家がテレビ局から安倍氏の経済政策を批判するようなコメントを出すよう依頼されたという話も飛び出してきて、こちらはその後当の評論家からは誤解である、そうした依頼はなかったと言う発言が出ていますけれども、例の潰瘍性大腸炎に絡めた個人攻撃が人権侵害だ、患者差別だとあれだけ叩かれたにも関わらず未だに続けているのですから本当はどうなのか?と誰しも感じてしまうところでしょう。

安倍晋三 再発し始めたもう1つの「病気」(2012年11月30日ゲンダイネット)

  自民党の安倍総裁を異常なまでに称賛した本「約束の日 安倍晋三試論」が売れている。

  発売は8月末。なのにいまだに、紀伊国屋書店新宿本店の総合ランキング(11月5~11日)1位、アマゾンの社会・政治・政治家部門(11月21日)で1位とか。

  本を開いてみると、「戦後歴代首相の誰一人として所信表明で国家像を提出した首相はいない」と大絶賛。朝日新聞の偏向報道を叩き、自殺した松岡農相の起用も「内閣支持率より松岡のリスクを選んだ」と高評価である。

  こんなトンデモ本も、アマゾンのレビューでは「参院選に大敗し、病で倒れる安倍氏と三島由紀夫を重ね合わせるシーンでは、正直泣かされた」「こんな政治家、他にいるか? 失礼ながら、石原氏や橋下氏とは格が違う」とほとんどが5つ星だ。

  これが安倍を勘違いさせているらしい。党首討論を申し入れた民主党に、「インターネット動画サイトで受ける」と言い出した。もともとネットでは人気がある。だから、気分よくやれると思っているのだろう。ほめられる媒体を重用し、批判する媒体を毛嫌いする。お腹と同じ安倍の“持病”が再発だ。

 「お腹をチャカしたフジの『とくダネ』にかみつき、痴漢アナ報道で誤って安倍の顔写真をカットインしたTBSの『朝ズバッ!』もネチネチと批判。首相までやった政治家なんだからデンと構えていればいいのに、すぐにカリカリする。器が小さいのです」(政界関係者)

  ところがネットでは、これらの番組がやり玉に挙げられている。吉祥寺で応援演説をする安倍の取材に来たTBSのテレビクルーが“ファン”から罵声を浴びる光景も目についた。これでは安倍も反省しない。

 「安倍さんは首相時代にメディア選別をして失敗している。仲が良かったのは“1(NHK)、6(TBS)、産経”。自分にとって有利な報道をするメディアとは懇意にするが、それ以外は排除していた。当然、外されたところは面白くない。連日、『お友達内閣』『学級崩壊』と叩かれたのは、安倍の政権運営が稚拙だったからだけではないのです。メディア戦略で失敗した。それなのにまったく懲りていません」(メディア関係者)

 学習能力のないお坊ちゃまだ。

当事者が自ら白状しているのですからこれ以上の証拠もないというものですが、要約すると「気にくわないからやった。反省はしていない」というところでしょうか(苦笑)。
今さら「椿事件」を持ち出すまでもなくマスコミの特定政治団体への偏向報道は大変なもので、「安倍叩きは社是」だと明言した新聞社もあるくらいですから今さら改められても気持ちが悪いというものですが、安倍氏しかり橋下氏しかり昨今は直接ネット経由で国民に生情報を発信する政治家も増えていますから、不用意なネガキャンはかえってマスコミ各社に跳ね返ってくる次第です。
マスメディアへの信頼が過去五年間で最低値を更新しただとか、マスメディアの報道レベルが下がったと感じる人が6割で残り3割も「悪い意味で変わらない」と言う答えが寄せられただとか、このところマスメディアへの信頼低下がようやく表に出てくるようになった背景にもこうした一次情報の流通が一般化してきた事情もあるのだと思いますね。
日本では放送法でマスコミは不偏不党を義務づけられていることから、いっそ外国のように自ら旗幟を鮮明に出来るようこの義務を撤廃すべきだという声も内部から出てきているようですが、当のマスコミ各社は質の高い報道よりも電波利権をフル活用した金儲けの方にご執心なようですから何ら意味がないかも知れませんね。

|

« ブラック企業こそが当たり前?!某業界の非常識とは | トップページ | 今日のぐり:「荒木屋」&「羽根屋 大津店 」 »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

玄葉外相「『建設国債を日銀が直接引き受ける』と言ってみては、次の日は『直接とは言っていない』と変わる」 安倍総裁を批判
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20121129-OYT8T01535.htm

民主・安住氏、財務相在任中に政治資金パーティー1300万円 NHK経営委員長からも寄付受ける
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/11/30/kiji/K20121130004672650.html

英紙フィナンシャル・タイムズ 「政府によるインフレ目標設定はおかしくない。英国で行われていることだ」
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/36661

投稿: | 2012年12月 1日 (土) 09時35分

マスゴミの応援がミンス一番のネガキャンかも知れないww

投稿: kazu | 2012年12月 1日 (土) 11時17分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/519753/56222874

この記事へのトラックバック一覧です: もはや手段は選ばず 公然と捏造報道に手を染めるマスコミ:

« ブラック企業こそが当たり前?!某業界の非常識とは | トップページ | 今日のぐり:「荒木屋」&「羽根屋 大津店 」 »