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2012年11月 9日 (金)

マスコミだけに与えられた特権的地位?

「ジャーナリズムがエンターテインメントになってしまった」という痛烈な批判とともにスーパーマンが勤務先の新聞社を退社したと話題になりましたが、現代のマスコミはエンターテインメントとしても成立しているのかどうかですよね。
歴史ある週刊誌の廃刊などはいまさらの話題ですが、比較的新しいメディアと認識されてきたテレビにしても先日は7割超の視聴者が「昔よりつまらなくなった」と回答するなど、とても娯楽としても上等なものとは認められない現状があります。
凋落の結果やむなくということなのでしょうか、彼らが長年俗悪なものとして遠ざけてきたヲタク文化を取り上げて生き残りを図ろうとしているのでしょうが、それがかえって当事者の怒りと反発を招いているというのですから仕方がないですね。

フジテレビ「Mr.サンデー」の女性オタク特集に怒りのコメント殺到(2012年10月15日ライブドアニュース)

14日、情報番組「Mr.サンデー」(フジテレビ系)で放送された特集「彼女が仮想カレシに夢中になる理由」の内容が「酷すぎる」と、ツイッター上に怒りの声が殺到している。

放送によると、最近女性向けの恋愛ゲーム「ときメモ」「うたプリ」に出てくる登場人物を「仮想カレシ」にしている女性が急増しているという。実際に「仮想カレシ」のグッズに囲まれた部屋や、恋愛ゲームに夢中になる女性の様子が公開された。この映像を見た番組の出演者たちは「ゲームばかりしていたら立ち直れなくなる」「女性が臆病だから乙女ゲームに逃げるんでしょう」などとコメント。オタクの女性を哀れむかのような番組の視点に、違和感を感じた視聴者が多かったようだ。

番組を受け、ツイッター上では「乙女ゲームを晒すのやめてほしい。解説者やアナウンサーとか薄笑いしてたし」「一般の人から見たら、乙ゲーしてる人全員が現実と二次元の区別がついてないと誤解される内容」「オタクを特集するなら、アニメやゲームを知らない人が興味を持てる様な内容にしてほしい。腫れ物にさわるような表現の仕方は、一生懸命作った人やファンがかわいそう」と怒りのコメントが相次いでいた

また、この件に関して怒りの声を上げたユーザーの間で、「番組に直接抗議をするための有効な方法」と題した文書が出回り、一部はすでに番組スポンサーへの問い合わせを行うなど、騒動は今後さらに拡大しそうな勢いである。

テレビの乙女ゲーム特集に「馬鹿にしてる」と非難殺到(2012年10月15日アメーバニュース)

 10月14日放送の情報番組で、「彼女が仮想カレシに夢中になる理由」と題し、「乙女ゲーム」にはまる女性たちについての特集が放送され、ネットでは非難する声が殺到している。

 「乙女ゲーム」とは「イケメン」が登場する女性向け恋愛ゲーム。同番組では、ゲームに登場する男の子を「仮想彼氏」と表現し、『うたの☆プリンスさまっ♪Repeat』や『薄桜鬼』というゲームにハマっている女性たちの様子を放送。一人の女性は、付き合っていた彼氏と別れてしまったことから乙女ゲームにハマっていったとのことで、番組では仕事が終えて自宅に帰るなり部屋着に着替えて乙女ゲームを始める様子を放送。部屋も乙女ゲームのポスターや抱き枕などで装飾されている様子が紹介された。別の女性の場合は、彼氏もいるが「乙女ゲーム」にハマっているという。

 視聴者からはツイッター上で「スタジオではドン引きしていましたね」などスタジオの出演者が放送内容に引いていたことが報告されており、「『女子が臆病だから乙女ゲームに逃げるんでしょうね』って言ったぞ」「内容がひどい」など番組が批判的だったと受け取った人が多数

 ツイッター上でも怒りの声が殺到しており、「やめてぇーーーーーーーーー!だからさぁ、こういうことは、触れないでほしいんですが…」「腫れ物にさわるような、異色な物をみるような表現の仕方は、一生懸命作った人や大好きだっていってくれてる人がかわいそうだ」「解説者のおじさんにもちょっとイラッ」「馬鹿にしてるとしか思えないです…」「やっべ私ガチでキレてるかも」「軽くヲタ否定してましたね」「馬鹿にするだけなら最初から特集組むな!!」などの声が寄せられている。

わざわざこんな喧嘩を売るようなことをするために取り上げている訳ですからこの反応も狙い通りということなのでしょうが、まさに異質なモノはケガレとして排除するという彼らの差別的思想が見え隠れするような話ではありましたね。
彼らテレビ局としてはこうした内容の方が自分たちの利益に叶うと判断し放送しているわけですから、その判断が正しいかどうかは消費者としての国民の行動一つにかかっているのではないかという気がします。
ともかくもフジテレビと言えば「またフジか」で有名なテレビ局としても有名ですが、確かにそう言われるだけのことはあると思わされるのが続いて発生したこちらの事件です。

フジテレビが無断撮影を開き直る?「黒子のバスケ」イベントに脅迫文が届いた報道で思わぬ余波(2012年10月25日ライブドアニュース)

人気スポーツ漫画「黒子のバスケ」の作者・藤巻忠俊氏の母校や出版社に脅迫文が届く事件が相次いでいる。
今月21日、フジテレビは脅迫文が届いていたことが判明した、同日開催の「黒子のバスケ」のイベント会場の様子を報じたが、22日に、この報道は「フジテレビによる無断撮影」だったとイベント主催者の「スタジオYOU」がツイッターで明かし、ネット掲示板やツイッターでは驚きの声があがっている。

24日、イベントの主催者は、フジテレビに対し無断撮影への抗議と、画像の削除を要求したやりとりを公式サイトに掲載した。
これによると、21日の12時頃、主催者はイベントの会場前で、取材を申し込んできたフジテレビの取材班と接触し、取材を断ったという。また、主催者は取材班を会場には入れていないとしている。
しかし、同日の20時20分頃、フジテレビ系のニュースでは、取材を断ったにも関わらず、会場の内部や参加者が報道されていたと判明。これを知った主催者側が、21時にフジテレビに抗議。フジテレビの担当者は「事件になっている。視聴者に注意喚起のため報道した。敷地外からの撮影なので、報道として間違っていない」と回答したという。
主催者とフジテレビのやりとりは平行線になり、一旦電話を切ったとしているが、21時40分頃、主催者はフジテレビと二回目の電話でのやりとりを行う。主催者は、厳重な警備を敷いた結果、イベントが無事に終わったのに、ニュースで取材を拒否したイベントをことさら取り上げる必要があるのかと抗議した。

    フジ担当「今後事件にならないためにも報道した。理解して欲しい
    弊社広報「こちらは、会場、警察とともに協力して警備強化等、事件に対する対応を行った。参加者も手荷物検査にも文句ひとつ言わず協力してくれた。そして、イベントは無事終了した。ことさら報道する理由があるのか」
    フジ担当「事件になっている。理解して欲しい
    弊社広報「弊社は取材、撮影を断っている。イベントも無事終了した。理解できない。フジテレビのサイト内(FNN)の画像も今すぐ削除して欲しい」
    フジ担当「その件については、社で今から検討する」

さらに、主催者は、無断に撮影された参加者が映った画像の削除を、フジテレビに依頼する。
しかし、その依頼は断られることになってしまったようだ。21時52分にフジテレビの担当者から電話があり、三回目のやりとりを行う。

    フジ担当「画像の削除はできない
    弊社広報「困る。削除を望んでいる」
    フジ担当「報道としてはステップを踏んでいるし、間違っていない。参加者にもそのことを伝えてほしい」
    弊社広報「取材、撮影を断っているのにステップ云々はおかしい。重ねて、削除の再検討をしてほしい。また、プライバシーの面からも報道姿勢に問題があると考える」

このように、フジテレビは、参加者の映った画像の削除を拒否。21時55分、ここで主催者は弁護士に相談したという。
ツイッターやネット掲示板では「これはひどい」「フジTVひどいよ…」「フジ隠し撮り開き直りか」「こういうことをするから不信感が募る」とフジテレビの行動を非難する声が殺到。また、フジテレビが参加者に直接画像が削除できない理由を伝えるのではなく、主催者に「参加者にそのことを伝えてほしい」と頼んだことにも疑問の声があがっているようだ。
また、フジテレビの取材方法をめぐって、「注意喚起のために取材するなら、参加者の姿を撮影する必要はないよな」「報道の自由とは言ってもプライバシーは保護されるべきだよな。同人誌即売会なんて行ってる事を知られたくない人は多いだろうし」と、取材対象に配慮し報道する必要性を指摘する声が多く見られた。

またフジテレビ! 『黒子のバスケ』同人イベントを盗撮放送→削除の騒動に(2012年11月2日サイゾー)

 フジテレビの報道番組をめぐって、一騒動が巻き起こっていた。10月21日の『FNNニュース』で放送された「イベント会場でも脅迫 『黒子のバスケ』」というニュースに使用された映像が盗撮であるとして、イベント主催者がフジテレビに動画と静止画の削除を求めていたのだ。

 問題の映像は、10月21日に東京ビッグサイトで開催された『黒子のバスケ』(集英社)の「同人誌イベント」の模様。『黒子のバスケ』は、「週刊少年ジャンプ」で連載中の漫画で、アニメ化もされた人気作品だ。今月12日、原作者・藤巻忠俊さんの在籍していた高校や大学に、「俺は藤巻忠俊が憎い」と脅迫する文章と薬品が送り付けられるという騒動が起こった。そして、今回のイベント会場・東京ビッグサイトへも、「『黒子のバスケ』のイベントをやめなければ薬物をばらまく」という内容の脅迫状が送り付けられていたのだ。

 フジテレビは同イベントを取材しようと、主催の「スタジオYOU」に依頼したが断られたため、敷地外から撮影し放送したが、その映像にはイベントを楽しむ女性ファンの姿や、販売されていた同人誌等が映っていたため、事態は混乱。「フジテレビによる無断撮影」だったと、TwitterでスタジオYOUが明かすと、ネットやTwitterで「フジ隠し撮り開き直りか」「これはヒドい」など批難の声が殺到する事態となった。『FNNニュース』サイト上にアップされた同映像の削除を求めフジテレビに掛け合うも、「今後事件にならないために報道した。理解してほしい」などと主張したため、主催者側は27日付で内容証明を送付していた。

 その後、フジテレビからの返答についてスタジオYOUに問い合わせたところ、「お答えできない」ということだったが、問題の動画については、
「削除するという連絡がなかったため、明確な日付はわからないが、10月21日にテレビで放送後、2~3日以内に削除されたと思われる」
 とのこと。一応は解決となったが、アニメファンのフジへの不信感は、今後も拭われないだろう。

 フジテレビは以前も、『知りたがり!』で「週刊添い寝CD」(BlackButterfly)という人気声優のCDを紹介した際、「気持ち悪い」などとコメントをしたことで、番組出演者の田村淳が謝罪する騒ぎとなっていた。また『Mr.サンデー』では、「彼女が仮想カレシに夢中になる理由」という特集内で、大人気の乙女ゲーム『うたの☆プリンスさまっ♪』(ブロッコリー)にハマる女性を取り上げ、「現実から逃げるためにゲームに逃げるのでしょう」とコメントし、ゲームファンの批難を浴びている。

 オタク文化の取り上げ方が問題視されていた中での、今回の盗撮騒動。フジテレビの今後の姿勢が問われることとなりそうだ。

一般論としても肖像権というものがあるんだと思いますが、無許可でイベント参加者の画像を流すことにどんな社会的意義があったというのかも説明しないままただ「理解してほしい」では、社会人としての基本的な素養も疑われて仕方がないところでしょう。
フジテレビの場合は先日もツタンカーメン展に絡んで疑惑が報道されていたように、別に相手がヲタク文化だからというわけでもなく常にフジテレビなのだという声もありますけれども、同社に限らずマスコミ全般に見られるこうした相手に対して全く礼を欠く態度は何様なのかと誰しも不快感を覚えるのは当然で、彼らに対する検証の場としてのネットが一般化して以来市民からの不快感は募る一方と言えそうです。
先日まで横浜市長を務めていた中田宏氏も週刊文春の捏造記事に憤慨して「大手マスコミの無責任体質を問う――週刊文春の捏造記事について」という記事を上げていますが、これまた一昔前なら一方的なマスコミの垂れ流し情報だけしか判断材料がなかったのだと改めて考えて見ると、何とも空恐ろしいような気がしてくるのではないでしょうか?

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コメント

喧嘩売る相手間違えると大変なことになっちゃうんだけどね
馬鹿だから見境なしにやっちゃってまあ

投稿: 馬鹿につける薬はない | 2012年11月 9日 (金) 09時40分

もう年寄り相手の商売しか出来んわけだw

投稿: aaa | 2012年11月 9日 (金) 10時55分

これはこれでエンターテインメントとして成立しそうな気がしますが。

投稿: 管理人nobu | 2012年11月 9日 (金) 12時54分

フジTVでは、「ノイタナミ」でアニメやってるんだから考えろよ!と思います。
アニメファンを敵に回してどうするのよ。

投稿: DH98 | 2012年11月10日 (土) 16時49分

・7日に放送された「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)の内容に、一部ツイッター上では疑問の声があがっている。
 今回の放送では、お笑い芸人・明石家さんまを司会に「ネット社会の新常識」をテーマに進行。番組の内容は、
 SNSにおける個人情報流出の危険性を訴えるものから、「トイレでの孤独を癒すアプリ」といったウェブサービスの
 紹介まで、多岐に渡っていたが、とりわけ「ネット中毒」の危険性を強調する場面が目立った。

 出演者である教育評論家の「尾木ママ」こと尾木直樹氏は、「情報がすぐ得られるため自分の脳でしっかり
 考えることをしなくなる」と指摘。また、脳科学者の澤口俊之氏は「インターネット中毒障害は精神疾患の一部」
 「覚せい剤中毒とほぼ同じ」「重度のネット中毒者には隔離治療が必要」と警告した。

 さらに、番組のテロップには「コンピューターを使いすぎると脳が退化する?!」「想像上に深刻!!ネット中毒の
 恐ろしさとは」と、見るからに恐ろしい言葉が並ぶなど、ツイッターでは、「ネットやべーな。みんなホンマでっか
 TV見た方がいいよ!」「ネット中毒恐ろしいな」と、番組の内容に驚きを隠せないユーザーのコメントが寄せられた。

 だが、その一方では、「ネット中毒?なんでテレビは中毒じゃないのにネットだけ中毒なんて扱いになるの?」
 「日本人がネット中毒になる前に、そもそも『テレビ中毒』だったんじゃないかな?」「そう言えば、TVだって
 見過ぎたらバカになる、とか色々言われてたわね」と、露骨に「ネット中毒」の危険性を煽り、「テレビ」については
 一切触れない偏った番組構成に首を傾げるユーザも散見された。
 http://news.livedoor.com/article/detail/7121580/

※番組内容抜粋
・「実生活でモテない人はSNSでもモテない!?」
・「コンピューターを使い過ぎると脳が退化する!?」
・「重度のネット中毒者は幻覚を見る!?」
・「ネット中毒者は社会性が下がり攻撃性が増す!?」
・1日ネットに触れない イライラ・攻撃的・不眠→中毒初期
・「現代人が最も抑えきれない欲望はSNS!?」
・「ドイツの若者の5人に1人がHよりネットをしたがる!?」
 ttp://blogs.yahoo.co.jp/pikkorowalks/7851735.html

投稿: フジはガチですw | 2012年11月10日 (土) 16時58分

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