« 今日のぐり:「こだわり麺や 丸亀田村店」 | トップページ | 生保過剰診療問題に国も動く »

2012年6月25日 (月)

増え続ける高齢出産 それもやっぱり医者が悪い?

本日の本題に入る前に、先日出ていた医療訴訟の記事を一つ紹介してみましょう。

医療ミス損賠訴訟:賠償請求を棄却--地裁弘前支部 /青森

 帝王切開手術を受け後遺症が出たとして、五所川原市の女性医師(55)が07年5月、弘前市の健生病院に約1億円の損害賠償を求めた訴訟で、青森地裁弘前支部は21日、原告の請求を棄却した。野々垣隆樹裁判長は「当時の医療水準に照らして過失は認められない」とした。原告代理人は控訴する意向を示した。

 訴状によると、医師は97年12月に帝王切開手術を受け、術後の血圧管理用カテーテルの挿入ミスで気胸と心不全が起き、体調不良から98年3月に常勤医の退職を余儀なくされたとして、逸失利益や慰謝料などの損害賠償を求めていた。

 判決は、カテーテル挿入で気胸が生じたことは認めた一方、心不全は発症していないとし、原告の訴えを退けた。【松山彦蔵】

一連の経緯の詳細は全く判りませんので判決の是非については何とも言えませんが、現在55歳の女性が97年に帝王切開を受けたということは当時40歳前後であったという計算で、これは十分に高齢出産として扱われるべきハイリスクのケースであったとは言えそうですし、そのリスクを知っているはずの医師が当事者となっているという事実はご記憶いただきたいと思います。
当「ぐり研」でもこの高齢出産問題をたびたび取り上げて来ましたけれども、何しろ結婚年齢自体が上昇を続けている中で女性の平均初産年齢が30歳を越えたと言うくらいですから、今や高齢出産に伴う様々なリスクは一部の人々だけが関わる特殊なケースというわけでは決してなくなってきたわけですね。
そんな中でこのところこの高齢出産のリスクに関連する番組を盛んに報道しているのがNHKですが、これに対して世間では「そんな怖いことになるなんて知らなかった!」と反響が大きいというのはもちろん啓蒙という点では良いことなのですが、世間の人々がそこまで知識を欠いていたということが問題の背景にあったのだとすれば困ったことでもあります。
そのNHKが一連の番組にも関連して先日全国的な調査を行ったということがまた記事になっているのですが、この調査によって高齢出産の問題がさらに深刻になってきているということが浮き彫りになってきました。

不妊原因「卵子の老化」が約半数(2012年6月23日NHK)

多くの夫婦が不妊に悩む原因や背景を探るため、NHKが全国の専門医療機関に調査を行ったところ、女性が年を重ねるとともに妊娠しづらくなる、「卵子の老化」に原因がある患者の割合が半数近くに上ることが、初めて明らかになりました。
専門家は「卵子の老化が知られていないことが、不妊に悩む夫婦の増加に拍車をかけている」と指摘しています。

不妊の検査や治療を受けた夫婦は6組に1組に上り、より高度な不妊治療である体外受精の件数は年間で21万件と、5年で倍増して、世界最多になりました。
NHKでは、その原因や背景を探るため、先月から今月にかけて調査を行い、全国の専門医療機関の半数に当たるおよそ300と、不妊治療をしている患者など8000人余りから回答を得ました。
このうち、医療機関に対して、不妊の原因について聞いたところ、女性では、30代半ばを過ぎると卵子の質が低下して妊娠しづらくなる「卵子の老化」に原因がある患者の割合は、平均で47%と半数近くに上ることが分かりました。
また、初診患者の平均年齢を35歳以上と答えた医療機関は77%に上りました。
10年前は20%にとどまっていたことから、卵子の老化によって妊娠が難しくなってから治療に駆け込む人が相次いでいる実態が、初めて明らかになりました。
一方、35歳以上の女性患者の中で、不妊治療を始めるまで、「卵子の老化」について「知らなかった」と答えた人が、55%と半数を超えました。
こうした患者の53%が、体外受精をすれば45歳まで妊娠は可能と考え、中には50歳まで可能と考えていた患者も17%いました。
日本産科婦人科学会によりますと、体外受精など高度な不妊治療で出産できる確率は、卵子の老化の影響で、45歳では0.5%に低下します。
不妊の問題に詳しい、東京の国立成育医療研究センターの齊藤英和医師は、「卵子が老化することが知られていないことで、高齢になっても治療を受ければ十分に妊娠は可能という誤解を生み、不妊に悩む夫婦の増加に拍車をかけている。卵子の老化について、きちんと知らせる仕組みを作る必要がある」と指摘しています。

10年前には20%だった初診患者の平均年齢が35歳以上の医療機関の割合が実に77%にもなっているというのは単に妊娠年齢が高齢化しているのみならず、このところ高年齢女性層から不妊医療自体が注目を集めるようになったという事情もあるのだと思われます。
いずれにしても妊娠、出産と言う生物学的な重大事について全く世間では知られてこなかったのは否めない事実で、思えば世間でも大きな話題になった大野病院事件なども元をたどれば、この妊娠、出産に対する基礎的な知識の欠如がその発端となったと言って良さそうですよね。
特に昨今は芸能人など有名人の高齢出産が相次いで報じられ、自然妊娠は無理でも治療を受ければ高齢でも十分出産は出来るかのように誤解され不妊医療を希望する女性が増えているようで、自費診療で高額のお金をつぎ込んでも結局妊娠できなかったというケース以外にも、医学的にも様々な弊害があるということは案外(というよりも、全く)知られていません。
ところが一方では連日のようにマスコミによって有名人による一握りの「成功体験」がまるで当たり前のことであるかのように語られた挙げ句、多くの人々が高齢出産と言うものに対して日々幻想というにも近い誤解を深めているというのは大変に困ったことで、ことがどのような結果をもたらすかということをこちらの記事から見てみましょう。

石田東尾ダウン症告白に見る、高齢出産賛美の裏で中絶激増(2012年6月21日ビジネスジャーナル)より抜粋

 タレント・石田純一(58)の妻、東尾理子(36)が、血液検査の結果、おなかの子にダウン症の可能性があることを明かしたブログには、賛否両論、大きな反響があった。
 元マラソンランナーで熊本市議の松野明美(44)は、自身の次男がダウン症であることから複雑な胸中をにじませたものの、東尾のブログに寄せられた約5000件のコメントは、概ね好意的な内容だった。
 しかし、医療界からは落胆と呆れ声が聞こえてくる。高齢出産のリスクを、まったくといっていいほど無視しているからだ。
 現在40代のある女性神経内科医は、35歳で第三子を授かった。東尾より1つ下の年齢だが、周りの医師仲間は一様に「どうするの?」と心配顔だったという。ダウン症の発症確率は年間平均で約1/1000だが、母親の年齢との相関関係が強い。母親が

 ・20歳:1/1667
 ・30歳:1/952
 ・35歳:1/378
 ・40歳:1/106

とリスクが上がり、内科医は「35歳はひとつのボーダーライン。医師であれば、当然、産むことを躊躇する年齢です」と話す。

10年で高齢出産は倍増

 厚生労働省の人口動態統計によると、この10年で35歳以上の高齢出産はほぼ倍増している。2000年時点で35〜39歳の出産者数は約12万6000人だったが、2010年は22万人、40〜44歳は約1万5000人から3万5000人、45〜49歳も、約400人から約800人に増えている。
 ある私立大産婦人科の主任教授は「高齢出産が増えてからは、医療事故も増えて現場は悲惨だよ。マスメディアの報道も少し考えてほしい」とこぼす。
 大きく報道で取り扱われるタレントの例を見ると、神田うのの36歳、戸田菜穂の38歳は序の口で、田中美佐子の43歳、兵藤ゆきの46歳など、高齢出産は花盛りである。
 しかし、マスメディアはリスクを伝えない傾向がある。彼女らの幸せそうな笑顔に感化されてか、婚活中の女性の中には高齢出産が"当たり前"という認識すら広がっている。38歳で婚活中のあるOLは「ジャガー横田は45歳で産んだじゃん。私もまだ大丈夫」と無邪気な様子だ。

 そんな能天気な高齢出産ブームとは裏腹に、日本産婦人科医会からは驚くべきデータが発表されている。胎児異常が理由とみられる中絶数が、10年前と比べて倍増しているというのだ。しかも、ダウン症に限ってみれば3倍近くにもなっている。
 このデータは、横浜市大先天異常モニタリングセンター(センター長=平原史樹・同大教授)が日本産婦人科医会所属の約330施設を対象に調査したもの。無脳症(脳と頭蓋骨の大半が欠けた状態)や水頭症(髄液がたまり脳室が大きくなる病気)、ダウン症といった胎児異常が理由とされる中絶の総数は、90~99年で約5400件だったが、00~09年には約1万1700件に増加している。ダウン症は最も増加率が高く、370件から1100件に増えていた。
(略)
 35歳以上の妊娠は、ダウン症のほかにもさまざまな染色体異常や、流産、妊娠中毒症などのリスクが高い。メデタイ話に水を差すようだが、覚悟が伴わない高齢妊娠の陰で、どれだけ多くの命が闇に葬られているか。安易な高齢出産賛美の風潮には、自戒を求めたい。

無論有名なダウン症ばかりが胎児にもたらされる問題というわけではありませんし、妊娠中毒など妊婦側の問題も非常に大きいことは言うまでもありませんが、こうしたことを全て抜きにして高齢出産だ、おめでただとはやし立てているばかりではますます問題が深刻化していくだろうと言う想像は容易ですよね。
となると、どうしても広く国民全体に対する啓蒙活動が必要であって、そのためにも先に挙げたNHKを始めとするマスコミ各社の責任は非常に大きいだろうと考えられるのですが、どうも当のマスコミの側の認識は異なっているようで、この問題に対して最も見識が深いとも思われるNHKですらこんな他人事のような記事を出すに留まっています。

卵子老化 医療機関の説明に課題(2012年6月24日NHK)

女性が年を重ねるとともに妊娠しづらくなる「卵子の老化」について、専門の医療機関の8割が患者の理解が足りないとする一方、患者の7割近くは医療機関の説明が不十分と考えていることがNHKの調査で分かりました。

「卵子の老化」は30代半ばを過ぎた女性の妊娠が難しくなる原因の一つで、NHKが全国の専門医療機関と患者を対象に行った調査では、卵子の老化による不妊が広がっている実態が初めて明らかになりました。
この調査の中で、医療機関に対して患者の卵子の老化への理解が不十分と感じるか聞いたところ、「おおいにある」が43%、「たびたびある」が37%と、8割の医療機関が患者側の理解に課題があると回答しました。
一方、患者を対象にした調査では、医療機関から卵子の老化について、「説明されていない」と回答した人が31%、「明確には説明されていない」が36%と、7割近い患者が医療機関の説明が不十分だと感じていることが分かりました。
35歳以上の女性では、治療を始めるまで卵子の老化について知らなかったと答えた人が半数を超えていて、医療機関には患者が納得して治療に取り組めるようより丁寧な説明が求められます

いや、ちょっと待って欲しいというもので、それは妊娠は病気ではないということになっているわけですから、妊娠するか不妊で治療を決意するまで医療機関に満足のいく説明をしてもらうような機会がなかったのは当然の話だろうと思いますけれども、それは足を運んでこない未来の患者にまで啓蒙の腕を伸ばし切れていない医療機関の努力不足のせいだと言うことでしょうか?
もちろん無理目な高齢出産を望んで不妊医療を求める患者に対して、こうしたリスク等々の説明を一切抜きにして「ああ、それじゃ頑張って不妊医療やっていきましょうか?お金はちょっとかかりますけどね~ハハハ」なんて調子でひたすらむしれるだけのものをむしって終わりなどと言うのでは、医の倫理云々以前に一般商道徳に照らし合わせても詐欺紛いの悪徳商法と言われても仕方のない話でしょう。
しかし今問題になっているのは実際に高齢化してから出産したい、何とかしてくれと医療機関を訪れる患者への対策よりも、それ以前にどう見ても生物学的に妊娠が不適切な年齢になるまで妊娠を先延ばしにしてしまう女性が増えていることについて、医療のみならず雇用や収入など社会的な環境も含めてどうしていくべきかという議論ではないでしょうか?

それは医療機関の側からすればある程度以上お歳を召されれば妊娠は難しいという明確なデータはあるわけですから、落語の「手遅れ医者」よろしくはっきり事実を申し上げるのが本筋なのかも知れませんけれども、それで個人個人は納得いただいても社会の抱える根本的な問題に対しては何の解決にもならないというものでしょう。
医療に関わる問題はなんでも医者が悪いということにしておけばマスコミ的には何かと都合がよいのでしょうけれども、ことこうした社会全体の変化が深く絡む問題に対して医療の現場が担える役割は相対的に小さなものであって、現場の医師達が一生懸命説明に時間を割いてもワイドショーが高齢出産の素晴らしき実例なるものを一件取り上げるたびに簡単に相殺されてしまいかねません。
別に医療が何をやっても無駄だと言うつもりもないし、マスコミに言われずとももっとしっかりとした情報発信を専門医や関連学会などを中心にやっていくべきなのは当然ですが、今この時にあって一番大きなボールがどこにあるかということをスルーしていたのでは何ら実効性のある対策を打ち出したことにはならないと思いますね。

|

« 今日のぐり:「こだわり麺や 丸亀田村店」 | トップページ | 生保過剰診療問題に国も動く »

心と体」カテゴリの記事

コメント

とりあえずマスコミは倖田來未に謝罪すべきだろうなw

投稿: aaa | 2012年6月25日 (月) 08時36分

五所川原の医師は、年齢だけでなく初産婦か経産婦かで、高齢出産かどうかは変わるのではないでしょうか。

女性の問題に限って言えば、20代で出産してからでも 職業のキャリアを積んでいけるようになるといいですね。
もう少し視野を拡げると、男女問わず、新卒での就職がその後の人生を決めてしまうような体制を変えたい。

投稿: JSJ | 2012年6月25日 (月) 09時10分

>マスコミは倖田來未に謝罪すべき

あえて厳しいことを言うと、幸田の発言があれだけ話題になった時に産科医がきちんとしたコメントを出すべきだったのでは?
幸田の発言が不穏当だったとしても、さんざん叩かれて間違いでしたと謝罪までしたせいで高齢出産がなにも悪くないと思われちゃ元も子もないでしょうに

投稿: 柊 | 2012年6月25日 (月) 09時32分

20年以上前の産科の講義で、不妊カップルは5組に1組(もちろん基礎体温法程度で妊娠できるものから、高度な治療を要するものまで含めて)、と聞いた記憶があります。
とすると、「不妊の検査や治療を受けた夫婦は6組に1組」という数字だけでは、不妊症カップルが増えたのかどうかは何ともいえません。
記事もそのへんのところは心得ていて、ちゃんと「不妊の夫婦の増加」ではなく「不妊に悩む夫婦の増加」と表現していますが。

投稿: JSJ | 2012年6月25日 (月) 09時45分

関心が高まったので需要が掘り起こされたためのバイアスはあるとして、これだけ利用者が増えているのに不妊医療の情報が少なく特に悪い情報がまったく知られていないとは感じます。
ただ高齢出産はよくない、不妊医療はバラ色しゃないと言われても、解決策も同時に示してくれないと高齢で出産に挑まざるを得ない方々が困惑するだけです。
誰が主体になってと言うより関係各方面が共同で対策を講じてもらう必要があります。

話はかわりますが少子化が話題になる一方であいかわらず中絶件数は多いので、どうにかして里親制度を活用していけないものかなと思うのですが。

投稿: ぽん太 | 2012年6月25日 (月) 11時00分

>女性の問題に限って言えば、20代で出産してからでも 職業のキャリアを積んでいけるようになるといいですね。

こんな事言うとフェミの人に怒られるかも知れませんが、こと出産、育児に関する限りはむしろ女性の社会進出を徹底的に抑制して、家庭に入らざるを得ないように仕向けるべきかと。で、男は優遇して共働きしなくて済むようにする、と。そもそもキャリアを積みたいなんて本音で思ってる女性はどのくらいいるんでしょうか?まったくの憶測ですが、専業主婦でいいのならそうしたい方が大半ではないかなあ…。

誤解しないで頂きたいのですが、これは決して女性蔑視ではありません。むしろリスペクトです。
人類、いや生物にとって最も崇高で重要な仕事は子孫を残す事です。出産、育児の偉大さに較べればいありとあらゆる社会的なキャリア等敢えて言おうカスであるとw!
で、出産(産卵)はもちろん育児も、タガメとかのごく一部の例外を除いて♀の仕事ですが、特にヒトは、妊娠、出産時の母体への負担が尋常でないうえ子供も極端に無力な上成長も遅く、あらゆる生物でトップクラスに手間がかかるので、群れ(昔の大家族ですね)のサポートが期待出来ない現在の核家族で仕事の片手間にやるのは基本ムリです。ちなみに私の妻は専業主婦で、3人の子供を育ててますが、変わってやると言われても断ります。仕事してた方がマシですww。仕事してないケドwww


世間の下らない俗事は男にやらせ、女性は育児に専念するのがあるべき姿というか理想だと私は考えます。

投稿: 10年前にドロッポしました。 | 2012年6月25日 (月) 12時10分

>あえて厳しいことを言うと、幸田の発言があれだけ話題になった時に産科医がきちんとしたコメントを出すべきだったのでは?

なんでアカの他人の産科医がそんな一緒になってバッシング必至な罰ゲームをwww?
つか、コメントは医療ブログとかで出してましたよ確か。例によってマスゴミには黙殺されただけで…。

投稿: 10年前にドロッポしました。 | 2012年6月25日 (月) 12時18分

>世間の下らない俗事は男にやらせ、女性は育児に専念
私は専業主夫になりたいっ。

投稿: JSJ | 2012年6月25日 (月) 12時24分

>あいかわらず中絶件数は多いので、どうにかして里親制度を活用していけないものかなと思うのですが。

母体リスクや胎児要因での中絶の場合、子供は産まれてない可能性が高い。
親の理性の問題で中絶の場合は、色んな意味で生まれた子供を育てる上でリスクが大きい。そのリスクを考えないような里親の場合、環境要因で子供がxxになる可能性が高い。リスクを承知で引き受ける立派な里親は絶対数が少ない。

自分の子供だからこそ、きちんと育てられる面もあるでしょう。里親制度は根本的な解決にはならないと思います。

投稿: 通りすがり0625 | 2012年6月25日 (月) 12時24分

>女性の社会進出を徹底的に抑制して、家庭に入らざるを得ないように仕向けるべき

… で、その裏付けを社会が担うと?綺麗な話ですが共産主義社会同様に夢物語では?
実際の担保は男の愛情だとか、或いは憐憫だとかの、頼りなーい泥の船なのに?

>そもそもキャリアを積みたいなんて本音で思ってる女性はどのくらいいるんでしょうか?

そりゃそんなにはおらんでしょうね、でも泥舟に乗る位なら 自前で丸木舟くらいは
用意するぜってな気概を女子も出さざるを得ない時代になっちゃったって事では?

投稿: 通りすがり | 2012年6月25日 (月) 12時52分

日本型家庭モデルとして、一人が働き一人が家庭を守るというスタイルは自分も考えないでもありません。
実際長年それでうまくやってきたわけですし、雇用主側が給与を増やせないなら直接補助金を支給するという形もとれるわけですしね。
財源については当然年金など国の根幹を守るために少子化を防ごうという動機付けなのですから、受益者である高齢者に負担いただくのが筋だと思います。
ただ昨今の風潮を見ているとどうもそういう形で専業主婦(夫)化した家庭へのねたみやバッシングがひどくなりそうで心配ですけど。

投稿: 管理人nobu | 2012年6月25日 (月) 13時07分

アホな国が関わるのなら一切断固拒否するが、町内の子供向けに月々いくらでお小遣い寄付ってスタイルなら考えてもいい

投稿: 通りがかりのおっさん | 2012年6月25日 (月) 14時05分

スキルスという言葉が有名人の罹患で一気に知られたことから類推するに、不謹慎なようだが誰か有名人に何かしらあるのが一番てっとりばやい気がする

投稿: kan | 2012年6月25日 (月) 14時54分

>綺麗な話ですが共産主義社会同様に夢物語では?

ええですからあるべき姿というか理想、とエクスキューズしているわけで…w。ただ、共産主義社会と異なりかってこの国に確かに存在していたライフスタイルであり、決して夢物語ではありません。
…つくづくこの国って、せっかくうまく廻ってた独自のシステムを、欧米の表面だけ中途半端に猿真似して台無しにしちゃうケースが多いですねえ、終身雇用とか、年功序列とか、ゆとり教育とか…そういや医療もそうだな。

>実際の担保は男の愛情だとか、或いは憐憫だとかの、頼りなーい泥の船なのに?

それは実は男も同様、つか男の方が深刻かと。生別死別を問わず、奥さんと別れた男性の平均余命は3年、だそうですよ?ちなみに私は九州の男なのでw嫁に先立たれたら1年もたない自信がありますw

>でも泥舟に乗る位なら 自前で丸木舟くらいは用意するぜってな気概を女子も出さざるを得ない時代になっちゃったって事では?

まったくもっておっしゃる通りで私だって娘には一人でも生きていけるよう高度の教育を施しております。ただ、個々のありようとしては合理的であっても全体としては不合理になってしまう、合成の誤謬、というやつかと…。

…ところで女性の社会進出を煽ったからこういう時代になっちゃったのか、こういう時代になったから女性が社会進出せざるを得なくなったのか、はたしてどっちなんでしょうか…?

投稿: 10年前にドロッポしました。 | 2012年6月25日 (月) 15時07分

昭和40年代半ば生まれですが、物心ついた時から
「ママはマルコーで七実ちゃん産んだから」と
聞かされていました。マルコーって何?と尋ねると
30歳過ぎて初めてママになること、(実際母は29歳
で妊娠、30歳1カ月で出産でしたが)と教えられました。
周囲を見渡しても同じ年頃の友人の母親は概ね同世代
で、「卵子の老化云々」を知らなくても妊娠・出産
には適齢期があるのだと子供なりに理解していました。

なので、東尾某はともかく野田聖子までが出産に適齢期
があることを教えてもらっていなかった、等と発言して
いるのを見ると、一体どれだけ世間知に欠けているのか
と呆れてしまいます。

投稿: 七実 | 2012年6月25日 (月) 15時51分

>一体どれだけ世間知に欠けているのか
それは言わないお約束で…

投稿: | 2012年6月25日 (月) 16時36分

野田さんの場合は知っててあえてやったと言っていればかえって無責任だと叩かれただろうし、立場上やむなきところもあるのでは?

投稿: 柊 | 2012年6月25日 (月) 16時48分

んなもん勘違いオンナが増えた事に尽きるだろ
http://news.livedoor.com/article/detail/6689105/

投稿: 少子化の理由 | 2012年6月25日 (月) 18時27分

先ほどニュースで見ましたけど43才で初産の方もいますからね~高齢出産増えてるんですね。

投稿: 芸能オタク | 2012年6月25日 (月) 22時45分

もう30歳くらいの初産は全然高齢って感じじゃなくなって、むしろ20代前半で子持ちだと早いなと思いますからね。
半数が大学レベルまで進学する時代ですから結婚も遅くなるのは当然なんですが、特に女医さんなど高学歴で優秀な女性の遺伝子が高確率で一代限りで消えていくのは勿体ないです。

投稿: 管理人nobu | 2012年6月26日 (火) 11時43分

NHKスペシャル放送後に幸田発言が見直されてるそうで、

http://www.kon-katsu-news.com/news_aUNagT6n46.html

ご本人もぎりぎり20代で出産できそうでよかったよかった、、、

投稿: | 2012年6月27日 (水) 15時02分

>もう30歳くらいの初産は全然高齢って感じじゃなくなって、むしろ20代前半で子持ちだと早いなと思いますからね。

日本では数が多いことが正しいと思う低脳な人が大多数ですからね

判断基準は「みんな」「普通」の思考停止した主体性のない量産型ザコw

それなのに「個性が大事」w

投稿: | 2013年6月15日 (土) 06時39分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/519753/55042571

この記事へのトラックバック一覧です: 増え続ける高齢出産 それもやっぱり医者が悪い?:

« 今日のぐり:「こだわり麺や 丸亀田村店」 | トップページ | 生保過剰診療問題に国も動く »