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2012年2月26日 (日)

今日のぐり:「とんかつ椰子」

TSLの解体を前提とした売却がほぼ決まったと言うことで個人的にかなり盛り下がっているのですが、そんな中で先日はこんな驚くべきニュースが世界を駆け巡ったことは記憶に新しいところです。

雪中の車に2か月…男性、「冬眠」状態で生存/スウェーデン(2012年2月19日読売新聞)

 【ロンドン=佐藤昌宏】スウェーデンからの報道によると、同国北部ウメオ近郊の林道で雪に埋もれた車中に約2か月間閉じこめられていた男性(45)が17日、救出された

 この間、男性は雪以外何も口にしておらず、医師の一人は「男性の体温が31度程度まで下がって低体温の『冬眠』状態となり、体力消耗を防いだのだろう」と地元紙に語った。

 男性の車は17日、雪上車で近くを通りかかった人に発見された。雪から掘り出された時、男性は後部座席で寝袋にくるまっていた。

 救出当時、男性はほとんど口もきけないほど衰弱していたが、回復に向かっているという。昨年12月19日から車内にいたとしているが、閉じこめられた理由などは明らかになっていない

雪に埋もれた車内で2か月生存、「理論的に可能」/スウェーデン(2012年2月22日AFP)

【2月22日 AFP】スウェーデンで2か月も雪に埋もれた車中に閉じ込められていた男性が救出された事件で、現場近くの店主などの証言から、事件の詳細が徐々に明らかになりつつある。また専門家によれば、この「奇跡的な生存」も理論的には可能だという。

 この事件は17日、北部ウメオ(Umeaa)に近い森の中の道路で、完全に雪に埋もれた状態の車が見つかり、中にいた44歳の男性が救出されたもの。男性は2か月近くも車中に閉じ込められていたとみられ、病院に搬送されたものの、ひどく衰弱しており、ほとんど話すことも動くこともできないため、警察も詳しい事情聴取はできないでいる。男性は前年12月19日から雪の他には何も口にしていないと主張している。

 現場の雪には車輪の跡がないため、男性が車で森に入ったのは雪が降る前の秋ごろだったとみている。

 一方、スウェーデン紙アフトンブラデット(Aftonbladet)が20日の紙面に掲載した、現場近くの村Saevarでガソリンスタンド兼食料雑貨店を営むアンドレアスさんの話によると、救出された男性は、前年の夏ごろからガソリンスタンドを訪れるようになったという。

 アンドレアスさんによると、男性は車でやってきてガソリンを給油したり食べ物やコーヒーなどを購入し、森の中でテントや車に寝泊りしていると話していた。また、中部エレブルー(Oerebro)で大工をしていたが失業したと語っていたという。

 この男性が氷点下30度もの極寒のなかで、何も食べずに2か月も生存していたことには疑問の声もあがっているが、専門家らは理論的には可能だとみる

 ウプサラ大学(Uppsala University)のTommy Cederholm教授はアフトンブラデット紙に、人間は食料がなくても水だけで最長60日間は生存が可能と考えられると説明。一例として、1981年に北アイルランドの獄中で英統治に対するハンガーストライキを続け、66日目に死亡したIRAのボビー・サンズ(Bobby Sands)受刑者を挙げた。

 さらに同教授は、通常ならば何も食べずに60日以上も生き続けることは難しいが、氷点下という低気温の状況で代謝が下がりエネルギー消費が減少したことも幸いしたのではないかと話している。

そもそも何故こういう状況になっていたのかもよく判らない話なのですが、いずれにしても人間と言うものは時にこんな奇蹟も起こしてしまうのだなとよく判る驚きのニュースですよね。
今日は極寒の車中から奇蹟の生還を果たした男性に敬意を表して、世界各国から思わず寒くなってしまうような極寒のニュースを紹介してみたいと思いますけれども、まずは気象的にも経済的にも寒波吹きすさぶ欧州からの話題です。

「顔なし」みたいな姿の爺さんが話題に/イタリア(2012年2月16日Pouch)

大寒波が襲うイタリアのボローニャで、妖怪みたいな爺さんが激写され話題になっています。

その姿は、真っ青でイビツな形をしていて、唯一、上部にじいさんの顔だけが出ているという、まるで映画『千と千尋の神隠し』の「顔なし」状態!

この西洋版「顔なし」は、凍った道路の上を颯爽と自転車に乗り、寒さを凌げるなら「人目など気にしとれんのじゃ」といったご様子です。

ところで青いビニールの正体はいったい何なのか。ビニールシートかゴミ袋か、はたまた専用のレインコートなのか、憶測は飛び交うばかり。

あまりに異様すぎる光景ですが、おじいさんの顔をみると、いかにも厳格そうです。そんな方までもが「顔なし」に扮してしまう、それほどまでに寒い欧州の大寒波恐るべし。

ちなみにこのお爺さんの写真がこちらで、記事中にも出ている「顔なし」の写真がこちらですけれども、いずれにしてもアニメの中でならともかくリアル世界で見るにはちょっとキモいと言いますか何と言いますか…
今冬の欧州寒波はかなり激しいことになっているようで、あちらこちらから色々な話題が出ていますけれども、思わず「戦中戦後かよ!」と大雑把に突っ込んでしまいそうなのがこちらのニュースです。

見た目がすごい…煙突付きの「薪ストーブ」を搭載した車がスイスに登場/スイス(2012年2月13日らばQ)

現在ヨーロッパは異例の大寒波に襲われていますが、スイスでは、あまりの寒さから薪ストーブを設置した車を作った人が現れました。

薪ストーブは暖炉と同じく煙突の付いた暖房ですが、異なる点は扉を閉じて密閉した器具の中で火を焚く仕組みになっています。

薪ストーブってどういうこと?と思うところですが、スイス人であるパスカル・プロコッブさんの車は木をくべて燃やすことで暖をとる仕組みとなっています。

当然ながら煙が出るので、それを外に逃がすよう立派な煙突が装備されています。

2週間ほど前からヨーロッパを襲っている大寒波は2月中旬まで続くと予測されており、古い車の装備のヒーターは厳寒の中では効果が薄いということで、車内にストーブの設置を考えたそうです。

もちろん改造に当たっては、ちゃんと許可を得てから行ったそうで、これで合法だというから驚きです。

助手席の代わりにストーブが付いており、暖かい状態で運転できると満足しているとのこと。

煙突の突き出た姿はまるで蒸気機関車みたいですが、ユニークなアイデアといい、効率面といい、日本では見ることのない、ひと味ちがった車であることは間違いないようです。

Wood stove in Volvo - YouTube

空飛ぶレンガならぬ走るペチカワロタというその実態はリンク先の画像を参照していただくとして、それにしてもスウェーデン製の自動車であっても対応出来ないほどの寒波というのはどんなものなんでしょうね。
続けてドイツから、非常に寒い中でも何やら妙に心温まるというこちらのニュースを取り上げてみましょう。

エッチなポスターのお姉さんが風邪をひかないように気遣う心優しい2人組のドイツ人男性が素晴らしい!!これぞドイツ版笠地蔵/ドイツ(2012年2月14日コモンポスト)

今年の冬は冷え込みが激しく、日本だけでなく世界中で大規模な寒波の被害が続出しています。ドイツではそんな寒さの中、エッチなお店に貼られているエッチなポスターのお姉さんを気遣って、2人の男が心温まるプレゼントを贈ったようです。現代におけるドイツ版笠地蔵ともいえる男2人組の行動をご覧ください。

Russenkälte

ポロ~ンと出したお姉さんのポスターの前にやってきた男2人は、なんとお姉さんたちが風邪をひかないようにセーターを着させてあげています。ローラーを使って左のお姉さんに丁寧にセーターを着せてあげたあとには、右のお姉さんにもお揃いのセーターを着せてあげます。サイズもピッタリのようで非常に温かそうです。

昔話の「笠地蔵」では、このあと恩返しを受けることになっていますが、果たしてこの男性2人組は、お姉さんのからの恩返しを受けることができるのでしょうか。また、どんな恩返しが待っているのでしょうか

しかしまあ、そこらの街中にこのようなポスターが掲示されているというのもなんともはや、ケシカランことではありますけれども、善行に見合った恩返しがあるといいですよね。
寒波と言えばご存知ロシアはその本場ですけれども、いかにも「らしい」と言いますか見ているだけなら何やら楽しそうですらあるというニュースがこちらです。

次々と車がカーリング状態に…ツルツルに凍結したロシアの道路/ロシア(2012年2月15日らばQ)

寒さで路面凍結すると、人も車もツルツル滑ることになりますが、ロシアでにたくさんの車がすべってしまい、カーリング場のようになった道路がありました。

不運な車、幸運な車が入り混じる映像をご覧ください。

Curing with cars in Russia - YouTube

坂下は車の墓場のようなことになっています。

すべるのがわかっているんだから諦めればいいのにとも思いますが、他に迂回する道がないのでしょうね。

3台目のワゴンは絶望的な落ち方をしながらも、奇跡的に難を逃れる強運を発揮しています。

これだけの車がチェーンを装備していないあたり、ロシアと言っても普段は暖かい地域なのかもしれません。

いや「普段は暖かい地域なのかも」と推測していますが、恐ろしいことにロシア人はモスクワあたりの凍結路面でもチェーンはおろか冬タイヤすら使わないで普通に走り回っていると言いますから、こんな光景もあるいは当人達にとっては日常茶飯事であるのかも知れません。
最後に取り上げますのも同じくロシアから先日話題になったニュースの続報ですが、物理的と言うよりも精神的に冷え込みそうな話題でしょうか。

プーチン首相に南極氷底湖の水届く、大臣はやりとりに冷や汗/ロシア(2012年2月12日ロイター)

[モスクワ 10日 ロイター] 南極の氷底湖から採取した太古の水のサンプルが10日、ロシアのプーチン首相のもとに届けられた。

水の入った小瓶を差し出されると、プーチン首相はユーリー・トルトネフ天然資源相に対し、「ところで、君はもう飲んだのか」と質問。トルトネフ氏は取り乱した様子で、飲んでいないことを明かした

さらに首相が「恐竜が飲んでいた水を、ロシア政府の閣僚が飲むというのが面白いのに」と笑顔で語りかけると、恐竜と同じにはなりたくないと、トルトネフ氏は笑いを抑えた声で答えた

この水は、南極の氷底下にある深さ3769メートルのボストーク湖から採取されたサンプル。今月8日、ロシアの調査チームのドリルが同湖に達していた。少なくとも1400万年の間、外界から隔離された状態にあったとされ、科学者は未知の生命発見にも期待を寄せている。

南極自体は今はちょうど短い夏の期間ですけれども、クレムリンではこのように何やら背筋が冷え込みそうな会話が交わされているわけですね。
ネット上では「こんなやり取りが毎日あるのか…」「まだ無事ならセーフだったということだろう」などとささやかれていますけれども、日々こうして精神的な鍛錬を重ねることが権力者の必須スキルということになるのでしょうか。

今日のぐり:「とんかつ椰子」

倉敷市内ではすでに老舗と言っていいだろうお店がこちらですけれども、代替わりをしたせいか先年久しぶりにお邪魔した時にはとんかつ屋というよりは洋食屋的なメニューが中心になってきているような印象も受けたところです。
そうした印象を助長するのが数多くのセットメニューにほとんどとんかつが組み込まれていないという点にもあるんじゃないかと思うのですが、近頃ではとんかつ専門店があちらこちらに点在している中で、むしろこうした昔ながらの洋食屋スイタイルに特化していった方が経営戦略としては正しいのかも知れません。
この日も食事時とはいえなかなか繁盛していらっしゃるようですが、そうした次第もあってここは敢えてとんかつを外してチキンカツ定食とミックスサラダを頼んでみました。

さてチキンカツ定食のチキンカツですけれども、世間ではチキンカツというとわらじなどとも言われるような大振りのものを出す店もありますが、こちらは見たところトンカツとほとんど同じような感じで、カリカリと食感がよいのはフライ系揚げ物の醍醐味ですよね。
ただ少しばかり揚がり過ぎて肉の風味が飛んでしまっているのか、視覚を抜きにして食べているとトンカツとの味の差がちょっと判りにくい気がしますけれども、その印象を助長しているらしいこの甘いソースはちょっと苦手かなと思います。
主菜以外を見ると定食として値段相応と言いますかごく標準的な内容というところですが、小さいことですが小皿のナスがなかなか良かったというのは好印象でしょうか。
ちなみにミックスサラダの方は昔からの伝統と言うのでしょうか、相変わらず塩加減を間違えているような味は変わってないなと改めて感じ入ったのですが、一皿全部はきついとしても同行者とシェアして少しなら問題ない範疇でしょうか(むしろ定食の付け合わせに取り入れてもよさそうなものですが)。

メニューを見ますと単品と定食が入り乱れて少し混乱がある印象も受けるのですが、客層を見ていますとオーダーを決め打ちしているらしい常連さんが中心のようですからこれで問題ないということなのかも知れません。
フロアの方では接遇面は相変わらず対応するスタッフによってという印象が標準化という点からはどうなのかですが、物理的な点から言うと席の間の仕切りがわりあい高くなって視界を遮っているので、特にスタッフの人が厨房前に固まっているような時には席によっては呼び鈴でも欲しいところかなとも感じます。
全般に町の老舗の洋食屋としてはごく手堅い商売を続けていらっしゃるのかなという印象を受けるのですが、子供さん連れのお客も多そうな気配ですから今の時代からすると禁煙か分煙にしてもらいたいところですけれども、このあたりは店のこだわりか何かもあるのでしょうか。

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コメント

昔 椎名誠が冬のシベリアをトラックで横断するとかの内容の
テレビ放映がありました。
氷でタイヤがスリップするのは、圧力がかかった氷がとけて、タイヤ
と氷の間に水の層が出来るからであり、零下数十度まて気温が低下
すれば氷も岩石と同じく決してタイヤ圧ごときでは溶けなくなるので
シベリヤ横断トラックはノーマルタイヤ履いてました。

投稿: ふさぎこんぶ | 2012年2月26日 (日) 13時45分

なんでも目撃者によると落語の「つる」よろしく、ノーマルタイヤの車が「つー」と滑ってきて「る」と交差点のところで停まるんだそうですね。
滑ってくる途中で横断する人が出てきたらどうするのかなんて考えちゃいけないんでしょうね…

投稿: 管理人nobu | 2012年2月26日 (日) 17時47分

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