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2012年1月 1日 (日)

今日のぐり:「牡蠣屋」

あけましておめでとうございます。
旧年中は大勢の皆様方に大変お世話になりましたことを厚く御礼申し上げます。
本年も「ぐり」の研究を第一義として引き続き活動してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、本年最初の更新として先日日本で画期的な犯罪防止の新技術が開発されたというニュースをご存知でしょうか。

自動車盗難防止に「お尻で」生体認証:日本の技術(2011年12月26日産経ニュース)

 運転席に座った「お尻の地形図」で持ち主を識別する盗難防止の認証システムを、東京にある産業技術大学院大学の研究者が開発した。

 東京にある産業技術大学院大学の研究チームが、人それぞれで違うお尻の形を生体認証に利用して、盗難防止システムを開発した。

 運転席に、0から256の尺度で圧力を測定するセンサー360基からなるシートを取り付ける。各センサーの測定データを計算して得られる3Dイメージ、いわばお尻の地形図を使って、個人認証を行うのだ。

 運転席に座ると、まずシステムによってお尻の形が分析される。座席にあるのが持ち主のお尻ではない場合、その車は動かない。

 6名でテストをしたところ、正しい認証の確率は98%だったと開発チームは説明している。報告書(PDFファイル)が日本語で書かれていてわれわれには読めないため、例えばポケットに財布が入っていたり、ホリデーシーズン中に数kg太ったりした場合にどうなるのかは分からない。

 日本経済新聞の記事「Car Seat Of Near Future IDs Driver's Backside」によると、研究チームは自動車メーカーと協力して、2~3年以内に「信頼性の高い盗難防止システム」を商用化したいと考えているという。

 [リンク先の報告書(PDFファイル)は、越水重臣准教授による「着座認証システム」となっている。同准教授は、足裏圧力による個人認証技術についても研究している]

素人目で見ても実用化に当たってはまだまだ多くの困難が予想されそうですけれども、お尻の地形図という着眼点がある種の方々にはたまらない魅力を感じさせる新技術と言えるのではないでしょうか?
一年の計は元旦にありといい、新年早々浮かれることなくこの厳しい世相を乗り切る決意を新たにしていくという意味で、今年最初の更新は世界各地から犯罪ということにまつわる様々な話題を取り上げてみたいと思いますが、まずは犯罪者とはいかなる人物なのかというプロファイリングが重要ですよね。

速度取り締まり機にピースサイン、男逮捕=「わざと違反した」-千葉県警/千葉(2011年11月21日時事ドットコム)

 法定速度を超えるスピードで繰り返しバイクを運転したとして、千葉県警交通捜査課などは21日、道交法違反(速度超過)容疑で千葉県市原市古市場、バイク便業者若山俊一容疑者(36)を逮捕した。「わざと速度違反をしてピースサインもした」と容疑を認めているという。
 同課によると、若山容疑者とみられる男が同じ自動速度違反取り締まり機で40回撮影されており、うち十数回はカメラ目線で左手でピースサインをして写っていた。最大で法定速度を106キロ超えているケースもあったという。

カメラを向けられるとピースサインというのは日本人の特性であるとも言われていますが、こうした非公開の写真に対してもピースサインを欠かさないまめさと自己顕示欲の強さが一つの特徴であるということでしょうか。
万引きは犯罪であるという当たり前のことを理解しない人々も世には多いと言いますが、実際の手法を検証してみるともはやそれは人間の生物としての限界にチャレンジするかのような画期的な試みすら行われているようです。

どうなってるの?ビールを万引きする女性の大胆すぎる手口(2011年12月29日らばQ)

万引きは犯罪ですが、する人もなかなかあとを断ちません。

万引きする側は、あの手この手で盗んだ商品を隠すものですが、さすがにこれは尋常な隠し方じゃない、と思われた大胆な万引き映像がありましたので、ご紹介します。

17574601.avi - YouTube

スカートの中に隠すことも大胆ですが、1ケース丸ごとの大きさと重さを考えると、どうやって普通に歩けるのか疑問でなりません。

いったいあの中は、どんなしくみになっているのでしょうね…。

リンク先の動画をご覧いただいてその仕組みが一目で理解出来たというお方はマジシャンの才能があるかも知れませんが、このように日々独創的な探求心を怠らないこともまた犯罪者に要求される素養であるということでしょうか。
悪い奴ほど肥え太るという言葉もありますが、実際に犯罪者とはどのような身体的特徴を有しているのかということも防犯対策上重要ですよね。

おマヌケ怪盗、エレベーター天井の整備口にお腹がつっかえ動けず、御用に―広東省深セン市/中国(2011年12月7日レコードチャイナ)

2011年12月4日、広東省深セン市でおマヌケすぎる泥棒が捕まった。5日、南方都市報が伝えた。

3日、深セン市の工場に泥棒が忍び込んだ。男は2カ月前までこの工場で働いていただけに、どうやれば忍び込めるかよくわかっている。酒を飲んだ勢いで、クビになった恨みが爆発。在庫品を盗んでやろうと忍び込んだのだった。

夜まで社内に潜伏し、いざ盗もうと倉庫に行ってみるとカギがかかっている。あきらめて帰ろうとしたが、当然、会社から出ることもできない。朝、従業員が出勤してくれば逮捕されることは間違いない。そこで映画の怪盗よろしく、エレベーター上部に潜伏しようと男は決意した。

ところが、エレベーター天井の整備口を通る時、再びアクシデントが起きた。太りすぎがたたっておなかがつっかえてしまったのだ。しっかりと食い込み、進むことも戻ることもできない。泥棒は携帯電話で彼女に助けを求めた。朝一番でやってきた彼女はひっぱたり押したりと一生懸命だったが、どうすることもできない。

結局、このバカ騒ぎが警備員に見つかり、あえなく御用となった。(翻訳・編集/KT)

それがどのような状況であるのかはリンク先の画像をご覧いただきたいと思いますが、建築物の設計に際しては従業員と整備口のサイズ関係にも十分に配慮をしておかなければ防犯対策も万全とは言えないということでしょうか。
わずかな駐停車時の車のドアロック忘れによる盗難など、まさかそんなこともあるまいという一瞬の油断が犯罪を招くことにつながるとはよく指摘されるところですが、改めて何事も油断大敵と思わされるのがこちらの事件です。

レストランに3人組の泥棒、狙いはトイレットペーパー 米ニューメキシコ州/米(2011年12月5日exciteニュース)

[米ニューメキシコ州アルバカーキ 5日 AP] 3人の男性が米ニューメキシコ州のレストランからトイレットペーパーを盗んだが、すぐに警察に逮捕された。

「バーガーズ、ドッグス・アンド・ウィングス」の従業員ジョシュ・フラナリー=スチュアートさんは、土曜日に店に入ってきたときから、この3人の男性たちをあやしいと思っていた、とアルバカーキのKOATテレビに語っている。彼らは口をきかず、「混乱した」様子だったという。

3人はトイレに入り、およそ1ダースのトイレットペーパーのロールを持ち出した。彼らは駐車場に停めていた車に乗り込んだが、遠くまで逃げることはなかった。
実のところ、アルバカーキ警察はすでにこの3人を監視下に置いており、すぐに駐車場で車を囲んで逮捕した。
トイレットペーパーは本来の所有者に返却された。

まさかこんなものまでという油断にはくれぐれも気をつけなければと言う事件なのですが、従業員の慎重な対応が幸いにも奏功したという貴重なケースであったと言えそうですね。
銃を携えて銀行強盗と言えば昨今では必ずしも割の合う犯罪ではないという声も聞かれますが、犯罪者は臨機応変な対応によって常に獲物を狙っているのだということを思い出させる事件を紹介しましょう。

銀行強盗に入った建物はリハビリ施設、独紙報道/独(2011年12月3日AFP)

【12月3日 AFP】独紙ビルド(Bild)は2日、「ドイツ一まぬけな銀行強盗」の見出しで、禁錮7年の判決を受けた男について報じた。

 独北西部オスナブリュック(Osnabrueck)の地裁で裁判を受けたジークフリート・K(Siegfried K.)被告(57)は今年5月、おもちゃの拳銃を持って銀行の支店に押し入り、ロビーにいた女性を人質にとって、銀行員に1万ユーロ(約100万円)を出すよう要求した――少なくとも当初はそのつもりだった。

 しかしこの犯行は成功するはずもなかった。そこにあった銀行の支店は17年前に移転して現在は現金自動預入支払機(ATM)があるだけで、建物はリハビリ施設として使用されていたからだ。

 その事実に気付いた男は計画を変更し、通りがかった女性を脅してATMから400ユーロ(約4万2000円)を引き出させると、この金を奪って事前に盗んでいた車で逃走した。

 その後、車を乗り捨てたが、座席の間に落ちていたおもちゃの拳銃に付いていた指紋から身元が割り出され、男は強盗の罪を認めた。過去40年間に22件の前科があったことから裁判所は11月29日、被告に禁錮7年の判決を言い渡した。

銀行強盗の狙いが100万円というのもつかんで逃げるに無理のない量であると感心しますけれども、リハビリ施設に目標を転じても確実性の高い金額を狙うなど、なかなかに知能的な犯罪者であると言う事が明らかですよね。
悪魔払いには十字架が有効であるとか世の中に様々な防災防犯グッズはありますけれども、犯罪者対策に対しては何が有効であるのかという人類永遠の命題に対して貴重な示唆を与えるのがこちらの事例です。

サンタから盗んだプレゼントを泥棒が返却/イタリア(2011年12月29日AFP)

【12月29日 AFP】イタリア・ローマ(Rome)で、クリスマスイブにサンタクロースから盗んだ袋いっぱいのプレゼントを、泥棒たちが返却するという出来事があった。29日の現地紙イル・メッサジェロ(Il Messaggero)が報じた。

「ごめんなさい。私たちはあやまちを犯した。メリークリスマス、そしてよい新年を」と走り書きされたメモのそばには、計1000ユーロ(約10万円)相当のプレゼントが入った袋が置かれていた。プレゼントはラッピングされたままだったという。

 プレゼントが盗まれたのは、観光名所、ナボーナ広場(Piazza Navona)のクリスマス市場。ここでは毎年、ビジネスマンのジョルジョ・アブルツェーゼ(Giorgio Abbruzzese)さん(51)が赤いコスチュームと豊かな白ひげをつけてイベントを行うのが恒例となっていた。

 事件後、犯人にプレゼントを返すよう呼び掛けていたジョルジョさんは、「泥棒でさえも心があるのだと、喜びと驚きをもって実感しています」と語った。「(泥棒たちの言葉に)心を動かされた。盗難のショックは大きかったが、わたしに笑顔を取り戻させてくれた彼らに感謝したい」

 ジョルジョさんは1月にクリスマス市場に行き、返されたプレゼントを子どもたちに配る予定だ。(c)AFP

ドイツあたりでは日本のナマハゲと同様、良い子にはご褒美をくれるが悪い子にはおしおきをするというサンタクロースの伝承があると言いますが、さすがに悪逆非道の犯罪者もその威光の前にはひれ伏すしかなかったということでしょうか。
天網恢々疎にして漏らさずという言葉がありますが、その言葉の発祥地からまさしくその通り!という実例をお伝えしましょう。

住職は殺人容疑者…17年後に発覚、本人「因果応報です」/中国(2011年12月19日サーチナ)

  江西省九江市九江県警察はこのほど、17年前の殺人事件の容疑者の男1人の身柄を2010年11月に浙江省内で確保したことを明らかにした。男は仏教寺院の住職になっていた。高僧として国外逃亡の機会が何度もあったが実行しなかった。「罪は償(つぐな)わねばならないと分かっていた」、「(仏教が説く)因果応報ということです」などと話しているという。中国新聞社が報じた。

  男は1973年生まれ。中学(初級中学)卒業後に自動車修理の仕事をしていたが、1994年になり知人と「海南に行ってデカい金もうけをしよう」と相談した。資金稼ぎのために計6人で民家に押し入り夫婦2人を殺害、幼児1人に重傷を負わせたとされる。5人はすべて逮捕されたが、男1人が逃走した。

  男は安徽省内で出家し、95年に福建省内の仏教学院に入学。3年後に卒業し、修行の旅で全国を回った。

  仏法の修行を進めると同時に、自分には知識がなかったと悩み、浙江大学で社会人教育のコースに進み学士号や2級の土木建築技師も取得。書道も学び、作品コンクールで入賞したこともあるという。浙江省内の寺に勤めるようになってからは修行の成果が認められ、僧侶としての位を1年に1階級引きあげられるなど異例の“出世”をし、副住職になった。

  2008年には新たに寺を作ることになり、責任者になった。2010年には同寺の住職に任じられ、2011年には他の寺の監督責任者にもなった。現地で政府に対する顧問機関である政治協商会議の委員に何度も推薦されたが、仏教に専念したいとして固辞し続けた。

  男は実家には連絡せず、送金もしていなかった。しかし、専用の乗用車を運転し、携帯電話も所持するなど、物質的には恵まれた生活をしていた。

  説法をするため、欧州やアジア各地に何度も足を運んでいた。中国では重大事件の容疑者が国外逃亡をすることが多いが、男は身柄拘束後、「機会を利用するつもりはなかった」などと述べた。

  未解決事件の捜査を進めていた九江県警察は、浙江省内にいる高僧が「17年前の殺人事件と関係しているらしい」との情報を得て、捜査を開始。聞き込み捜査や戸籍の調査を行い容疑者と断定した。2010年12月28日夜に「消防の検査」と称して男がいる寺院の門を開けさせて踏み込み、身柄を拘束した。

  男は警察官に「何をしに来たのか」と尋ねたが、事情が分かるとそのままおとなしく身柄を拘束された。

  男は取り調べに対して、自分の犯行を認め「すべて自分がまいた種です」と述べた。拘置所内では毎日座禅を組み、仏教の修行を続けている。他の収監者にも「因果応報ということです。罪はいつか償わねばならないということです」などと仏教の道理を説いている。周囲の収監者は精神的に感化されはじめたという。(編集担当:如月隼人)

ユーゴーの名作「レ・ミゼラブル」をも彷彿とさせるような波瀾万丈の生涯というものですが、教訓として世の犯罪者達は行為にいたる前に因果応報という言葉をもう一度思い出してみるべきであるということでしょうか。
本年が皆様にとって幸い多いものとなることを祈念しております。

今日のぐり:「牡蠣屋」

広島湾と言えば牡蠣の産地としても知られていますが、そこに浮かぶ著名な観光地である宮島も目の前で牡蠣の養殖を行っている海産物の名産地でもあるわけですね。
その宮島は厳島神社にいたる表参道沿いに位置するこちら「牡蠣屋」さんは牡蠣料理専門をうたうお店ですが、今回久しぶりに訪問してみました。
しかしまあ、さすがにこの時期は食事時を過ぎても繁盛してるのは当然なのでしょうが、周辺の飲食店と比べても人気店としての地位を確立していることが判りますね。

主食となるのがかきめしですが、うまみはたっぷり味付けは控え目というこのかきめしに赤だしのアクセントもいい具合で、牡蠣屋定食のものより大きいということもあってガッツリ行きたいという向きにはおすすめですよね。
牡蠣フライは特選とノーマルとの二種類がありますが、特選牡蠣フライの方は大粒の牡蠣を噛みしめると肉の中からたっぷりの汁が吹き出すというもので、もちろんノーマルの牡蠣フライもぶりぶりの身が十分にうまい仕上がりになっているのですが、これはこれで値段分の価値があると思います。
基本的に牡蠣の持つ潮の香りが苦手なもので生牡蠣や焼き牡蠣はあまり食べないのですが、こちらの焼き牡蠣は頃合いの焼き加減が香ばしさを演出していて違和感なく楽しめるものですよね。
ちなみに牡蠣屋定食や単品にもなっている牡蠣のオイル漬けは好みが非常に分かれるようですが、自分などはちょっとおもしろい味だなと思います。
値段だけを見ていればいわゆる産地の店というイメージからするとやや高めの価格設定なんですが、原価も相応にかかるのでしょうし特に周囲他店の観光地価格からして際だって割高というほどでもなく、牡蠣料理屋として料理の味も考えると十分その値打ちはあるのではないでしょうか。

興味深いのは周囲の客層などを見ていますと裏メニュー(?)の牡蠣屋定食を頼んでいる方の比率がかなり高そうだったことですが、今の時代の顧客に対する広告効果というものを知る上で興味深い事例だなと思いますし、そうした店の方針も反映してかスタッフも顧客層に見合った若手が多いですよね。
ただ繁盛店で多忙なこともあって接遇は基本的に放置状態になってしまう局面が多いのは仕方がないところで、隅の席だとオーダー通すのも一苦労というシーンが目立つのですが、色々と工夫して今の時代なりのマニュアル対応を目指しているらしい気配は見えるのですから、これくらいの規模になってくると各フロア毎にマネージャー役をきちんと配置しておいてもいいのかなとも思います。
また物理的な面では殻付きの牡蠣がこれだけ並ぶとどうしても場所をとるんですが、デザイン面を優先したのかも知れませんがテーブルのサイズは明らかに過少という印象で、生牡蠣焼き牡蠣などは追加オーダーも多いでしょうに、定食系などで大きなトレーが載るとほとんど何も載せられない状態になってしまうのはどうなのかなと感じてしまいます。
しかしオフシーズンには訪店したことがないのですが、季節性の高いものを扱うだけに年間を通して味のレベルをどう担保するかには気を使う商売なのでしょうね。

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