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2012年1月30日 (月)

産科医がいても出産取り扱い中止 県立八重山病院の場合

ある意味で究極の僻地とも言える離島医療に関しては、かねて隠岐の産科医不在問題なども世間を賑わせてきましたけれども、こちら沖縄でも今回出産対応不能になったというニュースが出てるのですが、どうも今回は少しばかり状況が違っているようなのですね。

八重山でお産困難に 4月以降産科医が不足/沖縄(2012年1月25日沖縄タイムス)

 【八重山】八重山地域で唯一、出産に対応する県立八重山病院(石垣市、松本廣嗣院長)は24日、産婦人科の医師が2人不足する見込みのため、4月以降の出産に対応できない恐れがあると発表した。同院は医師確保の努力を続けるとした一方、3月中旬~9月に出産予定の妊婦に対し、同地域以外で出産する準備を整えておくよう呼び掛けた。同院ではほかの医療機関からの紹介を含め、月に50~60人の分娩(ぶんべん)があるという。

 同院によると、産婦人科に勤務中の医師4人は3月末で全員転勤し、4月から新たに医師4人の勤務が決まっていた。しかし、中核を担う医師1人は個人の事情で、7月まで赴任が困難になった。連動して、指導医クラスの医師がいることが条件だった医師1人も赴任できなくなる可能性があるという。

 松本院長は「医師2人の態勢ではお産の安全性の確保が難しい。分娩中に容体が急変し、帝王切開となった場合などに対応できない」と説明。「全国的な産科医不足で、この時期に新たな医師確保を行うことは極めて困難」とした。

 同院は妊婦の「自衛策」として(1)「里帰り分娩」で石垣島から出る(2)石垣島で「里帰り分娩」をしない(3)宮古島や本島の産婦人科に紹介させておく―を挙げ、協力を呼び掛けた。

3月中旬以降の出産、石垣島外で 産婦人科医が不足/沖縄(2012年1月25日琉球新報)

 【八重山】県立八重山病院の松本廣嗣院長は24日、同病院で会見し、4月から着任予定だった産婦人科医4人のうち、2人の赴任が7月ごろまで延期になったと発表した。2人態勢では帝王切開など危険な状況に対応できないため、代わりの医師が見つからない場合、基本的に出産は扱わないという。松本院長は「新たに医師を確保するのは困難」として、3月中旬以降の出産を予定している妊婦に島外出産を呼び掛ける。八重山で出産できるのは同病院だけで、住民や関係者に不安が広がった。
 現在勤務する産婦人科医4人は3月末で転勤することが決まっていた。同病院は後任の医師4人を確保していたが、そのうち中核となる指導医1人が個人の都合で7月まで赴任できないことが今月に入って分かった。指導医がいることを条件に八重山病院に派遣されることになっていた1人も連動して着任が延期された。
 同病院は妊婦に対し、(1)島外出身者は里帰り出産で島外に出ること(2)八重山出身者は里帰り出産で八重山に戻らないこと(3)島外の産婦人科を紹介してもらい、飛行機に乗れる妊娠36週までに出産できる地域に移動すること-を呼び掛ける。
 松本院長は「安全性を考えると問題が生じないような対応を取らざるを得ない」と、島外出産を呼び掛ける理由を説明。「産婦人科医は全国的に不足している。4月以降に新たに産婦人科医を確保するのは極めて困難だ」と述べ、窮状を訴えた。
 産婦人科医不足による診療制限への対応について県病院事業局は「できる限り早く県立病院全体の中で(支援の)態勢を検討していきたい」としている。

4月は4医師維持 八重山病院出産制限/沖縄(2012年1月26日琉球新報)

 産婦人科医の一時的な定員割れで県立八重山病院(松本廣嗣院長)が3月中旬以降の島外出産を呼び掛けた件で、県病院事業局は25日、4月いっぱいは定員の4人体制が維持できる見通しとなったと明らかにした。3月末で転勤する予定の医師4人のうち2人が、転勤先との調整などにより4月いっぱいは同院での勤務が可能となった。
 4月からは新たに2人の医師が赴任。残り2医師の赴任は7月ごろを予定しており、同局では引き続き5~6月に医師の定員割れが生じないよう対策を急いでいる。
 同局は「ハイリスクの出産には対応可能となるが、万全の態勢が整ったわけではない。引き続き人事異動も含め、5月以降の医師の手当てを検討していく。八重山の産婦人科医定員4人は死守するという強い意気込みで取り組む」としている。妊婦への島外出産の呼び掛けは当面続けていく方針だという。
(略)

まだ二人の産科医が残るというのに早々に出産取り扱いの中止を決めたというこの一件、同じ産科医の中でも人によっていろいろと見方はあるのでしょうが、個人的に真っ先に考えたのは「こんな田舎の産科でもいよいよリスクマネージメントが徹底してきたな」ということです。
県立八重山病院のHPによれば同院産婦人科で扱った2009年の分娩件数は620件、手術数は256件で、このうち帝王切開が153例ということなんですが、分娩制限等を行えば医師二人で必ずしも全くお産に対応出来ないというものでもないのでしょうが、今回の判断では四人体制が整うまでお産そのものを完全に受け入れないということになったわけですよね。
言うまでもなく福島県の大野病院事件などでは不十分な対応しか取れないのが判りきっているのに難しい症例を扱ったと、無罪になったとは言え担当医は検察からも世間からも散々に責め立てられたことは記憶に新しいところですが、数々のJBMに基づいていい加減な診療しか行えないなら最初から診療契約を結ぶべきでないという考え方が広がってきているという一つの証明でしょう。
無論、県立病院である以上は現場の産科医が幾らJBMに精通していてもどこか上の方から鶴の一声が出てくる可能性もあるわけですが、現地マスコミなどはすでに行政の責任を問う論調を強めてきているようですから、これに対して行政側がどのように対応するかですよね。

金口木舌(2012年1月28日琉球新報)

たった4人。八重山で暮らす妊婦が出産できる唯一の医療機関、県立八重山病院で勤務する産婦人科医師の人数だ。しかも4月以降、定員割れが生じるため、病院側は島外での出産を呼び掛けている
▼ようやく1人。産婦人科の休止が1年間続いた県立北部病院に防衛医官が派遣された。普天間飛行場返還・移設問題で国と県の関係がぎくしゃくしていた2006年春のことだ
▼「自衛隊だって産婦人科医師は簡単には出せない。それを出したのだから」。居丈高な態度で政府高官が言い放ったのを覚えている。医師を送ったのだから、沖縄は辺野古移設を受け入れよとでも言いたかったのか
620人。厚生労働省の統計によると、1996年から2010年の間、これだけの産婦人科医師が全国で減った。同時期、全医師数は約5万人増えている。過酷な勤務環境や医療ミスに絡む訴訟問題が産婦人科医師減少の背景にある
40年近く全国一の1・87。沖縄の高い出生率は地域活力の源として誇りたい。しかし、それを支える医療現場の体制は万全とは言い難い。この難題に挑まずして住みよい沖縄は実現しない
▼3400グラムだった。3年前に生まれた娘を初めて抱いた時の感触を今も忘れない。出産を支えてくれた医師、助産師への感謝も。沖縄で子を産み育てるために必要なこととは何か。13キロに増えた娘を抱きつつ考える。

【社説】島外出産呼び掛け なぜ八重山で子を産めない(2012年1月26日琉球新報)

 八重山地区で子どもの誕生を一手に担う県立八重山病院(石垣市)で、産婦人科医を確保するめどが立たないとして、3月中旬以降に出産を予定する妊婦に石垣島以外での出産を呼び掛ける事態になった。4月に着任予定だった産婦人科医4人のうち2人の赴任が7月ごろまで延びたためだ。
 4~6月に八重山病院で出産予定の妊婦は87人に上る。島外で子どもを産むのは経済的にも精神的にも大きな負担だ。2医師が赴任するまでの間、別の産科医を招請できないのか。県は、八重山での医療水準を維持するため、あらゆる手だてを講じてほしい
 この間、県は本土在住の医師の招待視察といった事業に取り組み、離島や北部地域の医師確保に一定の成果を挙げてきた。だが、今回のように、個人の都合で赴任が遅れるだけで診療態勢は立ちゆかなくなる。医師が1人でも欠ければ途端に支障を来すのが離島医療の実情だ。
 産婦人科医の不足は沖縄に限ったことではない。昼夜を問わない過酷な勤務環境を敬遠し、比較的楽な診療科を志望する医師が増えているという。医療ミスで訴訟を起こされるリスクが高いことも背景にある。国は、産科、小児科、脳神経外科など、繁忙な診療科の勤務医を手厚く処遇する仕組みを整えるべきだ。
 民間の医療機関が多い都市部と違い、離島の公立病院は住民にとって生命線といっていい。安心して子を産み育てる上で、その充実は欠かせない。
 とりわけ県立八重山病院は、石垣市だけでなく、竹富町や与那国町の妊婦も受け入れている。竹富町は石垣市での出産を前提として石垣島への船賃半額と宿泊費2千円を補助している。与那国町も妊婦に航空運賃を助成しているが、竹富町同様、対象は与那国―石垣間だけだ。
 どうして八重山の人たちはふるさとで子を産めないのか。たとえ一時的であっても、地域外での出産を強いるのは理不尽としか言いようがない
 まして八重山は国境に面した地域だ。そこで医療体制が崩壊すれば人口流出を招き、コミュニティーの維持、国土保全にも支障を来しかねない国も前面に立って医師の確保に努めるべきではないのか。政府と県が緊密に連携して代替要員の産科医を確保してほしい。

3市町で医師確保要請へ 「ゆゆしき問題」早急に対応(2012年1月27日八重山毎日新聞)

出産支援視野に検討
八重山病院産婦人科

 八重山病院産婦人科が3月中旬から出産の受付を取りやめることについて、3市町長は25日、八重山毎日新聞の取材に答え、早急に要請行動などを行う考えを示した。郡外でお産をする場合に必要な交通費や宿泊費の補助についても一部で検討が始まった。産婦人科医が全国的に不足している状況を踏まえ、「国がしっかりとした仕組みを作ることが求められており、この点が解決しない限り(八重山病院の問題も)解決できない」(川満栄長竹富町長)との指摘もあった。

 中山義隆市長は「ゆゆしき問題。市も医師探しをするが、一義的には県が対応すべきだ」として、3市町で県に医師確保を要請したい考え。
 財政的な援助については「視野に入れている」としたうえで、「相当の人数を援助しなければならず、相当な負担。県にも強く要求する」との考えを示した。
 川満町長は「3市町でスクラムを組み、最重要課題と位置付けて対応したい」とコメント。

 町妊婦支援補助金交付要綱では、町内の妊婦が石垣島で出産する場合には運賃や宿泊費の一部を補助することになっているが、郡外での出産に対する補助については定められていない。
 このため、川満町長は郡外で出産する妊婦への支援について「現時点では非常に難しいとしか言えない。現状を把握する必要がある」と述べ、どのような事態が予測されるか把握するよう担当の健康づくり課に指示した。

 外間守吉町長は「3市町の緊急な課題として早急に対応したい」と述べた。
 町は現在、検診や出産のために与那国石垣間の往復航空運賃3回分を補助しており、これを5回に増やせないか検討していたところ。
 石垣での出産が困難になってきたことを受け、外間町長は「本島で出産する場合に与那国那覇間の運賃を町が持てる(補助できる)のか、新年度予算に向けて検討したい」と述べた。

しかし沖縄のローカル紙に国土保全がどうこうと言われると、何かもの凄い違和感に襲われるのは自分だけでしょうか(苦笑)。
地元でも県が、いや国がと責任を押しつけ合っている気配もありますが、本質的にこうした問題は医師と病院との間の契約問題であって、社会の多くでこうしたトラブルに対応可能なようにきちんと契約条項が整理されてきている中で、医療の世界では未だに昔ながらの口約束で全てが済まされてきた弊害と言えなくもありません。
報道によるとやたらと医師の赴任が個人の都合で遅れたと強調しているのが妙に目につくのですが、風の噂に聞くところではこうした一連の現地の騒動は新任医師達には全く伝えられていないらしいという声もあって、事実だとすれば赴任に至るまでの数ヶ月の間に様々な現地報道に接した結果、また急転直下の展開に至るかも知れませんよね。

そして本質的には「たとえ一時的であっても、地域外での出産を強いるのは理不尽としか言いようがない」という発想こそが貴重な産科医を薄く広く配置する原因になってきたわけで、単に島だけを見ても日本に400以上ある有人島の1/3が100人未満、さらに1/3が500人未満の人口しかない中で、さらに僻地なども含めておよそ「地域外での出産を強い」ないで済むような体制を整えろという方が理不尽ではないでしょうか?
アメリカなどでは医療の未整備な田舎に住むのも本人の自由、その代わりに都会にはない良い環境にも恵まれているんでしょ?という自己責任の考え方が医療の面でも徹底されていますし、ドイツなどでは僻地であっても直ちにヘリコプター等で基幹病院へ搬送する体制を整備して対応しています。
そうした諸外国の状況に比べると日本の医療は長年の慣習で何となく出来上がってきた部分が大きいようで、国全体のプランとしてどんな方向に医療の環境整備を進めていくべきかという議論もろくにされていないわけですから、このまま医師強制配置などという暴論が実現しても本質的な問題の解消になど至らず、単にあちらこちらにつぎはぎを当てるだけに終わってしまう気配が濃厚ですよね。

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コメント

離島で唯一お産を扱っているのなら、数の制限は仕方ないとしても受け入れは続けて欲しかったかな…と思います。
4月からも先生がいなくなってしまうわけではないのでしょう?

投稿: 自分も田舎の人 | 2012年1月30日 (月) 08時56分

こういうのもある。
安心感のお産を願う妊婦の立場からすれば万全の体制でお産を手がけたいという姿勢は評価こそすれ、批判するようなものではないはずなんだがなあ。

石垣島で子供が生めない。何と言うことだ…
http://www.y-mainichi.co.jp/news/19257/

 石垣島で子供が生めない。何と言うことだ。県立八重山病院で5月以降、産婦人科の医師不足によりお産ができないというニュースに、
出産予定の妊婦や家族は暗澹(あんたん)とした思いではなかっただろうか▼問題はなぜ、ここにきてという感がしないでもない。
八重山病院の慢性的な医師不足は、今に始まったことではない。こと人事に関することとなればある程度の予測ができたはずではないか。
自助努力の限界でこうなったと理解したいが、安心感のお産を願う妊婦の立場からすると、不信感が募り腹立たしい
▼待ちに待った赤ちゃんの誕生。ましてや初産の妊婦にとっては、ふるさとで家族に見守れながら安心したお産がしたいというのは当然だろう。
最愛のわが子との対面を心待ちに、幸せな毎日を想像しているであろう妊婦の心理的不安は何としてでも避けたい
▼郡内での分娩施設が八重山病院だけというのは、本来の姿ではないが、人の命にかかわる問題だけに医療の空白は許されない
▼問題は産婦人科医師を探すことである。きっと救世主となる現代の赤ひげ先生は、どこかにいるはずである
▼この緊急事態を打開できないようであれば、行政の貧困としかいいようがない。最悪の事態回避に向けて、あらゆるチャンネルを駆使した努力を続けてほしい。(鬚川修)

投稿: kan | 2012年1月30日 (月) 09時42分

石垣島って、けっこう「都会の人」も多いのではないかしら。
「離島」にあこがれてやって来たのなら文句言うなよ、そもそもインフラ整備がおいつかないのはオマイらのせいだろ、という気分が「(1)「里帰り分娩」で石垣島から出る」」が対策の一番目に挙がっている理由であり、「妊婦への島外出産の呼び掛けは当面続けていく方針」という言葉にもにじんでいるような気がします。
そして、訴訟リスクに過敏になっているように感じられるのも、「都会の人」が多いことが理由なのかな とも。
人口動態の資料とか確認していないから憶測ですが。

そう憶測してしまうと「ふるさとで家族に見守れながら安心したお産がしたいというのは当然だろう。」というフレーズがなんとも空々しいものに感じられてしまいます。

投稿: JSJ | 2012年1月30日 (月) 09時54分

産科医二人いればお産は出来るじゃないかというのも確かにそうなんですが、離島であるが故に通常よりもより慎重にならざるを得ない部分もあると思うのです。
お産に限らず手術にしてもいざ始めて見たらここでは無理な症例だった、あるいは追加で大量の血液製剤なりが必要だということになっても、下手すれば船も飛行機も欠航でどうしようもない場合もあるわけですから。
その意味では陸続きの僻地よりも離島での診療の方がより適応判断は慎重にならざるを得ないのは当然なのですが、どうもその辺りの事情に対しての説明が不十分なのでは?という気もするのですね。
このまま万一「他県ではこの程度で十分お産は扱っているじゃないか!」なんて声が出てきた場合にはどうなるのかです。

投稿: 管理人nobu | 2012年1月30日 (月) 11時37分

あまりゴタゴタすると赴任予定の医師が逃げ出さないか心配ですね。

投稿: 浪速の勤務医 | 2012年1月30日 (月) 11時57分

>>産科医二人いればお産は出来るじゃないかというのも確かにそうなんですが、
>>離島であるが故に通常よりもより慎重にならざるを得ない部分もあると思うのです。

都会だとたとえ地雷を踏んでも、足下の地雷から工兵部隊が信管を抜いてくれますが、
離島だと 即死に繋がりますから慎重にもなりますね。

投稿: 浪速の勤務医 | 2012年1月30日 (月) 12時23分

風の噂によりますと現任の産科医の対するバッシング目的と思われるマスゴミ取材が殺到して病院幹部は頭を抱えているらしいです。
どーなることやらルンルン楽しみです(笑)

投稿: Runrunrun | 2012年1月30日 (月) 12時54分

地域性や民度も含めたリサーチはリスクマネージメント上不可欠w
しかし琉球新報がどの口を拭ってこんなことを言うのかw

>まして八重山は国境に面した地域だ。そこで医療体制が崩壊すれば人口流出を招き、コミュニティーの維持、国土保全にも支障を来しかねない。

http://pub.ne.jp/threeforest/?entry_id=3850489
http://toua2chdqn.blog.fc2.com/blog-entry-339.html

投稿: aaa | 2012年1月30日 (月) 13時33分

るんるんしてたのに、強引に解決しそうです、トホホ。

医師確保にメド 八重山病院、産科医不足
http://www.y-mainichi.co.jp/news/19274/
高嶺氏によると、27日午後、議長室で高嶺氏と宮里達也福祉保健部長、伊江朝次病院事業局長が懇談し、その中で八重山病院の産婦人科医師確保について、順天堂大学(東京)などから指導医を含む医師2人の確保に一定のめどが立ったという。
 同大学からの医師赴任が間に合わなかった場合にも、県立病院を退職する指導医1人が一定期間残留し、八重山病院に派遣する方向で調整。指導医が確保された場合は研修医1人が予定通り着任できるため、現在の4人態勢が維持できる見通しとなる。


順天堂さんは医師が余ってるのかいな?
それとも週休2日、リゾート、レジャー体験保証とか条件でてたりしてw


投稿: Runrunrun | 2012年1月30日 (月) 13時41分

ここ、元々はどこの医局が持ってた病院なんでしょうね?
下手すると今度は元から赴任予定だった先生方が引き上げるなんて騒ぎになったりしないでしょうか。

投稿: 管理人nobu | 2012年1月30日 (月) 14時07分

なんか泥沼化の様相http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-186897-storytopic-1.html
「松本廣嗣院長は30日、順天堂大など複数の大学や医療機関、個人などと交渉しているものの、医師確保にめどが立っていないことを説明した。」

投稿: JSJ | 2012年1月31日 (火) 21時02分

↑県のエロい人達が希望的観測を発表しちゃったのを、現場があわてて訂正した、ということみたいですね。

投稿: JSJ | 2012年1月31日 (火) 21時11分

四月は当面居残りというのもネタだったと言うことなんでしょうか?
やはりこの手の公立病院の病巣は運営母体の側にも大いにあるということなんでしょうね。
全国にこうして名が知られれば知られるほど後任探しも難航しそうですが。

投稿: 管理人nobu | 2012年2月 1日 (水) 09時02分

八重山は、輸血用血液が確保しにくいです。自分の血を輸血しながら帝切したドクターを知っています。
また、多産婦が多いぶん、中には帝切を4-5回している人もいるので子宮破裂や癒着胎盤のリスクも高まります。いざとなったらCesarean Hysterectomyができる医師でないと危険だと思います。
八重山は特に台風が多いので、完全に孤立状態になります。
離島の産科ほど、できる医師が行かねばなりません。
加えて、内地から来るナチュラル志向の人達のわがままも本物です。
現在の医師(達)が去るとうことは5年前からわかっていたことですし、県(知事)は県立病院の独立法人化のことばかり頭にあって、案の定、何も考えていなかったようです。

投稿: 応援医師 | 2012年2月 1日 (水) 21時39分

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