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2011年12月24日 (土)

マスコミ報道よりもマスコミウォッチがおもしろい

その昔「人が死んでんねんで!」の名台詞?で全国にその名を轟かせた読売の記者がいましたが、今度もまた読売の記者がやってしまったという記事が出ていました。

記者ノート2011/富山(2011年12月22日読売新聞)

 「何が楽しいんですか、人が1人死んでいるんですよ

 射水市で中学2年の男子生徒が自殺した翌日の11月27日の午後6時頃。生徒の学校での様子を知ろうと、市内のショッピングセンターで同じ学校に通う数人の男子から話を聞いているとき、遠巻きにこちらを見ていた女子生徒が突然近寄ってきて言い放った。

 「楽しくなんかない」。とっさに答えると、即座に「じゃあなんでそんなニヤニヤした顔で話をしているんですか」。女子生徒は、軽口をたたきながら取材していたことを問題にしているのだ。

 「しかめっ面してたら、話聞けるのか。取材は真剣にやっている」。答えてみたものの苦しい言い訳にしか聞こえない。彼女の顔は怒りからか真っ赤で、目からは涙があふれていた。

 彼女は自殺した生徒を知っているのだろう。そして、その生徒の死について、見知らぬ大人が愛想よくしながら聞いて回っていることへの不快感を、ストレートにぶつけてきたのだと思う。動揺した。「ずるさを見透かされている」ようで恥ずかしさも感じた。

 その日は朝から中学校近くの家を一軒一軒訪ねたが、亡くなった生徒の詳しい話は聞けなかった。夕方、先輩記者の助言で向かったショッピングセンターで、やっと同じ学校の生徒たちを見つけた。

 確かに、相手の警戒感を解こうと焦った結果、機嫌をとりながら話を聞く形となっていた。いい情報を得たいとの思いだけが頭にあった。男子生徒たちも自分の腹を見透かしていたのかもしれない。結局、あまり内容のある話はしてくれなかった。支局にもどる途中、人々の悲しみへの配慮を見失っていた自分が情けなく、そして、悔しくて、運転していた車のハンドルを何度もたたいた。

 男子生徒の死を巡る取材では、自殺直前の11月24日、生徒が暴力を受けていることを学校に相談していたため、いじめとの関連が問題となった。これに対して、学校幹部や同市教育委員会からは「いじめと言えるか分からないが、嫌がらせはあった」「暴力を受けていたとは言いきれないが、たたかれたり、はたかれたりはしていた」と歯切れの悪い説明を度々聞いた。女子生徒の前でろうばいしながら言い訳をした自分とどこか重なった

 転職して今年、31歳で憧れていた新聞記者になった。何でも意欲的に取材していくつもりだ。ただ、今回の取材で、求めることに夢中になり、周囲の気持ちを考えないような仕事の仕方をすべきでないと思った。気付かせてくれた女子生徒に感謝したい

人が死んでいるのに「感謝したい」もないものですが、読売的感性に染まってくると他人にはいくらでも容赦ない突っ込みを入れられても、自分が突っ込まれると中学生相手でもまともな受け答えも出来なくなってくるということでしょうか。
日本最大の発行部数を誇る天下の読売記者にしてこのレベルですから他のマスコミなど語るに足りないのかも知れませんが、先日以来大阪ダブル選挙に絡んでマスコミ諸社があまりに品性に欠けるバッシング報道を繰り返してきたことはご存知の通りです。
特に新潮、文春の二誌は橋下氏の出自にまで遡って本人も知らないような家系の問題を取り上げ批判するという現代社会にあり得ないような行為に走り、これには勝利会見の場で橋下氏自身の口からわざわざ「バカ新潮と文春にはある意味感謝している」という皮肉たっぷりなコメントが飛び出したほどでしたが、どうやらまだ橋下氏とのバトルをやる気満々であるようです。

橋下氏「バカ文春」攻撃再開 「今や便所の落書き以下」(2011年12月22日J-CASTニュース)

   橋下徹大阪市長がツイッター上で「バカ文春」と連呼する「攻撃」を再開した。大阪ダブル選突入前は、橋下氏の生い立ち報道をめぐり、橋下氏が「バカ文春」と繰り返していたが、最近は止まっていた。

   今度は何が起こったのか。

週刊文春「橋下徹大阪市長 小沢一郎をコキ下ろした!」

   「こらっバカ文春!」。2011年12月21日夜、橋下氏はツイッターで、週刊文春の最新号(12月29日号)に載った自身に関する記事への反論を始めた。以降、5回連続投稿し、その中で9か所も「バカ文春」と書いている。

   問題の記事は「橋下徹大阪市長 小沢一郎をコキ下ろした!」との見出しで、3ページにわたる特集だ。

   文春記事の冒頭には、橋下氏の「親しい知人」の証言が登場する。小沢一郎・元民主党代表との連携の可能性を聞いたところ、橋下氏は「結論から言うと小沢一郎と政治活動を共にすることはない。彼は虎の威を借る政治家だ」などと「まくし立てた」と明かしている

   この「知人」は、記事の最後半部にも再登場し、橋下市長が小沢氏について、「政治家として尊敬はしているが、手を組むことはない」と語ったと指摘している。

   この「知人」が橋下氏からいつごろ話を聞いたのか、といった話は、記事には触れられていない。

   小沢氏といえば、12月11日の会見で、橋下氏について「政治家として大事な資質を身につけておられる」と評価していた。20日には上京した橋下氏らと会談し、「古いものを壊してもらいたい」「(大阪都構想へ)協力したい」と期待感を表明した。

その直後に文春記事が出たわけだ。

   橋下氏はツイッターで、新幹線の中で「バカ文春」を読んでいると報告した上で、

    「いい加減な記事を書くな!」
    「見出しだけじゃないか、このカス記事週刊誌が!」

と怒っている。
橋下氏「人の悪口は、その人の前で言えと育てられた」

    「俺にはそんなに親しい知人はいない
    「人の悪口は、その人の前で言えと育てられたんだ」

と反論してもいる。

   ダブル選前の生い立ち報道を週刊文春と並ぶ形で行っていた週刊新潮にも矛先は向かい、「バカ文春やバカ新潮」について、以前は定期購読していたが、

    「今はひどいね。ネットメディアが盛況になってきたから、完全に競争に負けてしまった

と断じ、さらに

    「今や便所の落書き以下。もうじき廃刊だね

と酷評している。

   文春記者に対しても、

    「風ぼうからして怪しいんだよ」
    「まずは見なりから正せ」

と注文をつけている。「ストーカーのような風ぼうだぜ」とも書いている。

   週刊文春は、先行した月刊誌「新潮45」の橋下氏の生い立ち報道に続く形で、10月末から週刊新潮とともに、橋下氏関連記事を連続して載せていた

   橋下氏は当時、ツイッターで「バカ文春、バカ新潮」と何度も書いて「反撃」した。記者の名前を明かして彼らのネガティブ情報を募ることもした。

   週刊文春は、こうした橋下氏の反応も記事にし、ダブル選挙が始まった後の11月24日号では、「『バカ文春、バカ新潮』と連呼」と小見出しをつけて報じるなどしていた。

   しかし、橋下氏らが11月末の選挙結果で「ダブル選勝利」を納めた以降は、目立った橋下氏ネタは見られず、今回久々に「橋下関連記事」を復活させた形だ。これに応じて橋下氏もツイッター上の「バカ文春」連呼を再開させたというわけだ。

   再燃が確認された「橋下氏VS週刊文春」は、今後どう展開するのだろうか。

売れれば勝ちという週刊誌にしてみれば、こうして全国から注目を集める橋下新市長から名指しで取り上げられることは抜群の宣伝効果があると肯定的に捉えているのかも知れませんが、まあしかし当事者同士の直接的な罵倒が飛び交うというのもいかにもネット時代ということになるのでしょうか。
橋下氏にしても元々は電波芸者として名を売ってきた人物だけにこうしたマスコミ的手法は手慣れたもので、既存マスコミという抵抗勢力を名指しで罵倒してみせることで自らの立ち位置を明確にするという計算もあるのでしょうが、失礼ながら仮にも文章を書いて食っている人間が「便所の落書き以下」などと言われるようになってはおしまいではないでしょうか?
幾ら知名度が高いとは言えこのあたりですとしょせん大阪という一地方都市の話題で済ませることも出来ますけれども、全世界が注目しているイベントで彼らマスコミがいつもの調子で仕事をしてしまうと世界中から非難されることになってしまうのですね。

明石家さんまがメッシに「間抜け」な質問 日テレのインタビューが海外でも「酷評」(2011年12月19日J-CASTニュース)

  サッカー・トヨタ・クラブワールドカップ(W杯)で優勝したバルセロナ(スペイン)のリオネル・メッシ選手(24)に対して、テレビ局が行ったインタビューが「ひどい」と話題になっている。

   2011年12月18日、W杯決勝が横浜国際競技場で行われ、欧州代表のバルセロナが南米代表のサントス(ブラジル)を4対0で下して優勝した。

「引退後はどうするんですか?」

   そんな中、決勝で2点入れる大活躍をしたエース、メッシ選手に対して、試合を放送した日本テレビが手際の悪い対応をしてしまった。

優勝セレモニーでチームメイトが歓喜に浸る中、メッシ選手一人だけを特設スタジオに呼び出し、インタビューを行った

   サッカー女子日本代表の澤穂希選手や、お笑い芸人の明石家さんまさんら、出演者みな拍手で歓迎したのだが、メッシ選手は少し困ったような顔をしている。さんまさんが、後ろからコートをかけようとしても、首を横に振って断ってしまう

   そして、通訳が「一問一答です。もう時間ないんで」と伝え、さんまさんが「どうもありがとうございます。サッカーの質問はみんな聞いてるやろうから、老後はどうしはるんですかと」と質問する。

   すると、メッシ選手は通訳を通して「まだ引退まで時間があるので、それが終わったら考えます」と返答し、すぐ後ろを向いてチームメイトのもとに行ってしまった。少し後味の悪い感じだ。

「メッシ全然笑ってないな」「真剣に戦う選手に失礼」

   さんまさんらは「そんな時間がなかったんだ」「一瞬でも来てくれただけでも貴重」などと笑顔で話していたが、この一連の流れがネットで話題になり、

「メッシ全然笑ってないな」「さんまの質問は完全に間抜け」
   「セレモニー中に無理矢理連れてきて引退後の質問とか日本最低だな」
    「サッカーにくだらないお笑いとか全く必要ない。真剣に戦う選手に失礼」

といった書き込みが寄せられた。もっとも、メッシ選手は質問前から怪訝な顔をしているので、質問だけでなく、セレモニー中に呼び出したということ自体が余り良くなかったのだろう。日テレの段取りの悪さを指摘するものもあった。

   さらに、このインタビュー動画がYouTubeにアップされ、海外から「日本人はバカだ」「コメディが失敗したみたいだな」といったコメントが寄せられている。スウェーデンのウェブメディアでも紹介され、「日本のテレビ局は、スタジアム内にスタジオを設置して、メッシの独占インタビューを行ったが、失敗に終わった」と書かれていた。

このタイミングでわざわざ選手を呼びつけて独占インタビューまで行いながら、たった一つの質問が引退後どうするかですからね…ま、元サッカー部出身のさんまも相当に焼きが回ったのでなければ、お笑いの感覚がすでに世間とずれてしまっているのでしょうかね。
クラブW杯決勝の後で行うにしては質問の意図も不明なら、現役バリバリでプレーしているキャリア絶頂期のトップ選手に引退後を云々するのも失礼というものですが、そもそもこの意味不明のインタビューなるものがわざわざ優勝セレモニーでチームメイト一同と歓喜の輪に加わっているメッシ選手を呼び出してまで行ったというのですから、それはたとえメッシ選手が人並み外れた人格者であっても控えめに言ってもむっとしますよね。
明石家さんまと言えば一応は国内では名の知られた芸人のはずですが、世界中に芸人としてこれ以上ないほど並外れたすべりっぷりが知れ渡ってしまったわけですから、この調子ですとメッシ選手よりもよほど深刻に老後の心配をしておいた方がいいかも知れません。
それにしても以前であれば一方的に他人に突っ込みを入れるだけという特権的地位を誇っていたマスコミですが、今や逆に自分自身の振るまいが世間から注視される、そして何よりも彼らの馬鹿げた振る舞いの方が下手な芸人のネタよりもよほど笑えることが知れ渡ってきたわけですから、今後もマスコミウォッチという分野は新たな大衆娯楽としてますます盛んになっていくのではないでしょうか。

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コメント

さんまはテレビ局が悪いと言い訳をしているみたいですね
http://japan.techinsight.jp/2011/12/sanma-messi-111225.html
そんなさんまは、12月24日放送のラジオ番組『ヤングタウン』でこの件について触れた。さんまは、「メッシは出演の予定がないのに、日テレが無理に騙し討ちのような感じで連れてきた」とテレビ局の対応により、メッシ選手が終始不機嫌だったことを明かした。

質問内容については、インタビューは1分しかない、一問しか質問できないと言われ、サッカーについてはみんなが聞いているからと思い「老後はどうするんですか?」と質問したことを語った。

投稿: | 2011年12月27日 (火) 09時52分

あのときのメッシに、質問は一つだけ、他の人とかぶらないような質問という条件だと、何を聞いたらいいのやら・・・他の人とかぶってもいいから無難な質問をしておくべきだったのかどうか・・・

投稿: クマ | 2011年12月27日 (火) 15時35分

ろくな質問がないなら呼ぶべきではなかったでFA

投稿: aaa | 2011年12月27日 (火) 16時10分

日テレとしては世界のメッシに独占インタビューという売りが欲しかったのでしょう。
残念ながら世界に悪名を轟かせるだけに終わってしまったようですけれどもね。

投稿: 管理人nobu | 2011年12月28日 (水) 12時12分

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