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2011年10月22日 (土)

民主党政権すら気付き始めたマスコミの真実

この夏に新聞協会会長に選任された朝日の秋山社長が、その就任時のコメントとしてこんなことを言っていたということです。

新聞協会会長に秋山氏=「世論引っ張っていく」(2011年7月20日朝日新聞)

 社団法人日本新聞協会は20日、会員総会を開き、会長に秋山耿太郎朝日新聞社社長を選任した。副会長には、喜多恒雄日本経済新聞社社長、村田正敏北海道新聞社社長、山本治朗中国新聞社社主・会長をそれぞれ選んだ。
 記者会見した秋山会長は「東日本大震災や社会保障の問題など、日本は大きな危機に直面している。世論に誤りがないように引っ張っていくのが新聞の役割だし責任でもある」とあいさつした。
 また、若者の新聞離れが進む中、学校教育に新聞を取り入れる動きがあることを「業界にとって千載一遇のチャンスだ」と指摘。子どもの頃から新聞に親しんでもらうことが、購読者を増やすためにも有効だとの考えを示した。

さすが社会の木鐸を自称するだけのことはあると言うべきでしょうか、いずれにしても若者の新聞離れ(笑)などとのんきなことを言っている間に先日は2010年度の全国新聞社総売上が発表され、前年度比3.5%減とめでたく五年連続前年割れを絶讚継続中であるということですから、言ってみれば日本人の新聞離れとでも言うべきなのでしょうか?
その理由はいろいろとあると思いますが、ネットによる既存マスコミの攻撃などはあるいはマイナーな因子であって、実は新聞、テレビからしか情報を入手していないいわゆる「情弱」の人たちによる既存マスコミへの忌避こそがその本質なのかも知れないという気もしています。
その理由として彼らマスコミが好んで使う「我々」という実態のないフレーズと、国民の素朴な感覚との間に明かな乖離があるようだということが第一にあげられると思いますが、このあたりの空気を示すものとして政治家によるマスコミへの反撃が相次いでいるということを取り上げなければなりません。

マスコミが世の中悪くしている 輿石氏(2011年10月20日産経ニュース)

 民主党の輿石東幹事長は20日の党代議士会で、平野達男震災復興担当相の「逃げなかったバカなやつ」発言に関する報道を受け「マスコミが半分くらい世の中を悪くしている。これからもそう言い続ける」と断言。

 鉢呂吉雄前経済産業相の「死の町」発言に関しても「ゴーストタウンといえば許され、死の町と言えば大臣の首が飛ぶ。そんな国会でいいのか」と語った。

ここで取り上げられている平野復興担当相の「逃げなかったバカなやつ」云々の発言というのは先日同氏が民主党の参院研修会でのあいさつの中で出したという発言ですが、「私の高校の同級生みたいに逃げなかったバカなやつがいる。彼は亡くなったが、しょうがない」云々という言葉からは同氏なりに友人に対する無念の思いも込められていたのかも知れません。
この発言を受けてマスコミ諸社は一斉に「またも大臣暴言!辞任もやむなし!」と一生懸命炎上させようとしているようですけれども、国民は全く相手にしていないどころか「この非常時にいったい何をやっているのだ」と冷め切った目でマスコミの方を見ているということを彼らが理解しているのかどうかですよね。
政治家という動物はそのあたりの世論の流れには非常に敏感なもので、すでに国民の目線はマスコミの言う「誤りがないように引っ張って」いこうとするところとは全く別方面に向けられているということを感じているのでしょう、ここはマスコミに向かって平身低頭するよりもむしろマスコミの非を鳴らすべきだと一斉に反撃に立ち上がりつつある気配があります。
先日は鉢呂前経産相の辞任騒動を受けてか、野田総理が今後はぶらさがり取材には応じないと宣言した話題をお伝えしましたけれども、当時から「あるいはマスコミによる捏造か?」と言う疑惑がささやかれていた鉢呂事件の顛末に関して、上杉隆氏がこんなことを書いています。

上杉隆氏 鉢呂前経産相の「死の町・放射能」発言の裏側明かす(211年10月18日NEWSポストセブン)

 誰がどう見ても、それは異様だった。小沢一郎・民主党元代表が陸山会事件裁判の初公判後に行なった記者会見は、やや大袈裟にいえば小沢氏と新聞・テレビの記者たちの罵り合いの場となった。

 そこには記者クラブ側の巧妙な仕掛けが施されていた。完全オープンな記者会見を主催する自由報道協会代表の上杉隆氏が、鉢呂芳雄前経産相を辞任に追い込んだ「死の町」発言の裏事情を解説する。

 * * *
 記者クラブの悪質な情報操作の手口が次々と露呈している。小沢氏や堀江貴文氏といった記者クラブの「敵」を、これまで新聞・テレビがいかに「人物破壊」してきたか、いよいよ国民も気付き始めている。

 典型的なのが、鉢呂吉雄前経産相の辞任である。

 鉢呂氏は、「死の町」発言と「放射能つけちゃうぞ」発言の“合わせ技一本”で辞任に追い込まれたが、実は福島の住民たちは「死の町」発言に怒っていない。大多数は「本当のことを認めてくれた」と肯定しているのだ。警戒区域内の牛を保護しているエム牧場浪江農場長・吉沢正己氏は自由報道協会の会見で、「『死の町』という表現があったがその通りだ。絶望の町と捉えている」と述べた。

「放射能つけちゃうぞ」発言にいたっては、完全に新聞・テレビの捏造である。鉢呂氏はそもそも「放射能」という言葉を使っていない。福島からの帰りで防護服姿だったため、記者から「放射能付いているんじゃないですか?」といわれ、近づいただけだ。そのやり取りに記者も笑っていたという。実は記者の1人がICレコーダーで録音していたから、その気になれば真相は検証できるはずだが、そうした報道はない。これが、各紙バラバラだった「放射能」発言の真相である。

 つまり、本来なら二つとも問題にならない言動だったのだ。それなのに、なぜ彼は辞任に追い込まれたのか。鉢呂氏は、私が司会を務めるCS朝日ニュースター『ニュースの深層』(10月11日放送)に出演し、「外部から入るのは記者クラブメディアからの情報だけで、それ以外に(自分の発言に)賛同する声もあったことは辞任してから知った」と、後悔の念を口にした。

 鉢呂氏は福島第一原発周辺の放射線量を年間1ミリシーベルトへ下げる除染作業を提唱し、経産省の原子力行政改革にも意欲的だった。原子力ムラにしがみつく官僚とメディアは、情報操作によって鉢呂氏を「辞任」に追い込んだのだ。

 その後釜に座ったのが、官房長官として原発事故対応に失敗した枝野幸男氏というのは、何とも皮肉な話だ。つまりこれは、「『死の町』を認めた男と作った男」の交代劇だったのである。

記者クラブと敵対的な立場にある上杉氏のバイアスを差し引いても、マスコミが何よりも重視するはずの生音声等があるのに誰もそれを使う気配がないというのは興味深い現象で、あるいはこれは本当に記者クラブによる捏造だったのか?とも勘ぐれてしまいそうな話ですよね。
自分でも言った覚えがないという発言でさっさと辞任してしまった鉢呂氏自身の外部から入るのは記者クラブメディアからの情報だけで、それ以外に(自分の発言に)賛同する声もあったことは辞任してから知った」という後悔の弁によく現れていますが、冷たいことを言えば仮にも国家の要職にありながらマスコミとの正しい関わり方も知らなかった同氏の未熟が招いた自業自得の結果という言い方も出来るでしょう。
椿事件を始めとして旧自民党政権はとことんマスコミから叩かれた挙げ句に政権の座を追われましたが、その後釜にマスコミによって担がれたはずの民主党政権すらこうしてマスコミに対する対処法を学習し始めたのだとすれば、いったいマスコミは次の選挙でどこの政党を担いで「世論に誤りがないように引っ張っていく」つもりなんでしょうね?

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投稿: | 2011年10月22日 (土) 20時36分

http://diamond.jp/articles/-/14503

投稿: 上杉氏続報です | 2011年10月23日 (日) 12時10分

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