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2011年10月 8日 (土)

鯨の季節が本格化してきました

先日は台風被害に見舞われた和歌山で、こんなありがたい話があったということです。

トルコから和歌山へ 121年分の恩返し/和歌山(2011年9月18日日刊スポーツ)

 121年前の恩返しが、和歌山県の復興を後押しする。1890年(明23)に同県串本町沖でトルコ船「エルトゥールル」が沈没し、地元住民に救助されて以来、トルコは日本との友好関係を継続。台風12号による紀伊半島豪雨を受け、都内のトルコ寺院を救援物資の集積所として提供している。トルコ大使館は、今後の人的・物的支援を予定。東京・六本木のトルコ料理店は、和歌山県内の被災地で出店する意向を示すなど、支援の輪が広がり始めている

 トルコ寺院「東京ジャーミイ・トルコ文化センター」の地下室には、下着や衣類、紙オムツ、即席ラーメンが入った段ボールが積まれていた。台風12号の被災地は、個人からの少量の支援物資を受け付けていないため、全国からの小口荷物をいったん、同寺院に集積。大口荷物にして、第1便の4トントラックを13日に和歌山県庁に送った。

 20日にも第2便が和歌山に向かう予定。支援活動の担当者は「トルコと縁の深い串本町は、比較的被害が少ないため、和歌山県庁で状況に応じた配分をしてもらうつもり」と話した。

 トルコと日本の絆は、121年もつながっている。初のトルコ使節団を乗せた軍艦エルトゥールル号は、1890年6月に横浜港に到着。同9月にトルコに向かって出港したが、台風による荒天で和歌山県串本町沖の紀伊大島で座礁、沈没。乗組員約600人が死亡する大惨事になったが、島民の献身的な活動で約70人を救助。手厚く看護し、日本の船でトルコへ送った。トルコはこの恩義を忘れず、今回の紀伊半島豪雨でも、串本町を含めた和歌山県の支援に乗りだした。

 トルコ大使館文化広報参事官室の大森正光氏(33)は「困った時に助け合うのが、真の友。トルコも自然災害が多く、共感する気持ちがある。今後は物資だけでなく、人的支援も含めて継続的に和歌山県をサポートしたい」と話した。1985年(昭60)のイラン・イラク戦争では、トルコ政府が日本人救出のための特別機を飛ばし、イランからトルコへの脱出をアシスト。99年のトルコ北西部地震では、日本がいち早く救援隊を送るなど、相互救助の歴史を積み重ねている

 東京・六本木のトルコ料理店「デニズ」は、要請があれば、被災地で出店する意向を持っている。店員のトルコ人カヤ・ハリルさん(34)は「出店でも何でも、力になれることがあれば手伝いたい。トルコ料理はおいしいし、日本人の口に合うと思う」と話し、地元の肉料理「ケバブ」を勧めた。両国の相思相愛の関係は、復興支援という具体的な形になろうとしている。【柴田寛人】

ご存知のように遠いトルコという国に親日感情が根強い背景には記事にあるエルトゥール号事故の救助に加えて、長年その脅威にさらされてきた大国ロシアを日本が打ち破ったからだとも言われますけれども、何にしろ遠いところからわざわざ支援頂けるというのはありがたいことです。
その一方で和歌山と言えば以前にもお伝えしているように反捕鯨団体の活動が活発化し現地警察なども厳重な警戒態勢を敷いていることが報道されていますが、その和歌山でついに「他人が困っている時にはさらに叩く」という彼らの本性がむき出しになってきているようですね。

「殺す」…クジラ漁の太地町漁協に脅迫状 刃物で「首」切断/和歌山(2011年9月17日産経ニュース)

 鯨類追い込み漁が行われている和歌山県太地町漁協に、反捕鯨団体によるとみられる脅迫状が届いていたことが17日、関係者への取材で分かった。脅迫状には「殺す」などと書かれており、届けを受けた和歌山県警新宮署が脅迫事件として捜査している。

 脅迫状は14日に届き、消印は香港となっていた。封書の中にはA4判の紙が2枚あり、日本語と英語で「殺す」と書かれ、インターネットなどの画面を撮影したとみられる写真も同封。写っている漁協職員の首の部分が鋭利な刃物で切られていた

 漁協職員からは「気味が悪くて、不愉快だ」という声が出ており、同署が周辺への警戒を強めている。

この脅迫事件に関しては産経の佐々木記者が詳しく取り上げているので参照いただければと思いますが、日本語が含まれているものの翻訳されたような不自然な文体で香港の消印であったということで、香港と言えば佐々木記者も言及しているように今年8月にテロ組織シー・シェパード(SS)メンバーが美食展に乱入、日本のマグロ業者の妨害をするという事件があったことを思い出さずにはいられません。
この時活躍?したGary Stokesなる輩は例の「鯨戦争」にも出演したほどで彼らの中核メンバーの一人と思われますが、この手合いのおよそ文明人とは考えがたい振る舞いぶりは今に始まったことではないわけで、日本においても数々の文明諸国と同様にこうした行為は犯罪として摘発されるものであるという社会常識を学ぶにはいささかなりとも良い機会になるのかも知れません。
以前にもSSのワトソン代表が今回の震災に関連して数々の暴言を吐いたことが知られていますけれども、今回の台風被害に関しても同代表がどのような暴言を吐いているかということをご存知テキサス親父の怒りのコメントから紹介してみましょう(ちなみに親父の言及しているリンクに関してはこちら元動画からご参照ください)。

【参考】字幕【テキサス親父】日本の災害を嘲笑・冒涜する悪党シー・シェパード

和歌山県は太地町ではすでに9月1日からイルカ漁が解禁になっており、今後さらに一層彼らの妨害活動が活発化するとも考えられる一方で、何しろ肝心なところでは腰抜けとも言われるワトソン代表一派のことですから、警察などが厳重な警戒態勢を敷く同地で今までのような無法は行えないのでは?という見方もあるようです。
ただワトソン代表が今後も全世界のスポンサーからさらなる資金を引き出してますます肥え太っていくためには、いずれにしても今までよりもさらに過激に絵になる活動を行っていくしかないはずですから、太地でなければどこかで別なターゲットを見出していくというだけのことですが、ちょうど良い具合に彼らの新たなターゲットが出てきたようです。

農相、調査捕鯨を今冬も継続表明 監視船派遣し、安全強化(2011年10月4日47ニュース)

 鹿野道彦農相は4日の閣議後の記者会見で、反捕鯨団体の妨害が激化している南極海での調査捕鯨について、今冬も継続する方針を表明。南極海での調査捕鯨は今年2月、反捕鯨団体「シー・シェパード」の妨害行為で中止に追い込まれており、水産庁が監視船を派遣して安全対策を強化する。調査捕鯨に監視船を派遣するのは初めて。

 鹿野農相は商業捕鯨を再開するためには、調査捕鯨の継続が不可欠と指摘。反捕鯨国から批判もあるが「わが国の考え方を主張していきたい」と述べた。安全対策では農林水産省が海上保安庁に巡視船の派遣を要請していたが、海保側は難色を示していた

シー・シェパード、今季も日本調査捕鯨を妨害へ(2011年10月4日読売新聞)

 【ジャカルタ=梁田真樹子】反捕鯨団体「シー・シェパード」オーストラリア事務所の広報担当者は4日、本紙の取材に対し、南極海での日本の調査捕鯨船団に対する妨害活動を今季も行う方針を改めて表明

3隻から成る船団を組み、活動家総勢100人を派遣するなどと説明した。シー・シェパードは昨季も発煙筒を投げつけるなどの激しい妨害活動を行い、日本の船団は安全確保のため予定より1か月早く調査捕鯨活動を打ち切っていた。

豪・NZ両政府、日本の調査捕鯨継続を非難(2011年10月6日読売新聞)

 【ジャカルタ支局】ニュージーランドのマカリー外相は5日、日本政府が調査捕鯨継続を表明したことについて、「ニュージーランドやオーストラリアの国民の強い懸念をまったく尊重していない」と非難した。

 調査捕鯨の科学的データ収集の目的についても「非常に疑わしい」と疑念を示した。

 豪政府は4日、日本の調査捕鯨継続についてラッド外相、バーク環境相、マクレランド法相の連名で非難声明を出し、「あらゆる商業捕鯨に反対する」とした上で、「外交的に解決できない場合は法的措置を追及する」と表明、国際司法裁判所(オランダ・ハーグ)での決着を目指す方針を示した。

このあたりの各方面の反応はもはやお約束的な様式美の世界ですけれども、テロ組織の体制がすでにこうして明らかになっているわけですから、少なくともそれに対してきちんと対処出来るレベルの体制は整えて出かけて行かないことにはまた昨年と同じようなことになりかねず、今回海保派遣は実現しなかったとは言え水産庁の監視船が同行するというのは良いことだと思います。
ちなみに水産庁最大の監視船である東光丸などは海保のヘリ巡にも相当するような立派な大型船で、長年違法操業と戦ってきた水産庁にしても荒事には慣れているのかも知れませんが、こうした場合の対処する主体として水産庁が果たして妥当なのかどうかは法整備などの問題も含めてなお検討を要する課題ではないかという気がします。
こうした日本側の動きに対するSS側の対応は例によって佐々木記者が調べてくださっているようですのでご参照いただきたいと思いますが、彼らにしても昨年よりもなお一層の戦力増強を図っているということがうかがわれる部分を抜粋させていただきましょう。

【シーシェパード宣戦布告】作戦名は「カミカゼ」 3隻の抗議船で妨害へ 太地と2面作戦展開 (2011年10月6日佐々木記者ブログ)より抜粋

(略)
去年と彼らの〝戦力〟は一緒のように見えますが、実はこの夏、大きな増強を図っています

 さまざまな理由から、この場ではすべてをお伝えすることはできませんが、その一つを紹介します。

 シー・シェパードはいま、昨期まで日本船を攻撃するためにもちいていた高速ゴムボートを売りに出しています。

http://www.seashepherd.org/uk/uk.html

 このゴムボートは船外機もついていたり、通信機器も充実させていましたから、おそらく一隻数百万円クラスの代物だと思われます。

 SSは古くなって高速ゴムボートを売りに出して、新しいゴムボートを使って、日本船への攻撃に使おうとしているのです。

 この夏、ドック入りさせたボブ・バーカー号にも彼らは改造を施しています

 和歌山県太地町には、シー・シェパードのメンバーも張り付いています。日本に常駐させることで、南極海調査捕鯨にまつわる情報収集も活発化させていくことでしょう。

 この冬、シー・シェパードは日本国内と南極海での2面作戦で、団体をPRし、寄付を集めようとしています

ま、無駄に肥え太って金満なSSのことですから今さらこの程度の出費は屁でもないということなのでしょうが、昨季と比べても戦力的には増強されてくるということが明らかであるわけですから、少なくとも昨季の攻撃にプラスアルファのレベルに対処できるものでなければまたも同じことの繰り返しという結果にもなりかねないでしょうね。
仮に連年それなりに成果を上げてしまうということになれば彼らテロ組織が今後思いがけない力を得てしまうことにもなりませんから、日本としても国際社会に対する責任上もきちんとした対応をとっていくことは義務であるとも言えるのではないでしょうか。
まだ本決定と言うわけでもなく今後も政府や関係省庁の間で話し合いが行われていくのでしょうが、テロ対策の実が上げられるだけの対策が取られるということもさることながら、テロにより船団など関係者に万一の被害や事故もないことを祈りたいところですね。

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