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2011年9月18日 (日)

今日のぐり:「豚蒲焼専門店 かばくろ 大福店」

先日こういうニュースが各メディアで取り上げられていて、いったいこれは何がどうなったのかと頭の中が疑問符だらけになった方も多かったのではないかと思います。

イノシシ9頭、車と次々に衝突…全部即死(2011年9月12日読売新聞)

 12日午前0時50分頃、岐阜市日野南の国道156号線で、同市日野東の会社員男性(32)の軽乗用車が、イノシシ9頭と次々に衝突。

 軽乗用車は大破、男性は鎖骨を折るなどのけがをした。イノシシは全て即死した。

 岐阜中署の発表によると、イノシシは体長50~100センチで、親1頭の後に子供とみられる8頭が続き、車道を軽乗用車に向かって走ってきたという。男性は「まさかイノシシが走ってくるとは思わなかった。直前で気がついたが避けきれなかった」と話しているという。現場は岐阜市東部で、近くには山もあるが、国道沿いは店舗や住宅地になっている。同署は「市内の公道をイノシシが走るのは珍しい」としている。

なんでも路上をイノシシの集団が突進してきたのを避けきれず正面から突っ込んだということなんですが、チキンレースにしてももう少し後先を考えろと言いたくなるような事件でしたね。
今日は最後まで立派に男気を示して逝ったイノシシ達に敬意を表して、生き物に絡んでなかなかにアンビリーバボーな話題を紹介してみようかと思いますが、まずは東北から同じく衝突に絡んだなかなか見かけない事故を紹介しましょう。

クマと衝突、運転再開後はカモシカ…JR釜石線/岩手(2011年8月27日読売新聞)

 27日午前7時20分頃、岩手県釜石市のJR釜石線、陸中大橋―上有住駅間のトンネル内で、釜石発花巻行き普通列車(2両)がクマと衝突し、停止した。運転再開後の同8時5分頃、同県遠野市の青笹―遠野駅間でカモシカをはね、再び停止した。

 JR東日本盛岡支社によると、乗客、乗員にケガはなかった。クマとカモシカは死んだ。この影響で、快速列車上下2本が運休、普通列車上下2本が最大1時間58分遅れ、約220人に影響が出た。

 同支社によると、山間部を走る釜石線ではシカなど野生動物との衝突事故が多いという。しかし、広報担当者は「列車がシカに続けて2度衝突した事故は聞いた記憶があるが、クマとシカに続けてぶつかったというケースは聞いたことがない」と話していた。

シカ二回ならあるんかい!と思わず突っ込みたくなるような話なんですが、もし自分が乗客であったとしたら遅延を隠蔽しようとするJRの陰謀かと疑ってしまいそうなレアケースですね。
本来なんてことのない話であっても取り上げ方によっては新聞ネタにもなり得ると言うのでしょうか、例によって大分合同からこんなニュースを取り上げてみましょう。

足をガブリ、見掛けによらず“凶暴”/大分(2011年8月25日大分合同新聞)

 先日の午前中、大分市内の酪農家の50代男性から「牛小屋の前で野良犬にかまれた」と大分南署に110番通報があった。署員が駆け付けると、男性と一緒に、シバイヌのようなかわいらしい犬がいた。署員が「野犬はどこにいますか」と尋ねると同時に、足元に鈍い痛みが走った。かわいらしい犬が足にかみついており、男性は「その犬ですよ!」と言う。幸い署員にけがはなく、男性もかすり傷程度で済んだ。犬を捕まえて市保健所に引き渡した署員は「犬も見掛けによらないな…」。

これまた例によって例の如くなイラストを見ると警官もにっこり笑顔で「おー痛」と言っているかにも見えますが、ここで捕まれば保健所送りだと犬も必死で抵抗したということなんでしょうか。
動物の害というものは思いがけないところからも発生するのだなと改めて感じさせられますが、それをまた思いがけないやり方で解決できるかも、というのがこちらの記事です。

じっと見つめるヤギの視線がサル撃退…食害対策/山梨(2011年9月9日 読売新聞)

 ヤギを放牧することでサルの食害から農作物を守り、遊休農地の解消にもつなげようとする試験的な取り組みが、9月中にも山梨県南アルプス市内で始まる。

 長年農家が頭を悩ませてきた課題にヤギの習性が効力を発揮するか、注目が集まる。

 計画を進めているのは、同市や市内のNPO、農業生産法人など。県の「新しい公共の場づくりのためのモデル事業」に採択され、212万円の補助を受けた。同事業は、地域の課題に取り組むため、NPOなどの民間組織が市町村、企業と協力して行う活動が対象になっている。

 事業主体のNPO「南アルプスファームフィールドトリップ」(南アルプス市)の小野隆理事長(45)によると、市内のスモモ農家などでは、6~7月の収穫期になると毎年、農作物がサルに食い荒らされ、深刻な被害が出ている。農家も電気柵を設けたり、犬を飼ったりしてきたが、効果は今ひとつ。犬の餌代などで費用がかさむといったデメリットもあったという。そこで小野理事長が思いついたのがヤギの活用だった。

 滋賀県の畜産技術振興センターの研究によると、ヤギはサルの存在に気付くとサルをじっと凝視し、興味を示して近づいていく習性がある。サルはヤギとの距離が20メートルほどになると、警戒心からその場から逃げ去るという。

 計画では、この習性を利用し、山の近くの果樹畑や野菜畑に隣接する遊休農地でヤギを飼育し、畑の作物を狙って山から下りてきたサルと鉢合わせさせる。ヤギの「見つめ攻撃」でサルを撃退し、農作物を守ろうという作戦だ。

 更にヤギが遊休農地の草をえさとして食べれば、餌代もかさまず、遊休農地の復活の可能性も高まるため、一石二鳥だ。ヤギの飼育担当者として、精神疾患を持つ人を雇用する計画もある。まずは同市築山にあるスモモ畑に隣接する約30アールの遊休農地をモデルに、業者から購入したヤギ10匹を放して効果を検証する。小野理事長は「事業を継続し、サル対策のモデルケースとしたい」と意気込んでいる。

確かにこんなヤギ達にちょっともの悲しそうな目でじっと見つめられたらちょっとどうなのよですが、ご存知のようにヤギの瞳孔というものは人間や猿と違って横長になっていますから、猿の方でも「何こいつらなんか変」と感じてくれるものかも知れませんね。
先日以来各地で水害のニュースが出ていますけれども、そんな中で動物によって思いがけず命を助けられたという話題があります。

「ペットが救ってくれた」 鉄砲水で被災した高齢女性/和歌山(2011年9月6日産経ニュース)

「チャコが私を助けてくれた。あの時起こしてくれなかったら、私は生きてない。防災無線は耳が遠くて聞こえにくい」。台風12号で特に大きな被害を受けた和歌山県那智勝浦町の市野々に住む間宮光代さん(71)は、鉄砲水が自宅の雨戸やガラス戸を突き破った恐怖の瞬間を振り返った。

 飼い犬でチワワの「チャコ」が珍しく布団に潜り込んできたため、間宮さんは4日午前2時すぎに目を覚ましたという。間もなく鉄砲水に襲われ、間宮さんもチャコも外に放り出された。別室にいた息子の浩之さん(47)、認知症を患う夫(77)との3人は寄り添いながら、はだしのまま濁流の中を歩き、なんとか近所の家に避難。間宮さんは全身に傷を負った。

 チャコはいまだ見つからない。もう3回もチャコの夢を見た。3回目は死んでいた。「チャコの写真が入った携帯も、家具も何もかも流された。これからまた一から始める気力も体力ももうない」

世が世なら海を渡った犬よろしく話を膨らませまくって「映画化決定!」ともなりそうな事件なんですが、ご家族が助かった中でお手柄であった当のチワワが行方不明というのは残念なことでしたね。
犬と人間のつながりというものはこのようにしばしば思いがけない出来事をもたらすことがありますが、こちらは犬のために人間が奮闘したという驚くべきニュースです。

愛犬救おうと…クロクマに女性が果敢にパンチ/米(2011年9月5日サンケイスポーツ)

 米アラスカ州南東部にあるジュノー市で、女性美容師のブルック・コリンズさん(22)が、クロクマの鼻先を殴って愛犬を救出していたことが4日、分かった。

 海外メディアによると、8月28日に自宅近くで愛犬のダックスフント「ファッジ」を放したところ、直後にほえ始めた。コリンズさんがそちらを見ると、クロクマがまるでサケを捕らえて食べる寸前のような格好で愛犬を抱えていた。

 とっさに駆け寄って鼻にパンチを見舞い、放された愛犬を抱え上げ救出した。クマは森へ逃げ帰ったという。愛犬は軽傷を負っただけだった。

ちなみに元記事の写真を見ればダックスフントだけにソーセージよろしく丸かじりしようとしたのかなと納得するサイズなんですが、ここでいうクロクマなるものはおそらくアメリカグマなのだと考えると、最大400kgにもなるという巨体の割には比較的おとなしいと言われる性質が幸いしたということなのでしょうか…
人間と共に暮らす動物に関して食事や排泄は永遠の課題とも言えるものですが、同じくアメリカからこんな驚きの解決法が出ているようです。

猫にも人間用のトイレ、躾セットに飼い主ら注目/米(2011年7月19日CNN)

ニューヨーク(CNNMoney) 猫に人間のトイレを使わせるためのトレーニングセット「シティキティ」が米国で注目を浴び、売り上げを伸ばしている。

シティキティは7年前に起業家のレベッカ・レスケート氏(32)が発売した。同名の会社の売り上げはこれまでに70万ドル(約5500万円)に達し、年内に100万ドルを突破する見通しだ。

レスケート氏は今週、ABCテレビの番組「シャークタンク」に2度目の出演を予定している。同番組は、起業家が資産家を説得して出資を持ち掛ける内容。同氏が5月に出演した際には10万ドルの出資を取り付け、商品には注文が殺到した。

シティキティの値段は24.98ドル。専用のトレイに猫砂を入れ、人間用トイレの便座の下に置いて、猫がそこで用を足すようにしつける。2枚目以降のトレイは中央に穴があいており、その穴を徐々に大きくして猫砂を減らしていき、最後には便座だけで用を足せるようになるという触れ込み。猫トイレの掃除から免れるというアイデアが、多くの飼い主にアピールした。

ニューヨークのマンハッタンに住んでいたレスケート氏は、狭いアパートで猫トイレの置き場に困り、鉄板に猫砂を入れて人間用トイレに置いたところ、11歳の猫の「サマンサ」がそこで用を足すようになった。「同じことを望む人が何百万人もいるに違いない」と考え、商品化を思いついたという。

自己資金2万ドルでウェブサイトを開設し、倉庫を借りて開業したシティキティ社は、30日で黒字化を実現。今では全米のペット用品店や小売大手ウォルマートのウェブサイトなどでも商品が販売されるようになり、自動で水が流れるトイレに対応したシリーズ製品や、猫用のおやつなどにも製品の幅を広げている。

元記事の写真を見て頂ければ判る通り非常にシンプルな商品構成でさほどコストもかからないようですから、これは全世界の猫マニアにとっての大いなる福音になるかも知れませんかね(ただこのモデルの猫のカメラ目線がちょっとなんと言うのでしょう、ヤギよりよほど怖いんですが…)。
最後に控えますのはご存知ブリからのこんなニュースですが、彼の地では小さき生き物までもこのようにブリ流にひねくれているという事実を示すものでしょうか。

大渋滞の犯人は1匹のナメクジ/英国(2011年9月15日AFP)

【9月15日 AFP】英イングランド北東部ダーリントン(Darlington)市当局は14日、市内の交差点で9日に大渋滞を起こした信号機の故障の原因について、「1匹のはぐれナメクジのしわざだった」と発表した。

 問題の交差点は交通量が多く、信号が点灯しなくなったことで行き交う車は大混乱に陥った。地元当局が派遣した技師が故障原因特定のため信号機の制御ボックスを開けてみると、中で1匹のナメクジが死んでいたという。

「どうやってかは知らないが、制御機構に這い込んだナメクジが基板の上で焼け死に、回路をショートさせたようだ」と地元議員。「いつから制御ボックスの中にいたのかは不明だ。既にナメクジが死んでしまった以上、もう事情を聴くことはできないね。それに、残念ながら、はぐれナメクジが市内の信号機を壊そうとするのを取り締まる法律は作れない」と、冗談交じりに語った。

 故障した信号機は、制御ボックスのフタがしっかり閉められ、今は正常に機能しているそうだ。

生きていたなら事情を聴いていたんかい!と思わず突っ込んでしまいそうですが、はぐれているくせに防御力は並みであったことがナメクジと人間の双方にとっての不幸であったということでしょうか。
しかし冷静になって考えて見ると、たかだか信号機の故障くらいでなぜ地元議員がコメントしているのかといったあたりが、この不可思議な事件における最大の謎として残されたような気もしますね。

今日のぐり:「豚蒲焼専門店 かばくろ 大福店」

以前にもお邪魔したことがあるのがこちら「ぶたかば発祥の店」かばくろさんですが、かばくろさんのHPを拝見しますと直営店の他にフランチャイズも各地に準備中であるとのことで、懐石料理屋のまかないから出発したというB級グルメが思いがけず発展しているようですね。
久しぶりに再訪してみますと以前はほぼぶたかば重だけだったメニューが増えていて、「ねぎ温玉ぶたかば重」だの「とろろぶたかば重」だのといった「かわりぶたかば重」が登場しているようなんですが、元々の出発点として豚をつかった鰻重のフェイクであるということに照らして考えるならば、ここはやはり同じく新メニューの中から「ひつまぶた」を選んでみるしかないでしょう。
ちなみに元々安価なB級グルメの店にしては妙に凝った店構えが特徴の店でしたが、先年オープンした総本店などはさらに気合いを入れたつくりになっているようで、正直一杯580円のぶたかば重を売って減価償却できるのかと他人事ながら心配になってきます。

さてそのひつまぶた、ネーミングにしても見た目にしてもまさしくひつまぶしのぶたかば版といった風情なんですが、結論から言えば別に悪くもないもののこれだったらぶたかば重でいいんじゃないか?という気がしないでもありませんでした。
そもそもひつまぶしというものが何故うまいかと言えば、そのまま頬張れば関西風に香ばしく焼けた鰻の味も楽しめるし、ご飯に混ぜ込んで見ればとろりと溶け合って渾然一体となった味に変化する、さらにお茶漬けにしてみればまた違った味わいにもなるという、一杯のひつまぶしから色々な味が楽しめるというところに大きな理由があるように思えます。
ところがぶたかばの場合は鰻と違って飯に蒸されて食感が変わるだとか、混ぜ合わせるとほぐれて飯と溶け合うなんてことはありませんから、結局ぶたかば重をお行儀悪く食べているのと同じことになってしまっていて、味の違いをもたらすのは添付されている薬味の違いだけという具合になっているようなんですね。
もちろんタレも脂も相応につよくて単調になりがちな味が薬味によって色々変化して楽しめると言う効果はあるのですけれども、これだったら普通のぶたかば重のオプションとして100円くらいで薬味セットでも用意して貰った方が良かったのかなという気がしないでもありませんでした。
ちなみに最後はお茶漬けではなくダシでさらさらといくのは個人的に好みにも合うし良かったんですが、この場合は肉は食べてしまうか出しておいた方が香ばしく焼けているぶたかばがふやけてダメにならずにいいのかなとも感じました。

以前に来た時は時間帯によるものもあってかそれほど大繁盛という感じでもなかったのですが、今回は店内も混雑しているし実際に立派な総本店を始め急激に業務を拡大しているくらいですから、すっかり地域の新名物として定着しつつあるということなのでしょうね。
しかしもともとがきちんとした和食の店ですからお手の物なのでしょうが、メニュー展開にしても店の雰囲気づくりにしても楽しみつつ鰻屋のフェイクを極めつつあるように見えるのはいい方向性だと思いますから、今後もBグルだからと変なびっくりメニューに走ることなく「らしい」品揃えに徹してもらいたいですね。
ただそれだけに未だにアルバイトレベルの接遇面は価格帯的にはまあこんなものかな…で理解は出来るのですが、総本店などはあの豪華そうな店構えでこの調子だと落差が激しいだろうなと思わないでもないですから、また機会があればそちらの方にもお邪魔してみようかなとも思います。

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