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2011年9月 8日 (木)

ついに反応してしまったフジテレビの見苦しい言い訳ぶり

先日は製薬会社の社員がうちの会社では薬局でハルシオンのゾロをまとめ買いした挙げ句飲み会で酒に入れて楽しんでいるなどとツイッターでわざわざ愚かな書き込みを行い、しかもご丁寧に本人の写真まで公表していたことから勤務先まで特定され、すわ薬事法違反か、はたまた傷害罪かと大騒ぎになった事件がありました。
それ以前には高校野球で活躍した光星学院の野球部員がわざわざツイッターで飲酒歴を書き込み大騒ぎになるという一幕もあり、あまりに多発するツイッター関連のトラブルから「バカ発見器の最高傑作」などと揶揄する向きもあるようですけれども、別にこうした「バカ発見器」はツイッターだけの専売特許でも何でもありません。
不特定多数を相手に何の後先への考えもなく適当な情報を発信すれば、とりわけその発言ソースが特定されるような状況であるほどバカっぷりが明らかになりやすいというのは旧来のメディアでも全く同様のことであって、むしろ後々まで物理的にソースが残ってしまうだけに恥ずかしさも倍増という悲しいことになってしまうのですね。

中村うさぎ「フジテレビのデモは東電批判をそらすための陰謀!」と掲載(2011年9月2日ガジェット通信)

日本の小説家、中村うさぎさんが8月31日の四国新聞にて「フジテレビめぐる騒ぎ 韓国びいき批判のヤな感じ」というコラムを掲載。このコラムには8月21日に行われたフジテレビ偏向報道・韓流ゴリ押しデモについて書かれており、フジテレビに対して批判やデモが起きた経緯も詳しく説明されている。

しかしそのコラムの後半に気になる一文があったので紹介したい。その一文は「最近のフジテレビ批判の盛り上がりを見ると『これは原発や東電への批判から目をそらすための、何者かの陰謀ではないか』などと勘繰ってしまいたくなるほどだ、みんな、目を醒ませ!」とフジテレビデモはミスリードではないかと書かれている。

この書き方からすれば、まるでフジテレビに対するデモ主導者も東京電力の回し者みたいに思えてくる。批判は各所別々で行えば良いのに、何故か国民は全員同じ方向にしか向いていないと思っている中村うさぎさん。
さてこんな彼女のミスリード説に対してネット上で次のような意見が交わされている。

    ・新聞で堂々と陰謀論をぶちまける羞恥心のなさに引くわ
    ・つかマスコミでフジ批判ってそんな報道されて無いだろ
    ・ならフジデモなんか叩いてる暇があるなら原発批判書いてろ
    ・で、こいつ東電様に何か抗議したの?
    ・おまえらもネットで祭り上げられたら韓国スレを乱立するといいよ

と、誰も賛同者なしという結果になっていた。確かにネットでは高岡蒼甫騒動以来、東京電力に対する批判は少なくなってきているが、それは時間の経過もあってのことかもしれない。仮にフジテレビ韓流ゴリ押し騒動が無くても、島田紳助引退など様々な事件に話題を持って行かれたのではないだろうか。また東京電力批判に関してはマスコミ主導で報道されるので、話題になりそうなことがあればみんなも自然と食いついて来るのではないだろうか。

※画像は四国新聞より引用。

記事を見てもフジテレビ問題のどこから原発だの東電だのといった話が出てきたのかさっぱり理解出来ませんけれども、中村うさぎ氏の脳内回路においては両者の間に根強い関連を示す電波がゆんゆんと飛び交っていたということなんですかね?
先日はフジテレビの「とくダネ!」において「とにかくスタートする前からアレコレ言ったり、足を引っ張るのはやめたほうがいい」などと、他ならぬオヅラが言うなとしか突っ込みようのない発言が飛び出したことにも現れているように、どうもマスコミ業界に関わるためには自己客観視の欠如といったスキルが必須となっているのか?とも思えてきます。
そもそも先日のフジテレビ抗議デモにおいてもどこからか湧いて出てきた右翼系団体がデモに便乗し運動の方向性をねじ曲げようと画策していたらしいことはすでにお伝えした通りで、どうもこの問題を巡っては何とかフジテレビ(あるいは、既存マスコミ)への批判から目をそらすため、何者かが陰謀でも巡らせているのだろうかと勘ぐりたくもなってしまいますよね。
フジテレビとしては表向きは秋の連続ドラマでも韓流推しを続ける姿勢を見せながら、実は視聴率低下傾向で戦々恐々という噂もありますが、フジテレビに限らず本来競合関係にあるはずの既存メディアが足並みを揃えてこうした動きを敢然スルーを決め込んでいることが、かえって彼らの受けた影響の深刻さを示すものだと言う見方も根強いようです。

「既存マスゴミには何の価値もないことの証明」=フジへの抗議デモを無視した各社も同じ穴のムジナか?(2011年8月30日ネットリサーチニュース)より抜粋

近年のメディアにみられる、不思議なまでの韓流押しや偏向報道。特に、大手メディアフジテレビについてはこの傾向が強いとして、今月(2011年8月)7日・21日の両日同局のお膝元でもあるお台場で抗議デモが行われました。

これを受けて実施された「フジテレビ周辺のデモに8,000人 効果あったと思う?」と題したlivedoorネットリサーチには1,553件の回答が寄せられ、「あったと思う」と回答した方が76%、「なかったと思う」と回答した方が24%という結果になりました。

今や当たり前のツールとなったインターネットを介した呼び掛けや中継なども行われた抗議デモには、7日には2,500人が、21日には8,000人を超える人々が集結し、シュプレヒコールをあげました。しかし、これだけ規模が拡大した騒動にも関わらず、テレビや新聞といった国内の既存メディアでは全くといっていいほど報道されることがありませんでした

このような背景を鑑み同リサーチへ寄せられている、「あったと思う」と回答した方からのコメントは

    ・8chが文書の受け取りを拒否したってのが「ショック」の大きさを雄弁に物語っている
    ・海外で大きく報道されて、それをフジテレビが「後追い」という大恥をかかされる予感。
    ・スポンサーも音楽業界も大慌てで軌道修正しなきゃいけない数字
    ・今後も韓流のゴリ押しが続くなら、日本の拒否の声をアジアに広げるまで。
    ・様々なデモに参加したが、フラッと参加する通行人が多いことに関心の高さを感じる。
    ・一切デモに触れる事も出来無い程、恐怖に慄いてる証拠。
    ・各新聞社のエンタメのページから韓国の文字がきれいに消えている
    ・フジと似たことをしている各社は、何時矛先が向いてくるかも解らず戦々恐々。
    ・他国に寄生してる分際で好き勝手してきた報いは充分受けてもらいます。
    ・テレビ新聞ほぼ総スルーで、もはや既存マスゴミには何の価値もないことを知らしめた。
    ・日本人の心を踏みにじり続けるマスゴミはもはや日本の害悪。
    ・出来事そのものを抹殺したことに、韓流云々に興味なかった人も違和感を感じるべき。
    ・民主よりの極端なプロパガンダ報道で在日朝鮮人のための民主党政権を誕生させた。

と、署名の受取拒否はフジのショックの大きさ、後々フジが後追い報道という恥をかくだろう、今頃各業界戦々恐々としているのでは、参加の状況をみればいかに関心が高いか伺える、既存マスコミは害悪、そもそもフジがこの騒動を黙殺した事自体をおかしいと思うべき、などの内容。

一方、「なかったと思う」とした方からは

    ・営利企業なんだから好きにやらせろ
    ・騒ぐなら法改正を求めて総務省にでも行った方がいいんじゃないの?
    ・関西に住んでるせいかフジの韓流ごり押しに温度差がある。
    ・見ないTVのためにエネルギー使うのは馬鹿馬鹿しい
    ・最低限ルールを守り公共の利益となる放送をするから免許がある。韓流押しは企業判断。

と、営利企業なんだから問題なし、問題視するなら法改正を、地域によって温度差がある、などのコメントが寄せられました。ただ「営利企業なのだから」という意見については、今回問題となっている事柄を考えていくと、必ずしもそれだけで収められることではないのでは、と記者は感じます。

賛否両論寄せられたコメントの中でも気になったのが「各新聞社のエンタメのページから韓国の文字がきれいに消えている」というもの。今回の抗議デモはフジだけにとどまらず、来月(2011年9月)16日には同局メインスポンサーの一つである花王へのデモも計画されています。また、ネット上では同様の報道に関する疑問はフジだけでなく他局でも同様にみられるという声も上がっているので、今後、フジのみならず各報道メディアや企業へも波及することが考えられます。そういった意味で、各メディアが対応を進めている可能性はないとは言えません。
(略)

実際に近隣諸国やアメリカのみならず遠くフランスなどでも事の経緯が詳細に伝えられ、イタリアなどに至ってはわざわざ今回の問題を動画に仕立て上げてくれているなど、日本以外の世界中の国々が相次いでこの問題を取り上げている中で、何故か最も情報に詳しいはずの当事者だけが沈黙しているという構図は何とも奇妙ですよね。
思えばFIFAが設立100周年を記念して出した公式DVDにおいて取り上げられたことで話題になったW杯史上における10大誤審なるものに、マラドーナの神の手などと並んで実に4つまでが2002年における韓国絡みの試合であることが当の韓国も含めた世界中で大騒ぎになったにも関わらず、何故か当時から一貫して共催国の日本においてだけは完全にスルーされているのと全く同じような状況でしょうか。
2011年のフィギュア世界選手権でも震災の影響から急遽東京に代わって代理開催を引き受けることになったロシアにおいて、氷上の巨大な日の丸を囲んで全世界が黙祷したり、プーチン首相自ら日本へエールを送ってくれたり、あるいはファイナルでわざわざ日本応援のためのセレモニーまでも開いてくれたりと、非常にありがたい心遣いが随所にあふれていました。
ところが同選手権の放送権を持っていたフジテレビではこれらのシーンを全面的にカットして放送したために、ほとんどの日本人はこうした世界からのメッセージを知らないままでいるわけですから、残念と言う以上にこれは世界の国々に対しても非常に失礼な行為であるというしかありませんが、当事者のフジテレビが語るところによるとこうした数々の行為はごく当たり前の判断であったに過ぎないそうです。

皆様へ(2011年9月2日フジテレビ)

最近フジテレビに寄せられたご質問、ご意見について、正しい情報、状況をご理解いただくために、以下ご説明させていただきます。

<フジ・メディア・ホールディングスの外国人持ち株比率について>

○認定放送持株会社であるフジ・メディア・ホールディングス(FMH)は、放送法により、外国人株主の議決権比率が20%未満であることが定められています。
この制限は、議決権保有が確定していない<株式保有者の比率制限>ではなく<議決権を有する株主の比率制限>です。FMHは<株式保有者>の中から、議決権を有する<株主>として認めるための株主名簿確定作業を行う際に、外国人の<株式保有者>が20%以上であった場合は、その超過分について議決権を有する<株主>への登録を拒否することが法律で認められています。従って<議決権を有する外国人株主比率>は法律に則り常に20%未満で抑えられており、「放送法違反」に該当することはございません
なお、証券保管振替機構により日々開示されているFMHの外国人保有比率は、特に外国人の保有比率が20%以上であった場合、株式を保有しても<議決権を有する株主(株主総会へ出席することや経営への意思を表明する権利を有する株主)>にはなれない可能性があることを外国人に注意喚起するためのものです。
ただし、議決権を持たなくても、売買差益及び配当を目的として株式を保有することは自由であり、法的な制限は加えられておりません。なお、日本の上場会社における外国人株式保有比率は2010年度で26.7%であり、FMHの外国人株式保有比率は平均的な水準です。

<編成方針および番組制作について>

○フジテレビでは、放送法に定められた自社番組編成の編成権を堅持した上で、広く視聴者ニーズにお応えできるような番組制作・編成を行っております。韓流ドラマが多いのでは?というご批判がありますが、韓国制作の番組やアメリカ制作の番組も含め、どのような番組を放送するかは、総合的かつ客観的に判断し決めております。

○また、グループ会社が音楽著作権を所有している楽曲を、番組やイベントなどで使用し宣伝行為を行っているというご意見がありますが、グループ会社の楽曲かどうかではなく、番組やイベント内容に適した作品を使用しています。上記の番組編成、制作方針同様、制作の自主性を重んじ、より良い番組作りのために効果的な楽曲を使用するという基本方針を大事にしております。

<スポーツ中継の表彰式の放送について>

○スポーツ中継では、リアルタイムで制作し放送するに当たり、次々に入ってくる膨大な映像、情報を処理するための判断、作業が要求されます。その結果、番組の放送時間の制約、もしくは映像や情報の入ってくるタイミングなどで、放送できない情報が出るケースもあります。
フジテレビが近年毎年放送している『世界フィギュアスケート選手権』で、日本の国旗掲揚、国歌斉唱シーンの放送が意図的にカットされているのではないかというご指摘があります。
これについては、過去5大会のうち、3大会(2008年、2009年、2011年)は放送をしています。2007年と2010年は競技の模様を優先し、優勝者へのメダル授与シーンのみを放送しています。これは、あくまでも放送時間および番組構成上の理由であり、それ以上の意図はありません
他のスポーツの国際大会の放送で同様のことがある場合も上記と同じ理由によるものです。

<FIFA主催のサッカー中継における表記について>

○フジテレビでは、FIFA(国際サッカー連盟)公認の試合を放送上で表記する場合、FIFAの公式ホームページに表記されている正式大会名称に則った番組タイトルとして、ホーム&アウェイの関係から開催国(ホーム)を前に、対戦相手国(アウェイ)を後に表記するのを基本として来ました。

○2010年10月12日のサッカー日本代表の親善試合、対韓国戦についても、韓国で開催されたため、FIFA公式ホームページでも国際親善試合「韓国対日本」という名称となっており、JFA(日本サッカー協会)の公式リリースも同じ順番の表記となっています。
なお、10月4日、5日のスポーツニュース番組「すぽると!」では「韓国対日本」を略す形で「韓日戦」とコメント及び表記をしておりましたが、これに対して多数のご批判を頂きました。これは上記の理由から使用したもので他意はありません
尚、現在では一般に馴染みのある「日韓戦」と言う表記も使用しております。

以上、皆様には、より一層のご理解をいただきたく、何卒よろしくお願い申し上げます。

屁理屈というしかない韓流批判へのフジの見解(2011年9月5日ゲンダイネット)

 言うに事を欠いてとはこのことだろう。

 韓流偏重で抗議デモをやられたフジテレビがたまりかねたか、9月2日に公式サイトで見解を発表した。

 韓流批判に直結するのは4項目のうちの3項目。「韓国ドラマが多いのでは」という編成に関する批判には「総合的かつ客観的に判断」しているとし、フィギュアスケートの表彰式で「日本の国旗掲揚、国歌斉唱シーンの放送が意図的にカットされている」という指摘に対しては「放送時間および番組構成上の理由」と説明した。

 いずれも言い逃れだろうし、百歩譲って「ものは言いよう」という言い方もできるが、最後の「FIFA主催サッカー中継における表記」に関してはお笑いだ。フジはFIFA公式HPの表記にのっとって、ホーム&アウェイの関係から開催国(ホーム)を前に対戦国(アウェイ)を後に表記して昨年、韓国で行われた「日韓戦」を「韓日戦」と表記したという。だが、どこが主催かどっちがホームかに関係なく自国が前に来るのが当然で世界中の常識だ。日本がアウェイなら「アウェイの日韓戦」と言えば済む話だ。

「FIFAを理由に『韓日戦』を正当化しているのが韓流ベッタリの表れだし、FIFAを理由にすること自体が屁理屈です」(スポーツライターの織田淳太郎氏)

 取り繕おうとして墓穴を掘っている

いやまあ、韓日戦表記はFIFA公式HPの流儀にならっただけであると言われればはあそうですかですが、こうした表記が行われているのがフジテレビのみ、しかも日韓戦のみに限った特殊な事例であるのは先日のアウェーでのウズベキスタン戦に対する彼ら自身の公式表記に逆らった表記を見ても明らかであるように思いますし、まさにそのことが問題になっているんだと理解していたのですけれどもね。
放送時間が押していたからカットしましたと言われても、ではその理由は何かと言えばどう見ても不要不急の前日のリプレーや韓国人選手の特集ばかりを流していたからだと言うのですから、競技の模様を優先したなどという彼らの言い訳があからさまな嘘であることは誰にでも判る話でしょう。
同局内でも最近はさすがに「安易に韓流を扱わないように」という空気も出てきているとも言いますが、実態のないところにブームを作り上げて売り上げを伸ばすという手法も引き際を誤ってむしろ反感を買い始めているのではないかと言う指摘もある通り、同局がこれからも言い訳を重ねるほどにますます泥沼にはまり込んで傷口を広げることになりそうですよね。
何しろ局の公式見解として「どのような番組を放送するかは、総合的かつ客観的に判断」した上で「広く視聴者ニーズにお応えできるような番組制作・編成を行っております」と現状を全面的に肯定してしまったわけですから、今後突然に方針を変えるというのも視聴者ニーズ上出来ない理屈で(苦笑)、こうなるとフジテレビとしては最後まで意志を貫き通すという道しか残されていないということになるのでしょうか。

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コメント

8.21デモを社屋から撮影するフジテレビクルーとか
http://www.youtube.com/watch?v=1HpbCgh8o6M

投稿: でも放送はしません | 2011年9月10日 (土) 15時00分

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