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2011年9月10日 (土)

NHKがまたやった 問われるその姿勢

女子代表の五輪本大会出場決定に続いて、男子のW杯三次予選も佳境に入りつつありますが、そんな中で先日またこんな事件が発生していたのですね。

共同通信、取材していない内容を記事で配信(2011年8月2日日テレニュース24)

 「共同通信社」が、サッカーの試合の記事で、実際に取材していない内容を新聞社などに配信していたことがわかった。

 問題の記事は、去年10月に行われたサッカーの「キリンチャレンジカップ」の試合の記事。共同通信社によると、「日本代表のユニホームを着て声援を送った女性」への取材として、「(ワールドカップ)ブラジル大会ではベスト4だって狙えそう」とするコメントを掲載した。しかし、これは試合当日に取材したものではなく、運動部の男性デスクが「以前聞いた話を、当日聞いたコメントのように書いた」という。

 共同通信社は「虚偽の談話を掲載したという極めて不適切な原稿で、誤りを速やかに訂正し、おわびを配信した」とコメントしている。

取材もせずに記事にするなどという報道の基本すら守られていないという驚くべき事実以前に、手を抜くにしろどれだけいい加減な仕事をしているんだと思わされるような話ですけれども、基本的にマスコミ各社にとってコメントと言えば都合良く編集する程度は当たり前で、下手をするとドラマに出てくる脅迫状のごとく文字単位で切り貼りされてしまう恐れすらあります。
今年の夏にも冬季五輪招致を巡ってテレビ朝日が韓国人選手の発言を捏造していたと話題になりましたが、当然ながら国内よりも被害の当事者である韓国の方で大騒ぎになり、ちょっとした国際問題に発展しかけたという事件がありました。
そんな中で今度はNHKが大胆な捏造を行っていたという疑惑が浮上しているのですが、しかしこのNHKという会社は以前の台湾問題などにも現れているように、よほどに独特の視点から歴史を改変せずにはいられない社風なんでしょうかね?

NHKの「人肉食った日本兵」表現に捏造疑惑 NHKは否定(2011年9月5日NEWSポストセブン)

NHKは年間7000億円近い受信料を集める世界最大規模の放送局である。それでも飽き足らず、ワンセグ携帯やテレビ視聴できるパソコンからも受信料を取ろうとする。さすが資金も潤沢で、社員の給料、福利厚生は日本企業のトップレベルである。ならば、それに見合った番組と、高いモラルを見せてもらいたい。社を挙げて取り組む「国家的プロジェクト」に浮上した重大疑惑に、天下の公共放送はどう答えるか。

まずは、疑惑の放送内容を紹介する。この番組は2009年にBS-hiと総合テレビで放映され、今年8月には総集編が放映されている。

ニューギニアの激戦地に派遣されたAさん(92=放送当時、放送では実名)が、日本軍による「人肉食」を告白する衝撃的な場面である。

〈まあ、兵隊さんは友軍(日本軍)がね、死ぬでしょう。死ぬと埋めるんだよね。友軍を埋めて、それでもさ、そのまま部隊をそこからどっかへ移動するでしょう。このまま移動するのはもったいないというんで、その友軍の肉を、土を少しかけて置いといてさ、それから取っちゃってな、それで肉を切って食べてきたんだ〉

Aさんはさらに、死んだら腐ってしまうから、仕方ないのだと話す。それに対し、女性スタッフの声でこんな質問が挿入される。

すごい、抵抗感とかもあったんじゃないですか?

Aさんが答える。

そら、あったね。あったけども、体力がなくて(食べ物が)欲しいんだから。食べたいというね、その食欲っちゅうかな、食べようという欲望のほうが多いんだね、生きるためには。生きるためには食べなきゃしょうがないでしょ。おなか空いていたら、何だって食べなきゃしょうがない〉

これが事実なら勇気ある証言である。そして、大岡昇平が小説『野火』で明らかにして物議をかもした日本軍による友軍の人肉食が、当事者によって告白された恐らく初めての記録となる。

が、果たしてその通りなのか、疑問が残るのだ。

“衝撃証言”への疑念は、皮肉なことにNHKが自ら公開している「NHK戦争証言アーカイブス」(保存・公開されている取材データ)から生じた。

このなかに番組の元になったAさんの証言VTRが収められており、そこではAさんは、人肉食ではなく「ネズミ食」について生々しい体験を語っている

前述の女性スタッフの質問の直前までの話はこうである。

〈飛行機の部品をネズミ捕りにできるんだよ。それを仕掛けとくとね、一晩で2匹獲れるの。それを皮をむいてね、生で食べるんだよ。最初は生で食べられなかったの。(中略)そのうち生で食べてみようって。それで一回食べたらもう大丈夫だって、生で食べてた。ネズミ、うん。だけど旨いよ、結局は。みんな食に飢えてんだから。よく生きて帰ったと思うけどね〉

そして女性スタッフが「一回やるまでは」と前置きしたあと、前述の通り、「すごい、抵抗感とかもあったんじゃないですか?」との質問が入り、「そら、あったね」と続くのである。

このVTR自体も一部編集されているが、Aさんは「何だって食べなきゃしょうがない」と話した後も、しばらくネズミ食の話を続けており、アーカイブスを見る限り、一連の証言が「腹が減った兵士たちはネズミを生で食べて飢えをしのいだ」という内容であることは疑いの余地がない

前述の人肉食に関する発言はアーカイブスには見当たらないが、それとは別に人肉食について語った場面はある。ただし、その話も放送された証言と同様に第三者の目線から語るのみで、本人が人肉を食べたという証言ではない

NHKのドキュメンタリー番組に携わっていた元番組制作スタッフは、両方のVTRを観てこう語った。

「これはネズミ食の話を人肉食の話に見せようと意図的な編集をしたものでしょう。ネズミの話だからAさんは笑っているが、番組を見た人には、人肉を食べたのに『お腹が空いていたから仕方ない』とヘラヘラ語っているように見える

番組では他の元兵士も人肉食については伝聞しか述べていないから、制作者は番組の構成上、どうしても人肉食の証言が欲しかったのではないか。NHKの番組作りは、あらかじめ決められた企画コンテに沿った事実だけを拾う傾向がある。制作はNHKと制作会社が共同で行なっているので、NHK側が制作会社に『人肉食の証言を取りたい』と要求したのかもしれない。

番組の編集をチェックして問題を未然に防ぐ仕組みも十分とはいえない。プロデューサーは普通、映像を細部まで確認する作業はやらない。そうした悪い面が重なったのだと思う」

証言の真意を確認するためAさんを探すと、現在も94歳で存命、家族と暮らしていることがわかった。

しかし、取材依頼には家族が応対し、「本人は高齢で取材を受けられる状態にない。お話の主旨は理解したが、そっとしておいてほしい」と、直接話を聞くことができなかった(そのため本稿では匿名にした)。

本誌はNHKに対し、本稿で示した疑問点を説明したうえで、番組担当者への取材を申し入れたが、NHKは文書でこう回答した。

〈Aさん(※回答書では実名)ご本人は、インタビューの中で、ニューギニア戦線におけるご自身が人肉を食べた体験について、何か所かで語っておられます。また、同様にネズミを食べた経験についても語っておられます(後略)〉

回答書ではさらに、編集に問題がないこと、アーカイブスでは人肉食の証言部分を省略したが、女性スタッフの質問はあくまで人肉食についてであることなどが述べられている。

が、それが事実ならば、人肉食について語った箇所がネズミ食の話になっているアーカイブスのほうが捏造になる。第一、最も衝撃的で貴重な人肉食の話を割愛し、ネズミ食の話だけ残すような編集をしたというのも不自然な話だ。

歴史的に見るとひと頃話題になった狂牛病やヤコブ病の類縁疾患である「クールー病」などは土俗習慣的な人肉食に由来することが知られていましたし、有名な「ウルグアイ空軍機571便遭難事故」のように近年にも極限状態で人肉食が確認された事例はあり、日本軍も番組でも取り上げられたニューギニア戦線のような極限状態において一部に人肉食があったのではないかとも言われています。
もちろん直接の当事者が世を去りつつある現在、きちんと記録として歴史的事実を残していくという作業には意義が認められるものではありますが、その記録なるものが捏造によるものであるとしたらこれは後代にまで禍根を残すことになるのは当然ですよね。
NHKの方ではネズミ食についても人肉食についても語っていたということになっていますけれども、恐らくネズミ食と比較にならないほど深刻なトラウマにもなっていただろう事件について、全く同じ言い回しで表現するなどということが一般常識としてあり得るのかどうかで、特に伝聞ではなく直接体験だとすれば今になってこういう証言はちょっと考えられないという突っ込みが各方面から行われています。
NHKというところは世間的にはお役所的な無味無臭の報道をしているようなイメージを持たれているようですが、実際にはどうも一定の方向性にかなり偏向しているらしいとは今回の件に限らず最近つとに知られるようになっているところで、しかもその偏り具合が社会的にそれはちょっとどうなのよ?と思われるような妙な具合になっているようなのですね。

NHKが援助交際ノウハウ提供? 番組で隠語や誘い文句、手口まで紹介(2011年9月7日J-CASTニュース)

   NHKが2011年9月7日に放送した朝の情報番組「あさイチ」の内容がネット上で物議を醸している。援助交際の実態を掘り下げる内容だったが、家出少女が利用する「援助交際サイト」を実名で映し、そこで使われる隠語を丁寧に説明、援交を持ちかける男性の手口を紹介したりした。このため、「まるで援交ノウハウ提供番組」などと評判が立った。

   また、風俗嬢の意見を番組で取り上げ、作家の室井佑月さんが援交している少女達に対して怒り、「(売春の)プロになったらいい」などと発言したことなども話題になっている。

「JK ホ別 苺@三也」の意味がわかりますか?

   話題になっているのはNHK「あさイチ」の特集「少女漂流~母は知らない娘の秘密~」。援助交際や、それに陥った家出少女達の実態を掘り下げた内容だった。この番組は表現をオブラートに包まないことがウリのため、「セックス」という言葉が冒頭から何度も繰り返された。援交経験者という16歳から20歳までの女性がVTRで何人も登場し、

    「セックスすることで私のことを必要としてくれる人がいる」
    「プチ援交で、髪の毛とか、つばとかを買う人がいたから売った」

   などという証言が冒頭に出て、ネットではまず「朝に放送する内容ではないだろう」といった批判が出た。

   番組では温床はケータイのサイトだと説明し、援交のカキコミで検挙された7割は中高生で、18歳未満の検挙率は06年に比べ10年は57倍になったと解説。家出から援交に発展するケースも多くとしたうえで、家出少女が使っている代表的なサイトを、モザイクを掛けずにそのまま映した

   ここでは「隠語」が使われているとしてその説明も行われ

   「JK ホ別 苺@三也」の意味は、「私は女子高生です。ホテル代別で1万5千円 池袋で」。「瓜」「佐保」「円/¥」は全て「援助交際」の意味。「TU」は「トリプル諭吉で3万円」。「WU」は「ダブル諭吉で2万円」のことだと解説した。

   少女達に援交を持ちかける男性の手口や、サイトでの援交の誘い文句も紹介。家出少女達が集まり男性と交渉する「出会い喫茶」のような店の様子も放送したことから、ネットでは、援交をしたい男女にとって至れり尽くせりの番組だとし、「まるで援交ノウハウ提供番組では」などと皮肉る人も出た。

これを見ると、プロと一緒じゃね?

   これに加え話題になったのはコメンテーターとして出演した室井佑月さんの発言だ。

   ――援交する少女達は自身や社会に甘えているのではないか。自分は孤独と言っているが、自分の居場所は自分で見つけるべきだ。そして、20歳で援交する女性については仕事で稼いでもいい年齢、などとした。

   ただ、金欲しさだけで援交する少女や、ネットの掲示板のカキコミ内容を知るにつれ、怒りが込み上げてきたようで、

    「これを見ると、プロと一緒じゃね?もうちょっと待って、プロになればいいのに!

などと言い放った。司会を務めるジャニーズのアイドルグループ「V6」井ノ原快彦さんも、

    「仕事になるわけですからね

などといった。

   また、番組では視聴者からの意見も多数紹介したが、その中に風俗店勤務の女性のものがあり、NHKが風俗嬢の意見を取り上げたと驚きが起こる一方、「風俗嬢の量産番組か?」と揶揄された。

ま、コメンテーター云々はそういう方向性で番組を作りたいからこそそうした人選を行っているのでしょうが、言われる通り取り上げる時間帯といい、匿名性どころかノウハウすらもむしろ積極的に広報するかのような内容といい、さすがにこれは空気を読んでいないと言われても仕方がないところですよね。
いったいこうしたNHKの方向性の根底に何があるのかですけれども、今年の8月に北京の抗日記念館で開かれた日本軍の犯罪を取り上げたパネル展なるものを開催するよう働きかけたのが実は日本の市民団体であって、その実行委員会の代表者池田恵理子氏は昨年までNHKの子会社でプロデューサーを務めながら市民運動を続けていた有名フェミニストだということも明らかになっています。
この人物が1000年来女人禁制が続く修験道の聖地へわざわざ登山を強行するなど相当に筋金入りの人物なのだというのですが、なるほどこの種の人物が番組制作に深く関わっているような放送局であれば、前述の番組内における援助交際問題の取り上げ方もよく理解出来るというものですよね。
そしてその延長線上に冒頭のような話が出てくるとなればこれはある意味では一本筋が通っているという言い方も出来るのでしょうが、国民から問答無用でお金を集めておいてその金をこういうことに使っているというのでは、それはさすがに一言あってしかるべきと考える人も少なからず出てくるでしょう。

先日のデジタル化を契機にNHKでは解約の申し出が相次いでいるとも言いますけれども、公的放送局として国民から安くない受信料を強制的に徴収してまでこうした特定思想のプロパガンダを垂れ流すNHKの姿勢が社会的に許容されるものなのかどうか、社会の厳しい目がつねに光っているということは理解してもらわなければならないでしょうね。

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