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2011年8月14日 (日)

今日のぐり:「おらんく家 別館」

最近知ってちょっと感心したのがadidasの靴のCMなんですが、シンプルで判りやすい中にもちょっとした嬉しい不意打ち(笑)もあったりして、なかなかの傑作だなと思うのですが如何でしょうか?
一部ではすでに「神CM!」などと称讚する声すらあがっていると言いますが、こちら暴動の延焼で今や大変なことになっているブリからも「現人(女)神降臨!?」と話題になっている方がいらっしゃるということです。

世界が刮目! 英暴徒を本気で叱るハックニーの勇気ある女性のスピーチ/英(2011年8月10日GIZMODO)

英暴動が急展開を見せた8日夜、ハックニーの荒らされた店の前に立ち、フードを目深に被って放火して回る若者たちに杖を振りかざして「LOW UP(おやめ)!」と喝を入れる西インド系の勇敢なおばあちゃんのスピーチが世界に感銘を与えています!

この映像を撮ったのはマシュー・ムーア(Matthew Moore)さん。女性は放禁用語を随所に散りばめながら、こう叫びます。

「そんな人様の財産に火つけて回るのはよしな! 商売始めるのは並大抵の苦労じゃないんだから、人が一生懸命働いて始めた店に火つけて回るのはやめな! わかったかい?」

「あそこの店だってね、おかみさんがそりゃ必死に働いてそれでなんとか商売成り立ってんだよ。それに火つけるって、なんのために焼くのさ? 『戦士』気取りしたいんかい? このろくでなしめ」

「そもそもトッテナムで射殺された男が可哀想で抗議してんだろ? それを自分がやりたい放題やって、暴れて、あちこち壊して回ってどうすんだい」

「いい加減目を覚まして現実を見るんだよ、黒人。戦いは大義のためにやるもんだろ。うちら黒人は大義のためだけに戦うんだよ。ったく情けない。ハックニーに住んでる自分が恥ずかしいよ」

言葉は汚いけど本当のこと言ってるんだなっていうのが、ものすごく伝わってきますよね。Facebookには来年のロンドン五輪開催に向け、「聖火トーチをハックニーの勇気ある女性に持たせる会」が早速立ち上がってます!

この勇気ある行動については是非ともこちらの動画をご参照頂くとして、ブリでは今回の騒動に関連してamazonでの金属バットの売れ行きがなんと6541%アップした!と言うのですが、そこは植民地人の野蛮な球技の道具などではなくクリケット用を使用してこそ本物の紳士だろうなどと考え始めた貴方は十分ブリの暗黒面に転落している可能性があります。
それはともかく、今日は様々な理由で思いがけず世界的に話題になった人々の話題を紹介してみようと思いますが、まずはこちら有名になろうと志してスタートしたはずが別な意味で有名になってしまったという御仁からいってみましょう。

骨まで見える「カツオ人間」 高知アンテナ店のPR大使/高知(2011年7月31日朝日新聞)

 カツオの頭をモチーフにした「カツオ人間」が28日、東京・銀座にある高知県のアンテナショップ「まるごと高知」のPR大使に任命された。

 正面から見ると愛らしい表情だが、後頭部は骨も見える切断面。ネット上で「恐怖のカツオ人間」と話題になった「グロゆるキャラ」(担当者)だ。

 8月1日から銀座の店頭に着ぐるみで登場。カツオのたたきの販売や、一日店長などをこなす。後頭部はさておき、正面から「真っ向勝負」を挑む。

あまりと言えばあまりなその姿は記事の写真を見るだけでも一目瞭然なんですが、なぜそこで敢えて包丁を入れる必要性があったのか、そもそも鰹のさばき方はそうじゃないだろうといった話以前に、やる前に誰か止める奴はいなかったのか高知県人は…
とりあえずシーズンの戻りガツオの味に免じてここは華麗にスルーしておくとして、続いては口直し?にこういう話題は如何でしょうか。

美人すぎる女性剣士の居合斬り動画を世界が絶賛/日(2011年8月5日R25)

YouTubeに投稿された「技斬り風車出来ました」という居合斬りの動画が、再生回数180万回を突破。アニメさながらの美人女性剣士が居合斬りに挑む動画に、世界中のネットユーザーが萌えまくっている。

話題になっているのは、10~20代とおぼしき女性が、日本刀を手に道場で試し斬りに挑戦している動画。女性は、垂直に立てられた的と正対し、野球でいうところの左バッター、アッパースイング気味の二太刀で見事にスライスし、さらに切った的の上部が下に落ちる前にもういちど上部をスパッと切るという技斬りのひとつ「風車」に成功。一呼吸した女性が「よしっ」とガッツポーズしているところで動画は終了している。

このわずか14秒の動画は、昨年9月に投稿され、投稿後3カ月ほど経ってからじわじわと話題になっていった。8月4日現在では、再生回数181万回以上、「高評価」を付けた人が3000人を突破し、コメント欄には

「神の領域」
「お見事!」

と、賛辞のコメントが殺到し、

「ガッツポーズかわいすぎだろ」
「可愛らしいですね!斬ってる時とのギャップかなー
斬ってる時は格好良かったんだけど、急に女の子になって可愛かった^^」
「いやまさに見事としか言いようが無いね
まさかのガッツポーズで心まで奪われたわw」

と、集中しているときと喜ぶときのギャップにハートをつかまれた人が多数。

また、どこから噂を聞きつけたのか、英語、イタリア語、中国語など、コメント欄の半分以上は外国のネットユーザーからのもので埋め尽くされており、彼女のルックス、衣装、仕草、技に対し、世界中から絶賛コメントが寄せられている。

何やらコメント欄がすごいことになっていると噂の動画はこちらですけれども、何にしろ綺麗にすっぱりと斬れちゃってますよねこれは。
同じく女の子ネタということでこちらを取り上げさせていただきますが、これまたネットで有名になってしまったことで思いがけない災難に見舞われたというニュースを紹介しましょう。

フェイスブックで誕生パーティー告知、1600人超が殺到/独(2011年6月6日産経ニュース)

 ドイツの少女が交流サイト(SNS)のフェイスブックで自身の16歳の誕生パーティーに不特定多数のユーザーを誤って「招待」し、1600人以上がパーティーに詰め掛けるという出来事があった。

 警察によると、この少女は3日夕方にパーティーを予定していたものの、開催前にフェイスブック上で1万5000人がパーティーに出席すると回答したことから、警察に通報した。

 少女の自宅の前には警察官約100人が配置され、午後7時から翌日の午前2時までの間、治安維持のため警備に当たった。警察によると、この少女はパーティーがごく内輪の集まりであることをうっかり記載し忘れたという。

 警察の報道担当者は、物的損害などで今回11人の身柄を拘束したことを明かし、「ハンブルクではこれまで、計画されたイベントとしてもっと大きな規模の誕生パーティーが開かれたことはあるが、今回のパーティーはおそらく、準備されていない誕生パーティーとしては過去最大だろう」と述べた。(ロイター)

いやしかし、うっかりミスから招待されてわざわざ出かけて行く方も出かけて行く方ですけれども、妙なところでまめなのもドイツ人気質ということなんでしょうかね?
こういうことがなければあるいは歴史の中にひっそりと消えていたかもしれない人物ですが、思わぬところで最晩年に再び脚光を浴びることになってしまったというのがこちらのニュースで、少しばかり長くなりますが引用してみましょう。

標的の突破口は愛人だった 16年間逃亡 伝説のマフィア逮捕/米(2011年6月25日iZa!)

 マーティン・スコセッシ監督のアカデミー賞受賞映画「ディパーテッド」のモデルにもなった伝説のマフィアが22日、16年間に及ぶ逃亡の末、カリフォルニア州で米連邦捜査局(FBI)に逮捕された。国際テロ組織アルカーイダの指導者ウサマ・ビンラーディン容疑者らとともにFBIの「十大手配犯」となっていた大物だ。FBIが一緒に逃亡生活を送っているとみられていた愛人の写真を公開、目撃情報が寄せられたことが逮捕のきっかけだった。

 ビンラーディンに次ぐ大物

 捕まったのは、19件の殺人に関与したとして起訴されているマフィアの元トップ、ジェームズ・バルジャー被告(81)=写真左。ボストンの貧しいアイルランド系の家に生まれた被告が初めて逮捕されたのは14歳のとき。その後も殺人、資金洗浄、恐喝、麻薬取引…と、ありとあらゆる犯罪に手を染めた。

 FBIの取り締まりにより、ボストンのマフィアのボスたちが淘汰(とうた)されていくなかで、被告は次第に勢力を拡大し、ボストンの街を牛耳るようになった。

 その陰の力となったのが、幼なじみのFBI捜査官だった。被告は他のマフィアの情報をこの捜査官に提供すると同時に、FBI内部の捜査情報も手に入れていたとされる。1995年に被告を告発する証人が現れたが、逮捕の直前に捜査官から情報を得た被告はボストンから逃亡。後にこの捜査官は被告らの逃亡を助けたなどとして有罪判決を受けた。

 FBIのCMが奏功

 2007年のアカデミー賞の作品賞など4部門を受賞した「ディパーテッド」は、ボストンを舞台にアイリッシュマフィアに潜入したFBI捜査官らの葛藤を描いている。

 ビンラーディン容疑者の殺害後、FBIは次のターゲットをバルジャー被告に定めた。被告につながる情報に200万ドル(約1億6000万円)の懸賞金を懸けるとともに、20日に被告と愛人のキャサリン・グレイグ容疑者(60)の逮捕への協力を求める30秒のテレビCMを放送。このなかでFBIは、グレイグ容疑者の顔写真=写真右=のほか、頻繁に美容院に行くことなど彼女の特徴を伝えた。

 AP通信によると、放送から2日後の22日、グレイグ容疑者についての情報がFBIに寄せられた。その情報によってロサンゼルス郊外サンタモニカのアパートに向かった捜査官は、何らかの方法で2人を外におびきだし、逮捕した。被告らはそのアパートに約15年間、暮らしていたという。

 FBIは被告の逮捕まで16年間もの年月を費やした理由について「やつは非常に用心深く変装の名人でもあった。逃亡資金もふんだんにあった」と説明。関係先から80万ドル(約6400万円)を押収した。

 サンデル教授のテーマにも

 バルジャー被告は最近、事件とは別のところでも話題となっていた。「ハーバード白熱教室」で知られるマイケル・サンデル教授(58)の「正義とは何か」を問う講義のなかだ。

 被告の弟、ウィリアム・バルジャー氏(77)はならず者の兄とは対照的な人物で、マサチューセッツ州議会上院議長や州立大学長を務めていたこともある弁護士だ。その彼があるとき、逃亡中の兄とひそかに連絡を取っていたことを告白したが、FBIへの捜査協力は拒んだ。もし、あなたが弟だったら、というわけだ。

 兄の逮捕についてウィリアム氏は23日夜、声明を出し、「(兄の犯罪で)傷ついたすべての親族の方々にお悔やみ申し上げる。関係者各位とともに、事件の解決を望む。同時に、私の家族のプライバシーが守られることも望む。この件でコメントすることはもうない」と述べた。

すでにこうして見るだけでも「映画化決定!」という声が出そうな話なんですが、しかし経緯の全てを解き明かしシナリオにまとめるだけでも大変な作業になりそうですよね…
昨今お天気お姉さんと言えば日本でも大変な人気なんだそうですが、これまたアメリカからまさに常識をひっくり返すようなニュースが飛び込んできました。

●ガチムチお天気兄貴、登場!/米(2011年8月8日ロケットニュース24)

天気予報といえば「美人なお天気おねえさん」と相場が決まっている。この傾向は日本だけのことではなく海外でも同じで、どこの国のどの天気予報を見ても、美人キャスターが報じている。しかし、その常識を打ち破ったテレビ局が現れた。

なんと、アメリカのとある地方局が筋肉質なガチムチマッチョの男性キャスターを天気予報に抜擢したのだ。しかも彼は、ロマンス小説の表紙モデルとして有名なガチムチ男性なのだ。アメリカではとても有名なガチムチっ子らしい。

天気予報に男性キャスターを採用したのは、オレゴン州のテレビ局「KOIN-TV」。キャスターに抜擢されたのは、イタリア人のファビオさん。彼は表紙モデルとして有名な人物で、インターネット上で「ライバルのガチムチっ子と決闘を繰り広げる」というプロモーション展開をして話題になっている人物でもある。

彼がライバルとして争っていた相手は、男性用化粧品メーカー「Old Spice」の専属モデル・ムスタファーさんだ。ムスタファーさんは同メーカーの看板として長らく君臨していたのだが、そこに突如、ファビオさんが登場し、インターネット上でユーザーの要求に応えながら各々の力量をぶつけ合っていたのである。

しかし残念なことに、ムスタファーさんに敗れ去り、同メーカーのモデルの座を奪うことができなかったのだ。2人の決闘は大変盛り上がり、対決をシリーズ化した動画はYoutubeで大人気となった。行く先をなくしたファビオさんであったのだが、突然天気予報のキャスターとして登場。視聴者をアッと驚かせたのである。つまり、彼は天気予報のガチムチお兄さんとして仕事を得たのである。

それにしてもムチムチとした彼の体つき、テレビの前の女性たちは喜んでいることだろう。美人キャスターばかりが登場し、面白くないと感じていたお茶の間の女性たちは、テレビかじりついているかもしれない。ひょっとしたら、彼の登場を機に、世界の天気予報に変化がもたらされるのではないだろうか。行け、ファビオ! マッチョの心意気を見せてやれ! 君の明日はきっと晴れるぞ!

どれくらいガチムチであるかはこちらの動画を参照していただくとして、いやしかしお茶の間の女性達にうけているのかどうかはともかく、思いっきり見せつけていますよねえ…
極東の島国では総理がどうにも煮え切らないとすっかり人気がないようですが、世界最強の国家元首を要する某大国といいあちら方面ではこういう人達が受けるということなんでしょうかね?

リトアニアの市長、違法駐車にブチ切れ自ら装甲車で実力行使に及ぶ/リトアニア(2011年8月2日DNA)

自転車専用レーンに違法駐車している自動車は邪魔なだけでなく危険ですらあります。各国様々な方法で違法駐車を摘発していますが、今回リトアニア・ヴィリニュス市の市長が「言うことをきかないヤツは軍事力をもって制圧する」という旧ソ連伝統のパフォーマンスを行ないました。

今回、BTR-60装甲車を持ち出したのはリトアニアのヴィリニュス市長、アーチュラス・ズオカス氏。市内の自転車専用レーンに違法駐車しないよう呼びかけるため今回の実力行使に至ったそうです。

いわゆる交通安全キャンペーンの一環なのか本気でキレたのかは定かではありませんが、市役所広報は市長のメッセージとして以下のように伝えています。

    自動車とカネを持っているからといってどこにでも駐車していいというわけではない、ということを忘れてはならない。最近、そういうケースが増えているがもう一度言っておく。他人をバカにするような行為はつつしむことだ。

……結構キレてたみたいです。

先日、違法駐車の自動車をよけるようにして道路工事を行なったイギリスの役所のニュースをお伝えしましたが、国が違えばここまで対応も違ってくるわけですね。さすが旧東側は違います。

追記:動画はこちらから。ネタというかパフォーマンスっぽいですがどうなのでしょうか。見るところでは市長は自転車派のようですね。
A.Zuokas tanku kovojo prieš nelegaliai statomus automobilius‬‏ – YouTube

ちなみに大陸から海を渡ってブリあたりになりますと、「地元開催なのに俺の家族のチケットも手に入らないとはどういうことだ!」なんて市長が五輪の運営に文句をつけていると言いますから、まあ何とも女々しく器が小さいのもブリ的ということなんでしょうか。
最後のそのブリからこういうニュースを拾い上げてみましたが、まあとりあえずは素直に記事を一読していただきましょうか。

体重139キロの英国人男性、「肥満じゃない」認定で法廷闘争/英(2011年7月13日AFP)

【7月13日 AFP】肥満手術を受けるには十分に肥満ではないとの理由から、英国民健康保険(National Health Service、NHS)に保険適用を拒否され、裁判で争ったものの主張が認められなかった英国人男性が11日、控訴院(Court of Appeal)に控訴した。

 体重139キロのトム・コンドリフ(Tom Condliff)さん(62)は、自分の命を救うためには腹部の手術が必要だと主張したものの、腹腔鏡の胃バイパス手術の保険適用をNHSに拒否された。コンドリフさんの肥満度指数(BMI)は、保険適用に必要な50よりも低く、40超だった。

 コンドリフさんは保険適用を求めて訴訟を起こしたが、高等法院(High Court)が4月にコンドリフさんの主張を退けたため、控訴した。控訴審での審理は11日に始まり、2日間の日程の予定。

 元警察官のコンドリフさんは、長期の糖尿病の治療で処方された治療薬のせいで肥満になったという。28種類の錠剤を飲み、呼吸マスクと吸入器を使っている。

 一審では、コンドリフさんが減量に取り組んだものの失敗したことから、コンドリフさんにとって手術が臨床的に適切であることは「誰もが認める」と認定された。だが一方で、裁判所は、NHS側が欧州人権条約(European Convention on Human Rights)に違反しているとのコンドリフさんの主張を退けた。

ご本人のお腹の具合はリンク先の画像を参照していただくとして、日本人的感覚からするといずれにしても超メタボだろうと考えるべきか、それとも世界に冠たるブリ食を食べ続けてこうまで成長できることに感嘆するべきなのか、微妙なところですかね。
しかし保険診療崩壊がささやかれているブリの実態というのがこういうものであるとすれば、なるほどそれは崩壊すべくして崩壊したということなのかなと思わないでもいられないニュースではありましたが、考えて見れば日本でも似たような話は幾らでもありますからねえ…

今日のぐり:「おらんく家 別館」

高知に数ある飲食店の中でも、見た目からして異彩を放っていると名が知られているのがこちら「おらんく家」なのですが、こちら愛宕町商店街に位置する別館さんは店の外から中までを貫通する巨大な鯨が目印となっています。
ちなみに昔は鯨が動いていたような気がしたのですが、これも昨今のご時世柄節電中ということなんでしょうか?何にしても見た目はイロモノくさいながらなかなかまともな寿司を食べさせると、根強い人気を誇っているようですよね。
店の中は鯨の尻尾に目をやらなければなかなかに小綺麗なつくりで、このあたりのデザインは昔ながらの寿司屋というより回転寿司など今風のテイストを取り入れた部分もあるのでしょうか、実際に若い方も入店していたりするようですからライト層の顧客にも敷居が低いのは良い傾向ですよね。

本日は料理長おすすめコースに鰹のたたきを塩とポン酢で、そしてウツボ唐揚げを頼んでみましたが、突き出しよりも早く最初に運ばれて来たのがそのウツボ唐揚げで、タレ無しで食べさせるらしいのはお店の個性なんでしょうが、個人的にウツボと言えば楽しみな皮と身肉、そして間のゼラチン質の食感の取り合わせが、この冷凍食品の鶏唐かというくらいにガチガチ過ぎる衣ですっかりスポイルされているのは残念でしたね。
戻りガツオのシーズンに入って来た鰹のたたきは焼き具合はまずまず頃合い、味の方も脂が乗っていながらさっぱりした味わいでわりあいに良い塩梅なんですが、塩とポン酢で薬味を変えているのがおもしろい工夫だなと思いました。
ここでようやく運ばれて来たコースの突き出しは場つなぎの形ばかりのものでなくしっかりと味も食べ応えもあるもので、特に那須がさっぱりうまいのが暑さ厳しいこの季節にはありがたいものでしたが、しかしこういうさっぱり系は最初に出して頂くと箸も進みそうな気がしないでもないような…
刺身で頂いた生の鰹もいいね!という感じで味自体は決して悪いとも思わないんですが、きちんと角が立ってない刺身ということもあってか食感は何か少しばかり感心しないですし、焼き物の代わりにと出てきたアサリも蒸し加減はいいんですが、身が痩せているせいか味はもうひとつな上に砂がじゃりじゃり言っているのはちょっと困ったものです。
メインとなる寿司の方はおよそ半人前強くらいでしょうか、もちろん量は少ないんですが見た目はセットらしからぬまともな寿司っぽいのは良いもので、少し溶けかけたウニなども見た目はともかく味は悪くないですし、ウナギはきっちり関西風なのは嬉しい驚きというものですが、こちら残念ながら少し焦げ臭いくらいに焼きすぎてガチガチになっているせいか寿司としてのマッチングは今二つくらいだったでしょうか。
トリを飾る茶碗蒸しは好みからすると気持ち硬めかな?とも思ったんですが、調味料よりも出汁の味で食べさせるタイプでとにかく量もたっぷりありますから、何かしら食べたという感じはしましたね。
ちなみに寿司の方でも卵が切れていて巻物になったと言うのは個人的に大幅な減点対象になりかねない失態なんですが(笑)、寿司にしろ刺身にしろ醤油が少し弱いような気がしたのは最近湯浅を始め濃いめのものを出す店になれていたということもあるんですかね。

料理はどれも大ぶりで満腹になりすぎるくらい量は多いし個々のネタも決して悪くないしで、価格と内容を客観的に考えると決して悪い内容ではないんですが、この値段でとお値打ち感が強かった本店のコースと比べると同じような値段で見た目も似たような内容なのに、食べて見れば少しずつ雑な仕事ぶりが気になるなあという印象を受けたのが残念でしたかね。
またこの日に関して言えば接遇はまるでやる気無しと言われても仕方ないくらい、あまりにお粗末な仕事ぶりがちょっとどうなのよと感じるほどではあったのですが、まあ時節柄多忙かつ人手不足になりがちな時期であったということもあるのでしょうけど、そうした点を含めて見てもどこもかしこも少しずつ突っ込みどころがある感じで、全体に本店の方が満足度は高いかなと思いました。
ここのお店もその昔の暇そうな頃にカウンターに座った時はもっといい仕事をしていたような印象があったんですけど、同価格帯の系列店なのに店舗毎に提供するサービスの内容に明らかな差が固定化しているのなら顧客としても困りものですから、グループとしても色々と考えていただきたいところですかね。

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コメント

はじめまして
おもしろいエピソードですね

投稿: ますを | 2011年8月14日 (日) 13時58分

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