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2011年8月24日 (水)

フジテレビだけが問題ではない、には完全に同意いたします

下手な言い訳をしているとかえって事態が悪化するということはままありますが、こちら客観的な物証まで存在しているにも関わらずあまりに下手くそすぎる言い訳がむしろ寒いという話題を紹介してみましょう。

フジテレビ『スーパーニュース』の取材車が信号無視か? 「いっちゃおいっちゃお」と音声確認(2011年8月23日ガジェット通信)

フジテレビの『スーパーニュース』にて水戸インターチェンジで繰り返される大型トラックのUターン族。この問題は水戸インターチェンジにて降りると無料になることを悪用したトラック運転手が続発しており、近隣住民は迷惑を被っているだけで無く、1日に数多くのトラックが通ることから道路の形まで変形してしまったというものだ。

本来この水戸インターチェンジは震災後の物資輸送のために設けられた制度。しかし、震災への物資輸送に関係の無いトラックもこの制度に便乗し、高速道路代金を浮かしているのだ。

そんな問題を取材した『スーパーニュース』で、取材に使った車自身が信号無視をするシーンが撮影されていた。それはタクシー(またはハイヤー)でトラックを追跡する場面にて起きた。前のトラックの追跡にこだわるあまり信号が赤なのに左折するシーンが映っている。しかも小さい音声ながらスタッフの「いっちゃおいっちゃお」という音声まで入っているのだ。前のトラックを逃したくないために行われたこの道路交通法違反。前を走っていたトラックも信号無視しているのだろうか。

高速料金無料化の悪用は違法ではないが、フジテレビ取材車の信号無視は完全に違法。急いで編集した感のある内容だったが、そこに信号無視の瞬間が映っているとは気づいていなかったのだろうか。フジテレビはこの件についてまだコメントをしていない。

もし「NG大賞特番」があったらこれを大賞にすべきだろう。なんちて。

フジテレビ『スーパーニュース』の信号無視について「信号が変わるのに気づかす……」と謝罪 しかしVTRでは意図的に無視(2011年8月23日ガジェット通信)

フジテレビの報道番組『スーパーニュース』にて水戸インターチェンジの無料化に伴い、増え続けるトラックの悪用車両を追跡する場面でフジテレビ取材陣が起こした事件。それは前のトラックを追跡する際に信号無視をしてしまったのだ。これはテレビで放送されたVTRにも記録されており信号が赤なのがハッキリわかる

そんな『スーパーニュース』にて謝罪が行われたようだ。その謝罪は次の通り。

「先週の金曜日、常磐道水戸インターチェンジ近くの交差点でUターン族と思われるタンクローリーを追跡していた取材車両が、信号が変わるのに気づかずタンクローリーに続いて左折してしまいました。今後はこのような事が無いよう取材にあたって参ります

と謝罪している。しかし、ここで少し気になる点が。「取材車両が信号が変わるのに気づかず……」という箇所だ。前のタンクローリーが大きく信号が見づらかったのは確かだが、本当に気づいていなかったのだろうか。この信号無視の瞬間を見てみると小さな声だが「いっちゃおいっちゃお」と言う男性スタッフの声が聞こえる。となると「信号が変わるのに気づかず」という言い訳は通用しなくなるのだ。

謝罪したと思ったら今度が矛盾が生じるというやっかいなケース。フジテレビ社内ではこの「いっちゃおいっちゃお」の音声に気づいていないのだろうか。水戸インターチェンジを報道するのも良いが、信号無視の件をハッキリさせるべきでは無いだろうか。

問題の動画についてはこちらだと言うことですが、自分達の手前勝手な違法行為はスルーしても他人をバッシングすることにはご執心という彼らマスコミの本性と言うものがよく現れている一例ではあったと思います。
運送業界の抱える構造的な問題点に関しては当「ぐり研」でも何度か取り上げさせて頂いたところですが、一円でもコストを削減しなければ食っていけない背景がどこにあるのかを無視する一方で高価なヘリまで出動させて末端の零細労働者を叩いておけばよいという感覚は、いつも通りの下手な言い訳などよりもよほどに見苦しいと思わざるを得ません。
そのうえ番組内で謝罪などと言いますが実際には一言も謝罪はしていないわけで、このように自分達自身の行動に関してはとことん甘いという彼らの行動原理こそが、フジテレビに限らず繰り返されるオールドメディアの捏造問題の背景にあることは容易に想像出来る話ですよね。

さて、そのフジテレビと言えば先日以来取り上げている例の高岡氏発言に端を発する一連の韓流捏造問題と関連して、この21日に大規模なデモが繰り広げられたことはご存知の方も多いかと思います。
例によってこれだけの規模の集会となったにも関わらず既存マスコミは華麗にスルーしているという点がらしい話なんですが、ネットメディアを中心に各方面からの報道を取り上げてみることとして、それぞれの微妙なニュアンスの違いを感じ取って頂ければおもしろいかなと思いますね。

韓流偏重「なぜ抗議されなきゃ?」 フジ、文書受取り拒否の高姿勢(2011年8月21日J-CASTニュース)

   フジテレビの「韓流偏重」に抗議するデモは、日の丸やプラカードを掲げた参加者で埋め尽くされた。動画サイトによる生中継には、デモ開始前から2万人の視聴者が集まり、ツイッターでも刻々とコメントが寄せられる。

   人数は、主催団体代表に聞いたところ約6000人。「これほど大勢集まるとは」と驚くほどだ。フジテレビ前に着いたデモ隊は、口々に抗議の声を上げた。

韓国テレビ局記者「気になる」と憂慮

   2011年8月21日午後。東京・お台場の青海北ふ頭公園に長蛇の列を作ったのは、フジテレビの抗議デモに参加する人たちだ。主催者がマイクで「多くの人が集まってくれてありがたいです」と感謝すると、拍手が沸き起こった。

   集合場所にはメディアの姿も見られた。その一つ、韓国テレビ局SBSの記者に聞くと、「今回の動きは気になる」と憂慮していた。

   13時半過ぎ、デモ隊はフジテレビに向けて歩き出した。

    「フジテレビは韓流をごり押しするな
    「我々は韓国のドラマなんか見たくないぞ

とシュプレヒコールを上げる。俳優の高岡蒼甫さんの「韓流批判発言」に端を発した今回の抗議活動。8月7日にはお台場に2500人(主催者発表)が集結し、「韓流やめろ」の声を上げた。この時はデモの許可を得ておらず「散歩」と称していたが、21日のデモは主催者が、東京都公安委員会からのデモ許可証をネット上にアップして「正当性」を強調、参加を広く呼び掛けた。

   動画配信サイト「ユーストリーム」ではこの日、複数の生中継が実施され、開始直前には視聴者が「万単位」に上るものも見られた。ツイッターには「正直ここまで盛り上がるとは思っていなかった」との声もあり、大多数は「デモ支持」の内容を書きこんだ。

   フジテレビの社屋前に達すると、一段とヒートアップ。通行人や、フジテレビが開催しているイベントに遊びに来ていた人たちに向け「偏向報道に反対している」とデモの趣旨を訴えていた。先頭グループは14時15分ごろに最終地点に到達したが、その後も第2、第3の隊列が続き、1時間以上たっても流れが途切れなかった。

あくまでも「偏向報道」への抗議

   J-CASTニュースがデモ主催団体の代表に取材すると、「1000人集まってくれれば成功だと思っていました。これだけ大勢の人に共感してもらえるとは」と驚きを隠さない。一方で「デモはあくまでフジの『偏向報道』や韓流のごり押しに対する抗議。『反韓』『嫌韓』という主張ではありません」と、改めて明確にした

   実は主催者側は、デモに先立ってフジテレビに「偏向報道」に関する抗議文を提出しようとしたという。ところがフジに接触したところ、「抗議されるいわれはない」と文書の受け取りを拒否されたのだ。主催者代表は、「近日中に、公開質問状という形でインターネット上にアップする予定です」と話す。

   今回のデモで実行委は解散するため、次のデモは予定されていない。代表は「これでフジが変わってくれれば」と願うが、フジテレビはどう受け止めるだろうか。

8・21フジテレビ韓流ゴリ押し・偏向報道抗議8000人デモのまとめ(2011年8月21日ガジェット通信)

本日(8月21日)13時より行われた、8・21フジテレビ韓流ゴリ押し・偏向報道抗議デモ(通称、フジテレビデモ)。集合時間13時だが既にガジェット通信編集部が向かった頃には大勢の参加者でごった返しており、集合場所である青海北ふ頭公園海上デッキは数百人とも数千人とも取れる人で埋まっていた。速報記事にも書かれているが、主催者に聞いたところ6000人から8000人とのこと。この人数は1グループ350人から400人に分けられており、今回は20グループの集団があるので、このような開きのある人数になったという。
(略)
参加者の中に居たこんな参加者。ニコニコ生放送配信者は前回でもお馴染み。今回目立ったのは犬を連れていた参加者だ。また親子で参加している者やカップル参加者なども多く来ていた。若い女性参加者が予想以上に多かったのが意外であった。中には僧侶(本物?)らしき人も居たぞ。

主催者に聞いたフジテレビはどう反応すれば良い?

デモ終了後に主催者に次の様なコメントをもらったのでご覧頂きたい。

    記者 フジテレビはどう反応すれば良いのか?
    主催者 韓流ゴリ押しとかを是正していってくれれば効果はあったと思います。すぐには効果は無いと思いますが……。
    記者 デモとかも数を重ねれば効果ってあるんですか?
    主催者 見て頂いたみなさんが1つでも「おかしいんじゃないか?」って思って頂ければ、例えば株主様が訴えて頂くとか、あとスポンサーも直せって言えばそれだけで効果はあると思います。そういうことを期待しています。

今回のデモもかなりの規模だったが、これだけではフジテレビは動かないだろうと睨んでいるようだ。むしろこの規模のデモが本社前で行われているのに反応を見せないフジテレビの体制はどうなっているのか気になるところだ。

海外メディアからも

今回は前回よりもメディアが集まった。把握している分だけのメディアを紹介。
講談社、NHK、J-CAST、ニコニコニュース、ガジェット通信、KBS(韓国放送公社)、SBS(Seoul Broadcasting System)、ナックルズ・ザ・タブー。
これはガジェット通信記者が把握している分。

今回のデモで韓流ゴリ押し及び偏向報道が行われていることが、多くの人知られたのではないだろうか。少なくともお台場合衆国に来ていた人は「何あれ」と思いつつも耳を傾けたに違いない。残念だったのが、デモとは関係無く街宣車で活動をしている集団がいたことだ。本人達は「右翼では無い」と言い張っていたようだが……。

デモ慣れしていない日本でこれだけの人数が集まるのは希のことである。もしかしたら3回目のデモも開催されるかもしれないぞ。

「韓流をゴリ押しするな!」フジテレビ前でデモ行進(2011年8月22日ニコニコニュース)

 「韓流偏重」などフジテレビの放送が偏向しているとして抗議するデモが2011年8月21日、同社がある東京・お台場で行われた。インターネット上の呼びかけに応じた数千人の参加者が集まり、フジテレビに対して抗議の声を上げた。

 集合時間の午後1時になると、出発地点のお台場・青海北ふ頭公園は大勢の人で埋め尽くされた。公園では「Get Back Japan」と記された500円玉ぐらいの大きさのバッジが参加者に配られたが、用意された1600個は間もなく底をついた。予想以上の参加者の数に「ここまで来るとは思ってなかった」とデモを企画した「フジテレビ抗議デモ実行委員会」のメンバーも驚きを隠せない様子だった。

 デモ行進が始まると、拡声器をもった先導役にしたがって、参加者たちは「フジテレビは韓流をゴリ押しするな」「フジテレビは放送免許を返上しろ」などのシュプレヒコールをあげながら、フジテレビに向かって行進した。先頭には「金の亡者フジテレビから公共の電波を取り返そう!」と大書された横断幕。隊列の中には、日の丸や「韓国ドラマより日本のドラマが観たい!!」「韓流ゴリ押しにNO!」といったプラカードをもった人も多数みられた。

 実行委員会によると、参加者は出発時点で4000名を超えており、デモ行進中も次々と飛び入り参加する人たちが加わり、最終的には約6000人に膨らんだという。(警視庁湾岸署の調べでは、出発時の参加者は3400人とのことだった――2011年8月22日10時23分追記)

 デモを率いた実行委員会は、インターネットの掲示板サイト「2ちゃんねる」を中心に情報交換を行いながら、フジテレビの放送姿勢に疑念を抱いている人たちが集まって組織された。8名のコアメンバーを中心として、警備班、救護班、誘導班など56名のスタッフが運営に携わった。スタッフは、会社経営者、サラリーマン、OL、主婦、学生など様々な立場の人たちによって構成されている。

 実行委員会の児玉健二代表は、デモ前日に行われたミーティングで「デモを通して、フジテレビの偏向報道に気づいていない人が一人でも気づいてくれればいい」と、デモへの意気込みを語った。副代表の相沢さんは「僕らを含めて、おそらく来られる方も一般人だと思います。普通にお勤めして、普通に家庭を持って、これまで政治活動をしてきたこともないという、何の思想も持たないノンポリの一般国民がフジテレビはおかしいと思って、これだけの人数が集まったということを伝えたい」と述べた。

 デモの当日、行進に加わった鈴木隆仁さん(21)は、参加した理由について「フジは日本を貶める報道をしている。メディアの役割はすべてに中立な立場で情報を発することなのに、フジテレビはその義務を負えていないということに憤りを覚えて参加しました」と述べた。鹿児島から来たという住職の白鳥浄之さん(43)は、フジテレビに対して「偏った報道によって、世論を間違った方向に、国民を扇動している」と話した。

 一方、フジテレビの本社前でデモに遭遇した人々からは冷ややかな声も聞かれた。お台場に遊びに来ていたルーマニア人のエレナさん(33)は、デモ行進に対して「おかしい」と批判的な見方を示し、「アメリカの映画やドラマもたくさん放送されているのに、なぜ韓国だけ批判するのか」と疑問を呈した。フジテレビ主催のイベント「お台場合衆国」に来ていた栃木県在住の女性(21)は、「デモを起こしても何が変わるのか」と怪訝そうな表情を浮かべていた。

「フジは韓流偏向報道やめろ!」台場で4000人がデモ(2011年8月22日スポニチ)

 フジテレビが韓流ブームに偏向していると抗議しようと、インターネット上で呼びかけあって集まった約4000人が21日、東京・台場でデモ行進を行った。台場ではフジ主催の屋外イベント「お台場合衆国2011」が開催中。家族連れでにぎわった会場は、100人以上の警察官が警備にあたった。列は日の丸を掲げ、フジ社屋前で「偏向報道をやめろ!」「日本を返せ!」などと絶叫。代表者が抗議文を局側に渡そうとする際、警備員ともみ合いになる場面もあった。

 小学4年の長女を連れてきていた春日部市の主婦(44)は「子供は怖がるし、身の危険も感じた。せっかく楽しみにしてきたのに残念」と話した。

当日参加した人達の声では実数3000~4000程度ではないかということですが、何にしろ数千人規模が都内に結集すると言えばちょっとしたイベントのはずですけれども、今回も例によって大手メディアが華麗にスルーしているのは様式美と言ってもいいほどですよね(さすがに今回は「いや知らなかったんです」の言い訳は使っていないようですが)。
しかし同じく参加者の声も取り上げているところですが、記事中にも散見されるように明らかにデモに便乗する連中も少なからず存在していたようで、しかもそうした存在をまるでデモの象徴のように取り上げてうまい具合に印象操作しようとしているメディアもあるようなのは興味深い現象だと思います。

お台場で1万人近くがフジテレビデモ チャンネル桜が妨害?(2011年8月22日サーチナ)より抜粋

  お台場のフジテレビ前にて2回目の大規模なデモ運動が昨日行われた様子を現地取材した。
(略)
  13時30分になると予定通りデモが開始され、順路通りに行進が行われた。デモ開始前にはマナーや禁止事項が主催者より参加者に向けて共有されていた。いわゆる差別発言は禁止となっていた。

  フジテレビ前に近づくとデモ参加者以外に一般人も多く集まり興味津々でデモに参加する状態だ。「なにあれ」、「なんのデモなの?」とデモの内容を理解していないようだ。それはそうだろう、急に現れたデモ行進を理解する方が難しい。しかし、中には「韓流に対しての反対デモなのね」と理解する人もいたほか、「最近の韓流ブームは少し目障り」と言う若い男性もいた

  デモ行進していきフジテレビ正面に着くと、街宣車が似たようなフジテレビ批判を行っていた。デモ主催者に聞くとあれは今回のデモとは全く関係無い団体のチャンネル桜と呼ばれる団体。このデモを乗っ取ろうとしているのか、邪魔しているのか不明だが、街宣車の上から「私たちは右翼ではありません」と叫んでいた
(略)

『8・21フジテレビ韓流ゴリ押し・偏向報道抗議デモ』に登場した街宣車と『チャンネル桜』はなんだったのか?(2011年8月22日ガジェット通信)

昨日行われた『8・21フジテレビ韓流ゴリ押し・偏向報道抗議デモ』は6000人とも8000人とも言われ正確な人数は未だに把握できていないが、前回の倍以上、いやそれどころじゃない人数が集まったのは確かだ。記者も現地に取材に行ったのだが、その参加者の多さに驚き、ここまで大勢の人が集まるとは正直思わなかった。

フジテレビ船の科学館前から出発し青海一丁目を左折、その後テレポート駅前を通過、その後にお台場中央を通過し台場(フジテレビ角の交差点)というルートなのだが、フジテレビ前が最も一般人が多い場所となっていた。しかしそんな最も人が多い場所で少々周りから浮いている集団を見かけた。それは街宣車だ。その街宣車の正体は『チャンネル桜』と呼ばれる団体。実はこの日、フジテレビに対する抗議デモは2回あったのだ。

しかし1回目のデモと2回目のデモは何の関係もなく、1回目のデモに便乗する形でチャンネル桜主催のデモが行われたといわれている。しかしチャンネル桜の主張は北朝鮮や民主党批判など、1回目のデモとは少々路線が違うもの。フジテレビ前では「チャンネル桜帰れー」という怒号が飛び交うも一切無視を決め込み街宣活動を行う同団体だった。

そして『8・21フジテレビ韓流ゴリ押し・偏向報道抗議デモ』が終わろうとしていたそのときに事件は起きた。公園で解散した際に、チャンネル桜が拡声器を持って2回目のデモの案内を始めたのだ。しかしこの公園は集合の許可が得られていないという。主催側からは「迷惑になるので向こう(公園の外)でやってほしい」と言われ続けるも、強引にその場(人がいる場所)で告知をはじめ、デモ本主催者と揉め事となったのだ。その場面の動画もあるのでご覧頂きたい(http://www.nicovideo.jp/watch/1313992011)。

チャンネル桜のデモ乗っ取り。みなさんはどのように思うだろうか? 一般人から見たらああいう街宣車がいるだけで全体が特定の団体に見えてしまうのは残念で仕方ない。下手すればデモが機能しなくなってしまう可能性もある。一部からは「妨害しにきたんじゃないのか」との声も挙がっていたようだ。

2回目のデモでは「私たちは右翼ではありません!」、「このあと数千人規模のデモ隊がやってきます」と数十分叫び続けたという……。ほとんどの人は1回目で帰ったよ。雨も降ってきたし。こういう揉め事があると折角のデモが台無しで残念な気分になる。もっとマナー良く主催側と事前に話し合えば良かったのになあ。スッキリ終わりたかったよね。

要するに右翼系メディアのチャンネル桜がまんまとフジテレビデモに割り込んでしまっていた、そしてあわよくば反フジテレビデモを自分達に取り込もうと画策したということなんですが、何故彼らがこのようなあからさまな妨害行動に出てくるのかということは非常に気になりますよね。
前述の国内報道のみならず海外メディアにおいてもこの現象は「右翼がデモに大挙荷担」などとして報じられ、しかもそれが当初から意図されていた行動であったかのように誤解されているというのは当然に予想できたことですけれども、当のチャンネル桜ではまるでこうしたデモを自分達の手柄か何かのように語っているというのは本来のデモ当事者からすると噴飯物でしょう。
彼らがこうした行動に走るのは単純に自分達の影響力を誇示したいという考えからであるのか、あるいはどこかの意図を代弁して文字通り桜になっているのかは判りませんが、フジテレビに対する抗議デモ参加者をまるで自分達の勝手な行動にも賛同している人達であるかのように公言して回るのはフジテレビなどと同様典型的な捏造と言うしかありません。
今後もフジテレビに対する抗議活動を継続するということであれば、主催者側はこうした異分子が混入し運動の方向性を捏造されないように、バッジ以上に誰でもそれと判るような識別手段を用意しておいた方がいいかも知れませんが、これだけの人数になったからには意思統一の面でも難しい部分が出てくるでしょうから、きちんと主義主張を明示した上で活動していく必要も出てきそうですね。

一方で韓国や北朝鮮のメディアがこうした動きにおおむね批判的であるのは当然であるとも言えるし、主催者側としては韓国に対する反対行動ではなくフジテレビに対する反対行動であると今後も証明を続けていかなければならないと思いますが、興味深いのは台湾中国などではむしろ日本以上に反韓流の動きがあるということですよね。
単純に出るものを打つ心理から外交的関係の反映など様々な要因があるのでしょうが、どこの国においても当たり前に自国文化への愛情が言われ外国文化ばかりが流入するのはよくないと普通に言われている中で、日本においては前述の記事などのように報道しているだけデモにも理解を示しているとも思われるメディアンにおいても、外国文化排除はいけないことであるという論調が主導的に見えます。
このあたりはおおっぴらに日本が好きと言いづらくなった現代日本の世相を考えると背景事情としても面白いなと思うのですが、業界の中の人が「フジだけじゃない。どこでも安くお手軽な韓流は偏重している」と言うのはまだしも、「いや保守系のフジや電通が意図して韓国を売り込むのはあり得ない」というのは、現実にフジのグループ企業である産経までもが韓流を売り込んでいるのを見ても説得力がない話です。

そもそも2002年W杯前後のおよそあり得ないような経緯を知っている人間には、今回マスコミ諸社が意図的にやっているのでないと考える方が難しいところですし、実際にこれはあの頃と全く同じ構図ではないかと感じている人々が少なからずいるのも当然と言えば当然のことでしょうね。
いずれにしても今回これだけの人数が動員されたと言うことは、仮に次回やるとすれば更なる大規模な動員があり得るということですが、彼ら当事者たる既存メディアがどこまでこの動きをスルーし続けられるのかも楽しみになってきました。

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コメント

本当に取り上げなかったんですか
ネット発の市民運動は全部無視なんですかね

投稿: 通りすがりのただの人 | 2011年8月24日 (水) 15時56分

関わり合いになりたくないというのが正直な心境なんでしょう(苦笑)。
こういう状況になると声を上げた方にバッシングが向きそうですし。
しかし、こうまで露骨な横入りが出てくることは今後の同種の運動にも注意が必要であるということですよね。

投稿: 管理人nobu | 2011年8月25日 (木) 08時27分

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