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2011年8月 7日 (日)

今日のぐり:「ちゃんぽんやさい畑 連島店」

うまい話には必ず裏があるとは言いますが、先日は思わず眉に唾をつけてしまうような話に遭遇してしまいました。

バクテリアの除染に効果 飯舘の水田、線量が大幅低下/福島(2011年8月4日福島民報)

 南相馬市、飯舘村で微生物を活用した除染実験に取り組んでいる田崎和江金沢大名誉教授(67)は2日、放射性物質を取り込む糸状菌のバクテリアを発見した同村長泥の水田の放射線量が大幅に下がったと発表した。南相馬市役所を訪問し、桜井勝延市長に報告した。

 水田の表面は毎時30マイクロシーベルトの高い放射線量だったが、7月28日には1桁台に下がっていた。水田では無害のバリウムが確認されており、田崎名誉教授はバクテリアの代謝によって放射性セシウムがバリウムに変わったとみている。

 金沢大低レベル放射能実験施設で水田の土1キロ当たり447ミリグラムのバリウムを検出した。バリウムは通常、土壌からは検出されないという。今後の除染実験に使用するため、バクテリアの培養も行っている。

 同村長泥の放射線量が高い湿地で根を伸ばしたチガヤも確認した。根にはカビ類が大量に付着、除染効果との関係を調べる予定。南相馬市原町区の水田では、バクテリアと、粘土のカオリナイト、ケイ藻土の粉末を使って稲を栽培、除染効果を確認している。

 報告には、実験に協力している同市の庄司建設工業の庄司岳洋副社長、庄建技術の佐藤直営業部長、高橋正則技師長が同席した。成果は学会誌「地球科学」に発表する。

いやまあ、実際にバクテリアによって核種が変換されるなんてことがあるのならこれは大発見ということになりそうですけれども、バリウム自体は自然界の水の中にも結構含まれているようですから、何らかの生物濃縮が起こったとしてそれと放射線量減少との間にどういう関係があるのかですかね。
研究の方は今後の進展に期待するとして、今日は一見して「本当かそれは?!」と思わず言いたくなるような話を紹介してみようかと思いますが、まずはこちらの不思議な記事からいってみましょう。

空から降ってきた?お告げ? 諫早の防空壕跡に謎のコイ/長崎(2011年6月15日長崎新聞)

 諫早市城見町のみやま保育園(山崎稔園長)の防空壕(ごう)跡にたまった雨水に13日、謎のコイが泳いでいるのが見つかり、園の職員らが不思議がっている。同園によると防空壕跡には普段水はなく、近くにコイを飼っている池もない。「オタマジャクシ騒動みたいに空から降ってきたのでは」「何かのお告げでは」とさまざまな臆測を呼んでいる。

 先週末からの大雨が上がった13日朝、同園の非常勤職員、野中和徳さん(65)が裏の斜面の防空壕跡の横にあるイモ畑を見に行ったところ発見。体長40センチほどの黒いコイがたまった雨水の中を悠々と泳いでいた。

 防空壕跡は奥行き約30メートルで、入り口は大人が入れるほどの高さ。雨が降ると水たまりができることはあるが、普段は「カラカラの状態」(野中さん)という。先週末からの大雨で、どこからか流れてきた可能性もあり、近隣の家を尋ねて回ったが、池のある家もなく、「ミステリーだ」と野中さん。山崎園長(74)も「先月、こいのぼりは揚げたが、まさか本物のコイが現れるとは…。どこからどう来たのか」と首をひねるばかりだ。

 そのままにしておくと水が干上がってしまうため、14日は園児が見守る中、朝から捕獲作戦を開始。だがこの日は水が思うように引かず、15日以降に持ち越した。捕獲後は本明川に放流する予定。

 【編注】山崎稔園長の崎は、大が立の下の横棒なし。野中和徳さんの徳は、ツクリの心の上に一

この話が不思議なのは普段は水がない壕の中に水がたまったと思ったらすぐ鯉が出現したらしいということで、しかも記事の写真を見ても結構大きな鯉であるだけに鳥が運んだにしてもこれだけの鯉をぶら下げたなら傷跡くらいは残っていそうですけどね…
お次の場合は明らかに人災としか言いようがないんですが、状況を想像するとこれまた何とも不思議なとしか言いようのない怪事件です。

すき焼きCO中毒か 閉めきった室内…13人搬送/京都(2011年7月17日スポニチ)

 京都市西京区大枝西長町の男性(60)方から16日午後6時50分ごろ、「部屋ですき焼きをして、気分が悪くなった」と119番があった。消防が男女13人を病院に搬送した。全員軽症のもよう。一酸化炭素(CO)中毒の疑いがある。

 府警西京署によると、60~77歳の男性12人と女性(67)。6畳の2部屋を使って午後5時ごろから、3つのテーブルでそれぞれ炭火をたき、すき焼きをしていた。部屋は閉めきった状態で、次々と気分の悪さを訴えた。町内会の懇親会だった。

いやまあ、何を食べても別に個人の自由だと言えばその通りなんですが、夏の殺人的な暑さで名高い京都で夏の食べ物と言えば幾らでもあるでしょうに、よりにもよって部屋を閉め切って炭火ですき焼きというのは何かの罰ゲームででもあったのでしょうか?
アメリカからはこんな記事を紹介してみますけれども、これまた「本当かそれは?!」と思わず眉に唾をつけたくなるような話ですよね。

目が覚めたらイギリス訛りに!? 「外国アクセント症候群」の女性が語る /米(2011年6月5日エキサイトニュース)

[米オレゴン州セーレム 5日 AP] カレン・バトラーさんは米オレゴン州の女性だが、英国訛りでしゃべる。しかし、彼女は欧州に行ったことがない。

あるとき口腔外科手術を受けた彼女が目覚めると、しゃべり方が変わっていたのだ。手術から1年半経ってもなお、彼女の「外国風」のアクセントは残っている。そして、彼女の話は世界中に知れ渡った。

バトラーさんはオレゴン州トレドに住む56歳の租税コンサルタント。彼女はこの歯科処置で人生が変わったと感じている。義歯が入ったのに加え、どう感じるかは人によって違うが、東欧、スウェーデン、またはイギリス風のアクセントがついてきた。バトラーさんは2009年11月に、歯肉炎のため上の歯すべてと下の前歯を抜いた。1週間後、腫れはおさまったにもかかわらず、彼女のしゃべり方は依然としておかしな感じだった。歯科医は、新しい歯に慣れなければいけないと言うだけだった。しかし、何週間経っても変わりなかったので、バトラーさんは自分でネットを調べることにした。

彼女は自分が「外国語アクセント症候群」であるという診断に行き着いた。これまで確認されている症例はたった数十件のみの病状だ。この症候群はしばしば脳損傷の影響であらわれるとされている。オレゴン保健科学大学神経学部の教授兼副学部長、ヘルミ・ルセップ博士は、珍しい症例だが、ほとんどの神経科医がキャリアにおいて少なくとも一度は目にするものだ、と述べた。アクセントがわずかに変わるだけ人もいれば、より激しく劇的になる人もいるという。「それが何故どのように起こるのか、はっきりとはわかっていませんが、単純に言語のリズムに影響します。私はそれが現実の現象であることを確信しています。彼らが作り話をしているわけではありません」と、彼は語った。

バトラーさんは、自分は打撃を受けておらず、脳損傷も無いと信じている。彼女は脳スキャン検査を受けようとしたが、医療保険が適用されないと言われたため、叶わなかったそうだ。「訛りがあって困ることはありません」と、イリノイ州ブルーミントンで生まれ、1歳になる前にオレゴン州に引っ越してきたバトラーさんは言う。人口およそ3500人の小さな町トレドでは、異国風のアクセントでしゃべるバトラーさんは珍しい存在だ。 彼女はテレビ番組「トゥデイ」に出演し、その他にもヨーロッパからオーストラリアまで世界各地の12以上のテレビ番組、新聞記事、ラジオ番組に取り上げられている。
(略)
メディアの関心を除けば、自分の人生はあまり変化していないとバトラーさんは言う。たくさんの質問を受けるのにも慣れ、前に比べて物怖じしなくなった。家族はアクセントを「新しいおもちゃ」のように扱い、彼女にいろいろな言葉やフレーズを言ってみてくれと頼んでいたそうだ。彼女は、自分がしゃべっている時のアクセントを自分で聞くことはできないが、語を以前とは異なるやりかたで出しているのを感じると言う。彼女は娘のジェイミーさんを「トゥエンティー・ヴン」歳だと語る。 最初は「トランシルヴァニア風」のきつい訛りだったが、時間が経つにつれて和らいだ、と彼女は語っている。

バトラーさんの娘シンディ・ミラーさん (36) は、ただ留守番電話メッセージを聞くだけのために母親の携帯電話に電話をする。バトラーさんは手術以来メッセージを変えていない。「いろいろあって、私は今それを聞きたいのです。私の声がどんな風に聞こえたか思い出します。でも、内面は全く変わっていません。私はこれまでと同じく、年を取った私です」と、バトラーさんは語っている。

「外国語様アクセント症候群」なるこの不思議な話、少し調べて見ると結構ある症状のようで、ちょうど一年前にもニュージーランドの女性に同様の事件が発生したという記事が出てきましたが、こちらの場合は脳の小さな損傷が原因ではないかと疑われるそうです。
そのニュージーランドからはもう一つちょっと信じがたい事件を紹介してみますが、まずは記事をそのままご一読いただきましょう。

NZ地震の被災金魚、驚異の生存 4カ月ぶり発見/ニュージーランド(2011年8月2日livedoorニュース)

 【シドニー共同】日本人を含む181人が死亡した2月のニュージーランド大規模地震で被害を受けて以来、立ち入りが禁じられていた区域で7月上旬、水槽に放置されていた2匹の金魚が無事に生きているのが見つかった。4カ月半ぶりの“生存者”発見として話題となっている。

被災地クライストチャーチにある会計事務所で、2月22日の地震後、初めて一時的な立ち入りを認められた女性職員らが7月6日に発見した。

これだけを見ると不思議ではあるものの何ともめでたいと言うしかないというニュースなんですが、別ソースによりますと当然ながら餌も与えられず濾過装置も働いていない水槽の中で、他に数匹いたはずの金魚達は発見時には影も形も見えなくなっていたそうです…
同じく南半球のオーストラリアからはこんなニュースが出てきていますけれども、ちょっとそれはどうなのよとも思えるような出来事でしたね。

犬がサメにかみつくネット映像が話題「信じられない!」/豪(2011年7月21日産経ニュース)

 西オーストラリア州ブルーム近郊のビーチで撮影された犬がサメにかみつく映像が、動画共有サイト「ユーチューブ」に投稿され、すでに2700万回以上視聴されるなど話題を呼んでいる。

 投稿された映像では、海岸近くで泳いでいた2匹の犬が、サメ数頭を岸に追いやっていたところ、1匹の犬が突然水中に潜り、サメに対して攻撃を始めた。

 映像を撮影した男性は、犬の行動を見て「犬がサメにかみついている。信じられない」と叫んでいる。かみつかれたサメの様子についての言葉は発せられなかった。(ロイター)

ちなみに問題の動画というのはこちらなんですが、これを見ますととにかくもう犬強えよ!ってかなんでこんな浜辺近くにサメがうようよ泳いでんだよ!と思わず突っ込みたくなるような状況だったようですね。
北欧はスウェーデンからはこんな記事を紹介してみますが、さすがにそれは様々な意味でどうなのよと思わずにはいられない話ですよね。

スウェーデン男性、家で原子炉を作り逮捕される /スウェーデン(2011年8月4日livedoorニュース)

    31 歳のスウェーデン人男性が、自宅アパートで原子炉を作り逮捕されたそうだ (The Local の記事、本家 /. 記事より) 。

    放射性物質は通信販売で購入したそうで、また煙探知機からも手に入れたとのこと。この男性が原子炉制作に取りかかったのは 6 ヶ月前であり、研究の経過は特に隠すことなくブログにもアップしていたとのこと。逮捕のきっかけとなったのは、本人がスウェーデンの原子力安全保安院にあたる機関に「家庭で原子炉を作ることは合法か」と問い合わせたこと。当局からは放射線レベルの調査に人が送られてくると告げられたとのことで、実際には警察も一緒にやってきて家宅捜索が行われ、逮捕されてしまったとのこと。

    その後男性は釈放されたとのことで、「今後は原子物理学の理論を中心に研究を続ける」と話しているという。なお、自身の持っていたガイガーカウンターの数値では全く問題はなかったとも話しているそうだ。

いや色々と突っ込みどころがあり過ぎてどこから突っ込むべきか迷うんですけれども、とりあえず実際に機能するものであったかどうかはともかくとしても、どう考えても連鎖反応が起こるレベルの核物質を個人がアパートで持ってちゃいかんでしょjk…しかしその昔雑誌に原爆の作り方が載っていたと話題になりましたが、結局放射性物質をどう入手するかがネックだと言われていたものを今や原料まで通販で買えるようになりましたか。
何もしないのにデパートが勝手に崩れ落ちる国として一部で非常に有名な韓国で先日は高層ビルが大揺れしてすわ!倒壊の前触れか!?と大騒ぎになったことはご存知かも知れませんが、その原因究明がようやく終わったということなんです、が…

犯人は…エアロビでした=高層ビル謎の揺れ/韓国(2011年7月19日時事ドットコム)

 【ソウル時事】韓国ソウルの高層ビル「テクノマート」(39階建て)の中高層階で5日、原因不明の上下の揺れが起き、入居者が3日間退避した問題で、安全検査に当たった専門家は19日、集団でのエアロビクスが原因との暫定結果を明らかにした。聯合ニュースが報じた。

 当時、12階のフィットネスクラブで、テコンドーとボクシングをアレンジしたエアロビクス「テボ」を約20人でしていた。当初、揺れの原因として、土台の損傷や、座席が振動する映画館、風などの可能性が指摘されたが、テボによる振動の周期が問題の揺れに最も近かったという。

いや、しかし仮にも高層ビルがたかが20人かそこらのエアロビで大挙避難しなければならないほど大揺れするって、そちらの方がよほど重大な問題じゃないでしょうか??
この件はこれとして、中国からは子供絡みのやはり信じられないと言うしかない事件を二つばかりお送りしてみましょう。

食堂でワンタン食べてて見失った息子、アメリカで発見/中国(2011年6月28日サーチナ)

 19年前に駅前の食堂で見失った息子が、このたびアメリカ国内で発見されるという出来事があった。中国新聞網が伝えた。

  1992年5月、江蘇省蘇州市に住む男性の李緒文さんは同省南京駅前の食堂でワンタンを食べていたところ、一緒だった5歳の息子を見失った。いくら搜しても見つからず、警察にも届け出たが、息子は戻ってこなかった。しかし、最近になって中国児童福祉・養育センターから手紙が届き、息子はアメリカの家庭に引き取られていることが判明した。

  息子の李祥さんは今年24歳、優秀な大学院生になっており、家庭生活は健全かつ幸福に満ちているという。李緒文さん夫婦はこの知らせに大喜び、捜索に協力してくれた人に感謝の気持ちを示すとともに「1日も早く会いたい」との思いを明かした。

  「中国に帰るか今の生活を続けるかは本人の意思に任せる」と語る李緒文さんだが、息子へ宛てた手紙では「昔は生活が苦しかったが、今は家も車もある。君がいなくならなかったら、円満な家庭そのものだっただろう」とつづり、息子への未練を募らせた。また、「家を売ってでも息子を支援して、実の親の責任を果たすつもりだ」と語り、「アメリカにいる息子を探すのは金もうけのため」という世間の憶測を否定した。

  李祥さんが実の両親と会う意志があるかは分かっていない。また、失踪してアメリカに渡ることになった詳しい経緯も明らかになっていない。19年の時間を埋めるには相当な時間がかかりそうだ。(編集担当:柳川俊之)

いや、19年前に5歳で失踪した子供がはるか地球の反対側で見つかったという経緯もさることながら、どうやって本人と立証できたのかも判らないのですけれども、当然ながら色々と憶測を呼んでいるらしいことは記事からも伺えますよね…
もう一つ「信じられないかも知れないが本当だ」という記事を中国からお伝えしてみますが、こちらは本当でなければ良かったのにとも思ってしまうような話であるようです。

事故隠し、ここでも!幼稚園、食事中に死亡した園児を山に埋める―雲南省玉渓市/中国(2011年8月3日レコードチャイナ)

2011年8月2日、法制日報は、事故死を隠蔽するため園児の遺体を埋めた幼稚園園長及び職員に有罪判決が下ったと報じた。以下はその抄訳。

事件が起きたのは今年3月31日。雲南省玉渓市の智多星幼稚園に通っていた1歳8カ月の園児・翔翔(シヤンシヤン)くんが、食事をのどに詰まらせて死亡した。幼稚園職員は翔翔くんを病院に連れて行ったが、治療の甲斐なく死亡。事故隠しをはかって翔翔くんを近くの山に埋めた。

幼稚園側は「外に出た時にはぐれてしまった」との主張を押し通そうとしたが、園長のオートバイに血痕が残っていたことが見つかり、発覚した。先日、裁判が結審し、幼稚園側には計18万元(約216万円)の賠償が命じられた。(翻訳・編集/KT)

いやまあ、預かっている子供に事故があれば気が焦る気持ちも判らないではないですけれども、幾らなんでもその後の経緯があまりに斜め上過ぎるという気がしませんでしょうかね…
最後に控えますのは我らがブリからの話題ですが、「本当かそれは?!」と思ってしまう度で言えば本日一番のニュースであるかも知れません。

紅茶を愛するイギリス人は過去の遺物?/英(2011年6月29日ニューズウィーク)

 自分の生まれ育った国が変わったのを実感させられるのは、時にはほんの些細なことだったりする。僕がいま直面しているのは、紅茶を愛する国民として有名だったイギリス人が、いまや「完璧な1杯」よりも「お手軽な1杯」を選ぶようになったという事実だ。

 僕に紅茶を語らせたらきりがない。だからほどほどにしておくつもりだが、紅茶はポットに茶葉を入れ、きちんと蒸らして入れるほうがおいしい、と言えばそれで十分だろう。ティーバッグ、それもカップに入れてお湯を注ぐだけでは味が劣る。

 僕はスーパーマーケットに行くと紅茶のコーナーに足を運ばずにはいられない。何か興味深い商品やお買い得品がないか探すためだ。

 もっともその答えは、「今はもうない」。まずは約4年前、僕のお気に入りブランドの1つであるトワイニングが、6~7種類あった茶葉の商品ラインアップを3~4種類に減らした(オレンジペコもロシアンキャラバンもさようならだ)。トワイニングが生産部門を改革して再発売してくれるのを期待したが、そうはならなかった。

 この10年というもの、スーパーはどんどん巨大化していくのに、紅茶の茶葉売り場はどんどん縮小している。最近ではティーバッグは何十種類もあるのに(棚を何列も占領している)、茶葉はもう3種類くらいしか置かれていない。

 おまけに茶葉タイプには特売セールがなくなった。大半のスーパーは客寄せのためにさまざまな商品を持ち回りで「限定大特価」にするもの。彼らがもはや茶葉を特売品にしないのは、客がティーバッグから茶葉に戻ることはないと諦めきっている証拠であり、紅茶を茶葉で買う一握りの紅茶マニアは値段など気にしない、と考えている証拠だ(この点において彼らは正しい。数年前にはしょっちゅう60%引きセールで茶葉を買っていた僕が、今でも茶葉を買い続けているのだから)。

■食の関心は高まっているのに

 もちろん今でも、紅茶の専門店に茶葉を買いに行くことはできる。なかでも有名なのはフォートナム・アンド・メイソンだ。客は店内にずらっと並んだ大きなポットから少量をすくい、何十種類もの茶葉の香りを「お試し」することもできる。

 だが、誰かの家を訪れたときにきちんとポットでいれた紅茶をふるまわれることなど極めて稀になってしまった。大抵、出てくるのはティーバッグの入ったカップだ。

 これは残念なことだし、謎でもある。なぜ謎かというと、イギリス人の間で食への関心は確かに高まっているからだ。イギリス人はもうパルメザンチーズとモツァレラチーズの違いを知っているし、スパークリングワインのプロセッコとアスティ・スプマンテも区別できる。しかもどんな料理のときにぴったりか、というような知識も持つようになった。

 ところが偉大なる人生の喜びである紅茶をたしなむことにおいてだけは、大きく後退してしまったようだ。

 僕にとってこれが残念な理由は、紅茶を入れるのは一種の儀式だから。ポットを温め、茶葉の種類によって量を正確に計り、ちょうどいい時間で蒸らす......。これはとても感覚的な作業。出来上がるのを待つのも楽しみの1つだし、正しい手順にそって紅茶を「つくり上げた」と達成感を味わうことでもある。使った茶葉はガーデニングに使うことだってできる。いい肥料になるからだ。

 だがこんな風に紅茶をこよなく愛することで、僕はどんどん「古いイングランドの遺物」と化しているようだ。

いやいやいや、アメリカ人がケチャップを手放すとか、ロシア人がウォッカを手放すなんてことがあり得ないのと同様に、ブリがまともな紅茶を手放すなんてことがあるはずがないじゃないですか!
あるいはしかし、こういうことなんでしょうか?仮にブリがまともな味覚に目覚めつつあるなどという世迷い言が真実の一端を突いているのだとすれば、もはや彼らは全てのブリ的味覚を紅茶によって洗い流す必要もなくなりつつあるのだと…それはしかし、すでにブリとは呼べない別の何かであるはずですよね。

今日のぐり:「ちゃんぽんやさい畑 連島店」

倉敷市連島のショッピングモール内に設置されているこちらのお店、以前は何やら複数のラーメンを提供するミニテーマパークのようなお店で、さらにその前はラーメン大統領の直営店だったように思いますが、今回また海藻を果たしてメガ盛り系のお店として再出発を果たしたようです。
正直良く変わるなと言う印象を受けるだけに経営的にはどうなのか?とも心配されるのですが、今回もちゃんと大統領系列ではあるらしく本家本元の大統領のラーメンもあるようで、ちなみに岡山市内にも同名店があるようですが(そちらにもここと同様鯛焼き屋が併設されているようです)、大統領系列内における経営戦略ということなんでしょうかね?
ちなみに売りのメニューである特製ちゃんぽんは野菜500gが入っている!と言うのが一番のポイントだそうで(ちなみに野菜300gのものもあるそうです)、他にも特盛や野菜大盛りもありますからまさにがっつり食べたい向きのお店ということになるのでしょう、当然ながらこれを食べたら他には何も食べられないみたいなことを言われれば食べてみずにはいられないですよね。

さて運ばれて来ました問題の特性ちゃんぽん、野菜500gと言ってもほとんどがもやしばかりで他の具材は辛うじて混入しているのが判る程度ですから、野菜不足解消と言っていても栄養価の面では果たしてはどうなのかですが、まずはそれよりも何よりも味が気になりますよね。
ラーメンとは主にタレで差別化しているのでしょうか、やや頼りないスープにかなり胡椒を効かせた味はちゃんぽんと言うより五目そば風なんですが、野菜(というか、もやしですね)の炒め加減、味加減ともまずまずでスープとの相性も悪くないので、トッピング部分に関しては割合に良い感じで箸を進めることが出来ました。
とはいえ、やはり貧弱に過ぎる具材などを見てもこれでちゃんぽんを名乗るのは無理だろうとも思えるところで、普通にもやしそばでいいんじゃないかと思うのですが何故そうまでちゃんぽんの名称にこだわったのかは謎ですよね。
とりあえずトッピング部分はまずまず順調に片付けながら隠されていた麺の方にも箸を延ばしたのですが、太打ち高加水で確かにちょいとちゃんぽん風と言った感じの麺ではあるのですが、これが最初から柔らかめに仕上がっている上に何しろトッピングがこんな調子ですから、後半はやはり味、食感ともツラいかなと言うしかありませんね。
とりあえず一杯を完食はしましたけれども少なくとも味を期待して食べるような内容ではないと言うのでしょうか、まさに一昔前のラーメン屋でよく出していた名ばかりのちゃんぽんって味の組み立てはこんなものだったなと思うものなんですが、これが看板メニューではきついかなとも思わざるを得ません。

以前の店舗のときからそんな印象もあったのですが、要領の悪さなどオペレーション部分は置くとしても相変わらず接遇は最低限と言うか事務的と言うか、食べるだけ食べてさっさと出ていけと言う感じの愛想のなさのせいか、店内の雰囲気がとにかく暗いのが気になりますよね。
結構子供連れの若い人なども来ているのですが、普通だったらこういう客層でこういう店であれば結構賑やかになっていてもおかしくないところ、皆とにかく黙々と箸を動かしているという感じなのは満更メガ盛りであるばかりでもない理由がありそうです。
単に空腹を満たす手段として考えればこの値段で暖かい食事が腹一杯食べられると言えばコストパフォーマンスははそこそこですが、いくら不景気とは言え食事を単に腹ふさぎのためばかりで取る人間もそう多くはないだろうと考えてみると、また近いうちに改装かなという予感がしないでもありませんね。

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コメント

こんにちは、吉野と言います。

ホント色んなニュースがあるんですね。
面白かったです。

特にいきなりイギリス訛りになった女性…

私に知り合いで日本人ですが、頭を打ってから
英語しかしゃべらなくなった人がいます。

不思議な世界ですね。

素晴らしい記事で大変
参考になりました。

ありがとうございました。

また遊びに来ますね。

投稿: バランスダイエット◆吉野ゆう | 2011年11月18日 (金) 19時01分

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