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2011年8月17日 (水)

高名な政治評論家の本澤二郎氏が東芝病院を刑事告訴

本日はもしかすると近日なかなか興味深い訴訟が起こるかも知れないという話題を紹介してみましょう。

患者死亡、東芝病院を遺族が告訴 (2011年8月15日MBSニュース)

 去年4月、東京・品川区の東芝病院で肺炎で入院中だった無職の本澤正文さん(40)が死亡したのは病院側の医療ミスだとして、15日、遺族が病院の院長ら4人を業務上過失致死の疑いで警視庁に刑事告訴し、受理されました。

 「医師、看護師の不注意は明らかです。業務上過失致死は疑いようがありません」(息子を亡くした本澤二郎さん)

 告訴状によりますと、本澤さんはたんの吸引が時間通りに行われず、病室に容態の変化を知らせる警報装置が設置されていなかったことなどから死亡したとされています。

 東芝病院は「正文さんの治療には全力を尽くした。医療過誤はない」としています。

「医療ミスで次男が死亡」 政治評論家の本澤二郎さんが東芝病院を刑事告訴(2011年8月15日産経新聞)

 東京都品川区の東芝病院で昨年4月、入院中の次男が死亡したのは病院側の過失が原因として、政治評論家の本澤二郎さん(69)が15日、同病院の男性院長や女性看護師ら計4人を業務上過失致死罪で警視庁大井署に刑事告訴した。

 東芝病院は「通常の医療の範疇(はんちゅう)で、医療事故ではなかった」とコメントしている。

 告訴状などによると、死亡したのは本澤さんの次男の正文さん=当時(40)。別の病院で脳手術を受けた後、植物状態となっていたが、昨年4月7日、誤嚥性(ごえんせい)肺炎の疑いで東芝病院に入院。午後7時40分ごろ、院内の個室で死亡しているのが見つかった

 死因は、たんがのどに詰まったことによる窒息死だったが、告訴状では、看護師が約1時間40分にわたって巡回に行かず、異常を知らせる警報装置などを取り付けていなかったことが原因と主張している。

まずは不幸にしてお亡くなりになられた正文氏にお悔やみを申し上げます。
医療訴訟は数あれど、この場合は民事ではなく刑事であって、対象が病院ではなくスタッフ個人というところがポイントだと思いますが、いずれにしても現段階では告訴の団塊であって実際に裁判になるかならないかは検察の判断を待たなければならずで、最近の状況から類推するにその可能性は決して高くはないと個人的には想像するのですがどうでしょう?
それにしてもなぜ一般的な民事ではなく刑事を選択したのかですが、これに関しても各種の噂が流れていて、民事の方では引き受けてくれる弁護士がいなかったからやむなく刑事にせざるを得なかったのでは?だとか、あるいはこの方が熱心にやっていらっしゃる反原発運動つながりで相手が東芝病院であったということが心の琴線に触れたのだとか、どれもまあそんなこともあるのかなと思えるような話ではあります。
ただ本澤氏の本業の方でのスタンスからも伺える通りかなり強烈な個性を発揮されている方であるようで、特にご子息のことに関しては一切合切を本にして出版していたりもして、同様の経験をなされた方々にとってはある種のカリスマ的な存在となっているようですから、今回の告訴もどこであれ病院内でご子息が亡くなった時点で起こるべくして起こったと考えるべきなのでしょうし、いずれは同氏の著作として上梓されることになるのでしょうか。

しかしそもそもここまで医療に対する強烈な敵意と不信感を公にしてきた本澤氏が、何故よりにもよって東芝病院などという、疑いようがないほど明白な業務上過失致死を引き起こしてしまうようなレベルの病院に大事なご子息を預けることになったのか、そちらの事情も気になりますよね。
実は「恐るべき倫理観」を持つ帝京大病院医師の魔の手からご子息を取り戻した後、同氏は長らくご自宅にご子息を引き取っていらっしゃったということなんですが、その様子がとにかくも壮絶であったらしいと言うことが他ならぬご本人の発言からもうかがい知ることが出来ます。

「医師失格」の小さな反響(17)(2008年06月16日本澤氏ブログ記事)より抜粋

<正文快挙>
 2008年6月15日の朝は、父親と正文にとって記念すべき日となった。むせることなく栄養食品の流動食を、食べるのではなく飲み込んでくれたのだ。自宅介護での初体験である。

 6年間もの長期間、口から食事をする能力を奪われた正文は、径管栄養という細いビニール管を鼻から胃に押し込み、そこへと流動食を流し込んで生きてきた。それを無理やり、口に流し込もうとして家庭介護に切り替えた。かれこれ5年になろうか。なんとか肺炎にならないで、ここまできたのだが、正直なところ食事をさせることが一番の難題であることに変わりない。免疫力の低下があらゆる病気の原因である。
 入院して繰り返した手術も含めて、現在も往診の医師に「強力ミノファーゲンC」を打ってもらっている。筆者も、である。「強ミノは免疫力を高める。副作用がないいい薬だ」とは、製造元社長の宇都宮徳馬さんに100回近く聞かされてきた。それを息子にも実践させている。免疫力が肺炎抑止になっているはずである。
 むろん、宇都宮さんも「社長自ら人体実験をしている」といって毎日秘書に打たせていたものだ。93歳まで長生きして、その成果を教えてくれた。一般にはアレルギーと肝臓病の特効薬で知られる。

 嚥下能力の低下は相変わらずで、いつも流動食を少し口に入れると、激しくむせてしまい苦しそうに咳をする。肺のほうに流れて引っ掛かるものであろう。健常者には想像できない事態なのだ。おいしいという感覚での食事ではない。息子にとってそれは命がけなのである。
 食べさせるほうも大きな音を出しての咳き込みを聞くのが辛い。胸に響き、神経がいらつく。せっかく注入した食事を吐き出すことも珍しくない。舌をうまく動かせる機能さえ破壊されているのだから、これは本人の身になると、どんなにか辛いことだろう。それでも食べさせるほうは、うまく食べてくれないと当人の病状を、時に忘れて癇癪さえ爆発させてしまう。すぐに「ごめん」と謝るのだが、双方の呼吸が合わないと、まことに厳しい時間となる。デイサービスとかショートステイに預ける容態ではない。
 特に真夏になると、体温調節機能を喪失させられているものだから、余計にむせて吐き出す機会が増える。因果な運命にあきれるばかりだが、それでも気を取り直して原稿に活字を埋めていくように前進あるのみと心底心得ている。これが正文を生かせる唯一の秘訣なのだから。元の人間に戻るというようなことは全く考えられない。とことん生きるための脳を破壊されてしまっているのだから。それでも、生きている息子に感謝する人間が両親というものである。
 ふとこんな言葉を耳元でささやいてしまった。「正文は心臓が強い。おじいさんの遺伝子のお陰だよ」と。心臓が弱ければ、もう数回、10回近く死んでいることになる
(略)

そもそも家庭介護に切り替えた経緯が「口から食事をする能力を奪われた正文は、径管栄養という細いビニール管を鼻から胃に押し込み、そこへと流動食を流し込んで生きてきた。それを無理やり、口に流し込もうとして家庭介護に切り替えた」と言うくらいですから、それは「健常者には想像出来ない」ようなもの凄い決断だったのだろうなと想像できますよね。
むしろ「いつも流動食を少し口に入れると、激しくむせてしまい苦しそうに咳をする」ような命がけの行為を日々繰り返し強いられながら、それでも何とか数年間にわたって肺炎にもならなかったという息子さんの強靱な生命力にこそ驚嘆する思いですが、本澤氏自身が選びに選び抜いた数々の免疫力向上アイテムのもたらした、これはほとんど奇跡と言っても良いほどの成果であっただろうことは疑うべくもありません。
いずれにしても連日に渡って更新してきたブログに折々に触れてご子息の現状も記載してきた本澤氏ですが、2010年の4月7日だけは記事が存在しないということが同氏にとっていかに長い一日であったかを想像させますし、同氏にとってこれほどの生命力を持っていたはずのご子息が亡くなるということが、どれほどあり得ないことであったのかも理解出来るというものでしょう。

さて、実際に当時の状況の詳細が明らかになっていない現段階では、いったいどこにそれほど明らかな業務上過失致死に相当する過失があったのかははっきりしませんけれども、仮に「看護師が約1時間40分にわたって巡回に行かず、異常を知らせる警報装置などを取り付けていなかったこと」が過失致死を当然に問われるべき過失であると主張されているのだとすれば、全国医療現場においてなかなか影響力は大きそうですよね。
特に亡くなったのが午後7時40分、そしてその時点で1時間40分の間巡回が行われていなかったということですから午後6時が最終だったということになり、想像するに夕食時の配膳の際に見回ったと言うことではないかと思いますが、そこから食事や投薬など様々な作業を減り始めたスタッフで行うという最も多忙を極める時期で、これで訴えられるのかと愕然とする思いの医療関係者も少なくないのではないかと想像します。
こうした準夜勤や夜勤の時間帯ですと患者50人あたり3人の看護師がいればいいというのが国の基準ですから、もちろん3人の看護師が常時休み無く病棟の患者を見回り一人当たり一分、二分で手際よく数をこなしていけばもっと密な巡回が出来たはずだという計算は成立しますが、それを常時365日24時間維持しなさいではそれこそ「緊急帝王切開は30分以内に行うべし」のルールと同様に、ちょっとそれは臨床現場の実態に即していない机上の空論に近いのではないかなという気がします。
何より東芝病院にすればこじれにこじれた症例を最後に引き受けた結果として一番の貧乏くじを引かされたような形で、見たところ同院では看護師教育という面でも割合熱心にやってこられているようですから、医師もさることながらあり得ないような不注意と断罪された現場看護師達の心が折れてしまわないことを祈るのみです。

今後の事を想像しますと、仮に今回の告訴が裁判にまでいかなかったとしても今度は民事に訴えるということも当然に可能であるわけですし、いずれの場合にしてもいざ裁判となれば双方の主張を裏付ける専門家の証言が、どれほど裁判官に対して説得力を持つかということが重要になってきます。
ちょうど先日行われた医学鑑定絡みのシンポの記事を最後に紹介しておきますが、古来「トンデモ判決の陰にはトンデモ鑑定あり」などと言われるくらいですから、一時の功名心に駆られて明らかに医学常識に反するような鑑定書が飛び出すことにならないよう、今回の件に限らず医療訴訟に関わる専門家の方々はよほどに覚悟を持って事に当たって頂きたいものだと思います。
患者の健康を追求するという点に関して本来共闘すべき関係にあるはずの医療従事者と患者側とが、ささいな行き違いから不毛な対立関係に陥らずに済む世の中が来ることを願ってやみません。

「医学鑑定はどこまで検証されているのか」- 医療刑事裁判めぐり弁護士が訴え(2011年8月15日CBニュース)

 シンポジウム「医療刑事裁判における医学鑑定のあり方を問う―医師を裁くのは鑑定書―」が8月13日、東京都内で開かれ、「福島県立大野病院事件」の弁護団の1人だった安福謙二弁護士は、医療刑事裁判で証拠採用される医学鑑定について、医療側による十分な検証が行われるべきだと訴えた

 大野病院事件は、福島県立大野病院で帝王切開手術を受けた女性が2004年12月に死亡した事件。執刀医だった加藤克彦医師が06年に業務上過失致死と医師法違反の容疑で逮捕・起訴されたが、08年9月に無罪が確定した。

 シンポジウムでは、同事件をめぐる裁判での医学鑑定のあり方を振り返った。
 弁護側の兼川真紀弁護士によると、検察側の病理医による鑑定では、肉眼的な観察や臨床上の所見が重視されず、手術手技の影響なども考慮されていなかったという。この点について安福氏は、「胎盤の写真などを見ることなく結論を導き出した」と検察側を批判した。病理医の鑑定書についても「これ(鑑定書)がなかったら、加藤医師の逮捕はなかったのではないか」と指摘。裁判で証拠採用される医学鑑定について、「どこまできちんと医学者、医療者が検証しているのか」「裁判所が誤りと判断した鑑定は、学会としてどうお考えになるのか。教えてほしい」などと問題提起した。

 刑事事件を専門に扱う後藤貞人弁護士は、起訴前の捜査段階で弁護側にできることをテーマに講演した。
 後藤氏は、医療刑事事件での「防御」(弁護)では、▽本当は何があったか▽医療の水準はどこにあるのか―の2点が重要になると説明。医療刑事事件は他の刑事事件と異なり、カルテを参照したり、事故が起こった医療機関のスタッフに話を聞いたりできるほか、医学会などの支援も得やすいため、これらの早期把握が可能との見方を示した。その上で、起訴されると当事者の負担が非常に大きいため、「無罪よりも起訴されないのが一番だ」と強調した。
 後藤氏はまた、「医療事故は原則、刑事事件にすべきでない。事故を調査して、再発防止につなげるのが本来のあり方」との認識を示した。

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コメント

リンク先のブログに書かれています。
『<医療ミス患者を引き受ける病院のない日本>
友人や弁護士に勧められて、謝罪をしようとしない病院から正文を転院させようと何度も試みた。ところが、引き受けようという心優しい病院は、ついぞ現れなかった。』
 それは、このような結末が予見できたからであり、他ならぬご本人が、この予見が偏見ではない という証拠を一つ 増やしてしまったように思います。
 一度 医療機関を信用できなくなると、患者と家族は本当に後が大変だと思います。

 亡くなられた方を”誤嚥性肺炎”で死なせた本当の犯人は誰なのでしょうね?

投稿: JSJ | 2011年8月17日 (水) 08時35分

そこまで経管栄養嫌って、むせたり吐いたりしてる息子に無理矢理経口で流し込むって…
母親の方はこういう状況をどう見ていたのかが気になります。

投稿: kan | 2011年8月17日 (水) 08時52分

医療関係者の中でも経管栄養に対する偏見は根強いですからね。
「胃瘻なんて作ったら人生終わり」なんて平気で言ってしまうのには唖然としてしまいます。
若くて活動性の高い人にこそQOLを劇的に改善させられる有効な手技なんですが・・・

投稿: 内視鏡屋 | 2011年8月17日 (水) 11時12分

これを人殺しと言うなら一番本人の健康に有害なことをやってきたのは誰かってことは法廷で明らかにしていかないとね。

投稿: aaa | 2011年8月17日 (水) 12時25分

思い込みの激しい人であるのは間違いないのでしょうが、一度冷静になって現状を振り返ればまた別の選択肢もあったと思うのですけどね。
親として子供の幸せとは何かという視点は常に持ってもらいたかったなと思うと、介護体験を通じて一番肝心な部分を学び取る前に残念な結果に終わったことが悔やまれてなりません。

投稿: 管理人nobu | 2011年8月17日 (水) 12時58分

親を親、子を子と思わないような連中ばかりの昨今。今時素晴らしい親子愛に感動させられました。
たしかに在宅介護でリスキーな経口摂取で何年も執念というか奇跡的にサバイバルしていた愛息を
1時間半以上も病院のナースに痰の吸引を放置されたことであっけなく死なれたとすれば
猛烈なやり場のない怒りがこみあげてくるのはよく理解できますね。
私も自分の肉親がこんな死に方をされれば、刑事告訴したくなるかもしれません。

投稿: yoshi | 2011年8月17日 (水) 16時57分

窒息の原因→痰、痰の原因→肺炎、肺炎の原因→誤嚥、誤嚥の原因→(以下自粛)

投稿: 放置医 | 2011年8月17日 (水) 17時48分

本澤氏は現在の医療安全の考え方やシステムを勉強してはいませんね。
その知識もありません。

ただ単に、思い込みの激しい方なのでしょう。
政治的スタンスと、そのまま医療ブログの書き込みが同じ。

こういったかたにつける薬はありません。

相手にするだけ時間と労力の無駄です。

投稿: 内科医 | 2011年8月17日 (水) 18時59分

でもそういう人の生の声だからこそ一般の人には感銘を与えるんですよ。
だってごく普通の人達もみんな本澤氏以下の知識と理解でしかないんですから。
そしてごく普通の人の方が世の中圧倒的な多数派なんですから。

投稿: 通りすがりのただの人 | 2011年8月17日 (水) 19時23分

>でもそういう人の生の声だからこそ一般の人には感銘を与えるんですよ

ジャーナリストだったら、単なる感情に任せるのではなく、むしろ医療安全の考え方やシステム、疾患の経過に伴う合併症等を一般人にも理解できるようにコメントするべきではないでしょうか?

医療従事者を敵対関係とみなした文言を書くのではなく、普通の人たちが、あぁなるほどそういうことかと考え改めるような、あるいは認識を改めるような書き方で。

まぁ、本澤氏にそういうことを期待するだけ無駄と思うので、医師はプロとしての知識と経験をもとにコメントして、一般のかたに認識を改めていただくしかないのかもしれませんね。

ウェブの発達で、ジャーナリストに一方的にに言われっぱなしということはなくなり、ネットに即座に専門家の反論ないし見解があがるのは良いことです。

新聞記者出身者はいまだに、むかしの言いっぱなしの状態のままから抜け出せないのでしょう。

投稿: 内科医 | 2011年8月17日 (水) 20時24分

急性期病棟で働く一看護師として、医療ジャーナリズムがいかに重要かを改めて痛感させられます。医療の非専門家に対して理解可能な語彙で、あらゆる手段を使って語り続ける必要を感じます。現場でいつも忙しくしているだけでは本当は全然だめなんですね。あえて暇を作って冷静に論じあい語り合う時間を作っていかなければ。。。でもそんな時間あんのかよ、そんな暇があったら現場で手を動かせという空気も実際ある。これが現場の人だけじゃなくて患者の家族とか外側にもあるんだもん。。。現場の雰囲気がこんなに殺伐じゃなかったらQOML要らないよっていう人もいっぱいいるんですけどねえ。馬鹿みたいに走り回って挙句がこれじゃなあ。。。これはジュリアンルグランのいうナイトの考え方ですかね。甘いのかなあ。甘いんだろうなあ。こちらが誠意を示せば相手も示すはずみたいな悪い思い込みがあるのかな。。。こんな葛藤は外部者にとっては単なるバカの悪あがき、または悪意のある言い訳にしか見えないかな。。。もう涅槃の境地みたいな気がします。

すんません感情的な書き込みですがちょっとスッキリしました!

投稿: 田舎のおやじ看護師 | 2011年8月17日 (水) 22時27分

最後まで自宅で介護すればよかったのに...
入院させておいて文句言うなんて、ずるいですよ
まぁ、結構多いんですけどね、この手の患者家族
絶対に口から食べさせろ、肺炎で死んだら訴えるってね

投稿: 通りすがり | 2011年8月18日 (木) 00時50分

割り箸や大野以来久しぶりにホント心折られる話だな…
周囲には誰も止める人間がいなかったのか、同類しか周囲に残らなかったのか…

投稿: いなかもの | 2011年8月18日 (木) 01時23分

 これからは、しばらく東芝の嘘と隠ぺい舞台をじっくりと“高みの見物”といきたいものである。有能な警視庁の刑事部長が信頼するベテラン捜査官は、彼らのカラクリを見破ることになろう。
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/51890809.html

この人にとっては息子の死も自分の主義主張を通すための道具なのか?

投稿: もはや病的 | 2011年8月18日 (木) 08時34分

↑ ヒロイズムが痛々しい文章でした。
過去にも発熱がみられていたことを示唆していました。ヤレヤレです。

自宅で誤嚥性肺炎を発症し、入院加療したが、医療の力及ばず死亡。
という経過で、「残念です」以外、言うべき言葉を思いつきません。
この方の論法では、入院中の患者が肺炎で死亡するのは全て医療過誤、ということになるのでしょうか。恐ろしいことです。

投稿: JSJ | 2011年8月18日 (木) 09時06分

うわあ、これは強烈だ…
息子さんが亡くなったことと、東芝が原発メーカーであることと、いったい何の関係があるのでしょう?
こうした人々の言葉が医療被害者の切実な声として取り上げられていくとなると、医療はどうしたって変質していかざるを得ないでしょうね。

投稿: 管理人nobu | 2011年8月18日 (木) 09時45分

何度もすみません。下記は上のブログからの引用です。何をかいわんや、です。
いったい何が「幸」だったのでしょう?

『幸か不幸か息子を奪った大敵は、東芝病院である。』

投稿: JSJ | 2011年8月18日 (木) 10時09分

刑事裁判で臨床の真実はわかるわけではないことすら認識していない。
しかも、訴えられた東芝病院側にも弁護士がつき、専門医の証言が出ます。
結果として、本澤氏側敗訴となる可能性があることを全く考えていない。

ことここに至った一番の原因は本澤氏本人のメンタリティでしょう。
もともと人を責めるのが好きな懲罰志向の性格の持ち主で、子供が脳血管疾患で植物状態となったあと、その性格に拍車がかかっています。
東芝病院での死亡とその後の刑事告訴化も、そのメンタリティがなせる業。
自分で自分の言動をコントロールできなくなっているのです。

だから第三者からみれば、本澤氏の言動が病的でクレージーと映るのです。
こういうタイプは自滅するまで、破壊的な言動を続けます。

検察側の判断で告訴されなかったら、あるいは裁判で本澤氏側敗訴が確定した時が見ものです。
わたしは本澤氏は自滅するとみています。


投稿: メンタリティ | 2011年8月18日 (木) 11時39分

さすがに検察もこれは受けんだろう。
受けるとすれば鑑定医が妙な意見をつけた時だろうが、本澤氏の期待するような鑑定をする奇特な医師がいるかな?

投稿: aaa | 2011年8月18日 (木) 12時15分

>>本澤氏の期待するような鑑定をする奇特な医師がいるかな?
功名心先生のような方もおられますから、安心は出来ませんね。

投稿: 浪速の勤務医 | 2011年8月18日 (木) 20時04分

はぁ。こりゃかける言葉がみつからないですね。寂しい人間です。訴えた先に何がみえてるのか・・・
お金かやっぱり。

投稿: | 2011年8月18日 (木) 22時45分

本質的にやっていることはこの方達と変わらない。
むしろ訴えて医療を崩壊させてるだけタチが悪いかも。

千葉・柏の男児餓死:責任者遺棄致死、両親逮捕 父は容疑否認

 千葉県柏市で今年5月、2歳10カ月の男児が餓死した問題で、同県警柏署は9日、父親で同市豊四季、無職、小坂雄造容疑者(39)と、母親でアルバイトの里美容疑者(27)を保護責任者遺棄致死容疑で逮捕した。容疑について小坂容疑者は「何もしていなかったわけではない」と否認、里美容疑者は認めているという。

 逮捕容疑は、2人は長男蒼志(そうし)君に長期間十分な食事を与えず、体調不良に陥ったのに、医師の診察も受けさせず放置し、5月26日に餓死させたとしている。

 小坂容疑者は6月8日、毎日新聞の取材に応じ、蒼志君について「摂食障害でうまくご飯が食べられなかったが、ミルクや果物を少しずつ与えていた」と育児放棄を否定した。死亡直前まで病院に連れて行かなかったことについては「病院全体に不信感があった。自分たちで努力しようとしたが、結果的にこういう形になって後悔している」と話していた。【中西啓介、斎川瞳、早川健人】

毎日新聞 2011年8月10日 東京朝刊

投稿: 思うに | 2011年8月19日 (金) 11時49分

まずは、本沢様のご子息のご冥福を、心からお祈り申し上げます。

数年間もの間、嚥下が上手に出来ないにも拘らず、無理矢理口の中に液体を注がれる。
むせ込み、苦痛の声を上げても、介護者にはその意味が分からない。

肺炎を反復し、食べること、生きることが苦痛以外の何物でもない状況。
ましてや、浮腫みや電解質のバランスを狂わせる可能性のある薬を、注射し続ける。

もし副作用で筋炎を生じ激烈な痛みが出ても、介護者に訴えることすら出来ない・・・・。
もし私がご子息の立場だったら、そんな事を続けた介護者を絶対許しません。

無知ほど恐ろしいものはない。
善意で踏み固められた道が、地獄に繋がる恐ろしさ。

気管に物が入ったときの苦しさを想像できない「愛情」と「思いやり」
窒息の苦痛が理解できない「知性」
その介護者を説得できない医療者の「無力」と「無責任」

もし嚥下障害が治らないなら、もしそれでも長生きさせたいなら、
もし水責めの拷問をしたくないなら、なぜ命がけで介護者を説得しないのか。

若い方なので、胃ろうや高カロリーで苦痛のない延命を行い、医学の進歩を待つべきだったのでは?

投稿: シャフクのオヤジ | 2011年9月 1日 (木) 02時50分

もしこれが未成年だったら、下手すると虐待を問われかねない事例だったのかも知れませんね。
別にこの方だけが特別なのではなくて、介護というのは行う側と受ける側とにそうした危ういギャップがあり得るんだと思います。

投稿: 管理人nobu | 2011年9月 2日 (金) 13時31分

シャフクのオヤジ様へ

未成年や高齢者であれば、虐待に対して守秘義務を無視した通報義務が生じます。ところが、今回の様な高齢者でない成人で意志決定能力の乏しい方に対する虐待については、下手に通報すれば守秘義務違反です。これは、立法の不備です。
また、自分の思い通りに行かなければすぐに司法に訴え出る(口だけではなく実際に実行する)タイプの家族に対しては、医療者側も消極的にならざるを得ません。裁判でいくら勝っても相当な費用がかかる上、裁判で争うことが患者さん本人の利益につながらないことを知っているからです。
あと、主治医が無責任であり、命がけで介護者を説得していないかのような発言は事実を確認してからにされた方がよろしいかと思います。世の中には、いくら話しても分からない人がたくさんいるのです。

投稿: クマ | 2011年9月 2日 (金) 21時01分

クマさん、
 
 確かに、仰る通りです。
あまりにも気の毒だったもので、筆が(キーボードが?)踊りました。
一番辛いのは、被害届を警察に出された関係者のかたですよね。
でも、この介護者(あえて、父親とは呼びません)は、許せないな。

投稿: シャフクのオヤジ | 2011年9月 2日 (金) 23時00分

自宅で同じことが起これば「仕方なかった」で済ます。
病院で起これば「過失」にする。
ゴネ得。

投稿: | 2012年9月 4日 (火) 20時19分

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